2006年03月09日

インディアンウェルズ展望

トップシードはエナン

Justine Henin-Hardenne

@Yahoo!sports


今日3月9日は「ありがとうの日」らしい。…? ああそうか。さんきゅー。うまいことを考える人がいるもんだ。んじゃあここでも。今日このサイトを開いてくれて、ありがとう。

女子

あれえ〜。モレスモがいない…なあんだ。出ないのか。もったいないなあ。ま男子とは違って出場義務はないんだろうが、せっかくこの大きな大会、今勢い、力とも一番あるモレスモはチャンスだと思ったのになあ。それにピアースもペトロワもクジーもでない。マイアミと連チャンになるのがいやなのかな。キムの欠場は怪我が原因でしょうね。ウィリアムス姉妹は毎年出てないから驚かないけど。でもこの大会もマイアミも2週間あるしトップ選手は1回戦不戦勝だし、2連続といっても結構余裕はありそうにも見えるんですが。

このおさむい欠場ラッシュをみると、せっかく昨日あんなに盛り上がったのに萎えるな。とてもプチグランドスラム、とは言えん。女子選手がこのようにインディアンウェルズを敬遠するのは、いろいろ事情があるらしい。誰も表だって口にはしないが、2日後に男子の試合がはじまったらみんな注目はそっちに行って女子が注目されないのを感じるからだろう、という記事を見た。ふーん。注目されないから出ない、なんて子供みたいな発想だ。まあ今年は、「はじまったら」ではなく、「はじまる前から」女子は影うすいけどね。注目されないから出ないのか、出ないから注目されなくなるのか。

他にも、WTAのランキングシステムなどもマイアミのほうがどうやらポイントも賞金も高いらしい。そして、ヨーロッパの選手にとっては、このインディアンウェルズ、マイアミのあとアメリアアイランド、チャールストンとティア1大会が2か月以上異国の地アメリカで続くのはしんどいという内情もあるようだ。

たしかに東レも全員来てるわけじゃないもんね。でも、96ドローもあって、期間も2週間あって、それでトップ25の半分しか出てないってやっぱちょっとさみしいよ。しかも同時開催の男子が全員参加のAMSで盛り上がってるからよけいにさむく感じる。ヒンギスがいてよかったね。

まあしかし少ないながらもなんとか女子でも盛り上がってほしいもんだ。私なりの展望を書いてみた。この大会のことっていうより、今後の女子テニス界の展望、ていう感じになってるけど。


現在圧倒的なナンバー1がいない女子は、はかったように数カ月ごとに「一番強い選手」が入れ替わっている。一昨年天下のウィンブルドンを制して年末のWTA選手権も優勝してナンバー1をうかがおうかという感じだったマリアちゃんの勢いを止めたのが、復活してきたかつての女王セレナ。2005年全豪優勝し、これで去年はまたセレナの年か?と思ったらあまりうまくいかなかった。

そこへやってきたのが、前年の手首の怪我から復活してきたキム。このインディアンウェルズとマイアミを連続優勝して完全復調したかに思われた。しかし続くクレーシーズン、主導権をとったのは、エナンだった。前哨戦はほぼ完璧に制覇し、ローランギャロスも圧倒的な力で優勝。

これでエナンが今年を制するのか?と思いきや、ウィンブルドンはあっさり初戦敗退。体調もくずしてしまった。そして今度は、これまた誰も予想しなかったヴィーナスのウィンブルドン復活優勝。しかしそのビーナスもそのあと怪我もあってぱっとせず、今度はまたキムがリードをとった。USオープンシリーズと本番の全米を優勝し、秋のハードコートシーズンを完全に手中にした。

しかしそのキムも全米後は怪我に苦しみ、WTA選手権は精彩を欠いた。そこへやってきたのがモレスモ。今まで大一番に弱かったチキンハートを返上して大舞台で見事に優勝。そして完全に自信をつけたモレスモの勢いは年が変わっても持続し、全豪優勝。その後も2大会連続優勝、先日のドーハでも準優勝。まだモレスモの優位は衰えてない。

つまり。2004年のマリアちゃん→セレナ→(キム)→エナン→ヴィーナス→キム→モレスモ、と主導権をとる選手がめまぐるしく変わっている。ちょっと目を離したすきにはもう、すぐに選手交代という感じだ。

