Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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七転び八起き
2008年02月26日 (火) | 編集 |

Michael Llodra

@AP Photo




2005年、イバン・ルビチッチがマイアミの大会で自分のロッカーを開けたとき、すごく変わったものが入っていました。それはなんでしょう?


この質問に答えられる人は、結構マニアックなテニスファンですかね(笑)。でもこのブログを初期から見てくださっている人ならきっと即答できるでしょう。

フランス人のミハエル・ロドラは、ATP一のひょうきん者として知られていました。他人のロッカーに忍び込むいたずらもしてしまう明るい性格の彼ですが、これまでのキャリアは大きな波がありました。

ロドラは長くダブルスプレーヤーとして知られてきました。2000年に最初のATPダブルスタイトルを獲得した彼は、のちに同国のサントロと組むようになり、ダブルスで様々な栄冠に輝きました。2002年には全豪で初のダブルス決勝進出、翌2003年にはその全豪で初のGSタイトルを獲得。年末のマスターズカップダブルスに初出場、2004年には全豪2連覇と地元ローランギャロス準優勝、その他にもAMS、ATPツアータイトルを次々に獲得し、ダブルス巧者として世界的に有名になりました。

しかし彼は決してダブルススペシャリストではありませんでした。サントロ同様シングルスもしっかりプレーします。そして彼がシングルス選手としても成功し始めるようになったのが2004年。得意のグラスで当時トップ選手だったコリアを決勝で破りATPツアーシングルス初優勝。直前のローランギャロスや全米では自身最高の4回戦進出を果たします。

ロドラはビッグサーブとネットプレーを得意とする、今では珍しくなったサーブ&ボレープレーヤーです。ダブルス巧者らしくネットの技術はぴかいち。最も得意とするのはグラス。そしてシングルスとしてのキャリアを積みたいと考えるようになった彼は、2005年のマスターズカップを最後にサントロとのペアを解消し、シングルスに力を入れることを決意したのでした。奇しくもその年のTMC、サントロとの最後のコンビとなったビッグな大会で優勝し、黄金ペアの有終の美を飾りました。

シングルス上位プレーヤーがダブルスで活躍するというのはたまにありますが、ダブルスプレーヤーがシングルスで結果を出していくというのはこれまた大変だと思います。ボレーの技術など応用できる部分はあるとはいえ、守備範囲も使う状況も全然違うし、使う筋肉も微妙に違うかもしれない。なにより運動量が桁違い。ロドラのシングルスプレーヤーとしての道は暗礁に乗り上げてしまうことになります。翌2006年はチャレンジャーとATPツアーをいったりきたり、AMSは2回戦が最高で本戦インできないこともありました。ランキングは167位まで下がってしまいました。2007年はトップ100に復帰しましたが、やはりツアーレベルに常に参加することができずチャレンジャーの大会にも数多く出場しポイントを稼ぐ日が続きました。

かつてのパートナーだったサントロもシングルスプレーヤーですが、サントロはランキングこそ高くないものの、その奇抜で変化に富むプレーでサフィンやロディックを苦しめ、世界No.1ロジャー・フェデラーとも名勝負を繰り広げる。全豪でベスト8進出も果たし、テニスファンの間ではシングルスでも十分存在感を示していました。それに比べるとロドラのほうは、シングルスで注目されることはあまりありませんでした。

そんなロドラにある栄冠が訪れます。しかしそれはシングルスではなく、かつて栄華をほしいままにしたダブルスでした。クレメンと組んで、なんとウィンブルドンで優勝。シングルスに重きを置くためにダブルスを控えたつもりがそのシングルスは不振でまたもやダブルスで栄冠というなんともいえない展開でしたが、約70年ぶりというフランス選手によるこの快挙は大いに励みになったことでしょう。その後ランキングも少しずつもちなおしトップ50まであと一息というところでしたが最後は93位で終了しました。

そんなシングルス大変苦労したロドラの2008年ですが、その苦労が報われたのか、今までとはちょっと様相が違っています。年明けいきなりアデレードでツアー2回目の優勝を果たしました。喜びのあまり勢いあまって川に飛び込んでしまうというまたまたひょうきんな一面を見せてくれましたね。そして、先週のロッテルダム、そうそうたるビッグネームが揃う豪華なこの大会で、次々とシード選手が敗退するなか見事優勝。準決勝ではあの巨人カルロビッチを破り、決勝ではソダーリングとの息詰まるファイナルタイブレの熱戦を1セットダウンから制しました。

