Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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全豪オープン 14日目・最終日
2006年01月30日 (月) | 編集 |
優勝おめでとう
おもしろトリオ

Marcos Baghdatis, Rod Laver and Roger Federer

@Getty Images


最近スパムが多いなあ~。ブログをお持ちの方はみなさんご経験あることでしょうが。だいたいスパムが来るのは記事をアップした直後であることが多いのですが、最近新手のスパムが登場している。名前をやたらと長くして、本記事を下にずらして読みにくくしてるやつ。まったく…怒りというより、同情するよ。こんなことにしかネットの楽しみを見出せないなんてねぇ…かわいそうな人たちだ…。私がそんなことでちょっとでもへこたれるとでも思っているのかね?甘いな…ふっふっふ…来るならこい!100こでも200こでも1000こでも、かかってくるがよい!!受けてたつぞ。

しかしやっぱり実際100こも来られるとちょっと困るな(汗)。それに記事が読みにくくなるというのは読む人たちにも迷惑がかかる。というわけで、なんだか記事がずれて読みにくくなっていましたらご容赦くださいませ。ブログのお持ちのみなさま、お互いがんばりましょう。

①Roger Federer(SUI) 5-7 7-5 6-0 6-2 Marcos Baghdatis(CYP)

ロジェ君優勝おめでとう~!!マルちゃんよくがんばった!やはり最後の最後に王者が止めましたね。ジンクスは全く関係なかったか(^^;)しかしほんとに苦しい試合でした。特に最初の2セット。

最初はとにかくマルちゃんの押せ押せムード。近鉄風に言うと「いてまえ~」てな感じでとにかく勢いがすごかった…しかもすべて強打強打というわけじゃなく、緩急うまくつかいながら早いタイミングで強打をしたりコースを変えたり、先にしかけて王者のミスを見事に引き出していましたね。マルちゃんはミスが少なくウィナーをたくさんとってブレイクにも先に成功して、有利に試合をすすめます。

しかし、ブレイクされた直後に取り返すあたりはさすが王者。ブレイクの後のキープって本当に難しいね。もちろんどのゲームも同じようにやっているのだろうけど、やっぱ、ブレイクしたから、「これキープしなきゃ!」て潜在意識が働いたりして力んでしまったりするんだろうか。

マルちゃんのリターンはほんっとにすごい。2ndちょっとでも甘くなったらもう強烈に叩く。ロジェ君はサーブの調子が悪く、1stもなかなか入らず2ndを攻撃されてサービスゲームとても苦しんでいました。最初のほうはかなりたくさんのゲームで40-40にもつれていましたね。それでも持ち前の試合運びの巧さと忍耐力でなんとかしのいでいたけど、とうとう第11ゲームでマルちゃんに押し切られてフォアのミスが出てしまいました。

第2セットもロジェ君かなりピンチの連続でした。ショットは入らない、マルちゃんにすぐに追い詰められる、簡単なボレーをミスする…信じられないロジェ君の不調ぶり。一方マルちゃんはのびのび、ショットもキレキレ、応援団はおおはしゃぎ。一気に勝利へ突っ走ってしまうかって感じでしたが…でも私はそれでも思っていたよ。こんなに押されていても、ロジェ君がそのうち逆転していくだろう、て。そんなの後から言ってるだけじゃ~ん、と言われると…苦しいな(- -;)

私は常日頃から「王者のすばらしさは追い詰められたときにこそ発揮される」と耳にたこができる、いや指にたこができるほどここに書いてきた。だから、ロジェ君かなり苦しんでいたけど、一方で、ここから絶対に彼は逆襲してくる、ということも確信していた。そしてその通り!いや~わかっていても実際みるとあらためてすばらしいね。第3ゲームは2つのブレイクピンチをしのいでロジェ君よくキープしました。あそこをブレイクされていたら0-3だからかなりやばかったでしょう。

ピンチを脱したロジェ君は眠れる獅子が目を覚ましたかのごとく、徐々に本来の自分のテニスを取り戻していくようになります。ウィナーも決まるようになり、自分から強く攻めてマルちゃんを押し込む場面もあった。しかしいかんせん、マルちゃんがこれまたよく返す!マルちゃんは攻撃だけじゃなくディフェンスも大変すばらしいね。しかも、ラリー戦ではこのころまではたいがいマルちゃんが勝っていた。特に、緩急をつけたショット、そしていきなりフォアのクロスにガツーン!と放つすごい強打のスピードボール、あのタイミングの外し方はすごい。ロジェ君は流れるようなテニス、と称されるだけあって、試合のテンポの中でプレーのリズムを作っている。それが、あんなにテンポを狂わされたらそりゃ苦しい。

第2セット5-5で迎えた第11ゲーム、ここもある意味大きなゲームになりました。またしても40-40にもつれこんで、よく覚えてないけどたしかマルちゃんにブレイクのチャンスがあったのじゃないかなあ。しかしそこをロジェ君よくしのぎました。ピンチをしのいだ後は必ずチャンスが待っている。最後の第12ゲーム、40-0から追いつくと1チャンスを生かして見事にセットをとりかえしました。

第3セット以降はもうロジェ君の独壇場でしたねー。眠れる獅子は完全に目覚めてしまった…マルちゃんとしたら、やっぱ第2セットの第3ゲーム、あそこでブレイクできなかったのが痛かった…。今度はロジェ君のショットがキレキレになって、マルちゃんにミスが出始めるようになります。まるで人が入れ替わったみたいに。不思議なものだ…。結局第3セットはマルちゃん1ゲームもとれませんでした。

しかしマルちゃんにもっと大変な大ピンチが!こんなに長く勝ち抜いてきたのはもちろんマルちゃんにとって初めてのこと。度重なる連戦で足がついに悲鳴を上げてしまいました。第4セット途中で足が痙攣…!これはひねったわけじゃないからサーフェスは関係ないよね(笑)。どうかリタイアだけは…と皆が思ったことでしょう。そしてマルちゃんは無事にプレーに戻れたけれど、さすがに最初のころのように充実したテニスはできませんでした。ロジェ君としても、相手があんな風に怪我をしたら大変やりにくかったでしょう。しかし、そこを黙々とプレーするあたりはさすがでした。

それでもマルちゃんに最後のチャンスがやってきた。ロジェ君4-2で迎えた第7ゲーム、マルちゃんにブレイクチャンスが。しかしブレイクならず。そして来ました、第8ゲーム、ここも足がうまく踏ん張れないマルちゃんがミスを連発してしまって、0-40でマッチポイント。そして試合終了~。ウィンブルドンのときは、「感激」のあまり泣き崩れました。全米のときは、「歓喜」の雄たけびとともにガッツポーズをみせました。今回はどんなことするのかなあと思っていました。グランドスラム3連覇が決まった瞬間、…「安堵」。これが一番私が感じた今回の優勝の瞬間の印象でした。

↓続きはこちら…
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全豪オープン 13日目
2006年01月28日 (土) | 編集 |
優勝おめでとう
うつくしいモレスモ

Amelie Mauresmo

@Yahoo!sports


④Amelie Mauresmo(FRA) 6-1 2-0 ret. ⑧Justine Henin-Hardenne(BEL)

モレスモついにグランドスラム優勝~!!…と大喜びしたかったのになあ~。またしてもリタイアなんて…しくしく…しかし。それだからといってモレスモの優勝には一点の陰りもない。彼女は真に優勝にふさわしいプレーを今日したのだから。

ギルバートさんが言っていた通りの展開でしたねー。エナンの速攻を、モレスモの「スピン」が、完全に封じ込めました。リバウンドエースの上で高く跳ね上がるスピンボール、いやモレスモが…あんな…クレバーなテニスをするなんて…正直ちょっとびっくり…うれしいぞ!とにかく深く、弾むボールを集めてエナンをコートの外に追いやっていました。エナンは、それで打つタイミングやポイントをずらされて、ボールはほとんどネットやサイドアウト。同じアウトでもバックアウトではなかったというところは特筆すべきですかね。

