Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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夏草や兵どもが夢の跡
2009年07月06日 (月) | 編集 |
優勝おめでとう

2年ぶりの逢瀬

Roger Federer&カップ




最近アクセス解析などを始めちゃったりしちゃってるわけなのですが、検索でここにたどりつく方々がどのような言葉を検索しているのかもわかります。だいたいウィンブルドン、フェデラー、ナダル、とかが多いんですが、この時期意外に多いのが、「あえてフォア」。…笑…やっぱ気になってる人多いんだあ。なので今日は久々にそのあえてフォアを生で聞こうとNHKの主音声で見ました。が、今日はあまりその言葉なかったなあ。あったかもしんないけど、試合とtwitterに熱中してて気づかなかった。その代わり多かったのが、「強力ぅ!」。これからはこの言葉が流行ると思います(?)。

しかし森中さんも、福井さんも、冷静で落ち着いた話し振りがとても好感。こんだけの大熱戦になったのに、最後までとても静かで熱狂することもなく、とても聞きやすかったです。あーもうなんで衛星がWOWOWになっちゃったのかなあ。来年はもっとたくさんNHK見ようっと。

決勝

(2)Roger Federer 5-7 7-6(6) 7-6(5) 3-6 16-14 (6)Andy Roddick

ロジャーフェデラー優勝おめでとう!!アンディ…アンディいいい~~…言葉が見つからん。
勝負の神様、て、厳しいね…こんなに、こんなに頑張ったアンディに、勝たせてくれないなんて。そして、もう5回も優勝して、フレンチも獲って、生涯グランドスラム達成して、んでまたここでロジェ君に勝たせるのかい…。

でもそれは、見てるこっち側の視点であって、この優勝が欲しい気持ちは、両者同じ、だったはず、だよね。アンディもすごく勝ちたかっただろうけど、ロジェ君だって去年の悔しさもあったしすごく勝ちたかっただろうし。その両者の気持ちがぶつかりあったことで、すばらしい試合になりました。

公開処刑、瞬殺、虐殺…その前評判を覆す、すばらしい展開。2人ともサービス絶好調でなかなかブレイクチャンスきませんでしたが、アンディは前半パスがよく決まってましたね。いつもロジェ君にやられていることをアンディがやっていた。…今日はいつもと違う…これは結果も違うかも!という予感がもりもりしてたんですが。最後のほうでアンディがブレイクピンチをしのいだことで、逆にチャンスが来ましたね!あの場面どんなだったっけ…なんかもう忘れたな…とにかく、たった1回きたチャンスを見事ものにしてくれました。

第2セットはアンディタイブレ6-2まで行ったんですけどね~。あそこでなぜ決め切れなったのだろうか…プレッシャーなのかなあ。今までずっとサービスよかったのに、あそこの場面だけ悪くなってしまった。そのわずかな隙を逃さなかったロジェ君はさすがでした。

こうなるともうこの先やはり瞬殺か…と思いましたが、アンディは気持ちを切らさずよく粘ってくれたと思います。
「僕らは人間で、サイボーグじゃないからね。あのときも、他のときでも、選択は2つ、諦めるか、前にすすむか。後のほうが僕にはいいように思えたから」。
でも第3セット、ロジェ君はセットポイントきっちりとりましたね…なんかこのへんはやっぱちょっと差を感じてしまいました。でもそれ以降のアンディは、追い込まれたことで逆に開き直れたのかも。ブレイク成功した場面も、ほとんど決まったに等しいパッシングでしたね~。

第3セットの途中くらいまでは、アンディはサーブでなんとかポイントとっていたという感じで、ストローク戦になると展開力のあるロジェ君に優位に立たれていて2ndサーブになるとかなり苦しい感じだったように思います。しかしその流れが徐々に変わってアンディがストローク戦でも打ち勝つようになりましたね~。あのあたりは、レイトン戦やマレー戦で見せてくれた粘りや忍耐を彷彿としました。ハードヒットして鋭いショットでポイントをとる場面も多くみられた。今までだったらあそこでずるずる持っていかれてたように思う。その流れの変化が4セット目をもたらしたのじゃないかな。