「1年前ならきっと勝てなかっただろう。」

かつてはフェデラー、ヒューイット、カフェルニコフ、クライチェック、イバニセビッチ、偉大な選手たちが栄冠に輝いた由緒あるこのロッテルダムの大会に、そしてフランス人としてピオリーン、エスクードに続く形で、名前を連ねることになり、今年早くも14勝、去年のトータルのATPツアー以上レベルでの勝利数をすでに上回りました。


ロドラが優勝の喜びをかみしめたこのロッテルダムで2年前、同じように栄冠に輝き感慨ひとしおだったのが、ラデック・ステパネクでした。彼にとってはロッテルダムは初めてのツアーシングルス優勝でした。しかしそこにたどりつくまでの、そしてそこから先も、ステパネクのテニス人生はロドラ以上に紆余曲折でした。


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世界に名前をとどろかせた「Nishikori Kei」
2008年02月20日 (水) | 編集 |
リアルテニプリ?

錦織圭




先週末のテニス界は、日本人にとってとっても嬉しいことがありましたね!そうです、もうすっかりメディアなどで言われている通りですが、昨年ジャパンオープンの時期にプロ宣言をしたばかりの18才、錦織圭くんが、なんとなんとATPツアー優勝~!!いやはやこれはびっくりしました。もちろん勝ち上がりをずっと見ていて、あーがんばってるなあ~もういっこ勝たないかな、もいっこ、もいっこ、…と毎日みてたらとうとう日曜まで来てしまいました。さすがに決勝は相手が相手だけにな…と思ったらついに最後まで勝ってしまった。

「ブレイクに勝ったなんて信じられない。」テレビで見たことしかなかったトップスター選手に、決勝という大舞台で、1セットダウンからの逆転勝ち。第2セットは5-0でリードしました。最後のセットも、序盤で3つのブレイクピンチをしのぐと、すぐ後のゲームで40-15からポイントを重ねて一気にブレイク。そのままサーブキープして最後も締めくくったそうです。

18才1ヶ月でのツアー優勝という若さは、レイトンが16才でアデレード優勝したとき以来の快挙だそうです。ロジェ君やナダル君、ジョコビッチもツアー初優勝はもちっと遅かった。

彼の生い立ちやこれまでの経歴はあらゆるメディアで語られているので(笑)ここではあまり詳しくは書かないけども。14才からニックボロテリーアカデミーで修業していたそうですね。単身アメリカに息子を行かせることになったとき、ご両親の気持ちは本当に大変なものだったでしょうね。「親には邪魔できませんよ」とクールに語ってらっしゃるけど、実際のところはそんなもんじゃなかったでしょう。こういうときは本人よりも親のほうが辛いものです。ここで子供を谷底につきおとしたご両親の勇気に本当に感服します。

もちろん本人も大変だったでしょう。英語はほとんどしゃべれなかったらしいから。でも今はもう英語はすらすらと話せるに違いない。言葉、文化、食べ物、習慣、あらゆる違いによる困難を乗り越えさせたのは、プロになって活躍したい、トップになりたい、という、夢。その思いと家族が彼を支え続けているのでしょう。もちろんそこには才能がなければ成り立たない。しかし才能だけでも、成り立たない。

話はそれますが、映画監督の山田洋次さんが、「頑張ったって夢が叶うなんて普通はないから」とかなんとかいってネット上で物議を醸しているけども、正しいか間違ってるかは別にして、私はやっぱあの発言には真っ向から反対だ。夢が簡単に叶わないなんて、誰だって最初っからわかってるさ、言われなくたって。それでも夢を見たいのさ。じゃなきゃ人生楽しくないじゃないか?そして夢に向かって「努力」することが大切なのであって、夢が叶うか叶わないかは重要なことではあるが重大ではない。もし叶わず終わっても、努力したことは必ず次の人生のステップの糧になる。奇跡というのはそういうとこから生まれるのじゃないか?最初からあきらめてたらなんにも達成できないさ。夢を売る商売の人がなんてああいうこと言うのだろう。

