Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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明日は明日の風が吹く
2007年03月31日 (土) | 編集 |
準決勝

②Justine Henin(BEL) 6-2 6-3 ⑨Anna Chakvetadze(RUS)

エナン、決勝進出!いよいよトップ10に入ろうかという売り出し中のチェクベタゼだけに、今回はエナンも苦しむのでは…と思っていたら。エナンが圧倒したようですね。チェクベタゼは技巧派プレーヤーとしての評価が高く、今日もいろいろ仕掛けていたようですが、ことごとく裏目に出てしまったようです。

「彼女はミスが多かった」。「私は彼女が嫌がるようなプレーをしようと考えた。そして返ってきたボールへの対処もできた。スライスをたくさん使うようにしたのよ」。
若い20歳を余裕で受け止めていたようですね、エナン。やはりこのあたりは、エナンの女王としての風格を感じます。

ところで、エナンはこれが実にキャリア初めてのマイアミ決勝進出。この大会は、今まで最高でも準々決勝までしかすすんでいなかった、とか。へえ。意外です。どうやらこのキービスケーンという島特有の風の多い気候があまり好きでないらしい。それと、お母さんの命日があるので、3月はあまり充実できない、んだそうな。

しかし今年は、これで見事に決勝進出。
「私にとってこれはチャレンジなのよ」。と語るエナン。
「私は今を生きている。過去は関係ない。今この瞬間をもっと楽しまなくちゃ。そして先のことばかり考えたりせず、過去のことも忘れるようにしたい」。

口には出さずとも、その言葉の伏線にはピエールとの離婚のことがあるのは、明らかです。この4ヶ月の間にエナンの身に起こったことは、お母さんの死に次いで辛い出来事でした。

エナンは家族の愛情に恵まれない運命を背負っているのでしょうか。父や兄との対立は修復されることはなく、そしてやさしかった大好きなお母さんは12才のときに天国へ旅立ってしまった。その5年後に、エナンは家を出たのでした。それ以降父や兄とは一切連絡をとっていない、と。亀裂の理由は明らかにはしていません。

そしてピエールと出会い、4年間愛をはぐくみ、2002年に結婚。式に出席したのは、2人のおばさんだけ。父や兄、祖父、叔父、などは一切呼びませんでした。

やっと幸せをつかんだかに思えたエナンでしたが、1年も経たないうちに、ピエールが妻の影となって生きることを受け入れられなくなり始めます。不仲説はときおり流れていましたが、エナンは、1月の離婚まで、決してプライベートなことを語ろうとはしませんでした。

内向的で、人見知りする性格のエナン。同じ国の同じトップスターで、その開放的な性格と明るい笑顔で多くの人から親しまれているキムの存在が、自分の殻を強く守るエナンの姿をより影の深いものにしてしまう。

「自分のプライベートはあくまで守りたい」とエナンは決して譲りません。「いろんなことを知りたがる人はいるけど、これは私の人生、それは尊重してもらわなくては。私にだって、プライベートを守る権利はある。もちろん自分が一般の人と違う公的な人間であるということは、ちゃんと認識している」。

「テニスのことについては語るけど、いったんテニスを離れれば私の人生は個人的なもので、私の中にしまっておきたい。秘密の花園として。それを、テニスプレーヤーだからといって公開しなければいけないのかしら?テニス選手である以前に、私はひとりの人間よ」。

決して胸中を語ろうとしないエナン。しかし押さえ込んだ胸の内の悲しみは計り知れない。あふれる思いが、途切れ途切れに言葉となって出てくる瞬間がある。

家族の愛に恵まれなかったエナンはピエールとの愛を守ろうと必死で努力します。モンテカルロに新婚当時家を構えたのもそのひとつでした。
「いろんな理由があったけど、大きな理由は、普通の生活がしたかったから、あそこを選んだのよ。私には静寂が必要だった。もちろん人は私に気づくけども、誰も私を悩ませることもないし、私の生活に関心を持たない。他の人と同じようにレストランへ行ったり映画を見に行ったりすることができた」。

よくナダル君が、故郷のマヨルカ島では自分は普通の人間として扱ってくれるし特別扱いされないからうれしい、と言っていますね。エナンもそういう場所を求めたのでしょう。しかし最終的には、2人のほころびの原因は他のところにあった。

「ピエールとの別れは彼女の心に大きな穴を開けることになるでしょう」と心配するのは、ベルギーで最初にトップ10入りしたMonamiさん。個人的にもエナンと親交があるという彼女は、2人のキャリアが違いすぎたことが不幸だったと、語る。
「どんなカップルにもバランスが必要なのです。2人はあまりにもアンバランス過ぎた。ピエールは役割をもらえなかった。彼女の周りの人間が彼にそれを与えようとしたけど、うまく機能しなかった。彼は夫としての存在以外なにもなく、役目といったらエナンに水を持っていくことくらいしかなかった」。

トップ選手として活躍する女房を遠くに見つめているしかなかったピエール。しかし彼も最初は努力した。テニスの指導をしたり、飛行機の操縦を学ぼうとしたり。でも居場所を見つけることはできませんでした。「彼は自分自身の人生を、見つけられなかったのよ」。

ステパネクは言っていた。「互いの成績やキャリアが違うとうまくいかなくなるという人がいるけど、僕らは違う」。
しかし、エナンとピエールは、そうではなかった。一般人と有名人のカップル。それが女性が有名人であった場合は、男としてのプライドを守り続けるのは、難しいのかもしれない。

何も語らずツアーに戻ってきたエナンは、雑念を振り払うかのように一心不乱に戦い続けます。復帰戦のパリでは敗れたものの、ドーハ、ドバイで連続優勝し、Double Gulf達成。そして不得意だったこのマイアミでも、勝ち続けています。

よく、仕事に打ち込んで辛いことを忘れようとする、ということはある。しかし今のエナンはそれを真っ向から否定します。
「私はテニスを何かを忘れるための道具として使ったりは決してしない」。
「私はテニスが大好き、だからコートから長く離れていたくないのよ。今まで20年近くやってきたんだから。そしてこれからも、あと少し」。


時の流れは心の傷を癒してくれる。「少し立ち直ってきたように思う」と語るエナン。
「ひとつずつ乗り越えていかなくてはね。それには時間がかかるものだと思う。人生で辛い時期だったけど、たくましくカムバックしたいと思う」。

エナンが今何を考えているか、愛を失ったショックからどう立ち直っていくのか。それはエナン自身の問題であり、周りがどう言っても仕方のないことかもしれません。私はただエナンがコートで叫び、走り、勝利して涙するのを見てうれしく思うだけ。でも、人間の心と体はつながっている。エナンがこの局面を乗り越えて、人間的にまた一回り強くなって、それをコートで見せてくれる、それを楽しみに待っていたい。ローランギャロスで、きっと見せてくれるよね。

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セレナの強さの裏にあるものは
2007年03月30日 (金) | 編集 |
毎日相変わらずキービスケーンは人がいっぱい入ってますねー。平日というのに。…仕事しろ!独り言

準々決勝

⑬Serena Williams(USA) 6-1 6-4 ⑧Nicole Vaidisova(CZE)

セレナ、強い強い。前の日にマリアちゃんを破った勢いそのままに、この日の準々決勝ではニコちゃん6号まで撃破。

第1セットは圧倒しましたが、第2セットはややニコちゃんの抵抗にあったようですね。3-4、0-40とセレナはやや不利な状況になりましたが、今のセレナにはそのくらいのビハインドは全く問題なし、ということか。そこから14ポイント中13をとって一気に逆転、試合も決めてしまいました。

