Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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栄冠はいつも美しい
2007年04月30日 (月) | 編集 |
優勝おめでとう

5年ぶりの栄冠

Paul-Henri Matuieu

@Yahoo!sports


GRAND PRIX HASSAN II

決勝

⑧Paul-Henri Mathieu(FRA) 6-1 6-1 Albert Montanes(ESP)

マチュ~くんやっぱり強かったか!モンタネスを圧倒してストレートでの勝利、そして今年ツアー初優勝。

第1セットからマチュ~くんが5-0と試合の流れを完全に支配し、1ゲーム落としただけでなんなくゲット。2セット目も、マチュ~くんが4-0と、またまた序盤で2ブレイク成功、全く同じような展開で圧倒したようですね。13回ブレイクチャンスがあって、そのうち5回をものにすることができました。つまり5回のリターンゲームをブレイクしたわけで…それでもう十分ですな。そしてマチュ~くん自身のピンチは1度だけで、それもしのぎました。

モンタネスは、最後となった第7ゲームで、続けてダブルフォルトが、しかもそのうち1つはマッチポイントで出てしまいました。自分のリズムを最後まで取り戻すことができませんでした。

モンタネスは2005年のアカプルコのナダル戦以来の決勝進出ですが、あのときより1ゲーム多くとれただけというのがなんともはや…内容的にはあまり変わらないようなワンサイドゲームだったわけですが…しかし、決勝にすすんたということ自体がすばらしいことです。特に準決勝の大逆転劇は見事でしたよね。今日もその気持ちで最後まで戦っていたと思いますが、マチュ~くんの力には及ばなかった。

「ポールヘンリのプレーがとてもよくて、自分のプレーのリズムをつかもうとするのも難しかった。でも決勝までこれでとてもうれしい。来週のエストリルもがんばるよ」。

マチュ~くんの優勝は、2002年10月のリヨン以来。長かったねぇ…。そしてクレーの大会では初めての優勝ですね。これは全仏にむけて大きな自信になるでしょうね。

「決勝というのは本当に難しいものだね。今日はいいスタートがきれて、そのことがすごく助けになった。クレーコートシーズンの序盤でこんないい結果が出せて、これからも好調を維持できたらと思うよ。特にマスターズシリーズのローマや、ハンブルグ、そしてもちろん、ローランギャロスでもね」。

去年は優勝したナダル君を大いに苦しめたマチュ~くん。あの試合は、ほんと今でも忘れられないよ…。今年は、ナダル君とは当たらないでくれ…。とにかく、優勝おめでとう


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おともだち対決4連発
2007年04月29日 (日) | 編集 |
GRAND PRIX HASSAN II

準決勝

⑧Paul-Henri Mathieu(FRA) 6-3 7-5 ⑤Marc Gicquel(FRA)

マチュ~君が同国のギケルとのフランス決戦を制して決勝進出!…マチュ~くんよりギケルのほうがシードは上なのね…しかし結果は逆になりました。番狂わせ、とはいえないかな?

第1セットは第4ゲームでブレイクに成功したマチュ~くんがあとは自分のサービスゲームをしっかりキープして、そのままものにしましたね。波にのるマチュ~くんは次のセット、リターンでしたがいきなりブレイク成功。これでますます勢いづくたマチュ~くんですが、ギケルも簡単には勝たせてくれません。第6ゲームでブレイクバックに成功すると、第10ゲームは5-4でリターンゲームながらセットポイントを握ります。しかしマチュ~くんなんとかピンチを逃れる。

ピンチの後にはチャンスありと、よく言うけれど、この試合もまさにそうなりましたね。次の11ゲーム目で今度はマチュ~くんがブレイクチャンスを握ると、こちらは破ることに成功。今日はマチュ~くんの流れだったようですね。

これで今年初めての決勝進出となったマチュ~くん。過去は3回決勝進出があり、2002年はモスクワ、リヨンと連続優勝ということをやってのけています。相手も、シャルケンとグーガというから、強敵を倒しています。2003年にも一度決勝進出があり、そのときはニコちゃん1号(マスー)に敗れていますね。それ以来の決勝かー。マチュ~くんならもっとたくさん経験してそうな感じもしますが。もし優勝ということになれば、2002以来、実に5年ぶりということになりますね。

Albert Montanes(ESP) 1-6 7-5 6-3 Ruben Ramirez Hidalgo(ESP)

こちらはスペイン対決となりましたね。そしてモンタネスがフルセットの熱戦を制して決勝へ!おお!昨日応援したかいがあったわ。。

しかしモンタネスにとっては苦しい戦いでした。第1セットは1-6といいところなく奪われ、第2セットも5-4で相手のサービス。あああぁ万事休すか…しかし、窮鼠猫を噛む、の如く、ここから逆転。こういう試合は今年はいくつもありましたね。やはりサービス・フォー・ザ・マッチというのはサーバーにとって有利そうに見えて、いや有利そうに見えるからこそ落とし穴がある。

モンタネスはその第10ゲームをラブゲームであっさりブレイクすると、たてつづけにゲームを連取して7-5で逆転してしまいました。そして崖っぷちから蘇った選手は強い。最終セットも3-1とリードし、その後ブレイクの応酬はありましたが、最後はきっちりサービスキープで締めました。かかった試合時間は、3時間12分…おつかれ!

しかし休んでいるひまはない。翌日はいよいよ決勝戦です。モンタネスは過去3回決勝進出の経験がありますが、いずれも敗退しており、まだATPタイトルを獲っていません。ここでモンタネスにいいデータが。このカサブランカは、過去4年のうち3回は、ATPツアー初優勝者が栄冠に輝いている。う~む。

2002年以来の優勝をめざすマチュ~くんと、初優勝を狙うモンタネス。どちらにとっても、喉から手が出るほど欲しいタイトルでしょう。力的にはマチュ~くんが強いのかなあ…でもなんとかモンタネスも粘って頑張って欲しいと思います。


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日常に潜む危険
2007年04月28日 (土) | 編集 |
ゴールデンウィークに突入しましたねぇ~。9連休とかなんとかいっているが…5月1、2日は休みじゃねえぞ…。ま、とはいっても今日から3連休だわ♪そして3~6日も一応休みである。旅行の計画は特に立ててませんが、日帰りで遊びに行く計画はある。あぁこの連休の初日ってなんてシアワセなんざんしょ♪このままずっと時が止まってくれたら…あっという間に5月6日になっちまうんだろうな…。

今週はバルセロナとカサブランカがあってますね。ナダル君は順調に勝ちあがって今日は準決勝。フェレル君とのスペイン対決ですね。フェレル君にはいつも苦しめられるからな…心配だ…昨日のQFもスタラーチェに最後のほうはちょっと危ない場面もありましたものね。モンテカルロはほぼ順調でしたが、バルセロナはこういう鬼門な試合が必ずある。去年は、じゃこ君(ニミネン)に1セットダウンで第2セットも1-4で、あぁもうだめなのか…てとこから一気に逆転したんだっけ。