閑話休題。夢のひとつを叶えた錦織くんだけども、彼は身長もそれほど高くないしビッグサーブがあるわけでもない。だけども早くから日本だけでなく世界のテニス関係者から注目されていた。それはなぜか。そしてこうやって実際に活躍できている理由とは。

実際ボレーヤーという感じでもなさそうだけども…今主流のストロークプレーヤーのようですね。少ないパワーを最大限ボールに乗せて、適材適所にショットを打つ。トップスピンを多用し、ジョコビッチにスタイルが似ている、とボドさんは書いてますね。そして今のテニスにおいて最も重要な鍵となる「スピード」を身につけている。Tennis Weekのリチャード・エバンスさんの言葉を借りれば、コート上でのその動きは「真のアスリートが持つシルクのように滑らかな」んだそうな。ん~。

決勝で敗れたジェームス君が言ってました。
「予測もしていないようなウィナーがいくつもあった」。

よく、相手のウィナーでポイントをとられるときは仕方ないと気持ちを切り替えられる、という。しかし本当にそうだろうか。ウィナーといってもいろいろある。攻め込まれてロブの打ちそこないのゴディバのチョコレートのようにあま~いチャンスボールをガチーンと決められるウィナーと、お互い拮抗したストローク戦の中から一瞬、時が止まったような空気の中からしゅっっっと静かに決まるウィナー。相手にとってよりダメージを与えるのはどっちか。当然後者だ。まさかそんなとこからそんなボールがくるんか!という予測を超えたウィナーは、相手に大きなダメージを与え、徐々に戦意をそぎ取っていく。そこにはパワーや球速は必ずしも必要ない。王者ロジェ君のこういうウィナーを今まで何度見たことだろうか。

圧巻だったのは準決勝のクエリー戦ですね。ファイナルセットもタイブレークまでもつれて、3-6でリードされてクエリー君に3回連続マッチポイント。それを跳ね返してしまう大ミラクル勝利。これも、「あきらめない」気持ちがなければ生まれなかったはずだ。そしてそのピンチでは、すばらしいバックのダウンザラインのウィナーもあったという。勝利が目の前にぶらさがったクエリー君の心の隙をみごとに突いたショットは、勝利の女神を振り向かせるに十分なものでした。


いやあ~それにしても、ATPトップページやランキングホームページに錦織くんがででーんと出ている今日この頃…もう至福のひとときだわ(^^)今までテニスブログやってきて、本当によかったわ(笑)。この瞬間をどれほど待っていたことか。海外でも彼のことは大いに話題になっているけど、日本での報道はどうなんでしょうね。最近地上波のテレビあんまり見ないし興味ないのでよく知りませんが。ワイドショーなどでは比較的取り上げていたようですが。みのさんや小倉さんも祝福していたようだ。しかしスポーツ新聞、スポーツニュースでは…。ハニカミやサッカー、フィギュアはまあよいとしても、いまの日本のスポーツ界はプロ野球キャンプ一色。だいたいなんであんなキャンプの取材に時間と金をさくのだろうか。実際世界で日本人がこれだけの活躍をしているのに、あるいは世界でいま行われている超一流のスポーツを報じるよりも、単なる練習とか雑談ばっかり報じている日本のスポーツ報道のレベルの低さに改めてがっくりする。いまはネットが発達しこうやってブログで一般人が自分で発信するようになって、ますますテレビ離れに拍車がかかるのは当たり前だ。まあ既存メディアがつまらんのはスポーツ報道だけじゃないが、最近。その点BSやCS放送はがんばってくれているので救われる。もう地上波いらね~。次携帯機種変するときはワンセグもういらんな。

松岡修造さんのコメントがいいですね。「正直、これだけの結果を日本の方々はまだまだ理解できないでしょう。どれだけすごいことなのかということを・・・。しかし、今は我慢していましょう!」 めちゃくちゃ同感です。松岡さんは普段バカみたいなことばっかりやってるけど、やっぱりちゃんとした人だった(すいません)。