しっかし、すごいなー。全豪の活躍はフロックじゃなかったのね。もちろんまだ優勝したわけではないけども。でも、全豪のときも準決勝までは結構危ない場面もあったし、崩れそうになったときもあったし、あの決勝のプレーがそのまま続くとは思えなかった。しかし、それ以来の大会となるこのマイアミで、持続してますね。

ところで、セレナに関してひとつ話題になっていることが、ありますね。3回戦のサファロバ戦で、観客席にいたおやじが人種差別的な発言をして、つまみだされた、という例の一件。

月曜の午後で人も少なくわりあい静かだったため、その男性の発した言葉はコートにいたセレナにもはっきりと聞き取ることが出来たそうです。
N○○○○、という差別用語を聞いたセレナは、「ショックだった。自分の耳が信じられなかった。あのポイントではダブルフォルトをしてしまったように思う」。動揺は隠せませんでした。

「コンプトンでは車から発砲されたこともある。」
「だからこういうことが起こる可能性は父からよく言い聞かせられていたけれど、それでも我慢ができなかった」。

そしてこのおやじは、「オレはそんなこと言ってないよ~」としらばっくれてます。「ただ彼女がボールに対して反応が遅いから、怠けるな、みたいなことを言っただけで、差別発言はしていない」と。まあでも目撃者が多数いたのだから、間違いないでしょう。どこの世界にもいますね、こういう奴。

そういえばセレナは姉か妹かが銃弾に倒れて命を落としています。普段強気なことをよく口走るセレナだけども、黒人として背負わなければならないことが、たくさんある。タイガーウッズなども、今では認められているけど活躍しだした当時は人種差別的なことを言われていたことがありました。アメリカはまだまだ人種差別が根強い地域もあると聞く。WTAは今回のことを重く受け止めているようですが。

かつてはテニスは金持ち階級の特別なスポーツだった。今でもまあそういう部分はあるか。アーサー・アッシュが黒人として初めて成功してからだんだん黒人選手も増えてきたけども。アーサー・アッシュのころはもっと人種差別が激しかったのではなかろうか。今はその頃よりは少しはましになっていると思うけど。どうなのかな。私たち日本人にはこういうアメリカの人種差別はちょっと縁遠い話だけど、音楽や映画の世界ではまだまだそういうテーマがクローズアップされる部分もあるし、セレナやビーナス、それ以外の黒人選手たちも、常にそういうことを背負って生きている。そういうところが、強さにつながっているところもあるだろうね。

⑭Shahar Peer(ISR) 6-0 6-3 (24) Tathiana Garbin(ITA)

そして準決勝でセレナと当たるのは、イスラエルのペール。こちらも強い。インディアンウェルズは優勝したハンチュコワにあと一歩で破れました。そして今大会も、活躍してますねー。

セレナとペールは対戦成績がセレナの2勝0敗。記憶に新しいのは2ヶ月前の全豪準々決勝。フルセットになって6-6までもつれたんだっけ。途中はペールが勝利まであと2ポイント、という場面がありましたが、セレナがなんとか粘って逆転勝ち。あの試合はすさまじかったなー。今回はどうなるのか、結構マリア戦よかずっと競る展開になるかもしれない。楽しみですね。


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ネガティブシンキングのすすめ
2007年03月28日 (水) | 編集 |
昨日で男女ともベスト8が出揃いましたね。この3、4回戦は、とにかくシードダウン、番狂わせがとても多い波乱に満ちた日々でした。その中から、いろいろとご紹介。昨日さぼっていた分今日はちょっと長めになっています。

3回戦

Amer Delic(USA) 7-6(5) 6-3 ④Nikolay Davydenko(RUS)

大きな番狂わせが月曜日のセンターコートで起こりました。ロシアNo.1、世界第4位ニコちゃん3号ことダビデンコが、敗れました。勝ったのは、地元アメリカで予選から勝ちあがってきたデリック。クロアチア風に読めばデリッチ、てなるのかな。

というのも、このデリック、アメリカ人ということであるけども、東欧のボスニア出身。今でいうクロアチアやセルビア、そういった地域かな。90年代は内戦が絶えず常に辛い話がついてまわったボスニアですが、そんな時代の中育ってきたデリック。しかし96年、13歳のときに、両親と、姉とともに、このマイアミのあるフロリダ州のJacksonvilleへ移住しました。たった4つのスーツケースと、2つのラケットと、たった1000ドルを手に、見知らぬ国アメリカに降り立ったのは、4月2日。毎年その日は記念の日ということで特別な食事を家族でするそうです。

「いとこも一緒に住んでいて、2つの部屋を7人で使っていたよ。」と当時のことを語るデリック。決して豊かな暮らしではありませんでした。そんな彼も今ではアメリカの市民権を獲得。トーナメントにもアメリカ選手として出場しています。

自由と平和を享受しすくすく育ったデリックは、テニスでその才能を開花させるようになります。2003年にはNCAAで優勝し、大学をあと1年残したところでプロに転向。しかしそこから、第2の辛く厳しい人生が待っていました。なかなか成績は上がらず、ランキングは200位前後をいったりきたり。去年の今ごろは怪我に泣かされ6週間プレーできなかった、といいます。

そんな彼はプロの道から離れて復学することも考えましたが、両親がまだあきらめるなと励ましてくれたこともあって、努力して、去年の終わりにはチャレンジャーで2回優勝し、ランキングトップ100入りして2006年を終了することができました。

そして迎えた今シーズン。全豪では本戦出場し1回戦で勝利。そのほかはISとチャレンジャーの両方に出ていました。先日のインディアンウェルズは予選で破れ出場かないませんでした。しかしこのマイアミは見事予選を勝ち抜いて本戦出場。そして、31シードのアカスソを破ったのもすごかったけど、さらに金星を挙げる大活躍。彼にとって、これは初めてのトップ10選手相手の勝利です。

このニコちゃん戦の試合前にデリックが考えていたことは。
「観客席にボールを放り込み、ボレーをネットする」。
…なんだそれは(- -;)しかし本当にそう考えていたようです。彼にとっては、イメージトレーニングはこういったネガティブなことや、うまくいかないことを考えること、なんだそうな。コーチも、とくにそれに対して何も言ったりしないんだって。

このニコちゃん戦は、最初はニコちゃんがリードしていたようですが、ひとつの微妙な判定が流れを変えたようですね。しかもそれがニコちゃんのセットポイントという重要な場面できた。ホークアイを使えたことがラッキーでもありました。そしてブレイクバックして第1セットを先行し、第2セットも勢いが衰えることはありませんでした。

よくポジティブシンキング、ていいますよねー。あるいは「勝つことだけを考える」とか。しかしデリックのこれはまさに全く逆ですな。でもなんとなく気持ちはわかるよ。私もつい、「負けるかも…」とか思っちゃうもん。それは、ネガティブっていうか、実際そうなったときのための心の準備というか、予防線張ってるようなものだ。勝てる!と思って負けるとショックがひどいけど、はじめからある程度予想していればショックも少ないかな、なんて…。でも、結果がわかる前だからいろいろ楽しいことを想像したほうがお得、というのも少し感じるけど。