途中はエナンにもブレイクのチャンスがあったけども、プレッシャーをものともせず黙々とプレーを続けるモレスモ。…いつものモレスモじゃない!(笑)別人か?いや別人じゃないね。彼女は本当に生まれ変わった。もちろんWTA選手権の優勝は大きかったでしょう。しかしこの何年か、「choke」の代名詞のように言われつづけて、そのバッシングに耐えて耐えてきたことが、今日、実を結んだ。街でよく見かける予備校のスローガンが私の頭に浮かんできます…「努力は実る」。

エナンのリタイアの原因は、前からのウィルスではなく、薬のせいらしい。肩の痛みを和らげるために飲んでいた、痛み止めの薬で胃を悪くしてしまった、とのことである。え~まじ!?このことを知った私はちょっと残念な気持ちになってしまった。

私は薬にはか~な~り~詳しいので、ここで「おくすりのお話コーナー」。(いつからそんなのできたんだ)エナンが使っていたという痛み止めは、おそらくNSAIDのことでしょう。NSAIDとは、日本語でいうと、「非ステロイド性抗炎症薬」。それの英語の頭文字をとっているというわけだ。医療現場ではだいたい「エヌセイド」と発音しているようだ。要するに、バファリンとか、イブとか、医薬品でいうとボルタレンとかロキソニンとか、ああいった類のものですな。解熱作用のほかに、体の痛み(腰痛や頭痛や歯痛)をとってくれるというありがた~いお薬。

しかしありがた~いものというのは、たいてい落とし穴がある。副作用。NSAIDには、消化器系への副作用が有名。特に、この薬の乱用による胃炎や胃潰瘍といった胃への影響は半ば常識になっている。よく「薬剤性胃潰瘍」とかきくもんね。まあそれでも、風邪で2、3日短期に使う分には全然問題ないけど、何ヶ月も、あるいは何年も、こういった痛み止めだけを使い続けると必ずといっていいほど消化器系への副作用が生じる。だから、リウマチ患者など慢性的にNSAIDを服用する必要のある人は、必ずこの薬と一緒にガスターなどの胃薬を処方されているはずだ。

だから、痛み止を慢性的に服用する際は、胃薬と一緒に飲むというのは、医療にたずさわる、もしくは薬関係に詳しい人なら誰でも知っているはずなのだ。もしエナンが胃薬も一緒に飲んでいて今日のようになってしまったのならもう気の毒としかいいようがないが、もし胃薬を飲んでおらず痛み止めだけを飲んでいたとしたら、それは、エナンサイドの、特に健康管理責任者の落ち度と、はっきり断言しよう。もしそういうことだったのならエナンがあまりにも可哀相だ。テニス選手が薬のことなど知らないのは当然。周りのスタッフの支えや力も、厳しいツアーを乗り切っていくには必要不可欠なことなのだ。テニスは決して、個人のスポーツではない。

もちろん、胃の不調にはストレスも大いに関係する。リンゼイ、マリアちゃん、並み居る強豪を1セットダウンから厳しい緊張感で逆転してきた。タフなゲームの連続と元優勝者、前哨戦優勝というプレッシャーは彼女にとってとほうもないストレスとなったことでしょう。しかしそれにしても、痛み止めの常用による胃の不調という素地があったからプレーを続行できないまでなってしまっていたのであり、これがなければリタイアなどするはずがない。エナンはこれまでにもとんでもない逆境から何度も勝ち上がってきた。並のストレスでくじけるような人じゃない。プレーを途中でやめることほど悔しいことはないからだ。今日はそのエナンを持ってしても、プレーを続行できなかった。よほど辛かったのでしょう。

エナンは試合がはじまる何時間も前から体調不良を感じていたそうです。「夜中の3時に、とても気分が悪くて痛かったので、お医者さんに診てもらったの」。試合が始まる前から、勝つことはできないと、エナンは感じていたそうです。それでも彼女は何も言わずコートに立った。「だってグランドスラムの決勝だもの。いつどんなときでもベストを尽くしたい。でもあれ以上プレーを続けたら、また別のところも悪くしてしまうかもしれなかった。やめて後悔はない」。悔し涙を浮かべていたエナンのあの姿は決して忘れないよ。このリタイアがきっと次にいい方向に結びつくと、信じているから、くじけずがんばっておくれ。でもとりあえず今は体をゆっくりやすめておくれ…。

↓長くなったので続きはこっちに… 
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全豪オープン 12日目
2006年01月28日 (土) | 編集 |
あめあめふれふれも~っとふれ~♪

Marcos Baghdatis

@Yahoo!sports


さっきWOWOWでエナンとモレスモのインタビューを見た。2人とも…かっこいい~♪モレスモ、そこらへんの男子選手よりずっとかっこいい笑顔がステキ。ほれちゃいそうだあ。一方エナンもクールでまたこちらも雰囲気がステキだなあ。あぁこりゃ明日の決勝はめちゃ楽しみだあ~。ううぅどっちかが負けてしまうなんて…でも、勝者は1人だけ。厳しいっす。

と、明日の女子決勝が待ちきれない私でありますが、その前に、今日、そして昨日行われた男子準決勝2試合。

①Roger Federer(SUI) 6-3 5-7 6-0 6-2 (21)Nicolas Kiefer(GER)

私はデジタルもとってないし、平日はほとんど見れないので、今回ロジェ君のプレーをこの全豪で初めてみました。準々決勝のニコちゃん3号戦、そして4回戦のハース戦と結構苦戦していただけにどうなることかと思ったら…あり?…めっちゃ強いじゃん…あの苦戦はどこからきていたのだ?すばらしい内容でほぼ完勝でしたねー。

じゃあ今日のニコちゃん4号が悪かったのか?ん~、でも柳さんは、それほど悪いとは言っていなかった。確かに第2セットはとったしね。サーブがよかったね。ロジェ君相手に10本エースを決めました。でも、ミスがとっても多かった。天下無敵の王者相手だと最初からがんがんいかなきゃいけないから強打、ていうのは当たり前。強打すれば当然ミスが多くなる。ロジェ君がうまくそのミスを誘いました。

帰宅したときはすでに始まっていたので最初らへんはわからないけど、第2セットもニコちゃん苦労しながらなんとかキープしてついていきましたね。ブレイクのピンチもいっぱいあったけど、なんとかサーブでしのいで、しのいでしのいでがんばったら、そのかいあって最後の12ゲームでチャンスがやってきた。先にキープする側だったのがここでもいい方向に働いたみたいね。そして全米、ウィンブルドン同様、セットがとれました。

セット1-1になって、ニコちゃんさぁこれから、というところだったけど…このへんの王者の試合運びはすごいなーやっぱし。いきなりブレイクスタートだもんね。ニコちゃんとしたらせっかく気持ちも盛り上がってきたとこであっさりやられてさぞかしがっくりきたことだろう(笑)。ロジェ君は3セット目に入って一気にプレーをあげてきましたね。ニコちゃんは第2セット我慢した分緊張がきれてしまったのか、ミスの連続、リターンゲームではほとんどポイントもとれませんでした。
結局第4セットも似たような感じでそのままあっさり試合終了。

ニコちゃんは決して悪くはなかったと思うけど、ロジェ君のディフェンス力はさすがです。あんなに厳しいボールをばしばし返しちゃうんだもん。それほど力をこめて打たなくても、相手が強く打ってるからその力を利用すればよいし、あとはコースを考えるだけ。そして予測のよさと動きのよさでしっかりボールをとらえて相手のいや~なコースにものの見事に返していた。ほんとチェスみたいなテニスしてたなあ。ど素人の私が見てもそのあたりのすばらしさがよくわかりました。

しかしニコちゃん今日はよく我慢しました(笑)。相変わらず判定には不満たらたらだったけども、この間のことがあるからねぇ。審判にも要注意人物としてマークされているに違いない。しかし、一度だけ、ニコちゃんがアウトのコールに不満を呈して、実際ビデオで見たらはっきりインになってるのがありましたね。ああいうのを見ると、やっぱビデオ判定は導入すべきだなあと思う。先日のグロージャン戦だって、ビデオで観れば、ラケットを投げたタイミングとかはっきり検証できただろうにさ。

しかしあのラケット投げにお咎めなし、ていのはちょっといかがなもんか。唾吐きやサビエル君のマイアミの暴行よりよっぽど性質が悪いと思うが…。だって選手に向かって、プレー中に、だもんね。失格になってもおかしくない。後々何かペナルティーがあるかもしれないね。まあそれがなくても、ニコちゃんには今後この「ラケット投げ」がずーっとついて回ることになる。一度失った信頼を回復するのは容易ではありません。そして良心の呵責に苦しむことでしょう。それは、人から与えられる罰則よりもずっと重くて辛いものだと思う。もしなんとも思わないのであれば、もう救いようがない。

内容的には完勝でしたが、去年ここで負けていただけに、準決勝というのはロジェ君としてもひとつ思うところはあったかもしれないね。「ここで負けたらがっかりしてただろうから」。だからこそ、いいプレーができたのかな。「なんだかヘンな気分だよ。またひとつグランドスラムのタイトルに近づけたことにとてもワクワクしてる」。  
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全豪オープン 11日目
2006年01月27日 (金) | 編集 |
初タイトルに向けて!