というわけで優勝した錦織くんをめぐってお祭り騒ぎだけども、もちろんこれはひとつの通過点です。まだまだこれからが大変です。むしろこれでさらに注目され結果を求められ、さらにいばらの道となるでしょう。ランキングは上がっていけばいくほどなかなか上がらなくなる。急上昇したけどまだいまの段階ではグランドスラム本戦ストレートインはできない。ウィンブルドンベスト8の松岡さん、そしてジョコビッチ、ナダル君、マレイ君、いまのトップ選手はまだまだはるかかなた遠くにいる。これからどこまで近づけるのか、近づくことが、そして到達することができるのか、いやきっとできると、私たちは信じたい。今回の優勝は間違いなくその夢を持ち続ける大きな力になったことは間違いありません。
全豪後にあらゆる方面から(笑)叩かれたジョコビッチのお母さんの発言をパクらせてもらうと、こういうことになる。

「この優勝はこれから彼がたくさん獲るタイトルの最初のひとつにすぎない。それをよく覚えておくことだな、世界のテニス関係者よ!がはははは!」

…日本語で言っても意味ないか…それにジョコのお母さんがはははとか言ってないし(雰囲気はそんな感じだったけど^^)…。

もちろん本人の夢もより鮮明に形になっていることでしょう。これからもっと華やかで厳しいツアー生活が待っているだろうけども、がんばれ、にしこりくん!優勝おめでとうございます。


“テニスの王子様”錦織圭、父・清志さんに聞く育成法(夕刊フジ)
The Evans Report: Kei Comes Of Age In Delray(Tennis Week)
松岡修造オフィシャルサイト


今日の1曲
Remember The Name/Fort Minor



超人気バンドLinkin Parkのラッパー、Mike Shinodaさんこと篠田さんのソロプロジェクト。去年かな、出たアルバムの中に入ってます。篠田さんもそういえば元日本人…というか日系人。でも日本語は全然しゃべれなさそうです(未確認)。Kenjiってミドルネームがついてます。重厚なトラックにストリングスがいい感じで効いてますね~。それに乗せて歌い上げる歯切れのよい篠田さんのフロウは気持ちが奮い立つ感じでとても勇ましい感じの曲になってます。

錦織を「にしこり」とはなかなか読めませんよね。どうしても少年隊のニッキ(懐かしい)のイメージが…あっそれよか錦織健がいたか。すんません古くて。日本人でもにしこりって読める人はなかなかいなかったでしょう。私も最初は知りませんでした。世界のテニスファンの間でも、相当通な人か関係者以外知られていなかったであろうこのNishikori Keiという名前が一気に世界にとどろきました。名前を覚えられるというのはとても大切なことだと思います。お願いだからにっこり王子と言うのだけはやめてね、笠井さん。


This is ten percent luck, twenty percent skill
Fifteen percent concentrated power of will
Five percent pleasure, fifty percent pain
And a hundred percent reason to remember the name!

Who the hell is he anyway?
He never really talks much
Never concerned with status but still leavin them star struck

He's not your everyday on the block
He knows how to work with what he's got
Makin his way to the top


-これは運が10%、スキルが20%、意思の凝縮されたパワーが15% 喜びが5%、痛みが50%、
そして名前を覚えておく理由が100%だ

彼は一体どこの誰なんだ?あまりしゃべらず地位も気にせずしかし人を夢中にさせてしまう

彼はそこらへんにいるような奴じゃない 自分が持ってるものを使う術を知っていて
上まで昇っていくんだ-


聴いてみる




待てば海路の日よりあり
2007年05月07日 (月) | 編集 |
kohl.jpg優勝おめでとう

しあわせだなぁ~

Philipp Kohlschreiber

@AP Photo


Estoril Open

決勝

③Novak Djokovic(SRB) 7-6(7) 0-6 6-1 ⑤Richard Gasquet(FRA)

ジョコがまたまた優勝~!しかし妙なスコアだなあ…出入りの激しい内容となっている。第1セット非常に競った後は、一方的な…。こんなにセットが変わっただけで変わるものかね?