いいことしか考えない、勝つことだけを考える、と豪語する人たちはいるけど、人間だもの、不安や恐れの気持ちは心のどこかに必ずある。それを打ち消そうとして強いことを言うのかもしれないけど、どんなに押さえつけようとしてもそういう人間の弱い部分は消えてはなくならない。それならむしろ、避けることなく思いっきりそういうことを考えよう、というのもありなのかもしれないね。

理想と現実の違いを突きつけられるときは、どんな人にとっても辛い瞬間だ。そういう厳しい現実に対処するために人はいろいろな方法を考えるのだろう。

「次の日に実際直面したときに、すでに頭の中で考えてれば、乗り越えられるだろうしね」。う~む。


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ロシアがテニスに残したもの
2007年03月27日 (火) | 編集 |
ロシアといえば、今やテニス界の一大勢力。男子は6人、女子は13人の選手がトップ100入りしています。その、ロシアがテニス界に君臨するようになった要因、そしてロシアテニスの特徴について、ESPNの人が分析をしているので、それをまるごとパクリとご紹介してみることにしましょう。

練習の虫
あるコーチによると、「ロシアの選手に1時間練習するように言うと、彼らは2時間やる」。とにかく練習をたくさんする。かつて東ドイツの選手たちがいろいろなスポーツで活躍するようになったのと同じように、彼らはとにかく練習量が豊富。

早咲きの選手と遅咲きの選手
ロシアの選手は両極端に分かれる。前者に当たるのが、サフィン、カフェルニコフ、そしてクルニコワ、など。後者に当たるのが、ダビデンコ、ツルスノフ、ミスキナ。この3人が世界に名をとどろかすようになったのは、21才を過ぎてからだった。

親がスポーツ万能
昔からいろいろなスポーツで秀でてきたロシア。五輪でもいつもアメリカと金メダル獲得数争いをしている。だから、必然的にその子供もスポーツの才能に恵まれる。女子のトップ5のクズネツォワは、両親が自転車の選手、というのは有名ですね。

故郷を離れて厳しい修業の道へ
ロシアでテニスの才能を磨くのは至難の業だ。コート環境もあまりよくないし、大きな大会は他のヨーロッパかアメリカで行われることが多い。テニスはロシアではそれほど盛んではないからだ。だから、テニスで身を立てたいと思う人は、言葉もわからない外国へ修業の旅に出る。サフィン、サフィーナ、クジーはスペインへ、シャラポワ、クルニコワ、ミスキナはアメリカへ、ペトロワはエジプト、オランダ、キプロスなどで腕を磨いた。

自由の少ない国柄
「自由の国」アメリカとは違う。今ではだいぶ自由化もすすんでいるだろうけど、かつては厳しい社会主義国だった。(今はよく知らない)
80年代唯一のトップ100選手だったモロゾワさん(デメンティエワのコーチだった人ですかね)は言う。「とにかくロシアを出ることが第一だった。テニスは、自由を得るための道具だった」。ひとたび国外へ出れば、自由が自らの手に入る。人生を謳歌するための選択肢は一気に広がる。

勤勉さ
彼らは本当によく試合に出る。年間25大会以上出る選手も多い。その結果、彼らはいつも疲れきっている。99年にカフェルニコフは世界No.1を記録したが、同時期に彼は6大会連続初戦敗退、ということもやってのけている。最近ではニコちゃんがやはりたくさんの大会に出場している。そして、27才になるサフィンは、30才で引退するという考えを明らかにした。「テニスの生活は、疲れる」。

堅実なプレースタイル
ロシアではコートの数も練習時間も限られている。このような環境で若い才能を育成するためにロシアが選んだやり方は、「再現性」。若いころはあまりゲームをたくさんさせず、とにかく同じショットを繰り返して打つ。そのための技術が第一とされた。何度も何度も彼らは、コーナーにボールを打ち続ける。「一生懸命、体を鍛え、練習する。それが彼らのスタイルだ」。

力強く堅実なショットはテニスで大切な要素であるが、ときにかたくなで順応性を失ってしまうこともある。ロシアで伝統的に受け継がれているそういった「堅い」テニスはときにもろさを露呈する。かつてサフィンが98年のデ杯でアメリカのクーリエに敗れたとき、クーリエは常にサフィンのバックにスライスを打ってきた。今でも、サフィンは、魔術師サントロと試合をするより虫歯の治療をするほうがいい、と言う。

ヒンギスやティム・ヘンマン、ロジャー・フェデラーといった技巧派のプレーヤーはロシアから生まれにくい。最近ではチェクベタゼが例外的に技巧派として成長してきているけれども。

ロシア選手たちは決してテニス人生に疲れ切っているわけではない。多くの選手はスマートで、読書や美術を楽しみ、世界のおいしい食事に舌鼓を打ち、人生を楽しんでいる。彼らの知性はテニスのゲームをゆうに超えたところにある。ロシアという知性あふれる国からこのようなアスリートたちが生み出されたということは、悲劇的であるとさえいえる。

…ん~。なんとなく分かるとことよくわかんないとこがあるんだけど。訳に自信ないのでソースをどうぞ読んでくださいまし(笑)。日本の「根性」というのとはちょっと違うと思うけど、なんかそれに通じるのもがあるような、感じもしますね。とりあえずアメリカテニスとは赴きがだいぶ違うかな、というのはわかる。

①Maria Sharapova(RUS) 2-6 6-2 7-5 Venus Williams(USA)

まずは今日はこれでしょう!2005年のウィンブルドン準決勝が、このマイアミでは3回戦で実現することとなりました。それだけ今のテニス界は実力伯仲、というわけですね…そしてあのとき同様、白熱したゲーム展開となったようです。

両者あわせてダブルフォルトが25、エラーが91、サービスブレイクは13、そして試合時間は2時間半。…なんかこの数字だけでだいたい想像できますな…。お世辞にもスマートとはいえませんが、それは、両者の激しい闘志のぶつかりあいの結果ともいえるでしょう。

「ベストのプレーじゃなかったけど」と、自らのテニスの内容には不満を残しながらも、この勝利にほっと一安心、というより喜びを爆発させている感じのマリアちゃん。吠えてますなあー。
「うまくいかないことにもゲームを適応させていかなくてはならない。ミスにイライラしては、いけない」。

ファイナルセットは先にビーナスに5ゲーム目をとられ、続く第10ゲームでは敗北まであと2ポイント、というところまでいきましたがそこで踏ん張ってキープし、次のビーナスのサービスをブレイク。そしてそのまま次のゲームをキープし、死闘ともいえるタフな試合を制しました。

この熱戦に会場の雰囲気もすごかったようで、うるさかっただろうねえ(笑)。「プレーが安定できなくて苦しかった」。ビーナスは、落ち着いてプレーができない状況が数多くあったそうです。

⑨Anna Chekvetaze(RUS) 6-1 6-3 Tatiana Golovin(FRA)

続いてはチェクベタゼ。彼女もこのところロシア勢で勢いを感じる一人ですねー。今日も、ゴロビンちゃんにこのストレート勝ち。

チェクベタゼがWTAにその名をとどろかせたのは2004年。当時トップ選手だった第4シードのミスキナを、全米の2回戦で撃破。そして去年はこれまた同国の先輩であるペトロワをクレムリンカップの決勝で破ってティア1初優勝。そして記憶に新しい今年の全豪ではベスト8進出し、マリア・シャラポワを大変に苦しめ、あと一歩で敗れました。