昨日の試合ぶりを見ていると今日はますます心配だ。フェレル君か…一昨年のローマ準決勝とかもうすごい苦戦しましたものね。ローランギャロスのときも第1セットはセットポイントのピンチだった…あそこをしのいでとれたことで完全に流れをつかんだんだよな…おっと昔話をついついしてしまいました。今日の試合もそんな厳しいものになるんだろう…う~胃が~胃が~。

カサブランカは、混戦になってますねー。先週モンテカルロで名言?を残したギケルが今週は汚名返上とばかりにがんばってますね。同じ国のマチュ~君とともにSF進出。しかしグロージャンは敗れてしまいました。そしてモンタネスがドミニクを破ってこれまた準決勝進出!これはすばらしい。これで今年だけで3回目のSF進出ですね。今年はなかなか調子がよさそうだ。今度こそ、3度目の正直で決勝進出を期待しよう。決勝はあの2005年ナダル君にアカプルコで玉砕したあれ以来まだないですね。あのときのナダル君は18才でかわいかったな…今でももちろんそうですが、やはり若さが…(^^)。でもプレーはかわいいどころか厳しすぎてモンタネスを圧倒しちゃって、当時はびっくりしたけど、今から考えると納得、という感じも…。とにかくモンタネスがんばれ~。

Open Seat 2007

1回戦

Felix Mantilla(ESP) 6-4 1-6 6-0 Farrukh Dustov(UZB)

あれえ?マンティーラって去年引退したんじゃなかったっけ??去年そういう風に書いてあったのでここでも引退者リストの中に入れてサヨナラしたはずなのだが…あらら。あれは間違いだったのかな?それとも辞めてまた復帰したのかな?まいっか。とにかくWCで出場したマンティーラ、1回戦突破。

実はマンティーラにはあるドラマがありましたね。ATPのトップページにもリンクされている通り、彼はある病気を克服して今回の復帰となりました。

2005年末、翌シーズンのためのトレーニングをキューバへいって行うつもりだったマンティーラでしたが、手首を怪我していたために、その決心がなかなかつきませんでした。スタッフと最後まで迷って、出発前日の夜にやっぱり行くのをやめました。その決断が、今の自分を救ったのだと、語っています。

そして手首をみせに病院へいったところ、顔色の悪さと首にできたほくろに医師が気づき、日光の強いところへいくのは危ないと警告。そしてほくろを生検し、1週間後に出た結果は、皮膚がんでした。年齢が若いため、腫瘍の発育も早く、最悪余命6ヶ月という可能性もあると、言い渡されました。

マンティーラのショックはどれほどのものだったでしょう。がんは切除し、周辺にもがん細胞は検出されず、一応完治ということにはなったものの、傷ついた彼の心が修復されるのには相当な時間がかかりました。その2006年はついに1試合も戦うことはありませんでした。

「体のことより、精神的な問題だった。プレーするのがこわかった。やる気持ちにはなれなかった。ショックが大きかったからかもしれないね。医者から、死ぬかもしれないといわれて、”それならやりたいことをやって人生楽しまないと”と考えた」。そのとき、テニスは彼にとって最優先事項ではありませんでした。大学に入るために受験勉強し、見事合格しました。

一旦はテニスをやめたマンティーラでしたが、いままで厳しいプロの世界で11年間フルに戦ってきた。90年代後半はトップ20前後で、活躍してきた。マスターズシリーズも優勝した。今までがんばってきたテニスという自分の仕事。それをこんな形で終わらせたくはない。花道をきちんと作りたい。そう考えるようになります。

がんというのは再発が一番恐い。どんなによくなってもう大丈夫そうに見えても、がんを経験した人は必ず病院での検診をかかさない。それだけの病気だ。マンティーラもそのことは常に頭の中にある。
「でも、だからといって、一日中家の中で太陽を浴びずに生活なんてしてられない。恐れていることから逃げるのではなく、立ち向かっていきたい。それが今の僕をより強くしてくれたと思う」。

コートをはさんで相手と戦う人生を歩んできたマンティーラは、病という大敵から逃げることでそんなテニス人生を終わらせることをよしとはしなかった。大敵だからこそ、今までやってきたと同じように、立ち向かっていかなければ、と。

「ずっと厳しい戦いをして生きてきた。辞めるときは、自分がそうしたいと思ったときにしたい。」何かによって辞めさせられるのではなく、自分で決断してピリオドを打ちたい。今は辞めるべきときではないと、考えた。

そして現役を続けることを決意します。

ツアーに復帰するにあたって、どうしても外のコートは太陽の光を浴びてしまう。もちろん入念に対策を欠かしません。シャツをむやみに脱いだりせず、帽子も必ず、しかも首まで覆う特殊なものを見に着けています。ちょうどレンドルがこんな感じの帽子をかぶってたことがあるそうですね。ウェアも、あまり肌を露出するのものは避け、ナダル君が穿いているような膝の下まであるものを着ようかとも考えているそうです。

「きちんと保護すれば、そんなに危険なことは起きないだろうと思う。でも困るのは、プレーしてる間に日焼け止めが(溶けて)なくなってしまうことなんだ。でも、自分で決めたことだしね。やらなくちゃ、プレーしなくちゃ、て思う。」

今月はじめのチャレンジャーの大会で、実に、2005年の全米以来、18ヶ月ぶりのツアー復帰をしました。

そして彼は、自分の経験を自分の中だけで終わらせるのではなく、周囲の選手や、一般の人のために生かしたいと考えています。自分のような思いをする人が一人でも多く減るように、と。男子選手はよく上半身裸で練習したりしていますよね。ナダル君とかも…アンディも…サフィンもよく裸になってるな…ロジェ君はあまり裸になってるのは見たことがない。
「多くの選手たちは、日光の危険さをわかっていない。でも僕の話を知ったら、少しはわかってくれるかもね。将来は、子供をもつ親御さんたちにもそういうことを伝えていきたいと思う。小麦色の肌はカッコいいけど、大きな危険と隣り合わせなんだ」。


そしてこの日の試合で、ATPツアー復帰。この1回戦の勝利は、今までの数々の栄光以上に、何者にも変えがたい喜びに満ちたものになりました。

「昔トーナメントで優勝したときよりももっと今日の勝利はうれしいよ。みんなにはこの気持ちは理解できないかもしれないけど、自分自身でそう思えているから、それでいいのさ」。

次の2回戦で、モヤちんにフルセットで敗れましたが、マンティーラにとって、充実したバルセロナ大会でした。

復帰したマンティーラは、他の選手みたいに世界中を飛び回ってプレーする、ということはしないそうです。主にヨーロッパを中心に、少しずつ戦っていく、とのこと。今はクレーシーズンでヨーロッパが中心だから、結構大会にも出場するかもしれませんね。アメリカには行かないかな?無理せず、自分のペースで、納得のいく形で、現役終盤を過ごしてほしいですね。

Mantilla Has His Day in the Sun(Open SEAT 2007)