ファイナルセットはもう…おなかいっぱい。まさかこんなことになるとは。2人ともサーブよくキープしてたけど、徐々に、ほんとに徐々にだけど、ロジェ君がおしてきてました。アンディのサービスゲームはドキドキ、ロジェ君のサービスゲームはさくさく…。また3セット目あたりのような流れに変わってきてしまっていた。でも長丁場になってロジェ君も決めきれない。やはり疲れも相当あったのだろうなあと思います。アンディは本当によくしのいでいた。
「とにかく、続けるしかなかったよ。つい前のポイントを振り返ってしましいうになるけど、それぞれのポイントはあくまで1ポイントでしかない。そして次から次にやってくる。」

やっぱこういう展開になると、後攻めは辛いですね。ブレイクが即試合終了になってしまう。ずーっとアンディのサーブをブレイクできなくて、最後の最後の、本当の最後に1回ブレイク、それが、6回目の頂点、そして、サンプラスを超えるGS15勝目になりました。今日は乙女すわりじゃなく立ったままわーいでした。
サンプラス久々に見たな…オーラありまくりだ…サンプラスの本去年買ったけど3ページしか読んでない…これから挑戦する…。あと10年くらいしたら、ロジェ君やアンディやらレイトンやらがあそこに座ってのんびり観戦してたりすんのかなー、とか思いました。


今日のアンディは、本当に、すばらしかった。こんなにすばらしいプレーをしても、勝てないなんて。ウィンブルドンのトロフィーが、こんなに遠いものだなんて。こんな試合であと少しで届かなくて、また来年挑戦とか…辛すぎる…でも感動しました。負けたあとのスピーチで勝者を称えるアンディは毅然としていて、かっこよかった。
勝ったときは、誰だっていい人になれる。負けたときこそ、その人の人となりが、試される。今日のアンディは、ある意味もう一人のチャンピオンと、言いたいです。んもう感動しまくりだよおお~ロデヲタ復活したくなったよんもう。
「スコアに関わらずこれはスポーツのイベントだけど、正直にいうとそんなもんじゃない。その瞬間瞬間をなんとか乗り切るしかないんだ、いいサーブを入れて自分のショットを打って」。

ステファンキコーチも、アンディのプレーに心から賛辞を贈っています。
「最後の3セットは、彼の人間性がそのまま出ていたね。僕の心の中ではチャンピオンさ」。

でもやはり、勝者は、1人。今日のロジェ君は、本当に勝者にふさわしかったと思います。アンディがこんなに頑張っても手に入れられないものを6回も手に入れちゃうんだから、本当に今まで、ずいぶん努力して、この15勝を積み重ねてきたのだと、思います。人にいえない苦労も、いっぱいあったのではないでしょうか。スピーチで言ってましたよね、去年僕もこうやって負けたんだよーって。あれ聞いたとき、やっぱ去年の敗北は相当堪えたんだろうなあと思いました。それだけに、今日はアンディがいくらいいプレーをしようと絶対に負けたくない、という強い気持ちがあったのだと、思います。去年と同じ思いは二度と味わいたくない、そんな必死の思いを、感じました。

「テニス人生の中でとにかくできる限り一生懸命やってきた。若いころは後悔することも少しはあったかもしれない。何が重要かはっきりわからない時期を乗り切ることは大切だと思う、だからとにかくいろんなことをやってみるんだ」。
そして、そんなテニス人生の中で10年間愛する人と一緒にいられたことがとてもうれしいと、語っています。記録とかなんとかよりやっぱそれが一番だよねー。そしてもうすぐ2人の愛の結晶がこの世に誕生する。


フェデパパさんも喜んでましたねー。去年優勝したナダル君に贈っていた拍手を、一年経って今度は自分の息子に、送ることができた。本当によかったと、思います。
そして主審のグラフさんもおつかれさまでしたー。グラフさんは22年審判やってきてこれが初のウィンブルドン決勝主審だったそうですねー。いつもグラフさんが試合前の主審紹介のときに、イエ~イ、てやるのを見るのが好きです。今日はまた大変な試合でしたが、グラフさんにとっても、すばらしい1日になりました。

去年の決勝が歴史に残る伝統の一戦と言われるほどすさまじかったわけだけど、わずか一年でそれをさらに上回るこんなすごい熱戦になりました。今年は雨の中断もなく、日も明るくて、より条件のよい戦いになって、よかったと、思います。



2週間の戦いを終えた芝生のコート。明日になれば、選手もメディアもファンもここを去り、静寂が戻る。その荒れ果てて土がむき出しになった様は、戦いの激しさを物語っています。また明日から、整備され、種がまかれ、芽を出し、1年間かけて、あの緑のじゅうたんが、作られていく。その間にはテニス界にはいろんなことがおこるでしょう。でも必ずまたここに、戻ってくる。それだけは変わらない。