「賢くプレーしたい」と語る彼女は、マリアちゃんよりむしろヒンギスのような技巧派プレーヤーの仲間入りをしたいと考えているようです。彼女のプレースタイルは、パワーで押すというより、そのフットワークのすばしっこさやスピード、スピードっていってもボールのスピードというより動きや展開の早さ、という意味のスピードなのかな。そして忍耐。

目標はトップ10、と語るチェクベタゼ、今年の2月に一度トップ10に入りましたが、今はまたちょっと下がって11位。でももう一息、ですね。

③Svetlana Kuznetsova(RUS) 6-4 6-2 Jelena Kostanic Tosic(CRO)

昨年優勝のクジーは順当にストレート勝ち。インディアンウェルズは負けたけど決勝進出と、なかなかいい成績で終了。この大会も、ウィリアムズ姉妹や復帰したキム、エナンなどが大きな注目を集める中静かに勝ち進んでいる感じですね。

…とここまで書いたところで爆睡!(笑)気が付いたら朝だった…というわけでこの続きは26日の結果と合わせて今夜にでも。

Sharapova outlasts Venus in erratic battle(AP)
Another Russian ready to enter top 10(ESPN)

男子テニス界を揺るがす3つの問題
2007年03月26日 (月) | 編集 |
マイアミ大会の真っ最中ですが、水面下で…いや下っていうこともないかな…おおっぴらに(笑)議論されていることがありますね。男子のテニス界、ATPが今大揺れに揺れてます。てまあ大げさに語ることもないんだが。でもこんなに立て続けに話題が出てくることも珍しいので、マイアミの結果をお伝えする前にここでちょっとその3つの話題について記述してみることにした。本当は日曜日に途中まで書いてたんですが最後までいかずに寝てしまって今日のエントリーになってしまいました。

AMSクレー存続の危機?

まずはこれ。グランドスラムに次ぐ大きな大会として位置づけされているAMS、マスターズシリーズは年9回行われていますが、そのうちの2つほどをAMSから降格させようかという動きがある。その2つとは、モンテカルロと、ハンブルグ。

モンテカルロはそのセンターコートが地中海に面しているというすばらしいロケーションに位置しており、試合も過去すばらしい対戦が数多くある。しかしなにぶん収益があまりよくない、というのだ。フレンチオープンの2週間前に行われるハンブルグは、気候も寒くクレーはローランギャロスよりずっと重い。

もともとAMSをひとつ減らそうという考えが最初あったようで、収益の低さからモンテカルロが一番の槍玉に上がっており、ハンブルグもその降格候補になっているらしい。

ATPはこの2大会を、マスターズシリーズから降格し、賞金も200万ドルから50万ドルに格下げしよう、と考えているらしい。一方、北米で行われる4つの大会(インディアンウェルズ、マイアミ、シンシナティ、カナダ)は全く変更なし。ATPはアジアのプロモーションを今後積極的に働きかけていこうとしているようで、おそらくアジアにAMSをひとつ持ってきたいと、考えているのかもしれない。

そのことを知ったクレーコーターは大激怒。クレーを好み、そのATPの計画に反対する60人以上の選手の署名を持って、ナダル君とロブレド君が先週の火曜日にATPのトップとの話し合いを持った。そこには王者ロジェ君の姿もあったという。しかし会議は紛糾し互いの主張は平行線をたどったまま、結局和解には至らなかった、とのこと。あんまり激論になって騒がしくなってしまってロジェ君は一度席を外してしまった、とか。

クレーコーターたちのいい分は、なぜアメリカの大会を削らずにヨーロッパの大会だけが犠牲にならなければいけないのか、ということ。アジア進出は結構だけども、だからといってヨーロッパのクレーのAMS大会を2つも一気に減らすのはいかがなものか、という彼らの気持ちはすごくよくわかります。

モンテカルロはだいたいアメリカ人がちっとも参加しないもんねー。同時期にヒューストンでUSクレーがある、ていうのも影響してるのかもしんないし、アメリカ人があまりクレーにやる気がないっていうのもある。ハンブルグに至っては、ローマの翌週だからますます参加する人は減る。ナダル君は2年連続ローマで5セットフルセットの決勝を戦い抜いて結局ハンブルグは欠場するはめになっている。

このことについて、選手会長のルビチッチは、複雑な心境を語っている。彼もまたヨーロッパの選手で、子供のころからクレーで育っているだけに、苦い思いでいるようだ。
「ATPはヨーロッパ出身の選手がとても多い。だから今回の話はとても喜ばしいことじゃない」。
「別にアメリカやアメリカの大会がいやだというわけじゃない。しかし何かを犠牲にするなら、それがヨーロッパばかりでなぜアメリカが入っていないのか。両方痛みわけが必要だと思う」。

しかしナダル君やロブレド君みたいに全面的に反対、というわけでもない。
「アメリカの大会はテレビ放送、スタジアムの規模、ファンの数が桁違いだ。ヨーロッパの大会はやっぱり小規模だからね。フランスの大会をドイツに宣伝することは、難しい」。

しかしやはり、お金のことだけでモンテカルロというすばらしい大会を削るのはどうかと、ATPに苦言を呈している。
「ATPはカネ稼ぎのことばかり考えるべきじゃないと思う」。

さすがルビチッチ!いよっ選手会長!

私は…う~ん、よくわかりません(- -;)。しかし、ハンブルグは確かに要らないかなあという気もしないでもない。春のアメリカシリーズ、夏のUS、秋のインドアシリーズ、それぞれ2つずつAMSがあって、クレーシーズンだけ3つっていうのもなんだかバランスが…クレーも2つでいいんじゃないかな?少なくともローマとハンブルグ2週連続AMSをやる必要はないんじゃないかな?でもモンテカルロは存続してほしい。あの海に面したコートのロケーションは、本当にすばらしい。モナコという国が持つ独特の雰囲気も好きだし。あそこがAMSじゃなくなっちゃうのは、さみしすぎます。

ATPのAは「America」のA、なんて誰かがうまいこと言ったもんだと思うけど、やはり今のテニス界はアメリカ主導であるのは否めない。大会の数も多いしカネも持ってるし、宣伝も派手だし、なにかとアメリカのやることは規模が違うしね。でも、だからといって何もかもアメリカびいきにするっていうのはどうなのかな。最近のATPは、金儲けとか、注目されるとか、そういうことばっかり考えてる気がする。確かにテニスは世界的にそれほど人気ないかもしれないけど、そんなことより大切なことがあるような気がしますがね。こんなことが続くとデ杯でアメリカ応援したくなくなっちゃうじゃないのさ。


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ツイてない人、ツイてる人
2007年03月25日 (日) | 編集 |
金曜日から2回戦が始まって、シード選手もぞくぞく登場してきましたね。いきなりの番狂わせも、たくさん起こっています。

Florent Serra(FRA) 7-6(8) 2-6 6-3 ⑧James Blake

ジェームス君はこのところスランプ気味ですね。気味っていうより本物のスランプっていったほうがいいのかな…2週間前のインディアンウェルズに続く、早期の敗退。しかも今回は、そのインディアンウェルズのときには初戦で当たって勝っていた相手に敗退。うーん。なかなかAMSで活躍できないですね。