第2セットの途中スコアを見ていたときは、ジョコビッチがどこか故障でもしたのかと思ってしまったよ。それくらいあれよあれよという間にガスケ君にポイントが入っていって。んでセットが変わったとたん今度はいきなりジョコが3-0とかになって、???な気分で見てました。

第1セットはそれにしても競りましたね。5-5や6-5の場面でガスケ君には度々セットポイントがあったようです。内容ではガスケ君が多少おしていたようですね。「負けるかと思えた」というジョコ。ガスケ君のスピンがよく効いていたようです。

しかしここで例の忍耐がジョコを救います。なんとかセットポイントをしのいでしのいでチャンスを待ちます。それでもタイブレークでもやはりガスケ君が優位に進めて、6-4、7-6と再びチャンスを握ったもののやはりとりきれず。う~む…このあたりはガスケ君の悪い癖が出てしまっているような…決めきれない…んでチャンスを逃しているうちにジョコにもっていかれてしまった。
ジョコ曰く、「セットポイントがたくさんあっても、とれるかどうかは別、それがテニスだ。いつだって状況は変えることができる」。失った後でセットポイントがあった、マッチポイントがあったというのは、しょせん絵に描いたもちにすぎない。

第1セットは実に1時間16分かかったそうですが、そのわずか4分の1の時間で第2セットは終わってしまいました。ジョコジョコはどうしたんだろ?自分でもよくわからないようですが。しかしセットの後半は、最終セットに気持ちを切り替えて、力をセーブしていたようですね。その作戦がファイナルセットに実を結ぶことになる。

その第3セットに入ると、ジョコビッチが待ってましたとばかりにエンジンをかけなおし、一気に攻勢に出ます。プレーがよりアグレッシブになり、ロブレド戦で習得した忍耐力でも上回る。そしてガスケ君はここへきて体力的に疲れてしまったようです。

「いいプレーはできていたけど、こういう強い選手に勝つには、もっとアグレッシブなプレーをしなくてはならない。バックハンドで攻撃して、もっといいサーブを入れて、ネットへいく、そういうプレーをしなくてはいけない」。それがこの決勝の大事な場面で出せませんでした。

今日の2人を分けたのは、必要なところでの攻撃力の差、だったようですね。第1セットはガスケ君が攻撃したけど攻め切れなかった。そして最後の場面では疲れたガスケ君をジョコビッチが攻めきった。守りが要のクレーでもやっぱり攻めるべきところは攻めないと勝てない。ピッチャーがいくらよくても打てないと勝てない、ていうのと似たようなもんか。違うかな?まいっか。クレーならではの予測できないシーソーゲームになりました。

ま、しかし、ガスケ君はこれでランキングが13位とちょっとあがりますね。相変わらず重要なところでの勝負弱さがちょっと気になるけども…まあ、いつか勝てるようになる日は、くるさ。焦らず、急がず待っていることとしよう。次はローマですね。王者と当たるかな~?がんばってくれ!

ジョコビッチは、ガスケ君にこんな言葉をかけています。

「ガスケにおめでとうといいたい。彼は優れたプレーヤーだし、この先すばらしい将来が待っているだろう」。

き、きみがそんなこと言うのかい(^^;)19才のジョコジョコが20才のガスケ君にそう言うのもへんな感じ~。これからもずっと対戦していくであろうほぼ同年代のガスケ君に対する敬意を表したといったところなんだろう。
しかし相手にそういう言葉をかけるということは、ジョコがそれだけの存在になってきているということなんだろうねえ。思えばインディアンウェルズの決勝で初々しく「こんなスピーチするの初めて♪」と言っていたあれから約3ヶ月…今やもうすっかりスピーチにも慣れちゃったみたいですね(^^)。これで今年だけで早くもツアー3勝目でナダル君と並びましたね。ジョコビッチはスピーチがなかなか上手ですよね。

そしてツアー3勝目をひっさげてローマに乗り込んでくるジョコ…う~む…。ま、ローマの話はまたそんときでいっか。19才はシャンパン飲んでもいいのかな?(笑)優勝おめでとう


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帝国軍結成?
2007年05月06日 (日) | 編集 |
Estoril Open

準決勝

③Novak Djokovic(SRB) 7-5 6-1 ②Tommy Robredo(ESP)

第2シードと第3シード、準決勝にふさわしいカードとなりましたね。ていうかこの2人は今はランキング5位と6位で差がないように見えるけど、事情はちょっと違う。ロブレド君は現状維持、そしてジョコはぐんぐん上昇中でのこの位置。そしてこの日もそんな2人の現状の差が出てしまいましたかね。