マックス・ミルニーの命の恩人
2007年04月26日 (木) | 編集 |
今は4人家族になりました

Max, Melanie, and Ksusha Mirnyi

@ATP




Tennis Weekをつらつら見ていたら、おぉぉ!ミルミルの特集記事を発見。フェデラーナダルもいいけど、ときにはやっぱこういう選手にスポットを当ててくれなくちゃあね。それが私の大好きなミルミルことマックス・ミルニーだからこりゃ飛びつかずにはいられない。

マックス・ミルニー(以下ミルミル)がツアーで”The Beast”というニックネームがつけられているのはよく知られていることです。それは、決して容姿からではなく(!)、彼のプレースタイル、ネットへどんどん突進してくるそのアグレッシブさからそうつけられているんだ、とか…ん~。でもネットプレーヤーなら他にもいるよな…デントとかのほうがよっぽどBeastっぽいような気がするが(失礼)。

まあたしかにミルミルってちょっと顔つきがいかつい感じは人によってはするかもしれませんね。ゲーム中はほとんど表情を変えないし。淡々とプレーする、まさにボルグの「ice man」が当てはまるような感じかなあ。決して愛嬌のある顔ではない。デントは瞬間的に見ると怪獣みたいだけど愛嬌があって表情豊かなところが、ミルミルとはちょっと違うところかな。

しかし私はなんでミルミルが好きなのだろう…。気がついた時はもうお気に入りだったなあ。でも、ナダル君やアンディに大して抱く「好き」さとはちょっっと種類が違うような気もする。。

ミルニーといえば、もちろんダブルススペシャリストとして非常に評価が高い。ブパシやレイトンと組んでグランドスラムも制覇したし、この数年はビョークマンと主要な大会はずっと組んでますね。去年はTMCダブルスで見事優勝。ミックスダブルスでは、セレナと組んで98年ウィンブルドンと全米でダブルス優勝しています。ダブルスを語るときにミルミルは欠かせない。

しかし、パートナーのビョークマンとともにこのミルミルが他のダブルススペシャリストと違うのは、シングルスでも相当な結果を残している、ということ。現在48位とトップ50内を維持しているミルミルですが、これまで7年連続トップ60でシーズン終了というすばらしい成績を残してます。50じゃなくて60っていうのが微妙な数字だね(笑)。50何位っていうのが何度かあるんだろうね。でも60位より下にはなっていないということで、やはりすばらしい。

ダブルスとシングルスと、どちらにより力をいれるでもなく両方均等にやっている、という感じがするものね。私はこのバランスがとっても好きなんだよなあー。これがミルミルが好きな一因でもある。

ネットプレーヤー冬の時代、と呼ばれるようになって久しい。ラケットの技術が進化し、ベースラインからの攻撃力が増してストローカーが増え、サーブ&ボレーをする人が少なくなった、…もう耳にたこができるほど言われてきていることですが。
このミルミルはそんなストローク優勢の時代にあってサーブ&ボレーの伝統をなんとか今の世代につなぎとめている一人です。長身から繰り出される速いサーブ、そしてネットへつく一連の動作は滑らかで無駄がなく、美しい。

今までシングルスでも数々の成功を収めてきました。特にサーブ&ボレーが最も生きるのが芝生。去年のウィンブルドンでは、元ファイナリストのフィリポーシスを破り、ジェームスブレイクに1-2セットダウンから逆転勝利して4回戦進出。そしてチームメイトのこれまたボレー大好きのビョークマンに5セットの大熱戦の末敗れました。

他にもカーペット、ハードなど速いサーフェスではやはりいい結果を残していますね。唯一持っているATPタイトルはロッテルダム。2004年のTMSパリでは準決勝進出、ガオラ出場も果たしています。金星は、ロジェ君やサフィン、グーガなどを相手に上げていますね。そして、ピークは過ぎていたけどもサンプラスに、対戦成績2勝1敗と勝ち越している。

「ミルニーみたいにいつもいつもネットにやってくる選手は、やりづらいよ。」とサフィンがこぼしていました。
とにかく、隙あらば、いつでもネットをとる。ミルミルの戦い方は、プロになったときから首尾一貫しています。


しかし、デ杯チームメイトのボルチコフと子供時代ブルックリンでよく一緒に練習していた頃のミルミルは今とはずいぶん違っていたようです。背も低くて、バックハンドは当時は両手打ちでした。そしてプレースタイルも、ストローク中心で、両手でぶんぶんラケットを振り回してストロークを打ちまくっていた。その様子はちょうどレイトン・ヒューイットのようだった、とか。

それががらりと変わったのは、フロリダのBradentonへ移ってからでした。テニス界でフロリダといえば、そう、ニック・ボロテリーアカデミー。ミルミルもここ出身なんですねー。そして父親Nikolaiさんの影響も大きかった。お父さんはバレーボール選手だったそうです。

そして同じ国のボルチコフとともに、デビスカップでも抜群の成績を残していますね。デ杯だけでシングルス44勝、ダブルスは20勝と国内ではもちろんNo.1の成績。そしてデ杯出場は14年間におよび、この数年は常にWorld Groupで戦っています。

ハードやグラス、カーペットではいいけど、今はクレーシーズン真っ只中。クレーコートでのサーブ&ボレーってどうよ?やっぱやりづらいんじゃない?早く過ぎて欲しいとか思ってない?


今年30才を迎えるミルミルは、すでに2才になるMelanieちゃんという娘さんがいますが、今年3月に2人目の娘さんが生まれましたね。Petraちゃんというその新しい家族の名前は、ビョークマンの奥さんからとってつけたそうです。そしてビョークマンは、自分の息子に、Maxと名づけたんだって。お互い信頼しあうペアだからこそ、ということなのかな。そりゃダブルス強いわけだ。

このミルミルの2人の娘さんは、不思議な力を持っているようですよ。Petraちゃんが生まれた3月8日というのは、ベラルーシでは「女性の日」という祝日なんだとさ。そんな日をわざわざ選んで生まれてくるなんて、おぬしなかなかやりますな。
そして、長女のMelanieちゃんはさらにすごい。彼女は、まだこの世に生まれてくる前から、人助けをしている。誰を助けたのかというと、そう、自らの両親である、ミルミルと奥さんのKsushaさんをです。さてMelanieちゃんがどうやっておなかの中にいながら2人を助けたのでしょうか。

今回はTennis Weekによるミルミルへの独占(?)インタビューをちょっと長いんだけどご紹介。サーブ&ボレーが身上のミルミルはクレーシーズンをどのように考えているのか、家族のこと、そして最近特に女子で躍進いちじるしいベラルーシのテニス事情について、強いダブルスチームを作る秘訣とは、最近話題のTMS降格問題、ラウンドロビン、そしてそして、命を救ってくれた恩人のお話など、いろいろ語ってくれています。続きを読む以降でご紹介。


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最新ランキング
2007年04月25日 (水) | 編集 |
ATP RACE 2007