このところのジェームス君を象徴していたのが、第1セットのタイブレーク、セラに1セットを献上することになった最後のポイント。攻め込んでいたジェームス君のネットの向こう側には、大きなオープンスペースができていました。あとは1歩前にすすんで簡単にウィナーをとれるだけの陣形ができていた、そのときでした。自分が打とうとしていた場所にセラが走りこんでくるのが目に入ったジェームス君はあわててしまい、打ったボールは、無常にもラインの外側へ…。

「調子がいいときだったら、彼が何をしているのかもきっと目に入らなかったと思う。僕は自分がやりたいように打てばいい、そして相手がそれに対していいボールを返したときだったら、それはいいんだ」。

しかし今回のケースは、相手の動きに自分を見失ってしまった、ものでした。相手を良く見るというのは大切なことですが、見なくてもいいものを見てしまう、という危険性も、ある。

どうもなあ。やっぱり、あのデルレービーチの決勝、あそこがターニングポイントだったような気がしてならないんだよなあ。それまでは、シドニーも連覇して、全豪も4回戦まですすんで、敗れたとはいえ相手はあの神ゴンだったから仕方ないし。その翌週のデルレービーチでも決勝進出、そして1セットとって優勝まであと一息、あぁやっぱ今年も強いんだなあと思っていたらあの雨の中断だもんね。そして決勝が月曜に伸びて、逆転負け…。

んで翌週のメンフィスは、カルロビッチ相手にこれまたもう勝つ寸前まで言っていながら逆転負け。んで極めつけは、あのラスベガスのドタバタ劇。あれでタイトルは失うは、人格は疑われるようになっちゃうわ(笑)、もう踏んだり蹴ったりですな。

怪我や病気や不幸のあと怒涛の勢いでトップ5選手に上り詰めたジェームス君ですが、その位置を維持することの難しさを、痛感しています。
「トップの位置を維持するのは大変だよ。みんなから目標にされる。彼らは失うものが何もないという気持ちで向かってくるからね。」
王者なんて、み~~んなから目標にされてマークされて、…でもあんなに負けないんだからねぇ…今更ながら王者の偉大さを思い知っていることでしょう。

まあでも、長いキャリアの中では、いいときも悪いときもあるよね。今のジェームス君にとっては今がサイアクなときなんだろう。ということは、これからよくなっていくこともある。といっても、これでハードコートとりあえず終わって次は苦手のクレーシーズン突入するわけなんだけども。

「(負けても)また次の大会、次の年がある。次のデビスカップが、本当に重要な大会になる」。

…そうなんだよなぁ次のデビスカップ…正直複雑な気分(- -)…。ジェームスブレイクに調子を取り戻してもらわないと困るんだけど、…今ならナダル君勝てるかも…なんちて。あぁどっちを応援すればいいんだ。

Feliciano Lopez(ESP) 7-5 7-6(2) Marat Safin(RUS)

こちらも初戦敗退、サフィンです…ん~サフィンの場合は相手が苦手のロペス君ということで、ジェームス君のときほど番狂わせ感は少ないけども、やはり残念な結果ではあります。なんでこんなとこでロペス君が当たってしまうんだ…ツイてないサフィン。

このジェームス君とサフィンがナダル君と同じブロックで3回戦で2人が激突したらおもしろそうだなぁ~と思っていたら、2人ともがその前に負けてしまうなんて。3回戦はSerraとロペス君が戦うことになりました。

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プロになるということ
2007年03月23日 (金) | 編集 |
最近女子も若返りが激しい昨今ですが、いずれもロシアやヨーロッパの選手たちが中心で、あまりアメリカ人の若手の話を聞きませんね。しかし、この大会はさすが地元だけに10代のアメリカ人ががんばっているようです。

Vania King(USA) 7-6(4) 7-5 Tiantian Sun(CHN)

今年2月に18歳になったばかりのKing、1回戦突破です。スコアではなかなか厳しい内容みたいですが、よく競り勝ちました。

このKingは、去年のバンコクの大会で、アメリカ女子選手としては4年ぶりにシングルス、ダブルス同時優勝というすごいことをやっています。それもシングルスはWTAツアー初優勝というから、劇的ですね。そしてその勝ち上がりは、モリックやサファロバ、コスタニッチ、などなか強者を破っている。ちなみに東京のAIGでもダブルスで優勝しているね。

スタンフォード大学の奨学金を断ってプロに転向した彼女は、現在ランキング78位。これからが楽しみな選手ですね。身長は165cmとそれほど高くないけど、まだ18才になったばかりだし、これからまたちょっと伸びるかもね。コートをめいっぱい使う脚力と積極性さが、調子のいいときにはどんどん出てくる、とか。こういう選手は波に乗ってくると勢いがでてきそうだね。次の2回戦は第2シードのエナン戦です。これは相手に不足なし!失うものはない状況で、どこまでエナンを苦しめられるかな。

ところでこのKing、テニス以外にも特技がって、なんと歌が超~うまい、んだって。そのことに気づいたフェドカップキャプテンのZina Garrisonがその話を広めたせいもあって、去年の全米のとき、キング夫人が表彰されたときにあの会場で歌を披露したそうな!へええ。知らなかったなあ。一度聴いてみたいもんだわ。たしか年の近いクエリー君も歌がすごく上手なんじゃなかったっけ。アメリカ人は歌うのが好きなのかね。アンディが歌うのも聴いたことあるけど、なかなか上手だったような記憶があるが。

Sam Querrey(USA) 5-7 6-2 6-4 Igor Andreev(RUS)

続いては、男子。クエリー君1回戦突破!アンドリエフ君に競り勝ちましたねー。なかなか厳しい試合内容でしたが。

クエリー君は子供のころ少しラスベガスで過ごした時期もあったようですが、11才のときにカリフォルニアに移り、そこでいろんなスポーツを学んでいたようです。父親はもと野球選手だし、もともと運動神経は抜群だろうから何をやってもうまくいったでしょう。サッカー、テニス、アメフト、バスケ、野球。16才になるまでひとつに絞ることはできなかったそうです。

ナダル君も子供のころはサッカーとテニスを両方やっていたんでしたっけね。でもクエリー君の場合は数の多さが桁違い(笑)。さすがアメリカだ。

「僕は他の大勢の人みたいにテニスアカデミーみたいなところには通わなかった。高校のときでも、一日1時間半以上は練習しなかった。多くの子は、それがよく言うバーンアウトというものなのかはわからないけど、練習しすぎて疲れきってしまうんじゃないかな。そして周りの友達もテニスをする子ばっかりだったり、日常のこともみんなテニスが付いて回る。僕はそういうことはなかった。」

彼は昨年の夏に18才でプロに転向したわけだけども、そのときに奨学金で大学へいくかプロになるかずいぶん悩んで、野球選手だったお父さんが当時ドラフトされたのにMLBにすすまなかったのを非常に後悔した苦い経験があったことがプロへすすむいきさつになった、というくだりは以前にご紹介したことがあります。あのころチャレンジャーで立て続けに勝ちまくっていたんだっけ。大学でやるよりもっと厳しいプロの道をあのタイミングで選んだことが、彼にとって吉とでるか凶と出るか。答えはまだ出ていませんが、一度決めた以上、前を向いてすすんでいくしかない。

Michelle Larcher de Brito(POR) 3-6 6-2 7-6(3) Meghann Shaughnessy(USA)