Amelie Mauresmo

@Yahoo!sports


いやー昨日は3試合も見て疲れたぞ。昼間の試合を録画しておいて、帰宅してから男子の準決勝を見て、そのあと昼の女子の準決勝を見て…疲れた…しかも試合が全部長いこと長いこと(笑)。途中で雨まで降ってくるしさー。そういうわけで、疲れてまた寝過ごしてしまいました。なので、書く時間がとてもないので、男子のマルちゃんVSナル戦は、今日のロジェ君VSニコちゃんと一緒に明日書くことにしよう。いやすごい試合でしたね。

というわけで、今日は女子準決勝2つ。

女子

⑧Justine Henin-Hardenne(BEL) 4-6 6-1 6-4 ④Maria Sharapova(RUS)

男子と違って、女子は本当にトップ選手が力をみせています。リンゼイは負けてしまったけども、そのリンゼイを破ったのが、おととしの優勝者のエナンなわけだし。そして相手はマリアちゃん。期待にたがわぬすごいゲームになりました。いやこれは本当にものすごい試合だった。こりゃ第2回のさっち杯ATPアウォードのベストマッチ賞候補に早くも名乗りを上げましたぞ!(笑)。

今日は最初はエナンペース。得意のフォアから展開してバックも調子よく、マリアちゃんを翻弄します。それでも最初はマリアちゃんがよく守ってキープが続きましたが、来た、第5ゲーム、ここでエナンが先にブレイク!…しかし、ブレイクした後のキープというのは本当に難しい。そこですかさずマリアちゃんにブレイクバックされてしまいました。

先にブレイクしても、追い疲れるとガクっときてしまう。だからブレイクの後のキープは大切。…んなことわかってるよね…相手だって必死だもんね。マリアちゃんの気迫がエナンを多少弱気にさせてしまったかな。そして、あれは最後のゲームだったかなあ。前に出てきたエナンへマリアちゃんが打ったロブ、これをエナンがジャッジしましたが、なんとそれがぎりぎりで入った!遠藤さんが、「エナンの弱気が出たポイント」と言っていたがまさにその通り。先にブレイクしたのに追いつかれてやや気落ちしたところに、あのロブ。その数ゲーム前にジャッジしたロブがアウトになっていたから、それがちょっと頭にあったのかなあ。

メンタルの強さが売りのマリアちゃんだけども、それに負けないくらい、いや人によってはマリア以上のメンタルを持つと称されるエナン。しかしそのメンタルで珍しく弱さが出てしまいました。アウトを期待してしまった。いやな予感がしてたんだよなあ…そしたら案の定、ブレイクされちゃってセットもとられてしまった。

エナンは相当落ち込んだでしょうね。メンタルに普段強い人がそのメンタルの弱さで失敗すると、想像以上にがっくりするし、後をひく。私はこの時点でエナンが負けちゃうんじゃないかと思ってた。

しかし、エナンよく盛り返した!やはり転んでもただでは起きないエナン。第2セット第1ゲームいきなりブレイクすると、今度こそキープ…あららら…またブレイクバックされちゃった。どうもいかんなあ。突き放しきれない。こういうパターンではブレイクバックされるとまたがくっときてその後簡単にキープされちゃうものだが、この第3ゲーム、ここがポイントだったかなあ。エナンがさらにブレイクして、これでやっと調子を取り戻した。

そして勝負のファイナルセット、第5ゲーム!やーここもひやひやしましたよ。いつブレイクされてもおかしくなかった…しかしエナンキープした!やはり苦しいゲームをとれると次が楽になれるもんですね。その勢いで次をブレイクして、これでほぼ勝負あり。その後一旦ブレイクバックされて5-4とされたときにはまたちょっとびびりましたが、エナンなんとか決めてくれました。最後がバックのきれいなウィナーだった、ていうのがなんかうれしい。

しかし…エナンかっこいいよなあ~。フォアもバックもんっとにきれい。あのジャンプしながら打つフォアハンド、見とれちゃいますわ…しかもバックの美しさは言うまでもない。あの滑るようなスライス、美しすぎます…あれができるのは片手バックハンドならでは、という感じですなあ。エナン自身もあのスライスにほんとによく助けられましたね。
そしてコーチのロドリゲスさんとの信頼関係も見ていてほほえましい。父と疎遠なだけに父代わりだというロドリゲスさんと本当にうまくいってるみたいですね。ロドリゲスさんの応援も結構熱いけど、なぜか見ていてきもちがいい。逆にユーリパパは見ていてちょっと暑苦しい(笑)。

しかし今日はユーリさんは比較的大人しかったような気もする。やっぱジェスチャーがちょっとまずいと思ったのだろうか。以前コーチングで罰金くらったことがあるもんね。

去年は怪我と病気でここに来られませんでしたエナン。今大会、リンゼイ、マリアちゃんと厳しい試合が続きましたが、見事にフルセットで勝ちきった。「ここにはリベンジの気持ちできた。土曜日もやりぬきたいと思う、私はここでは2004年から負けてないし、今年まだ一回も負けてないから。」。前哨戦でも優勝し、おととしはこの大会を制覇。自信はあるでしょう。

しかしマリアちゃんもがんばりましたねー。またしても準決勝で…どうも準決勝の壁がありますね。でも今日は最後まで死力をつくしてがんばりましたよ。本人は負けても堂々たるもの。「明日の新聞に”マリア敗退”とかなんとか書かれるでしょうけど、そういうものを一切すてて今日のゲームをみてほしい」。力をだしきったという充実感はある。相手が、強すぎた。

「今日の試合の内容はよかったと思う。もちろん負けて残念だけど、この大会でここまでやれると思っていなかった」。「今はがっくりきてるけど、将来に向けて自信になった。やれるってわかってる。どのレベルでやれるかもね」。大会前はマリアちゃんもキム同様怪我のことばかり言われていました。本人も、まともに戦えるかどうかの不安はあったでしょう。しかし、少なくとも去年と同じところまではきました。まあ18歳だしね。これからじゃこれからじゃ。

そしてマリアちゃんも次は東京ですね。ヒンギスに名指しで対戦を希望されていたけども、ひょっとして東京でそれが見られるかもしれないね。それも楽しみにしておくことにしよう。
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全豪オープン 10日目
2006年01月26日 (木) | 編集 |
ヒンギスよくやった!