そしてこのインディアンウェルズ。なぜモレスモが出場しないのかよくわからないが、今までのめまぐるしく変わるWTAの主導権争い、やはり鍵になるのは「フィジカル」。どの選手もグランドスラム優勝したあと持続できていない。ノリにノっているというときに怪我など体調不良でつまづき、その隙に他の選手が浮上している。そういうこと考慮するならばモレスモのこの大会の不出場は賢い選択なのかもしれない。調子がいいからといって連戦を重ねてくると、必ずや体は影響を受ける。はっきりした大きな怪我でないから余計にわかりにくいだろう。調子のよさ、勢いという隠れ蓑で気付かれない。連戦で体を酷使することはボディブローのようにじわじわと選手の体を痛めつける。そしてそれがどこかで牙をむいて大きな故障となって現れる。

調子がいいと結果が出るからついついたくさん出たくなる。その代償は必ずどこかで払わされることになる。モレスモはそういうこと考えたのかな。これ全部私の勝手な想像なんだけど(- -;)。それともやっぱ上に書いたように男子よか注目度が低いとかポイントや賞金がマイアミよか少ないとかアメリカに長くいるのはきついとかそういう理由で出なかったのかな…。まさかどっか体が悪いというわけじゃなかろうね…。

そういうわけで、今WTAを支配しているモレスモがいないこの大会、他の選手にとっては主導権を奪い返す大きなチャンス。リンゼイ、エナン、マリア、デメ、そしてヒンギスもいれちゃう。まさに真に横一線の戦いといえる。誰がくるのかなかなか読めんね。私はマリアちゃんがくると見ているけど、ヒンギスもかなり気になる。

そして、このハードコートシーズンの戦いを制した者が、モレスモとWTAの主導権争いをし、来るクレーシーズンの重要人物となる可能性は、大いに秘めている。私は今大会はエナンを応援してるけど、もしエナンがこのインディアンウェルズかマイアミのどっちかでも優勝したら、今年のクレーもエナンが圧倒的に優位だと思われる。もしヒンギスがこの大会やマイアミでかなりいい結果が出たとしたら、今年のローランギャロスは優勝候補になると思う。ん〜、だからこそ、このインディアンウェルズもっとたくさんの選手に出てほしかったな…。まあ出たくないもんは仕方ないか。キムの怪我が惜しまれる。
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2006年03月08日

今週の大会・のこったのこった!インディアンウェルズ

今年で30周年


Pacific Life Open(カリフォルニア・インディアンウェルズ/ハード)

男子は今年初めてのマスターズシリーズ、女子ではGS以外では最大の、といってよい(少なくとも同じティア1の東レよりは大きいだろう)インディアンウェルズ大会が始まりますね。といっても今は予選で、女子は水曜、男子は金曜からそれぞれ本戦が開始されます。

このインディアンウェルズについては、特にこの1年間大変な紆余曲折があり、大会がなくなるという最大の危機に見舞われていました。しかし先週、なんとか、どうにかやっとこさ!この地での存続が決定しました!おめでとう〜。んもうパサレルさんを始め大会関係者はもう今ごろどっと疲れて気が抜けちゃって大会運営どころじゃないかも(^^)。

というわけで今回はその大変だったインディアンウェルズのサバイバル話をちょっと詳しく。先日ラスベガス大会のことを書いたときにちらっと触れたけども、日にちがたってようやく概要がつかめてきたのでちょっと書いてみます。…とはいってもやっぱりかなり込み入った話でつたない英語力で読んでいるので、ところどころ間違いがあるかもしれませんので、その際はぜひご指摘ください。


ちょうど一年前、このブログでインディアンウェルズ大会の生い立ちをいろいろと記述した。「インディアンウェルズ物語」な〜んて呑気なことを書いていた私だけども。…しかしちょうど一年前に書いた記事をこうやって見返してみるとなかなかおもろいなあ。かなりわかりやすくこのインディアンウェルズ大会の歴史が書いてある。私にしてはかなり上出来だ(自画自賛)。その1年前の記事は下にリンクしてあるので興味ある方はどうぞ。しかしまだ当時はそれほど知識もなく、知らなかった。ちょうど一年前あれを書いていた頃から、この大会は消滅の危機に瀕していたらしい。