今日の一曲 -天気・気象ソング特集-
Here comes the Sun/The Beatles

イギリスが生んだ音楽界の英雄ビートルズ。
マレー君の活躍にわき、ロブソンの健闘が光った。長きにわたり不振だったイギリステニス界にもようやく、日が差してきた。そのうちこのウィンブルドンにもイギリスの英雄が生まれる、そんな可能性を感じさせる今年の大会でした。そしてかつてNo.1を追われた者たちに再度暖かな日ざしが注がれた大会でもありました。
ていうか今年晴れすぎ!おかげで雨ソングが使いにくかったじゃないかー。屋根もあまり活躍できなかったし。来年は雨男のナダルくんが戻ってくるからきっと屋根も雨ソングも活躍することでしょう。












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最強姉妹ここにあり
2009年07月05日 (日) | 編集 |
(準)優勝おめでとう

Serena and Venus Williams

@AP




いつもWOWOWで見てるんですが、今日はNHKが生でやるのでNHKで見ました。んで日本語じゃなくて副音声で。あれはおそらくBBCの放送をそのまま流してるのじゃないかと思いますが、英語のヒアリングの勉強にもなるかなあと思いまして。解説はマッケンロー(弟)だったかな。何しゃべってるのかほとんどわからないんだけど(笑)ときどきわかるときがあって、「あ、今のわかった!」ていうの瞬間がちとうれしい。WOWOWも副音声してくれりゃいいのに。やっぱテレビで多重放送をするのってそんなに大変なんだろうか。

辻野さんがスタジオにいらっしゃいました。解説は結局今回1回も聞かなかったな…ていうか辻野さんガオラのときとなんか違う!背広をきてかしこまっている辻野さん。ガオラの放送もまた楽しみにしております。

決勝

(2)Serena Williams 7-6(3) 6-2 (3)Venus Williams


今日はケリーローランドが来てましたねー。セレナがビヨンセとお友達なのは知っていたけど、ケリーとも友人だったとは。さすが交友関係のひろい姉妹です。あとファミリーボックスによく座ってるセレナかビーナスのヒッティングパートナーかなんかの男性がいつも気になる。あの人かこいい…BBCの人が、「everybody likes him」と言っていた。

セレナのハートのネックレスはとてもかわいいですね。ピアスとおそろいになっている。セレナのピアスはいつもとんでもなく大きくて、試合中気にならないのだろうかとこっちが気になるほどなんだけど、今回のは、小さめでデザインもよかったし、かわいかったです。試合中よくネックレス触ってましたね。

昨日の男子の試合みたく、この試合も2人のサービスゲームでの充実ぶりが光りましたー。やはり、このようにサービスがよくなかなかブレイクがないゲームは締まった感じがして好きだ。ブレイク合戦もそれはそれでおもしろいのではあるんだけど…。お互いリターンゲームは単発でいいショットがでてポイントにはなるけど、そのあとすぐいいサーブがきて、続かない。最後のほうでセレナにややチャンスがきたかなと思ったけどビーナスもよくしのぎました。

タイブレークは、セレナがリターンで攻めましたね!序盤の1ミニブレイクで作った流れを、保ちました。最後やや戻されたけど大勢に影響はなかったですね。タイブレに入ってからセレナはまた一段とプレーのレベルが上がっていたように思う。センターからの逆クロスのショットは、鋭かった~。

セレナは今日はフットワークのことを考えてたみたいですね。
「今日は今まで以上によりたくさん動くことを考えていた。(ビーナスを走らせることは)考えてなかった。
ビーナスはあらゆるボールを返してくる。だから私は自分のショットを打って、前よりいいプレーをしよう、とそれだけを心がけていた。」。

今日はセレナのほうがビーナスよりやや気持ちが入っていたような印象を受けました。叫び声は同じくらいだったけど…セレナはたびたびガッツポーズもみせていたしなあ。でも、もちろんいつもほど闘志むき出しでは、なかった。
「今日はとにかく落ち着きを保っていたいと思ってた。ときどき気合が入りすぎて叫びすぎたりして、負けてしまうことがある。だからそを今日はしたくなかった。リラックスして、落ち着きを保って、集中しつづける。それを心がけていた」。

2002年ごろの全盛期に比べてどう?とも聞かれてましたね。
「あの頃と比べたら少しよいプレーヤーになったように思う。当時よりいろんなことを経験して、何をすべきか、難しい局面でどうすればいいか、よりわかるようになった」。