Martina Hingis

@Yahoo!sports


や~昨日はなんだか失礼しました。1曲までさぼってしまった。もうルビが負けちゃってやる気を失っていた…正直アンディが負けたときよかショックだった…あんなにルビッチが好きだったなんて、自分でもびっくりしたよ(笑)。去年はルビのこといっぱい書いたからなあ…。すっかりお気に入りの選手になってしまっている。そういやマドリッド決勝のときも、勝ったナダル君よりむしろ負けたルビのほうに同情しちゃったもんなあ。ところでルビは昨日のWOWOWに登場してくれてましたね。いつか大きな大会でルビが優勝する日を首を長くして待っているよ。ということで、すっかり立ち直ったので今日はまた気合入れて書いてみた。

女子

③Amelie Mauresmo(FRA) 6-3 6-0 ⑦Patty Schunyder(SUI)

モレスモ勝ちました!やった~。今日は力のある選手との対戦でどうなるかと思ったけど、最後は9ゲーム連取で昨日のナル同様電車道で決めました。第1試合が4時間48分かかって待たされて待ちくたびれた後のこの試合、わずか52分で終わってしまいました。でもこれで大会スケジュール的にはちょうどよくなったのかな。

相手のシュニーダーが「ほとんど試合にならなかった」というほど、今日のモレスモは圧倒してました。…内容ではどうだったのかな…。

さっきナルの話を出したけども、このモレスモとナルは状況がとてもよく似ている。2人とも、グランドスラムではいつも上位に顔をだす。ファイナリストにも1回ずつなった。しかし、肝心の優勝が、まだ1回もできていなかった。

しかし去年の年末に2人はキャリアの大きな転機を迎えた。両者にとってシーズン最終戦となったチャンピオンシップとTMCで、それぞれトップ選手を破って、優勝。モレスモは、キムにマリアちゃんにピアースに、3人のトップ5を一気にやぶり、ナルは、その3人分くらいはあろうかという天下無敵の王者ロジェ君に勝った。そして、2人とも、その優勝を大きな自信にしてこの全豪に臨み、充実したプレーをみせている。「そのこと(WTA選手権で優勝したこと)によって、今年の全豪はいつもとは違った状況で乗り込んでこれた。」。あの最終戦の優勝が、この10日間のモレスモとナルを大きく支えている。

ところで、ギルバートさんが地元紙のTHE AGEに面白いことを書いている。何かと物議を醸しているこのリバウンドエースでの戦いで、鍵になるのが「スピン」だと、説いている。このサーフェスを制するのは、突き刺さるハードヒットでも、フラット系の爆発的な速いショットでもなく、選手をコートの外に追い出すトップスピンだ、と。

ギルバートさんが言うには、このサーフェスは、「クレーコートと同じくらい」遅いんだそうな。しかしクレーよりもはるかに動きやすい。土の上のスライドフットワークが苦手な選手でも対応できる。ギルバートさんに言わせると、コートの速い遅いはその年によって違って当然だし、対して問題じゃないそうだ。だから、「ナダルが怪我をしていてここにいないことを他の男子選手は幸せだと思わなくちゃならない」だって。もしナダル君がこのサーフェスでプレーしていたら…だって!そんなぁああああ。ぐやじい…。

んで、男子に比べて、女子はその「スピン」がそれほど影響することは少ない。マリアちゃんも、リンゼイも、トップ選手はだいたいフラット系だからね。ヒンギスはまたちょっと変わってるけども。そのようにフラット系が多い女子の中で、比較的スピンを使うのが、モレスモ。ギルバートさんは、このモレスモに要注目と言っている。なるほどー。それはいい分析だな(笑)。まあそういう意味ではナルもわりとフラット系でそれほどスピンを多用しないけども、どうなのかしらん。しかしこりゃあますますモレスモに注目ですなあ。

7年前にこの大会で決勝を戦ったときに比べて、「すべての部分がよくなっている」と語るモレスモ。「自分のプレーをコントロールできるし、相手を見て使うべきショットの選択もよくできるようになった」。
そして、言われ続けてきたメンタルについても。「少しずついろんなこことを経験して、状況を打開する方法を見出せてきている」。

つまり、「何もかもうまくいっている」ということか。しかしなあ。私はまだ心配だ。何もかもうまくいっているときというのは、かえってこわい。特にメンタル。精神面っていうのは、形にならない分読めない。一秒前まで絶好調だったのが、一瞬で地獄に突き落とされることだって、十分ある。だから恐いのだ。

ナルは比較的メンタルに強いとは言われているけど、それでも大きな大会で今まで勝てなかったことを考えると、モレスモに共通するメンタルの何がしかの弱さがあったと思われる。もうベスト4。優勝への道のりは、2人にとって、近くて、そして、限りなく遠い。TMCとWTA優勝で生まれ変わった2人が、これからの困難な道のりをどのように乗り越えていくのか、楽しみに、そして祈りながら見つめていくこととしよう。

②Kim Clijsters(BEL) 6-3 2-6 6-4 Martina Hingis(SUI)

ヒンギスついにやぶれたか…ぜひともヒンギスに勝ってモレスモと因縁の対決をして欲しかったんだけどなあ。しかしそこはさすが世界2位のキム、元女王として君臨したヒンギスを見事にうっちゃりました。そして、この試合に勝利したキムはリンゼイに代わって世界No.1に返り咲くことが決定しました。

前日にThe Gurdianが、このヒンギスVSキム戦について、ヒンギスはキムにかなわないだろうと、ちょっと否定的な分析をしていた。4回戦で対戦したストーサーに、疲れと相手にとどめをさすパワー不足から追い上げられたヒンギスに対して、3年前にヒンギスが戦列を離れたときと同じ問題が垣間見えたからである。

かつてこの大会も3連覇、女王の名をほしいままにしていたヒンギス。華奢でパワーのない彼女をトップに押し上げたのは、女版ロジャー・フェデラーかと思わせるその引き出しの多さ、戦術の巧みさだった。「柔よく剛を制す」といわんばかりのその相手のパワーを封じ込める戦術の妙に私達は魅了されたものだった。まさに今のロジェ君と同じように、ヒンギスは女王としてテニス界に君臨していた。

しかしロジェ君とヒンギスには決定的な違いがある。そては「turbo charge」。ここぞというときに相手の息の根を止める決定的なパワーが、ロジェ君にはあり、ヒンギスにはやや欠けていた。そして時代は変わる。パワー優勢の時代になって、ヒンギスの戦術も研究され、クレバーさではかなわないライバル達は力技でヒンギスの戦略を封じ込めることに成功した。ダベンポート、カプリアティ、そしてウィリアムズ姉妹。パワーがない自分の限界を感じたヒンギスは、怪我を契機に身をひくことになった。

そして今日、奇しくもそのGuardianが指摘したとおりの展開となった。立ち上がりはややナーバスになっていたヒンギスは最初の16ポイントのうち12をキムにとられるという内容であっという間に4-0とリードをとられ、第1セットをもっていかれてしまった。キムは強いサーブで簡単にキープし、逆に自分より20キロも遅いヒンギスのサーブを攻略し、優位にたった、かに思われた。

しかしそれで引き下がるようなヒンギスじゃない。反撃のチャンスを虎視眈々と狙っていた。徐々に相手のストロークに対応し始めて、キムの強打をかわしてミスを誘うようになり、ポイントでも優勢にたっていく。「第2セットは、突然力がなくなってしまった」というキム。一方ヒンギスは、キムの変化を確実に読み取って戦略に加えていた。精神面でのゆさぶりには自信を持っているヒンギス。その手腕で、キムを徐々に追い詰めていく。

しかし最後は、やっぱりパワーの差が出てしまった。弱いサーブをキムに叩かれて、ファイナルセット、せっかく追いついたのに、第7ゲームで決定的なブレイクを許してしまった。最後までキムに食らいついていったけども最後はキムの押しにちょっと及ばなかった。

でも、ヒンギスはすばらしかった。完全にこの全豪の主役だった。「自分に誇りを持つことができた。こんなに勝てるなんて思っていなかったもの。今日負けたけどとても将来の見通しが明るくなった。また一生懸命やらなくちゃ。自分を信じることが、出来始めた」。そして、ひとつ学んだことは?と聞かれて、「スピードが大切ということね」。

キムとヒンギスが最後に対戦したのは、2002年の全豪の前哨戦のシドニー。そこでヒンギスはキムを破って通算500勝を達成したのだった。そして4年経って、今日は、キムがヒンギスを破って世界ランキング1位を決めた。元女王と新女王のすばらしい戦いだった。

ヒンギスおつかれ!次は東京だね。日本で楽しみに待っているよ。あ、でもその前にまだダブルスが残ってたっけ。 alt="hingis.jpg" border="0">


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全豪オープン 9日目
2006年01月25日 (水) | 編集 |
大一番を制した!