最初はロブレド君のペースでしたね。第…4か5ゲームくらいだったかな?最初にジョコビッチをブレイクしてリードをとった。ロブレド君もテニス大国スペインのNo.2。クレーでのプライドと自信はあるはずだ。

ジョコビッチは、試合後にこう語っている。
「僕はじっと我慢して、ウィナーを打てるチャンスがくる瞬間を待っていた。3-5になってから、そう心がけてプレーしたんだ」。

そしてサーブをキープして、ロブレド君の5-4でサービス・フォー・ザ・セット、ここで待っていたジョコビッチに神様がチャンスをくれた。ここで価値あるブレイクバックを成功させ、5-5に戻すと、あとは…一気にそのあと10ゲーム中9ゲームを奪い、一気に勝負を決めました。やはり第1セットの第10ゲーム、ここがポイントでしたね。

クレーでのプレーはとにかく一に忍耐、二に忍耐、三、四がなくて五に忍耐、と言われるくらい(誰が言ったのか?あ、私か^^;)、とにかく我慢、忍耐が必要だ。他の選手のコメントなどを見ていても、攻め急ぎすぎて、ポイントを早くとりにいきすぎて失敗する場面が数多くみられる。もちろんゲームを早い段階で多く奪うのはよいことだが、ときにはそれをせず、ぐっと我慢する時間帯が必要だということだろう。

かつて、2004年のローランギャロスチャンピオンのガストン君(ガウディオ)が、何かの試合の後に、「早く決めたいと思うときこそ、ゆっくりやらなければいけない。」という言葉を残したことがある。クレーでの戦いはまさにその一文に集約されていると思う。クレーを知り尽くした全仏王者ならではの言葉だ。ジョコビッチは、それを経験の中で自然に会得していたということなんだろう。う~む、予想以上に恐ろしい選手になっている…こりゃまずいな…。

ま、とにかくこれでジョコビッチが決勝進出。さすが、第三の男候補だけある。前日の準々決勝では背中を痛めていたようで心配だったけども、大丈夫なのかな。しかしジョコビッチはさあ…よくリタイアとかしてたんだよね…以前は…それが、こうやってフィジカルが万全でない中結果を出すようになるとは…心も体も成長したんだねぇ…しみじみ。

⑤Richard Gasquet(FRA) 3-1 ret. Paul-Henri Mathieu(FRA)

その一方、リタイアとなってしまったのが、マチュ~くん。やはりカサブランカからの連戦で疲れがたまっていたのかなあ。4ゲーム消化したところで右足の付け根あたりの痛みがひどくなって途中棄権となってしまいました。あらぁ…残念。

2回戦のときからすでに痛みがあったようで、それでも準々決勝はモナコ相手にフルセットを勝ち抜きました。その試合が終わった後もややフィジカルに不安を残す発言をしていただけに心配でしたが、やっぱだめだったか。でも2週連続ベスト4、よくやったよ!

ガスケ君はこれで省エネで決勝進出、体力的には余裕を残せましたね。
「先週のトーナメントで優勝していたから疲れているのはわかってたけど、怪我をしてるとは知らなかった。友達だし、同じフランス人だからやりづらかったし、彼が怪我してしまったのは残念だけども、でも決勝にいけたことはうれしく思う」。

というわけで、決勝は20才のガスケ君と19才のジョコビッチの対決!18回目を迎えるこのエストリル大会で最も若い決勝戦となりました。まさに「Next Generation対決」となりましたね。2人の対戦はチャレンジャーで1回、ATPツアーで1回あって両方ともジョコが勝っているそうな。
一昨年、去年あたりはガスケ君のほうが上だったのになぁ…いつのまにかジョコが追い抜かしてずいぶん上をいっている…。

しかし!ここでガスケ君が追いつくチャンスですよ~。今回勝ったからってランキングの差はそれほど変わらないでしょうが、やはり決勝戦、直接対決で破るということはそれ以上の大きな意味がありますものね。
ガスケ君はもちろん、ジョコがNo.5だし優勝候補だろうけど自分もいいプレーをすれば勝てると頼もしいことも言ってくれている。私は当然ガスケ君を応援してますよ!しかしジョコジョコ強そうだねぇ…この準決勝の勝利でまたジョコの強さを感じた…いやいや勝負は始まってみないとわかりませんね。とりあえず来週のローマのことを考えるとここでジョコに勢いづかれると困る!(笑)がんばれリシャール~♪