一方のビーナスは、ミスしたときに悔しそうな表情はありましたが、めらめら燃えたぎる勝利への欲望、という感じはあまり見せませんでしたね。ていうか相手が妹だから、そんなめらめらなんて難しいよね…。
いつも思うのだけど、姉妹対決は、お互いにと嬉しいものだろうけど、辛いものでもあるだろうなと思う。お母さんはどんな心境なんだろうかと、いつも考えます。娘2人が、ゲームとはいえこうやってお互いに戦う、なんて。お父さんは2人の対戦のときはいつもトンズラしてしまうほど。
でもこれは、2人がテニスを始めたときから、覚悟していたことだろうし。
でも、2年連続決勝を2人で戦って優勝を分け合うなんて、すごい姉妹だよなほんとに…。お互いの存在が、お互いをより高めている、そんな風にも、見えますね。

負けたビーナスの表情がとっても印象的でした。喜ぶ妹を暖かく見守るお姉さんの顔、そのものでしたね~。負けてもちろん悔しい気持ちはあるでしょうが、それだけではない、なにかあたたかいものを、感じました。ビーナスはほんとキレイになったよなあ~。若い頃より今のほうがずっとキレイな気がします。ウェアもおしゃれでした。

「ディフェンディングチャンピオンであることにプレッシャーを感じたことはないわ。それはとても名誉なことだもの。
そして、それは、去年すでに勝っているということ。すでに自分のものになっている。誰もその事実を否定することはできない。そして次のタイトルに挑むだけよ」。

そしてこれのあとに行われたダブルスでも見事優勝~!ストーサー&スタッブス組にストレート勝ちとは。どんだけすごいんだ。姉妹のためのウィンブルドン、みたいなことになってるなあ。これで2人そろってチャンピオンズディナーにいけますね。
なんかこんな風にダブルスももってかれると、普段この日のために地道にがんばってるダブルスプレーヤーがちょっと不憫にも思えてしまうね。でもこれも、勝負だから、仕方がない…。やっぱ姉妹のショットはとんでもなく、強いんだろうなあ。ハイライトみたらかなりおもしろかったぽいですね。ダブルスはガオラで放送がそのうちあるからこれは見なくては。

しかし女子のGSシングルス決勝はなかなかフルセットになりませんね。この数年、グランドスラムの決勝はずっとストレート勝ちなのではないだろうか…実際ビーナスも今日セットを失うまで30セット以上連続してとっていた、らしい。最後に決勝がフルセットだったのっていつだったっけ。モレスモとエナンのときかな。よくおぼえてませんが。今日は勝負どころで本当にセレナが、強かったです。やっぱ、デメ戦切り抜けたのは、大きかったかなあ。
今日は7月4日、アメリカの独立記念日。それにふさわしい日になりました。


というわけで、女子は終了。今回もまた、ウィリアムス姉妹が突出していた…他の選手はなかなかつけいる隙がありませんね。この2人の牙城を最初に崩すのは、誰になるんでしょうか。デメたんはでも惜しかった。本当にあと一歩だったよなあ。来年デメたんにいいことがありますように。



今日の一曲 -天気・気象ソング特集-
Somewhere over the Rainbow/Eric Clapton

心がとろけちゃいそう(✿ฺ´∀`✿ฺ)



(いきなりイントロでワーっと大きな歓声がするので音量にはご注意ください)





偉大な歴史への挑戦者たち
2009年07月04日 (土) | 編集 |
今日(昨日か)私の住んでる地域の天気は、朝・くもり→昼・晴れ→午後・雨→大雨+雷→夕方・晴れ、というなんとまあ忙しい天気でした。「なんかイギリスみたいな天気やねえ」と友人に言ったらすごいへんな顔された(^^;)。なんでそこでイギリスが出てくるんかい。といいたげな顔だったな…。

今日はボルグやレーバーやビラスやナスターゼおいちゃんやいろんなレジェンドが見に来てましたが、私はボルグの凄さを今年とても感じている。ロジェ君はボルグのウィンブルドン5連覇に並び、去年抜こうとしたけど、できなかった。そして去年ボルグの全仏4連覇に並んだナダルくんは今年、敗れた。2人ともボルグに追いつくことはできても、追い抜けない。このすごい2人が2人がかりで挑んでも超えられないボルグって、ほんとすごいんだなあと、改めてしみじみと感じてます。