この大会は、この大会のために作られたといってもいいPM sports managementと、IMGが所有権を50%ずつ持っていた。そのIMGの権利を買いたいと、数百万ドルを提示してきたのが、中国の上海とドーハ。きいっ、また中国…TMCも持っていってるくせに今度はAMSときたか。むかつく…。ちょっと景気がいいからってすぐこれだ。欲張りめ。

閑話休題。ドーハや中国に大会を奪われないためにはそれ以上のお金を用意する必要があった。そこでアメリカは、インディアンウェルズに大会を守るため、史上最強ともいえるタッグを組むことになった。 
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2006年03月01日

なにかと話題のTennis Channel Open

「今週行われる3つの大会の中で、どれが一番興味がありますか?」

このページを訪れた人にこういう質問をしたとしたら、10人のうち8人、いや9人かな、は、「ドバイ」と答えるだろう。しかし、天下のラスベガスに21年ぶりに戻ってきたこのATPトーナメントも、ドバイとは違った意味で注目すべきところがある。

去年はスコッツデールで開催されたこの大会、今年からラスベガスで開催されることになった。トーナメントディレクターでありテニスチャンネルの創始者でもあるSteve Bellamyは、んもうやる気まんまんで鼻息荒くこう語る。

「他のトーナメントと同じことをするつもりはない」。

とにかく他のトーナメントでは経験できないようなめくるめくパラダイスを提供し、かつテニスも楽しんでもらおうというのである。

そのパラダイスの中身とは。

ラケット競技のテニスが好きなら、似たようなラケット競技もウケるかも、という考えが正しいのかどうかはわからないが、大会期間中には、卓球やスカッシュの大規模なトーナメントも同時開催されるらしい。そして、アイスホッケーのトップ選手を招いてゲームが開催されたり、モトクロスのエキシビジョンもあるそうだ。

テニスだけでも、ジュニアや大学生の大会があり、そのほかサーブの早さを競うコンテスト(これは他の大会でもときどきみますね)、さらにラケットのガット早張り競争、なんてのもあるらしい。

スポーツだけではなく、ラスベガスならではの、シルクドソレイユやシーレンズ・オブTI、などのエンターテイメントはもちろん存分に楽しむことができる。音楽や芸術を楽しむ場所や、診療所なんかもある。


そして、このラスベガス大会の目玉のひとつが、「shougun21」。これは性別を問わず参加できるテニストーナメント。つまり男女関係なく開催される。そして、優勝なり上位に行った選手は、なんとATPおよび同時開催される女子の大会の予選に出場する権利を得るというものなのである。そしてサーブはオーバーヘッドなしで21ポイント先取。ちょうど卓球みたいな感じかな。

まだある。来年の大会では、いわゆるテニス版「American Idol」をやりたいと考えているそうだ。つまり、アマチュアプレーヤーを対象にトーナメントをやって、勝ち抜いた者に大会への出場権を与える、というもの。

とにかく試合以外の娯楽が充実している。大会側は、これを「Tennispalooza」と称している。

「この世界では、太古の昔から同じことしかなされてこなかった」。
「人生で変わらないものが3つあるとすれば、それは、テニスボールの値段と、マッチ箱の値段と、テニスの大会の中身さ」。

とにかく従来のやり方と違うことをしたいと考えているBellamy。「我々は世界最高のホテル、レストランを持っている。選手たちは今まさにポーカーゲームに興じているだろう。ここはスターが集まる場所なんだ」。とにかくエンターテイメントとしてのこのトーナメントのすばらしさを必死にアピールしている。

選手の反応はどうか。とりあえず地元のNo.1アンディは、まあ当たり前だけども、「とてもいい大会だ」と言っている。悪く言う理由は何もない。

そして、ここまで読んでくださった方に、さっきと似たような質問をもう1回してみることにする。

「今週行われる3つの大会のうち、行ってみたいと思うのはどこですか?」
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2006年01月15日