初日に話題を独占したこのゲーム。若干14才のポルトガル出身のLarcher de Britoが、アメリカのベテランのショーネシーをファイナルタイブレの末破りました。勝利を決めた瞬間、彼女はコートにひざまずき、記念すべきWTAツアー初勝利の喜びを爆発させました。その姿は、まるで「クリスマスプレゼントを開けてiPodが入っているのを見たとき」のようだった、とか。。

彼女は、ポルトガル出身ですが、9才のときリスボンでIMGの目に留まり、その才能を買われてニック・ボロテリーアカデミーに奨学金をもらって入ることになりました。またニックボロテリー組か…フロリダで4年間過ごしてきた彼女は、すでに英語もほぼ「完璧」だとか。

「できるだけ学校に通わせて、一般の社会的環境で過ごさせるようにした」と語るお父さん。いずれプロになれば、普通の若い女性とは全く異なる世界で生きていくようになる。それだけに、できるだけ子供の間は「ふつうの」生活をさせたかったのでしょう。

彼女のプレースタイルは、典型的なニックボロテリー型、いわゆるあの選手やあの選手みたいに、ベースラインからとにかくがんがんハードヒットするタイプ、らしい。ん~こういうタイプばっかり増えるとつまらんなあ…独り言。でも好きな選手はヒンギス、なんだそうな。

そして今年2月にプロに転向したばかりで、この勝利。いきなり「ふつうじゃない」ことが起こりました。

ちなみにこの大会の最年少勝利は、カプリアティが記録した13歳と9ヶ月。あと、14才っていえば、やっぱヒンギスを思い出しますね。14才でウィンブルドン本戦に華々しくデビューしたヒンギスを、ナブラチロワなどが、まだ早すぎると苦言を呈していたのが記憶にある。そしてヒンギスは瞬く間に世界の女王に駆け上がりましたが、怪我と精神的重圧から22才というスポーツ選手として最も充実しているべき年齢でリタイア。カプリアティも、10代の中盤で一時代を築きましたが、麻薬におぼれてしまってこちらもツアーを一時去ることになりました。

女子の場合は特にこういうプレーヤーの低年齢化が叫ばれて久しいけども、こういう現象を早すぎる、という声は根強い。

いつプロに転向するか。そのタイミングを推し量るのは、簡単なことじゃないでしょう。

ダブルスNo.1のブライアン兄弟のお父さんであるWayne Bryanさんは、こんなことを言っています。
「プロになるという決断を下すのは、サーフィンみたいなものさ」。

「焦ってすすんでしまえば、倒れてしまう。でもいつまでも待っているばかりじゃ、波もやがては消えてしまう。プロになるタイミングが早すぎてだめになってしまう子もいるし、学校にいつまでも行っていてチャンスに乗り損ねる子もいる。サム(クエリー君)があのとき1年大学へ行っていたとして、それが彼にとってマイナスだったか?それはないと思う。でもあの頃彼はすばらしい結果を出していたし、スポンサー契約の話もまとまった。彼の決断は間違ってはいないと思うよ」。

ヒンギスやカプリアティのプロ転向は、早すぎる選択だったのだろうか?

でも彼女らは、人生でつまづいた時期もあったけども、それなりにテニス界にその足跡を残し、彼女たちなりのテニス人生を送っている。人生、失敗がないなんていうことはない。誰でも一度、大きな間違いをすることもある。もちろんカプリアティの場合は法に触れることだから絶対にやってはいけないことだけども。問題は、そこからどうやって立ち上がるか、ということであろう。彼女たちのプロになる年齢が早過ぎた、とは、誰にも言うことはできない。しかしもうちょっと遅くてもよかったかな、ともいえるかもしれない。でも、もう過ぎてしまったことだしね。でも、これからの子供たちにとって、特に女子選手にとって、そしてその親にとって、悩むべきことも多いのも事実でしょう。

キングはエナン、クエリー君は王者ロジェ君、そしてLarcher de Britoは先週IW優勝のハンチュコワ、それぞれ、今日から始まる2回戦では今のテニス界に君臨するトップ選手と対戦します。これから対戦していく相手は自分より強い人ばかり、砕け散って、壁にぶつかり、悩む日々が続くでしょう。彼らのまだ始まったばかりのテニス人生が、どうか実り多き幸せなものでありますように。そして、今プロになったことをよかったと言える日が、くるといいね。


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マイアミドロー拝見
2007年03月22日 (木) | 編集 |
女子

インディアンウェルズとは違って、今回は女子はほぼベストメンバーが揃ってます。まずは、エナン、キムのベルギーコンビの復帰。キムの場合はIWの欠場は怪我の具合もあったのかな。そしてエナンも、全豪欠場後パリで復帰後中東のドーハとドバイで2連勝、そしてマリアちゃんがIW負けたおかげで労することなくNo.1返り咲きと、なんだかいいことづくめですね。この大会もおそらく優勝候補一番手でしょう。

キムは、今年結婚予定ということでなんか全米やフレンチに出ないというようなことまで噂されていて選手モードというより結婚モードみたいに見えるのが気になりますが。全米に出ないということは、この第5のグランドスラムとまでいわれるマイアミはアメリカでのキムを見られる最後に近い大会と言えるかもしれません。それだけに、有終の美を飾りたいところですね。ハードではもともとエナンより強いようなイメージもありますが、戦う気持ちをどこまで取り戻してくれるのか、注目ですね。

あとは、ウィリアムス姉妹も登場。全豪優勝したセレナは勢いをどこまで持続できるかが心配。セレナに触発されたであろうヴィーナスもメンフィス優勝してましたが、この2人にも注目ですね。

…そして、ドローの中に本来あるべき人の姿が、ない…。そう、モレスモ。モレスモはなーんと虫垂炎になってしまったそうで、約1ヶ月の戦線離脱、ということらしい。あっちゃ~。盲腸か…マイアミに向かうときにすでに痛んでいたらしく、検査して判明したとのこと。月曜日に手術したみたいですね。最近は虫垂炎も抗生物質で治したりすることもあるらしいけど…でもくせになっちゃいそうだしね。そんなもんは早く取ってしまうに限る。私は盲腸まだしっかり持ってます。虫垂炎にもなったことありません。痛いんだろうなあ…いつかなったらいやだなあ…。

モレスモの復帰はおそらく1ヵ月後くらいでクレーシーズン中になるらしい、とのこと。全仏には間に合いそうだけど、大丈夫かなあ。とにかく、今はゆっくり静養しておくれ。

それではドローを拝見。どりどり。

まずはマリアちゃんのいるトップハーフの上半分ですが、ここになんとウィンリアムス姉妹2人ともいますねー。3回戦で早くもヴィーナスVSシャラポワという2005年のウィンブルドン準決勝の再現という超好カードが見られるかも。てかヴィーナスがシード選手じゃないなんて。

一方セレナはチェコのサファロバ戦がひとつの関門ですかね。それを超えると次はシャラポワor姉という結構厳しいドロー。全豪の決勝のセレナなら軽く超えられそうだけど、そうそうあんなにうまくいくことは少ないだろうしなあ。
あとは、反対側にいるニコちゃん(バイディソワ)ですね。周りにアザレンカやミカエラちゃんといった若者を退けて順当に勝ちあがって来れるかどうか。