4月23日付

1位 Roger Federer 346p
2位 Rafael Nadal 305p
[POINT GAINER]
3位 Novak Djokovic 287p
4位 Andy Murray 212p
5位 Andy Roddick 210p
6位 Tommy Haas 209p
7位 Ivan Ljubicic 195p
8位 Fernando Gonzalez 171p
9位 Mikhail Youzhny 159p
10位 Juan Ignacio Chela 153p


優勝したナダル君100ポイント獲得で、一気に2位浮上。そろそろ定位置にきましたね。今年はさらに上をいってほしいよなぁ…。準優勝のロジェ君も、ジョコビッチに迫られていた1位の座を、70ポイント獲得して差をつけてまたここでしっかりキープしましたね。

優勝の余韻に浸るまもなく今週行われるバルセロナの大会に出場するため地元に戻ってきたナダル君。記者会見で、王者ロジェ君との関係についてこんなことを言っていましたね。
「僕は英語がうまくしゃべれないし、彼はスペイン語がうまくしゃべれないから、友人としての関係を築くのは大変だね。でも、ツアーの中でスペイン語をしゃべらない選手の中では、彼とはすごくいい関係を作れていると思うよ」。

ナダル君はだいぶ英語をしゃべるようになったけど、まだ母国語に比べると自分の意思を伝えるにはうまくいかない部分も多々ある。そのナダル君の母国語であるスペイン語はロジェ君はよくわからない。そんな2人には、人間同士のコミュニケーションとしての最たるツールである言語を補って余りあるものがある。もちろん、こないだの決勝戦を見れば明らかだ。それは紛れもなく、コートの中に、ある。しかも、2人の間でしか理解しえない特殊なものであるように思う。それが、「いい関係」を作れている理由なんだろうね。

マレイ君はモンテカルロ、背中の故障で棄権となってしまいました。ギルバートさんは久々にモンテカルロにいける!と楽しみにしていたようなので、とても残念だったでしょうね。アメリカ人はほんとにモンテカルロに出ないからね…今年のモンテカルロはシングルスは予選を含めて参加アメリカ選手ゼロ!なんてことだ…ATPの大会に予選も本戦も誰一人アメリカ選手がいないのはこの数年でも珍しいことなんだとさ。不名誉なことですな。これだからアメリカ人はクレーでだめだって言われるんだ。

「僕らだって、インディアンウェルズやマイアミのためにアメリカへ行くのは大変なんだ」。テニス界のご意見番、ルビチッチがぴしゃり。頼もしいルビ兄貴です。


そのほか注目

14位(←22位) Juan Carlos Ferrero  121p
20位(←35位) Tomas Berdych 96p


ベスト4入りした2人、当然のことながら大きくポイントも順位もアップ。やっぱTMSはポイントがでかいからねー。フェレロは得意のクレーでこのあとどこまでポイントを稼げるか、というところでしょうか。ベルディヒはクレーも苦手ではないでしょうが、あの準決勝の攻めの鋭さを見ているとハードやカーペットのほうがいけそうな感じもしますね。

29位(←56位) Philipp Kohlschreiber 59p[RANKING GAINER]


今年はコールシュライバーなかなか調子がよいのでは。このブログによく登場しますね。デ杯でも初勝利を上げて、今年はよいシーズンになりそうな感じもしますね。モンテカルロでは2回戦でナルバンディアンを破り、というかナルがリタイアしてしまったんだけども…でもとにかく勝って、ベスト8進出。一気にトップ50入り、今週トップ50の中で一番のアップ率でした。優勝したナダル君に敗れています。そのナダル君とのQFがこないだのガオラでちょっと放送されてましたね。まだ録画だけして見てないのだが。

47位(←56位) Guillermo Garcia-Lopez 46p

1回戦不戦勝だったマレイ君がリタイアしたことでラッキールーザーとして本戦入りしたランキング60位のG-Lo君が、2回戦でランキング44位と格上のギケル(?)に競り勝ち3回戦進出。1回戦不戦勝っていうのはよかったね(笑)。こういう交代劇はツアーではよくあることだけども、このことについて負けたギケルがこんなことを言っている。

「僕は正午にここに来たんだけども、マレイが怪我をしているというのは前の日に聞いていたし、今日彼がジーンズ姿だったから、プレーしないんだな、ていうのはわかった。コートがセンターじゃなくて違う場所になるっていうこともね。でも一番僕を変えたのは、強敵のマレイに挑戦する立場だったのが、いきなり格下のG-ロペスの挑戦を受ける格好になってしまったことだ。この状況の急激な変化に対応するのは、簡単じゃなかったよ。」

なるほど~。これはなかなか興味あるコメントですね。失意の中棄権する選手、そしてチャンスをつかんだラッキールーザー、その間に入って戦わなければならない対戦相手もにも、人知れず苦労がある、ということですね。相手が強敵じゃなくなったからよかったと思うのかと思いきや、ことはそんな単純な話ではない、ということか。たしかになあ、強い相手で向かっていく気で構えていたら、いきなり相手が変わって自分が受ける立場に立つっていうのは確かに楽ではなさそうだね。


Nadal Meets the Press(Open Seat 2007)
An interview with: MARC GICQUEL(Masters Series Monte Carlo)




フェデラーの挑戦
2007年04月23日 (月) | 編集 |
優勝おめでとう

すべてはこの瞬間のためにこそ

Rafael Nadal

@Yahoo!sports


Masters Series Monte Carlo

決勝

②Rafael Nadal(ESP) 6-4 6-4 ①Roger Federer(SUI)

ナダル君モンテカルロ3連覇達成!おめでとう~こりゃうれしい。まさかなぁ…ストレートでロジェ君に勝てるとは…今までもロジェ君にはクレーで何度か勝ってるけど、ストレート勝ちは初めてじゃないか?どう考えても、王者がリードするとしか思えなかった。過去の対戦でもそういう感じのが多かったですしね。ロジェ君が第1セットで走ってナダル君がどこかでチャンスをつかんで攻略する、ナダル君が勝つとしたら1セットおとして2セットとりかえしてファイナルセットに懸ける、…という図式を描いてたんですが。

どーんと王者にぶつかっていってほしい、と前日書きましたが、どーんとぶつかっていったのは、ナダル君じゃなくて王者ロジェ君のほうでした。今日の王者はとにかく正攻法というか、ほとんどハードヒットでどんどん強いボールを打ってきた。第1ゲームから飛ばしに飛ばしまくって早い攻めでウィナーの連続。あ、こりゃまずい…あぁ…去年のローランギャロス決勝思い出した。あのときも第1セットは王者が最初圧倒したんだよなあ。。もちろんこの日は3セットマッチだから最初から飛ばしていこうという気持ちはあったでしょうが。

しかし…ちょっと飛ばしすぎじゃないか?大丈夫かいな…そんなに最初からがんがんいったら息切れしちゃうぞ?と敵に塩を送る心配をしながら見守っていたら。やはり。ロジェ君の攻撃をしっかり受け止めてじっくり構えていたナダル君が徐々に王者を押し返すようになる。最初のウィナーはすっかり減って、今度はエラーの連続。