全豪オープン・今年の男女展望

今年のポスターだそうです


女子

いやー女子も書くのきついからやめようかなあと思ったりもしたけど、グランドスラムは毎回女子も書いてるし、結構おもしろいんだよね、見てると。それに男子とは違って女子はほぼベストメンバー。しかも上位5〜6人の力が拮抗してるし、若い力も育ってきて段々上位との差がなくなってきてるし、ヒンギスの復帰もあるし、こりゃ今回はまたおもしろいことになりそうです。

まずは第1シード、リンゼイのブロック。ふむふむ…おっエナンがここに入っている。前哨戦優勝し、この大会優勝経験もあるエナン、楽しみですねえ。決勝戦の疲れが残ってないかがちと気になるが。あとは…キリちゃんとかゴロビンちゃんとかいますね。そしてクジーもここか。最近いまひとつキレを欠いている感じのクジーですが、おととしの全米の決勝戦のすばらしいプレーは忘れられません。またああいうプレーが見られることを期待。そしてクジーのすぐ下にビーナス。姉妹はシーズンオフいろいろあったようだが…相変わらずゴシップ話が絶えない2人で父親ともどもバッシングの格好の餌食になってしまってる感じがあるけれども。そういうのを蹴散らすには勝つのが一番。

お、そして我らが杉山選手がこのブロックですね。…いきなりマルチネスとか…ベテラン同士いい戦いを期待、そして勝利を祈ります!ぜひエナンと対決してもらいたいとこですが、その前に、ここもある意味注目選手のドキッチと2回戦であたるかも。ドキッチも相当話題になってますね。今回WCをもらうにあたってまたいろいろ他の選手から言われているようだが…彼女の戦いもまた注目である。お父さんはやっぱ出入り禁止なのかしらん。

なんだかんだいってもリンゼイは勝ちあがってくるでしょう。注目は、4回戦のエナンVSビーナス…あっもちろん愛ちゃんが勝ってくれりゃそれが一番なんですが。クジーはゴロビンちゃんにちゃんと勝ちきれるかな。ちょい不安だなあ。

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続いては…あら、いつのまにかマリアちゃん4位になってたのね。そのマリアちゃんのブロック。中国のペンがちょい注目ですねー。2回戦でマリアちゃんと当たりますが、ちょっと恐い存在かも。小畑選手がここです。1回戦ハンチュコワかあ…厳しい…でもがんばってください!
去年のマリアVSセレナは記憶に新しい名勝負だったけど、今年は4回戦でそれが見れるかな。セレナ…今度は体形のことをいろいろ言われてるが…たしかにちょっとな…怪我のこともあるんだろうが、フィットネスがあまりうまくいってないのかなあ。4回戦までたどりつけるかも怪しい。一応ディフェンディングチャンピオンだしね。いい戦いを期待。

下のほうは、第6シードまで上がったペトロワと第9シードのデメ。ここはこの2人が順調に4回戦まで来そうかな。ペトロワちょっと応援したいなー。

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続いては、ボトムハーフ、きた!我らがモレスモ姉さんのブロック。モレスモがんばってくれよ〜応援してます。1回でいいから、いや2回でも3回でもいいけど、なんとかグランドスラムのタイトルをとってくれえ〜。今回はモレスモいけそうな気がするんだけどなあ。こういう予感がするときはたいがい逆になるのでちょっと心配だ。そしておもしろそうな10代対決がみられそうです。ミルザVSクライチェック。2回戦であたりますね。日本勢では浅越さんと中村藍子ちゃんがこのブロック。藍子ちゃんはこれからの日本を背負っていく存在になるべく頑張って欲しい!しかしスポーツ選手、「あい」てつく人がやたら多いなー…。

モレスモは4回戦のバイディソワがちょっとネックかな。大人の女の力を見せちゃれ。上のほうはやっぱシュニーダーが有力かなあ。

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最後は、第2シードのキムブロック。キムは直前の怪我が心配されましたが、あまり大したことないみたいですね。去年ようやく念願のグランドスラムタイトルがとれました。これで、これからは、ちょっとは楽な気持ちで戦えるかな。そしてその全米で決勝を戦ったピアースが同じブロックになりました。WTA選手権では見事にリベンジ成功したピアース。今回も再戦なるでしょうか。藤原選手が近くにいますね。ぜひとも1回戦突破してピアースに挑戦して欲しいもんです。