準決勝

(2)Roger Federer 7-6(3) 7-5 6-3 (24)Tommy Haas

今日の主審の人も、私のお気に入りの人でした。エンリクモリナさん。一体お気に入りが何人いるんだ。あとパスカルマリアさんに、カルロスラモスさん、ぬーにさん、カルロスベルナルドさん。以上。
あと解説が土橋さんだったー。わーい。ロジェ君の試合の解説は柳さんが多いから珍しいなあと思いました。土橋さんやっぱいい~。はーしかし今年のウィンブルドンの土橋さんはこれが聞き納めなのだろうなあ。残念。決勝はやっぱしないんですかああーー(しつこい)

第1セットから、引き締まった緊迫感あふれるすばらしい試合となりました。両者ともサービスゲーム充実しまくり。お互いリターナーに30まではとられるけども、危なくなってから自らのいいサービスで形を作りきっちりとる。ハースはやはり、ネットにたくさん出てました。ストローク合戦になるとやはりロジェ君のほうに一日の長があるのかな。それに、芝ではネットというのは定石。でも最近の芝は昔より遅いから必ずしも最近はボレーが優位とは限らないのかもしれないけど。。でも、帝王フェデラーのような相手には、リスクを覚悟で、攻めていかなければ、というハースの強い気迫を感じました。
「マレーや、ナダルとか、そういう動きがよくてボールを常にコートに入れるような選手とやるときはフェデラーもプレッシャーを感じてミスるときがある。でも僕はそういう選手じゃないしね。自分のショットで、攻める。だからそれをやってベストを尽くすだけだったよ」。

そんなハースにややおされていた感じのロジェ君でしたが、しかしやはりすごい。ハースの攻めを巧みな技でかわし翻弄します。見事なロブもあったし、ドロップショットの切り返しもすばらしかった。なんかふわぁ~と返してるだけっぽく見えるのに、すごいいいところに入るんですよね。スピンを強烈にかけているという感じにも見えないのだが。でも、あの「ふわぁ~」を獲得するのに、すさまじい努力と、長い長い年月と、類まれな才能が、必要なんでしょうね…。

あ、パパさんだあ。私はロジェ君のお父さんの隠れファンである。。ロバートさん、という名前だったかな。昨日のデメのお母さんも辛そうだったけど、今日のパパさんも辛そうだ。うーパパさんがんがれ。

第1セットはそんなこんなで当然のごとくタイブレになって、両者ミニブレイク1つずつからまたもやロジェ君が勝負強さをみせました。このあたりの重要なポイントでの確実なプレーは、もうおなじみです。

第2セットに入っても両者のサービスゲームの充実振りは変わらず。ハースは第1セット失ってもくさらず集中を切らさず、すばらしいプレーでした。途中ブレイクピンチになったときも、見事なサーブでのりきった。一方のロジェ君もセットリードしてますますプレーが冴え渡る。これはまたタイブレか…と思われた第12ゲーム、ロジェ君にセットポイントのチャンス!
そのちょっと前に解説の土橋さんが、「フェデラーの唯一の課題はフォアの攻撃力がやや落ちたこと」といっていた。その言葉を否定するかのような眼の覚めるようなフォアのクロスエースでセットポイントをもぎとると、最後のポイントは両者すさまじいストローク戦。ロジェ君のフォアがハースを攻めまくり、ハース必死で耐えるも、ロジェ君が力強いショットで2セット目を呼び込みました。しびれる場面でした~。

ハースは、本当にすばらしいプレーをつづけていた。苦しい場面もサーブで乗り切って、攻めて守って、悪いところなんにもない。なのにセットがとれない。こんなに強いのに。こんなに頑張ってもセットとれないのに、それでもくじけず第3セットも頑張り続けてました。今までどおりサービスゲームしっかりキープしてついていった。そんなハースにまたしても試練のときが…第8ゲーム、またもやブレイクピンチ。でも15-40からよく戻しましたよね。あれでキープできるかと思ったんだけど…。今まで数々のピンチをすばらしいサーブで切り抜けてきたハースでしたが、最後の最後で、ダブルフォルトが出てしまい、それが勝負を決めるブレイクに、つながってしまいました。

そして最後はロジェ君やはりきっちりと決めましたね。最後のポイントは、かつてのサンプラスを彷彿とさせるジャンピングスマッシュ!芝の王者、GS最多王者サンプラスへの挑戦状を叩き付けたようにも、見えました。