Justine Henin-Hardenne

@Getty Imagew


昨日のWOWOWの勝敗予想クイズ…どう考えてもリンゼイVSエナンだと思うが。そんなにしてまでシャラポワをフィーチャーしたいのか?それとも昼間の試合と夜の試合っていうところでそこらへんの都合なのかしらん。あれ以前のグランドスラムで応募したことがあるけど、当然当たったことがない。でもさー、当選したときにTV画面に本名が出るのがちょっとはずかしいかもね(笑)。←そんなこと考える奴には絶対当たらないから大丈夫さ~。

女子

⑧Justine Henin-Hardenne(BEL) 2-6 6-2 6-3 ①Lindsay Davenport(USA)

エナン勝ちました!!いやあ嬉しい。んもー今日の私にとってはこの勝利が唯一の心の救いだよ…。もちろんリンゼイも好きだけども、エナンはもっと好き。モレスモの次くらいに。ん~でももしモレスモとエナンが対決したらどっちを応援するべきかわからんな…それくらいすきなのさ~。だからとってもうれしい♪

この試合は風が強くて、2人ともサーブの調子が悪く、ブレイク合戦になりました。2人合わせてブレイクが13回。立ち上がりはリンゼイがとても調子よかったようです。エナンは第1セットのサービスゲーム4つを全部ブレイクされてしまいました。エナンの2ゲームはいずれもリンゼイのサービスを破ったものなんでしょう。サーブもあまり調子よくなかったようで、4回目のダブルフォルトでリンゼイに2-5とリードを許してしまいました。

「最初はとてもうまくいった」というリンゼイ、しかし第2セット畳み掛けることができずエナンを生き返らせてしまいます。「ゲームプランを見失ってしまった」。逆のスコアで、こちらも最後はダブルフォルトでエナンに第2セットをもっていかれてしまいます。

「彼女(エナン)に自信をつけさせて試合の主導権を握られたら、とてもタフな相手」とリンゼイに言わせたほど、追いついたエナンは強かった。ファイナルセット、第6ゲーム、リンゼイのサービスゲームをエナンが4回目のチャンスでようやくブレイクに成功すると、それでも相変わらずサーブの調子はよくなかったようですが、ダブルフォルトにもめげずなんとかサービスゲームをキープしてそのまま勝利。

いやーエナン苦しかったね。「第2、3セットは安定してプレーができた。第1セットは彼女(リンゼイ)がプレッシャーをかけてきて大変だったけど、なんとか戦い続けた」。

リンゼイは去年決勝まで行っていて今年はベスト8で敗退のため、ランキングポイントが下がり、No.1の座を失う可能性も出てきました。今2位と3位のキムとモレスモの結果によっては。その2人がこの大会後にNo.1になる可能性は十分ある。でもリンゼイにとって、そんなことはどうでもよいことです。「私の目標は、日々改善していくことだけよ」。「今年は(去年より)出る大会を少なくするつもりだから、(ランキングが下がるのは)覚悟している」。

④Maria Sharapova(RUS) 7-6(5) 6-4 ⑥Nadia Petrova(RUS)

あああペトロワ負けたか…ひそかにペトロワを応援していたのだが…ど~してもマリアちゃんに勝てないねえ…。実力はそんなに変わらないと思うのだが…やっぱメンタルの差なんだろうか。

今日の試合はそのメンタルの差を感じさせるものになったみたいですね。お互い調子が悪く、エラーを重ねる中で、ペトロワが我慢できませんでした。第1セットはペトロワが5-4、さらに6-5でもサービス・フォー・ザ・セットだったのに、両方ともブレイクされちゃってる。しかも、タイブレークもセットポイント2つ握ってから追い付かれてるし。チャンスというのはそんなにたくさんはやってこない。だからそれが来たときはピンポイントで確実に決めなくちゃあならんのだ。それを、そんなにたくさんチャンスがあってひとつもものにできないなんて。それじゃ勝てっこないさ。

一方マリアちゃんはよく我慢しました。「お互いブレイク合戦になって、サーブをキープできたら奇跡みたいな感じだったわ。でもなんとか踏んばった。2つセットポイントを握られたのは本当にきつかった。でもなんとか最初のポイントを奪い返せた。そして2つめは比較的楽に取りかえせたわ」。

ペトロワはこれでもかとチャンスをものにできない自分のふがいなさに、ときに涙を浮かべながらラケットをコートに叩き付ける場面あり、結局ダブルフォルトが12、エラーが49という結果でした。マリアちゃんのほうもエラーは36と決して少なくはありません。しかし、やはりこの試合を分けたのは忍耐力の差、ではなかろうか。

そのペトロワですが、今のコーチを解雇するそうです。といっても別にけんかしたとか物騒な話ではなく。逆に、「物足りない」んだそうな。精神的により強くなって誰とでも渡り合えると感じた彼女は、今のコーチのAlexander Mityaevさんを、物足りないと感じたようです。

「彼はとてもいい人だしクレバーだし、悪くはない。でも私たちは一緒にいて合わないのよ。私には、優しすぎるの」。「私のコート上での振る舞いがよくなかったり、うまくいかないときやバカげたことをしたときに、私を引き戻して、こうしなさい、て言ってくれる人が好きなのよ」。

ペトロワはコーチが練習方法など全てを管理するというやり方が好きらしい。しかし今は彼女が主になって、自分が必要なことをコーチに求める、という図式らしく、それはとても考えることが多くてきついんだそうな。ん~でも、ちょっときついことを言わしてもらえば、試合のときは、コーチの力を頼ることはできないんだけどなあ。頼れるのは自分自身だけ。普段から考える習慣ができていない人が試合のときだけ考えられるはずないと思うんだけど。結局、何でもそうだけど、自分からやらなくちゃ、うまくいくはずないさ。仕事でも、勉強でも、遊びでもね。やれと言われたからやっている、それで充実できるはずがない。しかも10代の若者ならいざ知らず、もう20代でしょうに。 
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全豪オープン 8日目
2006年01月24日 (火) | 編集 |
鉄人敗れたり

Dominik Hrbaty

@Yahoo!sports


女子

③Amelie Mauresmo(FRA) 6-1 6-1 ⑯Nicole Vaidisova(CZE)

モレスモ勝ったか!いやあよかった。しかも結構圧勝ですね。伸び盛りのニコちゃん相手だけにちょっと心配でしたが、それは全く杞憂だったようである。こういう予感はどんどん外れてくれ。

いきなり立ち上がりからサービスブレイクでニコちゃんにプレッシャーがかかり、モレスモはその後もぐいぐい押しまくったようである。…どうしてそれがローランギャロスではできないのだろうか…まいいか…。とにかく、第1セットはぐいぐいモレスモに圧倒されニコちゃんエラーが17も出てしまいました。一方のモレスモは、なんと0。

そして23分で第1セットをとると、今日のモレスモはぐいぐいモード全開。2セット目もいきなりニコちゃんの最初のサービスブレイクをうまいロビングで破ると、こうなるとニコちゃんはもう攻めるしかない。一か八か、当たって碎けろ、all-or-nothing、いろいろ表現方法はあるが、まそういう感じでいったけども、どうやらそれが裏目に出てしまったようです。八になって碎けてnothingになっちゃった、てことか…(←ひどい)。ニコちゃんはエラーが第2セットは14、計31本。モレスモは、なんと1本だけ!52分でモレスモが文字どおり完勝しました。

モレスモは16才のニコちゃんの若さを試合前から読んでいました。「彼女には調子の波があると、わかってた。しっかりボールを返してチャンスを待って、それがやってきたときがポイントだと思っていた。だけどこんなスコアになるとは思っていなかったわ」。

このあまりの完勝ぶりにロイターも、「serious contender」と書いている。しかも相手がニコちゃんだからなあ。「体調はとてもいいわ。今日はすごくがんばらなくてよかったし。これからにむけていい徴候よね」。

しかしなあ。問題はこれからなのだ。モレスモは大舞台になればなるほど心臓が小さくなるというか…一番の問題はそこらへんじゃないか?技術も体力も、十分にチャンピオンに値するものを持っている。No.1にだってなれた。あとは、メンタル、メンタル、メンタル!!!もうそこだけ。特に今日あまりにもうまくいった分余計に心配だ。いやもちろん油断とかそういうことはないと思うけれど。こういう風に何もかもうまくいっているときというのは意外に落とし穴が待っているものだ。ああ…いま欠場してて試合してないからナダル君のあの精神力をちょっとモレスモにレンタルしたい…。

⑦Patty Schunyder(SUI) 6-2 6-1 ⑫Anastasia Myskina(RUS)