チャンスを見逃さずつかまなければ、勝てる相手ではない。それは両者ともに言えることだった。最初にチャンスをつかんだのは、王者でした。第…何ゲームだったかな…とにかく最初にブレイクチャンスをつかんだロジェ君、デュースの後2回ほどありましたっけ?しかしいずれも押し切れませんでした。自らのエラーで帳消しにしてしまう。ここぞというときに決めきれない。普段の王者なら、他の選手相手になら軽くやってのけるのに、なぜ今日はそれができないのか。

王者がここでブレイクできなければ、次はナダル君にチャンスがくると思っていたら、その通りになりましたね。第9ゲームで、15-40と絶好のチャンス。そして、最初は逃しましたが、残っていたチャンスを確実につかんで、第1セットを決定的にするブレイクをあげました。

サービス・フォー・ザ・セットというのは鬼門なものでよくブレイクバックされたりするけど、今日のナダル君は磐石でしたね。ゲーム中はポイント先行されてもあわてず、ヤバそうになったらいいサービスでうまく逃れる。王者がいつもやっていることを今日はナダル君ができました。ストロークの打ち合いでも王者の強いショットを拾って拾ってひろいまくって、ミスを誘う。いつものじわじわ作戦が徐々に王者を蝕んでいく。対戦しててロジェ君めっちゃイラついてただろうな…(^^)でもそれが彼のやり方だものね。

王者がネットプレーや緩いボールなどの作戦を使わずどんどん打ってくるのは、ナダル君としたら願ったり叶ったりのことだ。ストロークの打ち合いならば、クレーならば絶対に負けない、という自信はナダル君は当然あったはずだ。そしたら王者のほうからその打ち合いをしてきた。それは当然ナダル君のペースになる。

第2セット、王者にしては珍しく戦略を変えてこなかった。あえて変えなかったのか?変える余裕がなかったのか?これでますますナダル君は勢いづいて、自分からも攻撃する場面が多々みられました。特にフォアの逆クロスとか…すごかったな…。解説の丸山さんがおっしゃっていた通り、ナダル君のテニスは基本的に「受身」のテニス。相手の攻撃をしっかり守って、守りきって、最後にカウンターパンチを食らわす。でも、それに加えて「自分から攻撃する」ということをハードコートで学んだ。それを今年はクレーでも生かすことができている。このあたりは、去年からまた進化しているということなのかな。

今度は序盤でブレイクを奪って王者に心理的にさらにプレッシャーをかける。どこかでブレイクバックのチャンスもあったかと思うけども、追いつくどころか、ロジェ君はサービスゲームをキープするのも精一杯という状況でした。最後のほうは、ダブルフォルト連発するし、主審とやりあう場面もありました。明らかにいつもの王者ではなかった。

王者が2セット目の中盤、苦しんでブレイクピンチをしのいでやっとこさキープしたとき私はちょっと心配になりました。これで流れが変わるんじゃないかと…ブレイクチャンスをものにできなかったナダル君が今度は逆に…?いたたまれなくなって部屋を片付け始めた(笑)。心配でじっと見てられない!しかし今日はそんな心配は杞憂でしたね。次のゲームも、そしてサービス・フォー・ザ・マッチも。あぁこういうとこでよく破られるんだよな…でも今回も無事でした。今日は全く隙がなかったですね。サーブの力が向上したのがその一因でしょうか。いずれにしても、ナダル君は普段どおりのテニスをやった。そして去年よりさらに強くなってクレーコートに戻ってきた。それは言ってもいいでしょう。

王者のボールがバックアウトして、コートにひざまずくナダル君。ラケットを持ったまま勝利の喜びをかみしめる。かわいかったなぁあの仕草。この瞬間を味わうために、一生懸命我慢してがんばっているんだよね…よかったぁ~!私も安堵で力がへなへなと抜けてしまいました。いつ巻き返されるか心配で心配でねぇ…。あーもう疲れた。なんでこんなに疲れる試合ばっかり見させられるんじゃ。まあそれが彼のスタイルだから…はぁぁ~。





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忍耐と根性のシーズンが始まりました
2007年04月22日 (日) | 編集 |
ひぃぃ~すっかり更新が空いてしまいました。どうもすいませんm(_ _)m。今週、いや先週は忙しくて忙しくて…仕事がたまっておりましてブログ書けなかったです~。モンテカルロが始まったのはもちろん知っていましたが。あー今日も更新できなかったなぁ…と思ううちにズルズルと週末へ(笑)。さすがに今日は日曜だし、なんとか時間もできたので、ようやくモンテカルロ話です。これが今年のクレーシーズン最初の投稿になりますが。スル~しているうちに、またあの2人が勝ちあがって対戦することになったようですね。

昨日はガオラでもTMSが久し振りに放送されましたね。そして勝ちあがった2人による決勝1試合を残すのみになってしまった今日ですが、序盤でも熱戦がいくつもありました。その今週行われた数々の熱戦の中から、ネットで見ていて気になったというか、印象に残ったこの2戦から、今日は記述していくことにします。ていうかまあTennis Weekにクローズアップされて書いてあったのでそのまま転用してるだけなのではあるが…。

4回戦

⑪Richard Gasquet(FRA) 6-3 6-7(5) 7-5 ⑦Ivan Ljubicic(CRO)

ジュニア時代は神童と呼ばれ、2005年のこの大会では王者ロジェ君を予選から勝ちあがって破り、ナダル君にも善戦し、次世代のスター間違いなしと謳われていたガスケ君ですが、このところやや壁にぶつかっている感じです。なかなか大きな舞台で勝てなく、手の怪我にも見舞われた時期もあり、競った試合を落とす日々が続くうちに、年下のマレイ君やジョコビッチにいつのまにか追い抜かれてしまい、若手の中では影のうすい存在になってしまっています。

実に、あの、王者をこのモンテカルロから破ってからちょうど2年の間、この試合の前まで、ガスケ君は、トップ10相手にわずか1回しか勝利できていませんでした。その勝利は、去年のトロントでのジェームスブレイク戦。それ以外は、トップ10には全く勝っていませんでした。

力がないわけではない。むしろ潜在能力、彼のあらゆるコートへの対応能力は、ナダル君以上と言う声も根強いものがあります。それでも、勝てないのは。彼の「勝ちビビリ」にありました。競った試合で、リードして、あとサービスキープ1つで勝利、そういう場面でいつも崩れてしまう。トップ相手に勝てそう、という気持ちが仇になっているかは知りませんが、そういうことが続くと、ますます、「勝利」というプレッシャーは大きく膨れ上がって彼にのしかかる。

この試合も、トップ10相手のルビチッチに、1セットとって2セット目も1ブレイクアップしていましたが、ここはルビチッチの粘り強いストロークと効果的なサーブで押し返されてしまいます。タイブレークも、フォアにミスが重なり、ルビチッチのすばらしいドロップショットなどもあって失ってしまいました。