ハースは、すばらしい充実したプレーでした。そのハースのすばらしさが、さらにフェデラーのすばらしさを呼び起こしたのかなとも、思える内容でした。しかしこんなにハースが頑張ってセットとれないこの帝王からコールシュライバーは1セットとったんだよね…コールすごいじゃないか…まだコールの「フェデラーから唯一セットをとった男」という称号は生きてます(^^)。

「今日のプレーにはとても満足できてるよ。ほんの小さなポイントが、勝負を分けた。ボールが短くなって、少し簡単なミスが僕に出てしまった。でも全体的にはとてもよかったと思う」。
今大会ドラマをみせてくれたハース、最後に持てる力をふるに出して、去りました。

私はハースがんばれと思いながらも、やっぱロジェ君応援しちゃってました…。パパさんの喜ぶ顔が見たいから…というのもあったけど。全仏を含めこれまでの戦いぶりを見て、決勝戦で戦うロジャーフェデラーを見たいと、思いました。

私はこれまでロジェ君に対してなんだか素直に見られなかったというのがあった。今までナダルくんを応援するあまり、フェデラーという選手に対して、すごい選手だとは思ってたしそういう記述もずいぶんしてきたけど、素直に応援できなかったり称賛できなかったり憎たらしく思う部分があった。でも最近はちょっと変わってきたかなー。まあそれにはパパさんの影響が大きいのではあるのだが…。

とかくグランドスラムの記録のことを言われ続けるロジェ君ですが、自身はそれほどグランドスラムだけを特別視しているわけでもない。
「グランドスラムで安定してプレーするのは簡単ではないけれど、目標はグランドスラム以外にもあるんだ。トーナメントを優勝すること、健康体であること、自信をもって、試合に勝っていくこと、全部だよ。」そしてマスターズカップも大切な大会であると、強調していました。




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家族の夢
2009年07月03日 (金) | 編集 |
ウィンブルドンが他のグランドスラムと違っているもののひとつに、男子、女子の呼び方がある。他のGSは「men」「women」なのにここだけは、「Gentleman」「Lady」となっている。なんか粋だよねえ。たしかにまあ英語では、れぃでぃ~すえ~んどじぇんとるまん!とはよく言うけれども。


準決勝

(3)Venus Williams 6-1 6-0 (1)Dinara Safina

ビーナス強し…!こんなに圧倒しちゃうとは。サフィーナのフィジカルが万全でなかったというのもあるけども、それにしても、これほどまに差がついちゃうとはなあ。

セレナ戦のあとすぐ風呂に入ったので前半はほとんど見てないんだけども、風呂から上がってTVつけたらアナウンサーの第一声が、「サフィーナ初めてサービスキープ」だったから、いやあな予感はしたんだよね…。そのあとビーナスがさくっとセットとってしまいました。

第2セットに入っても、流れは全く変わらず。サフィーナはとにかく攻めるボールでのミスが本当に多かった。形はサフィーナでも決めのボールがアウト、ネット、そういうのがいっぱいで、逆にビーナスはきっちり決める。そんなんだからどんどんスコアが開いていっちゃう。今日はビーナスはピンチらしいピンチはほとんどなかったのじゃなかろうか。
さすがのサフィーナのコーチも今日はちょっとあきらめ顔でしたね…。

サフィーナはこれでまたもGS勝利はおあずけ。今回は、ちょっと遠かったかな…。

ビーナスはエラーが試合を通じてわずかに1、そしてウィナーが16.一方のサフィーナはエラーが16となりました。

「こんなに完璧にうまくいくことがあるなんて…でもとってもうれしい」。ビーナスもうれしいというより拍子抜け、という感じかもしれませんね。準決勝というのは本来もっともっとタフなものであるはずだし。

「1時間以内で試合が終わって、1ゲームしかとれなかったのはとても残念なことだけど、受け入れなくちゃならない。」
「ここは私の得意なサーフェスじゃない、それでも準決勝までこれた。なので気持ちを切り替えて来年はもっと違う気持ちでここで戦いたいと思う」。