ここは順当に上位シード同士が勝ち上がりましたね。しかし結果はシュニーダーの圧勝。う~む、4回戦にしてはワンサイドゲームが2つも…。こちらも55分と一時間かからずさくっと決まってしまいました。

去年からは自信を持ってプレーできているというシュニーダー。「コートの上でもとてもいい気分を味わえてるわ」。ここまですべてストレート勝ち、ベースライン上でも優位に試合をすすめています。

一方ミスキナ、2004年はローランギャロスで念願のグランドスラムも制覇、ランキングも一時は世界3位まで上昇してましたっけ。しかし去年は彼女にとってとても辛い一年でした。去年の全豪では今年同様4回戦にはすすめたものの、その後出場した10大会で、続けて勝てたのは、わずか3回。つまり7回は初戦敗退していたということになる。

そして去年、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ全仏、悪夢の1回戦敗退。前年のチャンピオンとしては史上初めての初戦敗退という不名誉なおまけまでついてしまいました。

その原因は、やはり、お母さんの病気。がんにわずらっているお母さんのことが気掛かりで、充実したテニスができませんでした。

もうひとつ、テニス以外でトラブルがありました。例のトップレス写真流出での裁判。一時の好奇心であんな写真ををとった君が悪いのさ、て突っ込みたくなるが、まあそれはおいといて。その写真を撮った写真家に対して800万ドルを請求する(名誉毀損?)裁判で負けてしまいました。

しかしシーズン後半はだんだん調子も戻ってきて、10つめのタイトルもとることができました。オフシーズンはモスクワでゆっくり過ごしたようで、彼女にとってとても貴重なオフだったと、語っています。「一か月以上、ジムにもいかず、テニスもせず、何もしなかった」。「たくさんの時間を家族と過ごせたことがとても自分にとって助けになった、そしてエネルギーを与えてくれたんだと思う」。

お母さんの病気については詳しくは語らなかったようですが、今は病状は安定しているとのことです。「今とても幸せよ。コートでの時間を楽しくすごせているわ」。

②Kim Crijsters(BEL) 7-6(5) 6-4 ⑮Francesca Schiabone(ITA)

予感はやっぱり外れた!(笑)。いやあキムごめんよう。しかしやはり厳しい試合ではあったようである。スキアボーネの突き刺さるようなストロークの嵐に苦しめられたようです。しかも、怪我との戦いもある。「ちょっと恐かった」と怪我のことで今は頭がいっぱいのようです。

「先週は人生で一番長くphysio room(病気や怪我の治療をする部屋)にいた」と語るキム…キムもマリアちゃんもそんな簡単に「人生で一番」なんて使うもんじゃあないよ…まだ君ら20年そこそこしか生きとらんのに…。

閑話休題。そんな感じで練習不足のためやっぱり調子もあまりよくありません。サーブが不調でダブルフォルトも多く、エラーも43でてしまいました。「練習するより今は休息をとることのほうが大事なの」。

Martina Hingis(SUI) 6-1 7-6(8) Samantha Stosur(AUS)

そしてキムと準々決勝を戦うのは、…きたヒンギス。ついにベスト8。いやーとまらない。今日は地元のストーサーが相手、いくらカムバック人気のヒンギスとはいえ今日は声援はさすがにもらえんでしょう。しかしそれでも勝ってしまう。まあヒンギスとしたら観客を敵に回すのは慣れていることだろう。全仏のグラフとの決勝なんてすごかったもんなあ。

第1セット第4ゲームで早くもストーサーにプレッシャーをかけブレイクに成功すると、次も3ゲーム連取して、最後は得意のバックハンドのウィナーで、23分でセット先制。

第2セットも先にブレイクしたのはヒンギスだったけども、そこからお客さんの後押しでストーサーが盛り返し、疲れからサービス力がやや落ちたところでヒンギスのサービスゲームをブレイクしタイブレに持ち込みました。そのタイブレも、最初はストーサーが5-2でリードしていたらしいけども、そこはやはり勝負どころで強いのは昔から、ヒンギスが見事に追いつき逆転してタイブレと勝利を一緒にものにしました。

ヒンギスは5-3のサービス・フォー・ザ・マッチで30-0と、勝利まであと2ポイントだったようです。「あと2ポイント、て思ってしまってそれで試合が長引いてしまった」。確かになあ。勝利が近づいてくるとどうしても守りに入るし相手のミスを待ってしまうし、自分から攻めるということはなかなか難しいものだ。大舞台になればなるほどね。

しかしヒンギスは勝負どころでの集中力がすばらしい。だからこそあんなに輝かしい経歴を残してきたのだ。ストーサーがこう言ってます。「彼女はすごい選手よ。対戦して、彼女がどうしてあんなにグランドスラムを勝ってきて歴史に残る選手となっているかが、わかったわ」。

ということで!やっときた~!ついにトップ10選手がヒンギスの挑戦を受けることになりました。その相手は、堂々2位のキム。こりゃヒンギスは相手に不足はないでしょう。こりゃあまたまた超楽しみな一戦になりましたなあ。ところで、話全然変わるけども、先週のWOWOWで、ヒンギスの復帰についていろんな選手にインタビューしてるやつがあってたけど、その中で、レイトンがヒンギスに、「ぜひ優勝してほしいネ」と言っていた…それはキムへのあてつけか?(笑)。

まあレイトンとしたら自分を振った憎たらしい女だけにここはぜひヒンギスに仇を討ってもらいたいというのは男として当然の心理であろう。さすがに観戦にはこないだろうが、きっとTVに写るキムに向かって「カモ~ン!」と叫んでいるに違いない。(←このへんあくまでフィクションですのでスルースルー)
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全豪オープン 7日目
2006年01月23日 (月) | 編集 |
暑さ対策もバッチリよ

Nadia Petrova

@Yahoo!sports


女子

①Linesay Davenport(USA) 6-2 6-4 ⑭Svetlana Kuznetsova(RUS)
⑧Justine Henin-Hardenne(BEL) 6-0 6-3 Virginia Ruano Pascual(ESP)


リンゼイ14シードのクジーとの対戦でしたが、以外にあっさり終わってしまいましたね。といっても本当にあっさりだったのは第1セットで、第2セットはやや大変だったようである。

その第2セット、3-0と圧倒的にリードして磐石のはずでしたが、リンゼイが足を怪我してしまします。…まさかこれもサーフェスのせい!?「前に足をひねってしまったのよ。そこがちょっと腫れてしまったみたい。ひとつのショットを打ったときに悪くなったようだわ。でも良くなるのに時間はそれほどかからないでしょう」。これ以上悪くならなければ、48時間で腫れはひくだろう、とのこと。明日は試合がないから…なんとかぎりぎり大丈夫かなあ。クジーに一旦は4-3と逆転されてしまいましたが、クジーはここが攻め時だったのに、こちらも相変わらずぴりっとしない内容でエラーを連発、結局リンゼイをとらえることはできませんでした。


そしてリンゼイが次に対戦するのは…第7シードのエナン。こちらも今日は勝ちました。まあ実績の差を考えれば当然なのであるが。今日は調子も結構よかったようです。

そして準々決勝、きましたリンゼイVSエナン!2人もよく勝ちあがってきてくれたね。これは超楽しみなカードになりました。事実上の決勝戦?…ていうのはちと言いすぎかな(笑)。

⑥Nadia Petrova(RUS) 6-3 6-1 Elena Vesnina(RUS)

これもまたあっさり。まあスコア以上に内容では競っているのかもしれないが…。「little trouble」だったそうだ…。61分しかかかりませんでした。今日はまたEHPが適用されて、コートの屋根が閉じられて試合が行われたそうです。

ここまで15ゲームしか落としてない、もちろん全てストレート勝ちのペトロワ。「でもここまでまだタフな相手と当たっていないし。だから試合のリズムを作ってその感触を確かめて、ゲームの中でいろいろ適応させるように努めているの。今の時点ではとても自信がついているわ」。

母国のモスクワは今気温がー30℃くらいだそうな。ひええええ。このように、暑さより寒いのに慣れている分このメルボルンの猛暑には弱そうにも思えるロシア人だけども、まあテニス選手は世界中を転戦してるわけだし、あんまし関係ないんじゃないかと…。