ガスケ君のプレーは、追い込まれてもうだめだと思うような場所から、信じられないようなすばらしいショットを繰り出したかと思うと、普通のラリーで簡単なショットをミスってしまう。そういう部分は誰にでもあると思うけれど、ガスケ君の場合はそれが顕著であるらしい。つまり、プレーが安定しない。力は、能力はあるのだから、つまりは気持ちの問題ということなのか。

ファイナルセットも、先にブレイクしたのはガスケ君でした。ルビのサーブを警戒してベースラインからはるか後方、時計にぶつかりそうな位置から、得意のバックでスピンが十分にかかったクロスへのボールがネットにあたってルビ側にポロリ。そしてブレイクチャンスをつかみ、粘るルビを押し切ってブレイクに成功、5-3としました。

しかしここで、例の「勝ちビビリ」が出てしまいます。ダブルフォルト、フォアのエラー、たちまちルビに追いつかれてまたもや5-4とブレイクバック、そのあとキープされて5-5に追いつかれてしまいました。決めきれない自分のふがいなさにボールを叩きつける。あぁまた負けてしまうのか…。自分との闘いは、簡単には勝たせてはくれません。

しかし、次の11ゲーム目でキープして流れを断ち切ると、第12ゲーム目、そのときはやってきました。ラケットのガットが切れました。切ったのはガットだけではない。この2年間の呪縛をも断ち切った。その切れたガットから見事なドロップショットを成功させ、フォアハンドウィナーで勝利を締めくくった。

私は、もちろんマレイ君やジョコビッチもだし今はロジェ君がまあちょっと偉大すぎるけどライバル的存在だけど、必ずや、このガスケ君が、ナダル君の一番のライバルになると、今でも信じている。何もかもうまくいっていた少年時代から、大人の壁にぶつかって、苦しんで。苦しめば苦しむほど、人は強くなれる。ガスケ君が、苦難を乗り越えて成長して、強くなって、ナダル君を脅かす存在になってくれることを切に願う。なぜそんなにガスケを応援するのかって?そりゃあだって…かぁいいんだもん♪(あほ)

2回戦

Kristof Vliegen(BEL) 0-6 7-6(8) 6-4 Marat Safin(RUS)

サフィンはまだ1回も対戦したことのないナダル君とドローが近いこともあって、2人の初対決が3回戦で実現されるか注目されていましたが、またしても!…しかしほんとに対戦しないねぇ…サフィンが勝ちあがるときにはナダル君が棄権になり、ナダル君が勝つときはサフィンが負ける…これでもかってくらいのすれ違いの連続、まさに君の名は状態になってます。まあ春樹と真知子は最後には結ばれるから、あの2人もいつかは対戦することになるんだろう(なんのこっちゃ)。

そのサフィンとナダル君の逢瀬を阻んだ浜口勝則役を演じたのが(いや違うって)、デ杯ではおなじみになったベルギーのVliegen。ビリーゲンって鍋島さん呼んでましたね。

52位のビリーゲンは、2月のロッテルダムで勝って以来5大会連続初戦敗退していました。そしてこの大会初戦でフェルケレックに勝って連敗を止めて、意気揚々とサフィン戦に挑んできました。

しかし序盤はサフィンのストローク力に全くついていけず、昨日のベルディヒ状態で0-6となすすべなくセットをとられてしまいます。そうなると当然2セット目は作戦を変えてくる。ネットを多くとる戦術に切り替えてきました。しかしタイブレークにもちこんだものの、サフィンに3-6とマッチポイント3本という絶体絶命のピンチ。しかしここからドラマが始まりました。

1本目はサフィンのバックハンドリターンがアウト、2本目は14回続いたラリーの末サフィンのフォアがアウト、3本目はサフィンのサーブでしたが、そのサーブが甘く入ってしまいビリーゲンのリターンからの攻撃が成功し、サフィンのロブがまたもベースラインから大きくはずれ、ついに6-6に追いついた!

サフィンも粘ります。ここでなんとしても決めなければ。その思いがフォアのダウンザラインからビリーゲンのバックのミスを誘い、またもサフィンが7-6とマッチポイント。今度はビリーゲンがエースでお返し。マッチポイントとセットポイントが交互にくるギリギリの展開で、両者一歩も譲りません。

そして迎えた8-8での次のポイント。マッチポイントか、セットポイントか。サフィンがクロスに鋭いバックを打ち込んでビリーゲンを追い出して、ネットに詰めてバックボレー、するとビリーゲンがコートの墨から突進してきた。そしてやっとこさ追いついたビリーゲンが渾身の力を込めて放ったパッシングショットは…190cmのサフィンがダイビングしたにもかかわらずその横をすり抜けていきました…。勢い余って赤土に倒れこむサフィン。雄たけびを上げるビリーゲン。勝利を追い求めるということは、かくも激しく、苦しいものか。2人の壮絶な戦いは、2セットでは終わりません。

そんなビリーゲンの勢いを断ち切るかのように、ファイナルセット、先にブレイクしたのはサフィン。しかしビリーゲンはまだ諦めない。1-3とリードされて、またブレイクバックして追いつく。こうなるともう気持ちの勝負になる。第1セット、何もかもうまくいっていた強いサフィンは影をひそめ、ビリーゲンに粘られてミスをして、ラケットを叩きつける。

ラケットは壊れはしなかったけども、壊れた自分の気持ちを修復することはできませんでした。4-5で迎えたサービスゲーム、バックハンドがサイドを割り、トリプルマッチポイントを相手に与えてしまいます。ほんの1時間前は自分がトリプルマッチポイントを握っていたのに。そして、2つはしのぎましたが、最後は、しのぎきれませんでした。サフィンのバックハンドがアウト、それが56つめのエラーを記録したとき、2時間20分のドラマは幕を閉じました。


ガスケ君も、ビリーゲンも、残念ながら次の試合で負けてしまいましたが、今年のモンテカルロは、2人にとって大きな収穫を得たものになったのではなかろうか。クレーの試合は、いつも激しく、苦しい忍耐の連続です。まだまだシーズン始まったばかり、ローランギャロスまで、熱い戦いが今年もたくさんみられそうですね。



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運も実力のうち
2007年04月10日 (火) | 編集 |
ロシア フランス

R3. N.Davydenko/I.Andreev 3-6 7-5 6-3 3-6 6-3 S.Grosjean/M.Llodra
R4. Igor Andreev 5-7 6-4 6-2 3-6 4-6 Sebastien Grosjean
R5. Marat Safin 7-6(3) 6-3 6-2 Paul-Henri Mathieu

あぁ…またしても…マチュー君はなんかこういう不運の星のもとに生まれているのかね…そしてサフィンまたしても(^^)おいしいところを持っていきましたか。他の対戦が早々と2日で勝負が決まる中、ここだけは最後の最後までもつれました。