やはりサフィーナには芝に対する相当苦手意識があったのかなあ。対するビーナスはこんなに芝での自信がある。結果がこうなっちゃうのも仕方ないかなあ。

これでまたサフィーナはランキングのことでいろいろ言われるでしょうねえ。現にインタビューですぐに言われてるし。でも、考えてみれば、今年のグランドスラム決勝2つに準決勝、安定した成績を出している。セレナも今年は全部準決勝以上だけど、GS以外の大会で多く勝っている分サフィーナが上にいる、そういうことなんだろうね。ランキングがポイント制である以上こういうことはどうしても起こりうると思う。とにかくサフィーナは、残る1つの全米、だね!あそこで勝てれば、みんなを黙らせることができるでしょう。

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2009年ウィンブルドン四銃士決定戦
2009年07月02日 (木) | 編集 |
今日は男子の準々決勝4試合。今日もかなり「おいしい日」と言えますね。今年のウィンブルドンの四銃士は、誰に決まったのでしょうか。

(6)Andy Roddick 6-3 6-7(10) 7-6(1) 4-6 6-4 Lleyton Hewitt

ついに実現した レイトンVSアンディ!まさか本当にこの対戦になるとは…でもとてもうれしい!ニューボールズ対決ですね。
あ、またカルロスラモスさんだあ。大忙しですね。主審の人も、結構日焼けとかするだろうなあ。

アンディ曰く、「すごく尊敬の念があふれてるよ。若いころはよくやりあったりもしたけど、徐々にお互いリスペクトしあうようになっていった」。
この2人のライバル関係も長くて、2001年のマイアミが初対戦なんですね。それから今回が12回目の対戦。戦績はレイトンの6勝5敗と、いい勝負です。最近はアンディが4連勝中だけど、その前はレイトンが3連勝。2005年の全豪とインディアンウェルズでは、レイトンの勝負強さが光ってました。

最初にチャンスをつかんだのはアンディでした。いきなりレイトンの最初のサービスゲームをブレイク成功。最後はダブルフォルトでしたっけ…。その虎の子の1ブレイクをアンディが守りきりました。

しかし第2セットに入ると今度は逆の展開に。レイトンが先にブレイク成功。しかしアンディもすぐに戻して、4-4になってからは、両者ピンチをしのぎましたね。第9ゲームではレイトンはブレイクピンチをすばらしい組み立てと攻撃で、アンディは最後のゲーム0-30のピンチで強いサーブとフォアでのりきりました。そしてタイブレークも一進一退の手に汗にぎる展開。10-10まで行きました!ほんの2ポイント差だけど、どっちがとるかで、全然戦況が違ってきますもんね…。
アンディは1stが入ると強いけど、リターン返されてラリー戦になると、やっぱレイトンのほうがちょっと安定感があるというか、安心して見てられるような感じがしました。アンディのストロークも威力あるけど、守備力でやっぱレイトンのほうに分があるかなあと…しかしレイトンすばらしいパフォーマンスと精神力だった。

第3セットもタイブレ突入。第2セットをとったレイトンにやや勢いがあるかと思われたのですが、アンディが落ち着いてキープしていたように思いました。
このタイブレは、さっきと違って明暗分かれました。レイトンは、ダブルフォルトとミスが続いてちょっといらついてしまった。一度気持ちが瞬間的にでもきれちゃうと、すぐに立て直すのはかなり難しいのだろうなあと感じました。ふつうのゲームのときはまだ時間的に余裕があっても、タイブレは1ポイントが勝負だから、そんなぱっぱっと気持ち切り替えるなんて無理だし、大変だろうと思う。一方アンディはとても集中していたようにみえました。とくに6ポイント目だったかなー。レイトンのボールもしっかり読んで反応もよく、返すボールがとても鋭かったです。

そして第4セットもアンディがいきなりブレイク成功し、勝ちが見えてきたかに思えた…が。ここで終わらないのがレイトンです。勝負強さがここでまた出ました。第4ゲームだったかな、ブレイクバックに成功、そしてセットとりかえしてついにファイナルセット。
やっぱ熱戦になったなあ。ここのコート屋根ないから日没が心配になってしまいました。
ファイナルセットもがっぷり4つ、ていう感じでどちらが有利とかもうわかんなかったです。そしてアンディがついに第9ゲームで、ブレイク…!レイトンがネットについてアンディがパッシングショットなんて、こんな展開で決まるとは、なんだか感慨深いものがある…。その虎の子のブレイクを最後しっかり守りきって、長い戦いに、終止符を打ちました。

アンディは、やはり結婚したのが影響してるのか単に年取っただけなのかわからないけど、すごく落ち着いた感じがしました。若いころ(というか今も十分若いんですが)の、むらっ気のあるやんちゃアンディもよかったけど、こういう大人アンディもいいかな、と(ていうかもう十分大人だ)。円熟味を増してきているというか…今日はレイトンのガッツに押されながらも、懸命に我慢していた。そういう我慢して耐えがたきを耐え抜くアンディってとても新鮮な感じしました。