そして大注目の人、ヒンギス登場。1回戦が、第30シードのズボナレワ。…ん〜微妙だ…一応シード選手だし、実績もあるズボナレワだけど、最近は怪我や病気でなかなか調子が出ないようである。最近なんかの大会で決勝まで行きましたっけ。しかしどうなるかなあ。ズボナレワとしてはいやな相手と当たってしまったという感じかな。でもそう思った時点でもう負けのような気がする。自信を持って臨めば、やっぱズボナレワが強いんじゃないかと思うが。

そして、私の一押し若手のイバノビッチもここです。結構いいドローなんじゃないかな。去年この大会ベスト4のデシー戦がまずは山でしょうか。
キムは比較的順調にいきそうな気が。しかし4回戦のスキアボーネがやはりネックか。スキアボーネは、去年もよく決勝まで行ってましたね。上位の壁をあとちょっとでなかなか破れない。こないだのシドニーもそうだった。でも確実に近づいているような気がする。キムはこの4回戦がちょっと厳しいかもしれません。

まそういうわけで、長々書きましたが、うーん。優勝は、ズバリ、モレスモ〜!(希望的観測^^)。でもピアースとリンゼイも要注目。この2人のベテランは去年GS決勝に2回ずつすすんでいずれも負けてしまっているから、今回はこの2人が決勝で当たるような気もせんでもない。それもいいかもね。

男子のほうは「続きを読む」以降に。 
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2006年01月15日

今週の大会−全豪オープン−

美しいメルボルンの風景

Australian Open.com


いよいよ明日から今年最初のグランドスラム、全豪オープンの始まりで〜す!!…ん〜やっぱナダル君がいないから盛り上がり率が97%くらいにしかならんなあ。まあよい。何を隠そう、私は4大大会の中でこの全豪オープンが一番好きなのである。理由は、まあ日本と時差が少ないとかアジアの大会だとかいろいろあるけども、一番の理由は、サーフェス。もちろん私はこのサーフェスでプレーしたことなんてないから実際はどうなのかよくわからないが、「おそくもはやくもない」。クレーみたいに遅すぎず、デコターフみたいに速くもなく、グラスのように変なバウンドもない(実際は少しあるようだけど^^)…ほとんどない。つまり、クレーのように遅いコートが好きな人も、ハードの速いコートが好きな人も、みんなにチャンスがある、といえるのじゃないだろうか。

まあ一応ハードに分類されてるからやっぱり速いには違いないんだろうけども、クレーコートが得意なストローカー達も、土の次にリバウンドエースがすき、とみんな口をそろえて言っている。…だからこそナダル君にぜひとも出て欲しかったのにさ…ちくしょ…。もうだいぶ平気になったけどさー、やっぱこうやってあらためてドローに名前がないのを見ると…さみしいね…ううっ。今ごろどこで何やってんのかなあ。ちゃんと足は治っているのだろうか。練習はちゃんと出来ているんだろうか。いい靴は見つかったんだろうか…あぁあ〜考えたくない!忘れたい。忘れたいよう。しかし人間の記憶とは不便なもんで、忘れたいと思うことはなかなか忘れられない。覚えとかなくちゃいけないことはけろりと忘れてしまう。困ったもんだ。

まあそこらへんは時間の経過に身を委ねるとして、気分を切り替えて、オーストラリアオープン物語。ちゃららららん♪

全豪というのは4つのグランドスラムの中でも一番変化をとげている大会のような気がする。1905年に第1回目の大会がメルボルンのクリケット会場で行われました。てことはグラスだったのかな。その後戦争などで中止されていた期間もありましたが戦争終結に伴い再開、1922年からは女子も開催されるようになりました。そういや去年100周年とか言ってましたっけ。てことは今年は101回目ということなのかな。ちょっと計算が合わないが…違ってたらすいません。

「チャンピオンシップス」と呼ばれていた最初の50数年は、今とは違ってオーストラリアのいろいろな地域で行われていました。シドニーやアデレード、ブリスベン、パース、毎年違う州で行われていたのです。ニュージーランドで行われたことも2回ほどありました。初期の頃の大会は地元選手の独壇場。Rod Laver、Roy Emerson、Margaret Smithなどの地元のスター選手が大活躍した時代でもありました。