まずはダブルスですが、ロシアはサフィンからニコちゃんにメンバーチェンジしましたね。サフィンはどうやらまめができていたようです。ユーズニーは前日のシングルスで大変疲れていて、そういうわけでニコちゃんが前日の負けを取り戻すチャンス。しかし相手はダブルス巧者のロドラ、そしてグロージャンです。

「作戦計画には二種類ある。よいのと悪いのとである。
時としてはよい作戦計画も偶然の事情によって失敗し、
時としては悪い作戦計画も運命の気まぐれによって成功する。」

これはナポレオンの有名な格言だそうですが、このR3はまさにこういう試合だった、とか(^^;)。要するに…まぐれ?うそです!いや、でも運って絶対ありますよねー。このR3も、大事な、重要なところでことごとくロシア側にポイントが入った、とのこと。運も味方した、という感じのようです。それが、こういう接戦になったのかね。

これでフォルジェの戦略が裏目に出たかに思われましたが、シングルスを重視した人選が実を結んだのはR4でした。グロージャンがアンドリエフ君に競り勝った!いやーすごい試合でしたなあ。力でおすアンドリエフ君に対してコートカバーリングと柔軟性で応戦するグロージャン、という感じだったようです。一度はアンドリエフ君追いついたけどねえ…やはりそこは試合経験豊富のグロージャンが優ったか。でもこれでますますおもしろくなりました。

そしてR5ではサフィン登場。そしてまたしてもR5でマチュー君負けてしまいました。あー2002年のときも、そして去年もかなあ。R5までもつれて結局ここでロシアに敗れる…まあ今回は2セットアップからの逆転とかフルセットではなかったけども、第1セットは緊迫しましたね。そこを取れたことがサフィンにはよかったですね。

というのもサフィンは足にまめができていてこの数日は満足に練習もできなかったよう。「こんないいテニスができるなんてびっくりだよ」。…ツアーではなんでこれができないのじゃ…。デ杯となると強いサフィン。でも、チームの勝利がかかるR5というプレッシャーのかかる場面で、足に心配ごとがあったから比較的無心でいけたのかもね。それがよかったのかも。でも、フルセットになったらとても無理だっただろう、と言っている。

というわけで…ロシアやっぱり強いねー。これでフランスに4勝目。フランスも決して弱いチームではないと思うのだが…フォルジェの今回のシングルス優先の戦略は結果的にはうまくいかなかったけど、ロシアを十分苦しめたし、悪くはなかったのじゃないかな。あとちょっと、運が足りなかった、ということなんだろう。

ロシアは、ニコちゃん、ユーズニー、アンドリエフ君、サフィン、全員が何がしかの形で勝利を挙げている。このバランスも実に見事だ。少なくともデ杯の神さまはロシアに今のところ味方しているということなのかな。


ベルギー ドイツ

R3. C.Rochus/O.Rochus 6-4 2-6 3-6 1-6 M.Kohlmann/A.Waske

こちらも2日目で勝負が決まってしまいました。コールマンとバスケ、デ杯では常連のペアになりつつありますが、この日も1セットダウンからよく逆転しましたねー。やはりVliegenは前日のシングルスで腰を痛めてしまったのがこの日の欠場になってしまったか。

いいスタートが切れて波に乗りたかったベルギーチームですが、逆に2セット目以降はドイツが流れをつかみます。セットに入るとすぐにロクス兄のサーブをブレイクし、その後いったん追いつかれるも徐々に力を発揮しドイツがポイントを重ねていきます。ベルギーも第3セットはブレイクもして追いつくチャンスもあったようですが、「大事なところでバスケのいいサーブが」チームを救ったようです。

というわけで、これでドイツが久しぶりのSF進出!95年以来、ということだから実に10年以上ぶりか~。その間にはWorld Groupから落ちてZone Groupで戦っていたこともありましたっけ。そして去年から復帰し、今年はSFと、復活しましたね。
「この日のために一生懸命やってきた。このチームには本当に感動したよ」。感慨深げな監督さんです。「とうとう準決勝だ。でももっと上を狙いたい」。

そしてそのドイツが次に対戦するのは、強敵ロシアです。しかも今度はロシアのホーム。敵地に乗り込むドイツ、どこまで王者を苦しめられるか?次はなかなかタフな対戦になりそうですが、がんばってほしいですね。


というわけで。今回は1回戦とは逆に、4つのカードのうち3つが2日目で勝負が決まってしまうという省エネ?QFになりましたね。どれもそんなに大きな差はなかったと思うのだけども…そんな中、私が今回一番印象的だったのが、やはりロシアVSフランスのR2。あのユーズニーの勝利は、大きかった。3セット目に勝利があと一歩まで近づいてきてそこから追い上げられて怪我もしてリタイアしそうだったのに、そこからまたすごい内容でなんとかやっとこさ勝った。あの勝利がなければ、ロシアは負けていたかもしれない。1回戦では出場せずに自分のツアーを優先して成功したユーズニーがこうやってデ杯に戻って大活躍するのは、やはりデ杯選手に与える力は特別なものがあると、感じずにはいられない。というわけで、このQFの私的MVPはこのユーズニーにケテ~イ♪次のSFも、楽しみですね。







No.2の意地
2007年04月08日 (日) | 編集 |
今週末はなんだか忙しくて書く時間があまりありませんでした。その間に、なんだかいつのまにか2日目で決着がついてしまったものが多かったですね。よく見ると…同時に行われてる各Zone Groupも全部3-0になってる!こりゃ珍しい。日本も、タイに勝ちましたね!これでプレーオフ出場が決まったということなのかな?

それではWorld Groupの結果を見ていきましょう。全くスルー状態だった(汗)アメリカとスウェーデンでのカードから。

アメリカ スペイン

R1. James Blake 6-4 6-3 6-4 Tommy Robredo
R2. Andy Roddick 7-6(5) 6-1 6-4 Fernando Verdasco
R3. B.Bryan/M.Bryan 7-5 6-3 3-6 7-6(5) F.Lopez/F.Verdasco

一番の鍵かと思われたR1でジェームス君が圧勝しましたね。これがやはり大きかったかな。ロブレド君にはたびたび苦しめられているジェームスブレイク、このところのスランプもあり心配されていましたが、本人も言っていた通り、この勝利でツアーへの復活の足がかりとできるかどうか。といっても次からはクレーシーズンだが…。

この日のジェームス君は去年の全米を彷彿とさせるようなすばらしい出来だったようですね。アグレッシブないつものジェームス君が戻っていたようです。ロブレド君も最後5-1から追い上げる反撃をみせましたが、やはりこの日はブレイクの日だった、ということでしょうか。

シングルスNo.2というのは、微妙な立場であると思う。たいがいは初日で相手のNo.1と当たるわけだから、負けて当然、という感じもする。しかし、自国の代表としてプレーするわけだから、やはり負けるのは辛い。去年のチリ戦やプレーオフ、そして今年の1回戦、チームは勝利したけど自分はその勝利に貢献できなかった。そういうもどかしさは常に持っていたであろう。