次は、クジーのいる下半分のブロック。ここは激戦ですね。反対側にヒンギス、そしてペールやイバノビッチという注目の若手もいます。日本の中村藍子ちゃんがいますねー。1回戦ぜひ勝ってクジーに挑戦してほしいものです。
ヒンギスとイバノビッチは4回戦であたりそうですが、東レの再現となりますか。ジョコビッチもがんばってることだし、イバノビッチにもぜひブレイクしてほしいところだわ。ここは順当にクジー、ペール、イバノビッチ、ヒンギスが上がってきそうですね。

現役最後のマイアミとなるキムはボトムハーフの上半分に入りました。ここにはヤンコビッチ、中国のLi、チェクベタゼといったこちらもなかなか強豪がいますね。Liとキムは4回戦で当たりそうだけど去年のウィンブルドン思い出しますね。IWでもなかなか調子よかったLiが番狂わせをしそうな気もする。
キムの初戦の相手は日本の森上さんかもしれません。森上さんぜひ1回戦勝ってキムに挑戦してほしいです!ひょっとしてこれが最後のキムとの対戦になるかもしれないし。。。

最後はエナンのいるボトムの下半分。エナンはドーハ、ドバイからちょっと間が空いたけど調子が維持できていたら問題なく勝ち抜くでしょう。IW優勝のハンチュコワが4回戦で当たるところにいるけど、ズボナレワもあなどれない。このへんがエナンにとってのひとつの関門になるかな。そして杉山さんがいます。シードがついてますが初戦は結構厳しい相手になりそう。全豪で負けたヤキモワと、イタリアのカメリンの勝者。初戦勝つと次はサフィーナ戦かな。こちらも結構大変そうなドローになってしまいました。

あと勝てばエナンの初戦の相手となるVania Kingにもちょっと注目。アメリカの将来を担う若手と注目されているKing、去年WTAツアー初優勝をしてますが、まだ18才くらいじゃなかったっけ?さすがにエナンに勝つのは難しいでしょうが、ぜひぜひ挑戦してほしいですね。

もう今日から1回戦が始まっているようです。Sony Ericsson Openなんだから、女子ががんばらないとね!熱戦を期待します。


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熱帯のパラダイス
2007年03月21日 (水) | 編集 |
Sony Ericsson Open(フロリダ・マイアミ/ハード・アウトドア)

なんか女子の大会みたいね、この名前って。去年まではNASDAQ-100 Openとして知られていたこのマイアミ大会ですが、今年から携帯電話会社のここがタイトルスポンサーになりました。でもNASDAQもスポンサーとしてこの大会のサポートは続行するようです。

いやーしかし、相変わらず派手ですなあマイアミは。なんだかプレイベントが華やかに行われている。毎年恒例のイルカちゃんとの戯れや恵まれない子供たちへの物資運びももちろんあり。1年ぶりですねイルカちゃん。このイルカは去年と同じ子なのかな。違うのかな。今回は、ニコちゃんにクエリー君、ベルちんといった選手が参加しているようですね。以前はルビとかマルちゃんとかコリアとかがイルカちゃんと戯れていたっけ…あぁコリア…今何やってるのかなあ。

そしてこのマイアミはファッションショーが5つもあるとか、夜はクラブでパーティーがあるとか、なんとも華やかな話がずらり。楽しそうでいいですねえ。もうすっかり「第5のグランドスラム」といった感じですね。しかし、この大会がここまでなるまでは大変な道のりがありました。そこらへんをちょっとご紹介。

60年代、まだオープン化される前は、テニスの大会がスポットライトを浴びることはあまりありませんでした。ツアーもこじんまりしたものだったようで、「ステーションワゴンで」アメリカ国内を回っていた、とのこと。コートも即席で作られたものだったり、寂れた場所だったり。そんな中プレーしていた選手たちの中にあった希望は、壮大なものでした。「マイアミに大規模なテニストーナメントを作りたい」。

当時選手として活躍していたButch Buchholzさんもその一人で、70年代に肘を痛めて選手生活にピリオドを打ちますが、彼の第二の人生がここから始まります。80年代、当時ATPの役員だった彼の夢にThomas J. Lipton Companyが興味を示し、150万ドルの大会がリプトン主催で行われることになりました。

「冬のウィンブルドン」と呼ばれたこの年の初めの男女共催の大会(当時全豪は12月開催だった)をファーストクラスの大会にすべく、Buchholzさんは当時ウィンブルドンのトーナメントレフェリーだったアラン・ミルズさんや一流デザイナーだったTed Tinlingさんらに働きかけ、ATPやWTAにも賞金や売り上げの一部や放映権を提供し奔走します。そしてその見返りに、今後15年間この大会を運営するという契約を結ぶことに成功します。

しかし、当初は多くの反対もあったようです。
「関係者やトップ選手たちは最初は懐疑的だった」。あのバド・コリンズさんも、最初はそんな共催なんて必要ない、と言っていたといいます。しかしとにもかくにも、85年についに始まったこの大会、最初の年はデルレービーチで行われたそうですが、トップ選手も数多く参加し、放送局も地元アメリカを始め8カ国が参加。その中には日本のテレビ局もあったそうな。そして初年の優勝者は、男子がTim Mayotte、女子がMartina Navratilova。ナブラチロワはエバートとの決勝だったそうです。

しかしたった1年やったばっかりだったのに会場のLaver’s International Tennis Resortが諸問題で使えなくなり、Boca Ratonへ移転。しかしそこもまた諸事情で使えなくなりまた新しい場所を探さなくてはならなくなりました。そこで、WTAツアーのディレクターでマイアミデード郡のmanager(訳がわからない)だったMerrett Stierheimの助けをもらってマイアミに新しい施設を作ることになり、いろいろ見て回った結果、今の場所であるキービスケーン島に隣接するマイアミデード郡立公園に決めました。

「街を離れて、長い橋を渡り終えると、そこは、熱帯のパラダイスだった。」

ていう感じのここのロケーションが気に入ったんだそうな(笑)。まさにそんな感じだよねー。とにかくこの大会を世界にアピールする一流の大会にしたい、ていうのがこの人の夢でした。そしてその夢の実現に向けて、施設が次々と作られていって、その過程にはいろいろな苦労もあったろうけども、サンプラスやアガシやクーリエやグラフやら当時の名選手が口をそろえて「世界でベストなすばらしい施設」との賞賛するだけのものを作り上げました。時代が変わって選手が変わった今でも、Buchholzさんを始め多くの人の汗と涙の結晶であるこの会場の評価は、変わっていません。

2005年にはラファエル・ナダルの名を世界に知らしめたあの王者ロジェ君との歴史的決勝戦がありましたっけねー。そして去年は、男女の賞金が同額になり、ツアーで初めて(かな?)CGによるライン判定が導入されるなど、常に時代の先端を行くマイアミ大会は、トーナメント・オブ・ザ・イヤーも何回も受賞している、テニスツアーの中でも大きな位置を占める大会になりました。そしてこのマイアミ大会を誕生から20年以上育て続け、まさに第二の人生をこの大会に捧げているといってもいいBuchholzさんは、その功績が称えられ、2005年、クーリエやヤニック・ノアらとともにテニス殿堂入りしました。