去年臀部の手術をし、戦線離脱してランキングも大きく下がった中で今年、復活。徐々に、成績もついてきた感のレイトンです。
「手術したあとは、確信なんかもてないんだ。手術した後は、どれだけ手応えを感じられるかとかわからない。どれだけ早く回復できるか、とか、他のトップの選手たちとまた戦えるのか、とか。」
今は、その手応えを確実に感じてると、話してくれました。


(3)Andy Murray 7-5 6-3 6-2 Juan Carlos Ferrero

この試合は画面見てなくても音声だけでどっちがポイントとったかわかる試合でしたね。圧倒的応援に後押しされたマレー君、快進撃を続けています。今日はフェレロにストレート勝ちでした。

両者力強いストローク戦でしたー。見応えがありました。スタン君のときと球の速さがなんか違う…。
今大会WCで出場しているフェレロですが、とにかく、今大会、アグレッシブに、攻める姿勢を貫こうという気持ちで臨んでいたようです。
「最初はミスをしないように、というのを気をつけていたけど、途中から思い出したんだ。僕のこの大会でのプレーは全体的に攻撃的だってことをね。だからその攻撃する姿勢を貫こう、と考えたんだ」。

前の試合のときこんなことを語っていたフェレロ。今日の試合でも、ボレーはそんなになかったけど、ストローク戦でもどんどん先手をとって、打ち込んでましたねー。フェレロってあんなにハードヒットする選手だったっけ。ラリーでもどちらかというと主導権をとって、フェレロが攻め、マレー君が守って、切り返す、そんな場面が多かったように思います。
そんなフェレロ相手にマレー君もなかなかブレイクできそうで、できない。それがややいらついているようにも思えたけど、マレー君はとてもサーブがよいから、そこでリズムを作れていたように思います。サービスゲームはほとんど安泰でしたね。

そして我慢して耐えていたマレー君にチャンスが。第1セット最後のゲームで、ブレイク成功!最後はなんとフェレロのダブルフォルトだった…こういう最後がダブリていうケースは意外に多い。
でもそこでセットとれてややほっとしちゃったのか、次のゲームでいきなりブレイクされちゃったマレー君。。第1セットがかなりタイトな打ち合いだったから、あ~セットとれたじょ~、と脱力しちゃったのかな。
でも1セット先取できたことで、落ち着いていられたとマレー君。相変わらずすさまじいストローク戦が続いたけど、やはりフェレロのサービスゲームのほうがよりタフなラリー戦が多かったですね。マレー君のサービスゲームはすぐポイントが決まるのであまり続かない。それがマレー君を楽にしていたように思う。
そしたらやはりきた。サービスが調子よいと他のプレーもよくなって、流れもくる。第6ゲーム、マレーくんがブレイクバックに成功。これも、最後ダブルフォルトだったね…なんか今大会、ダブルフォルトって結構ポイントになるのかも…。そしてそのあとは「あっという間に過ぎてしまった。」by フェレロ。

3セット目に入っても相変わらずフェレロのサービスゲームはすごいストローク戦でしたが、なんかもうマレーをおせおせムードですごかったですね。ティムのときをちょっと思い出したなあ。あの異様な盛り上がりっぷりにはさすがにフェレロがちとかわいそうになった…でもこればかりは、仕方ない…なにせ70年ぶりの優勝の期待だから、ね…。
それにイギリスの人たちのこういう応援はあんまり嫌な気がしない。

結局、マレー君がそのまま、押し切りました。今日のマレー君は、本当にサーブがよかった!です。サービスゲームは本当に充実していて、それが、リターンゲームにより集中できた一因かもしれませんね。やはり、サービスというのは本当に大切なものなんだなあと思う。
フェレロはすごくアグレッシブにいっていたけど、マレー君の対応力と守備力に封じ込められてしまったという印象です。でも、今大会ベスト8、すばらしい活躍だったと思います。

「負けてしまったのはちょっと残念だけど、タフな試合になるっていうのはわかってたしね。
それに今日の自分のプレーには満足できてる。最初の2セットはそんなに差がなかったし。次の大会でもこういうプレースタイルでいきたいね、以前よりこういうプレーをふつうにできるようにしたいよ」。







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