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地元優勝の難しさ
2007年02月06日 (火) | 編集 |
malisse.jpg優勝おめでとう

ダブルスも優勝しました♪

Xavier Malisse

@Yahoo!sport



もう週も変わってすっかりデ杯モードになりつつありますが、先週の大会の結果をここで。いつもは男子だけなのだけど、今回は東京で大会があったということで特別に女子の東レもお送りします。

PBZ Zagreb Indoors(クロアチア・ザグレブ・ハード)

決勝

②Marcos Baghdatis(CYP) 7-6(4) 4-6 6-4 ①Ivan Ljubicic(CRO)

マルちゃんが今年初タイトル獲得です。あらぁルビ負けちゃった…。こそっとルビ応援していたんだけども(^^;)でもマルちゃんも敵地でがんばりましたよね。

マルちゃんはほんとによく耐えました。第1セットは4回のブレイクピンチを切り抜け、ファイナルセットでも5回のピンチを切り抜けました。この日はサーブがよかったですね。第1セットのピンチはいずれもサービスエースやサービスウィナーで乗り越えられたようです。

「ルビチッチのサービスゲームはブレイクするのが難しいけれど、集中できていたし必要なときに自分のサービスがとてもうまくいった」。場所はルビチッチの地元、クロアチア。この国で唯一行われる大会だけにルビに対する声援はすごかったと思いますが、マルちゃんそれにも耐えました。

数々のチャンスを逃したルビだけど、今日のマルちゃんがとても出来がよく、試合をひっくり返すのはとても困難だった、と語っています。

ちなみに優勝が決まった最後のポイントは、ネットにボールがかかってルビ側に入ってしまったもののようです。
「ときにはああいう運も必要だね」。たしかに(^^)。

Movistar Open

決勝

⑤Luis Horna(PER) 7-5 6-3 Nicolas Massu(CHI)

こちらも地元選手じゃないほうが優勝しました。ホルナ、昨年のアカプルコ以来のタイトル獲得です。ちなみにホルナは優勝までセットをひとつも落としませんでした。完勝でしたね。

この試合もまた。5-4でニコちゃん(マスー)がサービス・フォー・ザ・セットだったのに、そこでブレイクバックされて3ゲーム連取でセットをもっていかれてしまいました。なんかこういうの多いなあ。それほどサービス・フォー・ザ・セットとは難しいものなのか。…ロジェ君はあんなに簡単そうにキープしているが…。

「ここは彼(マスー)の地元だから、ここで戦うときはいつでも大変なプレッシャーがかかっているだろう。一方僕のほうは、プレッシャーもそれほどなかったし、自分のいいテニスをしたいという気持ちだけだったんだ」。

地元の大声援が仇になってしまったというわけなのか…でもお客さんの後押しで力を発揮して勝つこともあるしねえ。なかなか難しいものです。

以前一昨年のマドリッド決勝で地元のナダル君と対戦するルビチッチのことを、そのとき解説をしていらした一藤木くんのお父さんが、「孤独を楽しめる状況だと結構いいプレーができるもんだよ」ていうようなことを言っていた。相手が地元の選手だと四面楚歌っぽいけど実は一人もくもくとやるのは意外に心地いい部分もあるのだろうか。今日のホルナはそういう状況だったのかな。でもなんとなくわかるような気もしますね。

敗れたニコちゃん。やはり優勝の期待を一身に背負って緊張しちゃったのか、ちょっと本来のプレーができなかったようです。
「プレーが短くなりすぎた。今日みたいなプレーじゃ勝てないね」。
いつ終わるともしれない果てしなく長いラリーが続き、そこから勝機を見出していくというのがクレーならでは。そのプレーができなかった。やはり、勝ちたいという思いが強すぎて、ポイントをとりたくて気持ちが焦ってしまったのだろうか。勝利への気持ちというのはいい意味で使われることも多いけど、諸刃の剣なのだということを改めて実感しました。

でも、今日のことはもう忘れて、明日(というかもう今日だけど)からはデ杯に気持ちを切り替える、と元気に語ってくれました。
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