1969年にオープン化され、72年からは、毎年同じ場所で開催されることが決定しました。そこで一番多くの支持を集めたのが、メルボルンでした。そしてそれ以降16年にわたって、メルボルンのKooyong Lawn Tennis Clubで大会が開催されてきました。

伝統的にこの大会は1月に開催されてきたけども、1977年に、12月開催と時期が変更になりました。ということは、1977年は1月と12月、2回大会が行われたということになります。12月開催は9年間続き、翌年1986年に、再び1月開催に戻ることが決定されました。ということは、1986年はこの大会が全く行われなかったということになります。まあ年に2回やった年があるから、これで差し引き0というわけですな。

80年代はヨーロッパが優勢でした。エドバーグ、レンドル、ビランデル、などの選手が活躍、一方女子では、そう、エバートVSナブラチロワの熾烈な戦いが中心でした。そして大会の規模はどんどん拡大し、Kooyong Lawn Tennis Clubの規模では運営しきれないほど大きくなっていったため、メルボルン市内に、今の会場の前身であるFlinders Parkという新しい施設が建設され、88年からこの会場で新しいスタートを切りました。

90年代に入り時代が移り変わり、男子はアメリカが勢力を増すようになります。サンプラス、クーリエ、アガシの3人で計7回優勝します。女子も、セレス(当時の国籍はよくわからないが)やダベンポートなどのアメリカ選手が活躍、最近では2000年のカプリアティや去年のセレナなど、アメリカ勢は相変わらず強さを見せています。

その間にも大会の規模の拡大に伴って施設も拡充され、96年からはメルボルンパークと名称も新しくなりました。そして、2000年にセンターコートの名前が、オーストラリアの伝説的名選手、ロッド・レーバーを称える形で「ロッド・レーバー・アリーナ」と名づけられるようになりました。センターコートにグランドスラム史上初めて開閉式屋根がとりつけられたのも、この頃だったのかな。(←何年かはよくわからない…まあ最近であるのは確かでしょう。アバウトですいません)

とまあいろいろと紆余曲折のあったこの全豪だけども、選手の人気も高く、現在ではテニスファンみんなから支持され愛される大会となっています。たしか去年は4つのグランドスラムでこの全豪オープンが観客動員数1位だったという記事をどこかで見た(ソース覚えてない)。誕生して1世紀を迎えた今、開閉式屋根をはじめ、新ダブルスルール導入やコンピュータによるライン判定など、新しい技術にも積極的な取り組みをみせているこの全豪が、新時代の4大大会をリードしていく存在となっていくことは、間違いない。(長井秀和風) そして、去年のサフィンVSフェデラーのように、人々の記憶に残る名勝負、名場面、新たな伝説がここでまた生まれ、語り継がれ、世界中の人々感動を与えつつ、さらなる発展をとげ続けていくことであろう。おしまい。


…とまあこんな感じで(笑)。長々と失礼しました。ところでこの大会サイト、さすが「Asia/pacific」だけある。なんと公式サイトに日本語バージョンがあるではないか!やったあ。というわけでさっそくクリック。…おおお。レイアウトは原語そのままでちゃんと日本語表示されている。こりゃ楽ちんだ♪毎日ここに書くので何が大変かって、あの難解な英語の記事を読み下すのが一番骨の折れる仕事なのだ。しかも、いつもの自動翻訳みたいなへなちょこ日本語じゃなく、ちゃんと読める日本語になっている。しかしやっぱり。ちょっと面白い部分あり。たとえば、言語を選択するところ。「言語を選びなさい」。…命令形かよおい(笑)。えらそーだなあ。それに、「Interesting Facts」が「おもしろい事実」。…そのまんまだ。んで、中の文章もよく読むとちょっとへん。たとえば、トップのセレナの記事、「世界ランキングトップ10から3つばかり下がったところで足踏みし…」なんかへんだぞ!うきゃきゃきゃ。でもまあないよりずいぶんよい。この日本語サイトのおもしろ和訳も今後の楽しみとしよう。

一応今回はここまで。男女の今年のさっち的見所は、今書いてる最中なので(汗)、もうちょっとしてアップ予定。 

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australian open history
長い伝統(Australian Open日本語サイト)

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