しかしやっぱり。Vesninaは、やや暑さが苦手のようです。「オーストラリアに来る前は地元で練習していたのよ。もちろんここみたいに暑くはないわ」。そして環境に慣れるため、ゴールドコーストには少し前に入ったそうですが、やっぱり暑さにも戸惑って調整が狂ったのか、1回戦負けしてしまいました。「暑すぎていいプレーができなかった。こんな天気だとどうしたらいいのかわからないわ」。

一方ペトロワはやはりトップ選手、調整の仕方もさすが。母国のロシアからいきなりオーストラリアではなく、やや涼しくて気温差が少しでも少ないニュージーランドを選びました。「私がモスクワを離れるときは、-10℃だった。昨日は、-35℃だったそうね。気温差があまり大きくなりすぎないように、ゴールドコーストじゃなくてニュジーランドから入ったのよ」。そして1週間そこで体を慣らした後、シドニー入り。徐々に体を暑さに適応させていきました。「シドニーについて何日かはとても暑くてたまらなかったけど、環境にはうまく適応できていると思う」。

一方、ホップマンカップに出場するために早くからパースに来ていたクジーは、他の選手より一足早く年末から試合をしてました(といってもロシアが登場したのは年明けてからだったっけ…)。クジーは、たくさん練習して体を動かすことも、環境に体調を適応させるひとつの要素だと考えています。「今まで寒いところで練習していて、パースでプレーして、暑いシドニーでプレーして、とても快適にやれている」。

もっと太陽の光が見たかったと願いながらクジーは、EHPが適用されて屋根が閉じられたセンターコートで最後のシングルスを終えました。「もちろん屋根は閉じたほうがいいプレーができるでしょうけどね。そのほうが暑さをコントロールできるから」。

④Maria Sharapova(RUS) 6-4 6-4 ⑰Daniela Hantuchova(SVK)

今日の夜の試合。マリアちゃんがこちらも暑さに耐えてハンチュコワを振り切りました。両セットとも先にブレイクに成功したのはハンチュコワのほうだったのにね。そこはやはりマリアちゃんのトップ選手としての意地と気迫で盛り返したというところか。ハンチュコワは第2セット途中足を痛めて治療する場面もあったようでした。「そのせいで、第1セットみたいな動きができなかった」。ダブルスもこなしてるし、疲労もたまっているのだろう。そしてこの暑さ。一時期の激やせからだいぶ体重も戻ってきたようだけども、やっぱりもうちょっと筋肉が必要なのかしらん。でもあまり筋肉もりもりだとモデル業にはまずいしねえ。

マリアちゃんは今日はこの環境にもとても苦しみました。「今日は人生の中で一番暑い日だった」とまで言ってるね(^^)。やはりロシア人にはこの暑さはこたえるだろう。それで立ち上がりあまりリズムがつかめなかった、とか。一応屋根は閉じられて冷房も入っていたようだけども、まああんなでっかいところに冷房っていってもたかが知れてるだろうしなあ。しかし屋根を閉じるのに冷房に、すんごい電力が消費されてうんだろうね…。

ところでこの全豪を3月に移すのがよいのではないかという意見がでていますね。去年怪我が多かった選手のスケジュール問題を考えて、最初のグランドスラムの時期をずらして余裕をもたせようということらしい。確かに1月中旬ってちょっと早い。だって正月あけてたった2週間だもん。それに全豪終わってからローランギャロスまでずいぶん期間があるしねえ。ローランギャロスとウィンブルドンは1ヶ月も空いてないのに。3月ならローランギャロスの5月までそんなに開いてないから、他のGSとも開催時期のバランスはとりやすいのじゃなかろうか。

そしてそれに拍車をかけたのが今回のこの猛暑。確かに暑さとの戦いも勝負のひとつの要素かもしれないけど、そうはいってもこんなに35度とか40度ってこりゃきつい。んでこれが終わったらまた北半球でさむ~い。怪我以前に風邪ひいて体調壊しかねないしね。3月ならメルボルンもここまで暑くなかろう。「テニスプレーヤーにってはそのほうがずっと過ごしやすいと思う」とマリアちゃんも賛同している。私もこの3月案は賛成じゃ。年明け早々はこっちもきついぞ!あ、でも3月は日本は年度末だからそれも忙しいかなあ…う~ん…。
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全豪オープン おまけ
2006年01月22日 (日) | 編集 |
この人まで金歯

いや~アメリカって金歯流行ってんのかなあ。今週もNellyのあの曲またビルボード1位になっていたしなあ。ジェームス君のコーチのBrian Bakerが、どうやら金歯にするらしい。しかも、それはジェームス君との賭けに負けたからなんだって。

去年大怪我やお父さんの死などでスランプに陥っていたジェームス君は、また元のレベルに戻れるかあまり確信がなかったそうな。なので、モチベーションを高めるため??「もしなにかトーナメントで優勝したら、次にあるグランドスラムでジェームス君が勝ち残っている間にベイカーが金歯にする」という賭けをしたのだそうな。そしてジェームス君は前哨戦のシドニーで見事優勝。しかしさすがにこの全豪までに金歯を作る余裕はなかった。

「彼(ベイカー)はなんとかして金歯から逃れようと画策してるみたいだけど、先週絶対にするようにプレッシャーかけといたから」。おもしろすぎる…金歯のベイカーがみたいなあ。

マレイ君怒る

昨年急成長してきてメディアにその一挙一動が注目されまくっているマレイ君。あまりのメディアの過熱ぶりにとうとう堪忍袋の緒が切れてしまいました。シングルスで負けた後同い年のジョコビッチと組んだダブルスでも敗退した後の記者会見で。「昨日(シングルスで)負けたのをメディアのせいにするつもりはない。でも、こんな状況は僕には耐え難いんだ」。

そしてマレイ君は、かつて同じようにメディアの過熱ぶりに苦しんだあの人にこのことを相談しています。「このことについてティムとだけ話したよ。これからも僕が直面しなくちゃならないことを経験してきている人だから」。これからメディアとどうつきあっていけばいいのか、先輩のティムにアドバイスをもらったようです。

「でも、最終的には自分に正直であるべきだし、そうしていかなくちゃいけないと思ってる」。

「イギリステニスにとっては多くの人が僕のところにいるのはいいことなのかもしれないけど、それと同時にいろんな人が僕のゲームに対して言いたい放題言うという状況はいいとは思えない」。

結局、ティムのときとなんにも変わってないね…。

僕の気持ちを受け取ってください

選手がものを観客席に投げるのは勝って興奮したときとだいたい決まっているけれど、それ以外の目的の場合もあるようだ。地元のルツァックは、1回戦ミナルに勝った後、使っていたタオルを全部観客席に投げちゃって、ロッカールームでオフィシャルに怒られてしまいました。

しかしそれにはある意図があったのです。「そのあとジャーナリストが1人きて、僕のアドレスを聞いていった。おそらくタオル会社に彼はそれを渡すだろう」。

そう、彼はスポンサーを求めていたのです。そしてルツァックは今度は、ラケットを投げちゃいました。
26才のルツァックは、ガールフレンドと一緒にツアーを回っていますが、コーチを探していると同時に、お金のかかるツアー転戦の費用をまかなってくれるスポンサーも探しています。ガールフレンドは妊娠しておりルツァックが初めて父親になる日も近づいている。

「コーチとガールフレンドとツアーを回るのはとてもきつい。なんとかお金を節約していかないとね」。赤ちゃんが生まれたらますます大変だね。でも、「プレッシャーになんかならないよ。モチベーションになる」。

関係者席

選手それぞれ、関係者席というかファミリーボックスというのがあって、コーチを始めとして配偶者や恋人、家族などさまざまな人が選手を見守っています。レイトン一家みたいにたっくさんいてにぎやかな選手もいれば、閑古鳥が鳴きそうな選手も、たまにあり。

全豪の場合は、大きなコートの場合、選手1人に対して(シングルスの場合)12席まで用意できるそうな。でもあらかじめ申し込んでおく必要があるらしいけども。んでレイトンは地元だけに、両親に奥さんにコーチにいろんな人がいたけれども、生まれたばかりのMiaちゃんだけは、そこに入れなかったそうです。「生後6週間の乳児をセンターコートに入れるわけにはいかない」。オフィシャルからあっさり。そりゃ当然です。