現在では当たり前のように行われているこのような大会も、なにもないところから始まって、多くの人の熱意と努力の積み重ねがあって、今があるんですね。

ドローの話はまたそのうちに。



水泳選手でロッド・レーバーを知っている人は何人いるのだろうか
2007年03月20日 (火) | 編集 |
うわぁ~ロッド・レーバー・アリーナが水浸し~(笑)。始まりましたね、メルボルンの世界水泳。私は競泳しか興味ないので25日にならないと本格的には見ないですが、あのロッド・レーバー・アリーナがどういうふうになっているのかちょっと興味あったのでシンクロの様子をちょとのぞいてみましたが。いやー見事にテニス会場がプールに生まれ変わっている。あそこで世界選手権をやるなんてよく思いつきましたね。フツーに「ロッド・レーバー・アリーナ」て言ってるけど、その名前の由来とかその人はどういう人、とか、その会場が本来毎年テニスのグランドスラムで使われている由緒ある場所で今回だけ特別に即席でプールにしているとか、そこんところの説明はちゃんとしているんだろうねテレ朝。

あの即席プールは水がもれてんじゃないかとかいろいろいわれてるようですが、この出来栄えは見事の一言ですね。ほんの2ヶ月前あそこでロジェ君やゴンちゃんやセレナやマリアちゃんがぽんぽんボールを打ち合っていたなんて、なんか信じられない感じ。技術の進歩ってすごいですね。

今週は久々にちゃんとランキング更新します。

3月19日付

2007 ATP RACE

1位 Roger Federer 261p
2位 Tommy Haas 200p
3位 Andy Roddick 185p
4位 Rafael Nadal 180p
[POINT GAINER]
5位 Novak Djokovic 172p
6位 Andy Murray 167p
7位 Fernando Gonzalez 163p
8位 Mikhail Youzhny 145p
9位 Ivan Ljubicic 135p
10位 Juan Ignacio Chela 121p


AMSインディアンウェルズ優勝のナダル君、準優勝のジョコビッチがともに大きく順位を上げてきました。ジョコビッチはガオラの放送中にもしつこく言われていたように、エントリーランキングで、念願のトップ10入り(10位)。やはり、大きな大会での優勝はぐっとポイントも順位も伸びますね。今年はユーズニーやマルちゃん、サビエル君などがすごく調子がよかった印象があるけど、肝心のAMSであまりいい結果を残せなかった。ナダル君は今年は全豪以外はあまりぱっとしない感じだったのに、AMSの優勝で一気にこんななっちゃう。王者も、出場した大会は数少ないけどグランドスラムという超ビッグな大会で優勝しているのがこういうことになっている。やはり、トップにのしあがっていくには、どんな大会でも活躍するのが大切だけど、やはり、大きな舞台でいい結果を残す、というのが必要条件なのだと思う。まあ当たり前のことではあるんだが。力は十分あるのにいまいちランキングが伸びない、という選手が何人もいるけど、やはり、AMSやグランドスラムでどれれだけがんばれるか、というところがポイントになってくるのだろう。

そこへいくと、アンディやハースは全豪とAMSともにベスト4やベスト8とよい成績を残していて、他の大会でも結果を出しているだけに、このように順位が上に来ている。安定感抜群ですね。アンディは負けた試合がショッキングなだけに(特に全豪…)なんだかイメージがいまいちだけど、この滑り出しは上々じゃないかな。クレーシーズンは守るポイントもあまりないし、これからが楽しみだわ。ルビチッチは、全豪の初戦敗退からよく持ち直してきましたね。もともと力がある選手だし。これからもポイントを重ねてくるでしょう。チェラも、調子よいですね。アカプルコの優勝が光っています。

そのほか注目

26位(←32位) Guillermo Canas 49p
26位(←32位) Olivier Rochus 49p


今年初めてのAMSでいきなり王者を破っちゃうという大番狂わせを演じたカニャス、次の3回戦で敗れてしまいましたが見事な活躍でした。いやーこの勝利は今年のさっち杯ATPアウォードの番狂わせ賞の候補筆頭ですな(笑)。相当たまげました。しかも予選で負けていてラッキールーザーでの出場だったんだもんね。次のマイアミも予選からの出場みたいだけども、今度はどうかな?シード選手はひやひやしているかも。

ラッキールーザーといえば、オリビエ君も、欠場したサビエル君に代わっての出場でした。2回戦を勝ち抜いて3回戦へ。運も味方しました。小さな体でがんばるオリビエ君、今年もがんばっておくれ!

31位(←44位) David Nalbandian 45p
41位(←51位) Julien Benneteau 35p


ナルはルビに敗退してベスト16でIW終了。ナルとルビはよくAMSで当たりますね。実に、去年のデ杯以外は全部対戦はAMSかTMC。しかも次のマイアミもまたドローが近くでまた当たりそう(^^;)。グランドスラムやISの大会では当たったことがないのに。結構珍しい現象ですね。んで対戦成績は、ここんとこルビの4連勝…。ガオラにもよく登場するナルにしてはあまり成績よくないのにこんなにランキングの伸びがいいのは、ナルの位置が実力に見合ってない低すぎる順位だからです。

ベネトウは、インディアンウェルズがんばりましたね。去年のファイナリスト、ジェームスブレイクを3回戦で撃破!準優勝したジョコビッチに4回戦で敗れています。そういえば去年はジョコビッチにこの大会ストレートで勝っていたんだっけ。去年はローランギャロスで地元で唯一ベスト8入りして大いに盛り上げてくれました。United Colorsで君もがんばれ!(意味不明)

51位(←65位) Guillemo Garcia-Lopez 27p
55位(←69位) Fernando Verdasco 25p
58位(←74位) Paul-Henri Mathieu 24p
65位(←80位) Jan Hernych 22p
70位(←87位) Nicolas Mahut 21p
74位(←89位) Jose Acasuso 20p


ともに14ランクアップしたのがG-Lo君とベルちん。G-Lo君はヨーロッパシリーズ好調だったマルちゃんを破りました。ベルちんは2回戦でセッピを破った後3回戦でナダル君に敗れました。そしてマチュ~君は、2回戦で、復帰後全豪やアメリカでも好調で地元のAMSやる気まんまんだったフィッシュを2つのタイブレークで破りました。マチュ~くんも当たると恐い選手だもんねぇ…。

65位のヘルニッヒは1回戦でティムを破りました。70位のニコちゃん7号(Mahut)は、1回戦でブラジル優勝のモナコを、そして2回戦ではサフィンをファイナルセット1タコおまけつきで!破る金星でした。そしてアカスソは、ヨーロッパとドバイで連続決勝進出とノリノリ状態でインディアンウェルズは要注意人物だったユーズニーを2回戦で撃破!いや~ユーズニーはナダル君と同じブロックだったから、助かったわ。。。

それぞれ14~17ランクアップしています。トップ50目指してがんばれ!

77位(←135位) Michael Russell 19p[RANKING GAINER]

そして、今週一番のアップ率だったのは、この人!この名前は記憶がありますね。全豪の1回戦でレイトン相手に2セットアップして大変苦しめたアメリカ人のラッセル。その全豪での活躍を買われたのとチャレンジャーでも活躍が買われたのか、地元アメリカでWCをもらって出場、2回戦でベルディヒを、3回戦でG-Lo君を破って見事4回戦進出。チェラに破れベスト8はなりませんでした。いやーベルディヒもナダル君と同じ山だったから、助かったわ。。。しばらくはアカスソとラッセルに足を向けては寝れないな…。

このラッセルという人は、いろんな困難や苦労を乗り越えてきた人みたいですね。この人に関するおもしろい内容の記事を見つけたけど紹介するひまもなく過ぎてしまいました。また機会があればぜひ。




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