んで、レイトンは地元ということもあって、さらに12席追加してもらえるそうです。それを利用して、ときどきグレッグ・ノーマンとかデ杯監督のフィツジェラルドとかがそこに座ったりするそうな。

クーリエがおもろいこと言ってるね。「関係者席の人数は、賞金額に比例する」。コーチを雇うのにも金がいる。かわいコちゃんは金がなけりゃ逃げていく、妻や亭主をツアーにつれそうにも金がいる、と。金の切れ目は縁の切れ目というわけか…「ランキングの低い選手のほうが関係者席は寂しいような気がするね。選手が自らを気持ちよくプレーできるようにするもの、それはお金だよ」。

…ずいぶんあっさりしてるなあ(笑)。ちなみにクーリエはコーチと、「ときどき」ガールフレンドをつれていたそうです。

ダブルススペシャリストのウッドブリッジは、コーチと奥さんだけと一緒にツアーを回っていたそうな。「妻はほとんど僕と一緒にいてくれたよ。いい関係を保つには一緒にいるのが一番だからね」。

年に30から35週、知らない土地を転々とするのは、とても寂しいものだという。だからこそ、コーチやパートナー、家族の存在が必要なのだ、とウッドブリッジは説いている。そして、大きな大会では友達が応援してくれることもあるけれども、賢い選手は、応援の人数を「絶対必要最小限に」している、とも語っている。

異国の地で1人で戦うときの孤独感は、経験した人じゃないとわからないでしょう。だからこそ、地元に帰ってきたときは、ランキングが低く無名でも地元選手はがんばれるんだよね。

リバウンドエース

この話は長いので「続きを読む」以降に…。
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全豪オープン 6日目
2006年01月22日 (日) | 編集 |
次はダブルスだね

Max Mirnyi

@Yahoo!sports


女子

Martina Hingis(SUI) 6-4 6-1 Iveta Benesova(CZE)

ヒンギスまた勝った!快進撃を続けている元女王、3年間のブランクを全く感じさせないすばらしい勝ち上がりです。いやぁすごいわあ。

今日もオーストラリアは大変暑く、午前中の試合で厳しいコンディションでした。なにせ3年間全く公式戦を戦っていなかったのだから、フィットネスではヒンギスの分が悪いかと思われたのに、暑さでまいってしまったのは、現役バリバリのベネソバのほうでした。

力強いグランドストロークにスライスを混ぜ、とにには絶妙なドロップショットを織り交ぜるヒンギスらしいクレバーな内容で、ベネソバを圧倒。第2セットは多少暑さで疲れを感じていたようですが、「ありがたいことに、相手のほうが暑さに苦しんでいたようだったわね」。フィジカルでも技術でも、メンタルでも、何もかもヒンギスのほうが上回っていたようですね。

しかしヒンギス自身はそれでも、「今日の出来はそれほどよくなかった」とのこと。「でも勝てたから、いいことよ。次のゲームでもっと改善する余地があるということだから」。

ベネソバはもう完敗、という感じ。ヒンギスの能力に驚嘆しています。「彼女はとてもクレバーで、スマートなプレーヤーよ。私に快適にプレーさせるのを許さなかった」。「彼女はボールの配球を完璧に知り尽くしていた。私はまったくリズムがつかめなかった」。「3年間、1試合もやってなくて…すばらしいの一言だわ。メンタルもとても強いし」。いやあこの試合みたい!みたいぞ!

というわけでさっきまでそのWOWOWの深夜放送を見ていた。最初はベネソバのほうが勢いがありましたね。特にバックは強烈でウィナーもとって、ヒンギスちょっとおされてました。しかしすかさずブレイクバックして相手の流れを断ち切るあたりはさすが。ヒンギスは相手の強打をうまくかわして、ここぞというときに強打を決め、そしてドロップショットもあざやかだった。ほんと、勝ち方を知っているなあという感じ。ちょうどハースがガスケ君に勝ったときのような、そんな巧さを感じました。

この快進撃に期待はんもうもりもり膨らむばかり。大会前は、1回戦のことしか考えていなかったというヒンギス本人も、さすがにこうなってくると、「1つ、また1つ…どんどん期待が膨らんできちゃうわ。1つ戦うごとにどんどん自信がついてきている」。

こないだ1回戦のズボナレワ戦みて思ったけど、ヒンギスがすっかり大人の女性になっていたのがびっくり。…てまあ25才なんだから当然なのだが(笑)。いやだいたい10代のはじけるお嬢ちゃん、ていうイメージがずーっとあったから、なんかちょっと新鮮だったなあ。そして、ストローク。…あんなにばしばしハードヒットしてたっけ?うまさは以前からだけどパワーはないという印象があったけど、パワーも倍増している感じがしたぞ。そして、女王だった頃から弱点と言われ続けていたサーブでも、今日はエースも3本あったそうな。やはり20代になって、体もがっちりしてきた、というところなのかな。

しかしこりゃあちょっとまじでキムとの対戦が視界に入ってきましたねー。しかもキムは怪我の不安を抱えている。そして、キムは次の対戦がスキアボーネ。苦しい試合を強いられるでしょう。その4回戦でキムがまた体調を崩すようなことがあると…。まあ先回りしちゃいけませんな。

②Kim Clijsters(BEL) 6-1 6-2 Roberta Vinci(ITA)
⑮Francesca Schiavone(ITA) 6-0 6-0 Maria Sanchez Lorenzo(ESP)


キムは今日はあまり苦しむことはなかったようです。44分で勝ちました。10日前から悩まされている背中とでん部の怪我の不安もあまり感じさせないプレーだった、とのこと。

しかし今日は相手があまり強くなかったからであって、キムにとって次の4回戦は大きな山となると私は大会前から思っている。第15シードのスキアボーネ、おー!男女通じて初めてのパーフェクトまんじゅう達成です。スキアボーネ、前哨戦も調子よかったしなあ。シドニーで優勝したエナンを相当苦しめました。

ピアース同様またトップ選手がヒンギスを避けるようにして敗退していく、なんてことになるのだろうか…?私はキムが次で負けちゃうような気がしてならない。しかし私の予感はたいがい外れるので、たぶんキム勝つでしょう。

⑦Patty Schunyder(SUI) 6-2 6-3 Aiko Nakamura(JPN)

あ~藍子ちゃん負けちゃった…やっぱシュニーダー強かったか。同じスイスなのにヒンギスばっかりで全然注目されてないかわいそうなシュニーダーだけど、でも勝てればいいもんね。日本人を続けてやっつけてくれちゃいました。でもグランドスラムで初めて3回戦進出し、藍子ちゃんもだいぶ自信になったのではなかろうか。これをステップに、今度は4回戦進出めざしてがんばっておくれ!そしてフェドカップも期待してます。おつかれさまでした~!

③Amelie Mauresmo(FRA) 6-2 ret. Michaella Krajicek(NED)
⑯Nicole Vaidisova(CZE) 6-4 6-2 Flavia Penetta(ITA)


モレスモに挑戦したミカエラちゃんでしたが、熱中症にかかってしまったようです。氷で体を冷やすものの体温は上昇し、プレーできなくなってしまいました。「吐きそうだった…目も焼けるように痛くて、ボールがよく見えなかった」。やはり17才、まだまだ体が十分できていないというところは仕方ない部分はあるでしょう。そしてホップマンカップからずっと連戦で、ダブルスも消化しているミカエラちゃん。疲労の蓄積もあったでしょうね。無念のリタイアですが、これも勝負のひとつの要素。いろいろ経験してまた1回りも2回りも大きくなってもらいたいもんです。お疲れ様!

しかし16才ニコちゃんはそういうことは全くなかったようで…モヤちんとラブラブミックスをやっていたペネッタに快勝!やっぱ背も高いし、年は若くても体力があるっていうことなのかなあ。しかしニコちゃん軍団唯一の女性ということで私は応援している…と思ったら!次の相手がモレスモじゃないか。う~んこりゃ応援できん…。しかしモレスモ大丈夫かなあ。また心配だ…。
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