そしてこの日のジェームス君の「筆舌に尽くしがたい」感情には別の側面もありました。今回行われているこのウィンストン-セーラムの舞台は、2001年にジェームス君がデ杯デビューを飾った思い出のコートでもあるという。そしてそのときは、今は亡き父の姿があった。その父の声が聞こえたように思う、と語っています。

そしてアンディ登場!心配された怪我も癒えたようで、元気な姿を見せてくれましたね。過去苦い敗戦もあるベルちん相手に勝ちました。最初はやはり怪我からの復帰戦ということもありややナーバスになってしまったのかベルちんにブレイクを許しますが、第9ゲームでブレイクバックすると得意の(?)タイブレークで切り抜けました。

第1セットが締まったゲームになって、それを取れたことがよかったのでしょうか。2セット目のアンディはベルちんを圧倒。そして最後のセットとなった第3セットも、多少ベルちんに苦しめられる場面もありましたが、地元の大声援を力にしてストレートで決めました。

前回のスペインとの対戦のことが当然アンディの頭の中にはあるでしょう。クレーとはいえ勝利するには自分が勝たなければならなかった初戦で敗れてしまった。そして2万7千人というデ杯にしては大規模な観衆。その観衆と相手国が優勝に沸く姿をじっと見つめているしかなかった。それだけに、今回アメリカ開催となり、立場が逆転し、勝利できたことが本当にうれしいアンディです。

最後は、ブライアン兄弟。これで勝ってデ杯では11勝1敗。ダブルススペシャリストだから勝ちが大いに計算できるし、これはシングルスプレーヤーにとってはいい布陣ですよねぇ。相手のベルちんとロペス君も第3セットをとりかえし、第4セットもタイブレーク5-5と、決して楽な試合ではありませんでしたが、86歳になるおじいちゃんとおばあちゃんが見にきてくれていたこともあって、がんばりました。


これでアメリカが3-0で2日目でチームの勝利を決めました。まあホームだし、コートアドバンテージを考えても別にBob Larson tennis newsで赤文字で書かれるほど驚くことでもない。




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デ杯QF1日目・その1
2007年04月07日 (土) | 編集 |
ロシア フランス

R1. Nikolay Davydenko 6-2 2-6 3-6 5-7 Paul Henri-Mathieu

いきなり初戦から大番狂わせが起きましたね。マチュー君もときに力を発揮して上位選手を苦しめることはあるけど、世界4位のロシアNo.1、ニコちゃんを、いきなり破ってしまいました。

第1セットはニコちゃんがストロークも快調で確実にポイントを重ね、マチュー君はベースラインから遠く離れたところでのプレーを強いられました。しかし流れが変わったのは第2セット第2ゲーム。ニコちゃんが2つのエラーからサービスゲームを落とすと、さっきの1セット目がうそのようにゲームの流れは逆転してしまいます。ニコちゃんの打つボールは浅くサービスラインの付近に集まるようになり、徐々にマチュー君がベースラインにより近いところで打てるようになってきます。

そしてマチュー君はフラット気味のショットで攻撃力も増加。特にバックハンドがとてもよかったようですね。ニコちゃんは実に、2セット目以降の5回のサービスゲームのうち4回をブレイクされて、あっという間に2セット連取されて逆転されてしまいます。

2セットダウンになってあとがなくなったニコちゃんはここでやや力を取り戻したようでした。勝ちがみえてきたマチュー君にメンタルでプレッシャーをかけようとしますが、マチュー君は4-5の場面でもしっかりキープし、逆に次のゲームで6-5となるブレイクに成功。すでに復活させてしまった相手の勢いを止めることはもはやできませんでした。

「ハードコートのような戦い方をしてしまった」とニコちゃん。今までずっとハードコートでの試合が続いてきただけに、わずか1週間でクレーに順応させるのは難しかったようです。
マチュー君は、全豪で怪我をして約6週間ツアーからも離れていました。もちろんデ杯1回戦も戦っていません。「4週間前は、こんな風にチームに関われるなんて思ってもいなかった」。宿敵ロシア相手に先制攻撃が成功し、してやったり、という感じでしょう。

R2. Mikhail Youzhny 6-2 6-3 6-7(8) 5-7 8-6 Richard Gasquet

これは大熱戦でしたねー。これもさきほどのR1同様、最初はロシアがリードして、そしてフランスが追いつく、という流れ。しかし最後の結果は、違った…。

ガスケ君は元気なく2セット連取されてしまい、第3セットも0-2と流れを完全にユーズニーに持っていかれてます。しかし、ユーズニーが痙攣を起こしたところから流れが変わります。ガスケ君のあの鋭いバックハンドを追って膝を痛めてしまったようです。ガスケ君のあのバックは強烈だからなぁ…。しかしそれでもなんとかついていって、第12ゲームではリターンゲームでしたが、15-40とユーズニーついに2つのマッチポイント!

しかしそこをガスケ君に逃げられ、勝負はタイブレークへ。ここでもユーズニーが5-2と優位に立ちますが、どうもこの日のユーズニーは最後の決定力に欠けました。そこから5-5と追いつかれ、その後はユーズニーにさらにマッチポイントが来ますがまたしても決まらず、とうとうガスケ君にタイブレークものにされてしまいました。

そして第4セットに入るとユーズニーは完全にフィジカルで遅れをとってしまい、先ほどの怪我に苦しめられます。リタイアしそうな雰囲気だった、と…しかしユーズニーは諦めませんでした。ここで負けたら初日で相手に2連勝、2日目のダブルスは必ずしも優位とはいえないだけに相当なプレッシャーがかかる。少なくとも初日タイにしておけば、たとえダブルス負けてもまだ逆転の余地が残される。ロシアが生き残るにはユーズニーの勝利が絶対に必要でした。

なんとか戦いつづけたユーズニーでしたが、動きはさらに悪くなっていったようでした。しかしそれでも必死で戦い続けるユーズニーは、何度何度もブレイクのチャンスを作りますが、どうしてもブレイクできません。決定力に欠けていたユーズニーでしたが、最後の最後で!価値あるブレイクを第13ゲームにようやく成功。実に、ユーズニーにはこのセットだけで11回チャンスがありました。しかし最後の1回で今までの失敗を十分に補うだけの貴重なブレイクでしたね。ユーズニーが最初にマッチポイントを握ってから、勝利の雄たけびを上げるまでにかかった時間は、2時間18分、だったそうな…。

「早く勝ちにいこうとしすぎた」のがこんなに長くなった原因だと、ユーズニーは自己分析しています。それが焦りとなり、うまくいかなくなった。何でも、やはり「あせらない」ということは大切なことですね。急いでやらなければいけないときこそ、じっくり取り組む。言うのは簡単ですが、とても難しい。しかしそれをやらなければ成功しない、ということでしょうか。

というわけで、初日は1-1か。ユーズニーの1勝は、とても大きい。これでまたロシアが優位に立った。ダブルスはフランスが勝つかもわからんが、最終日のシングルス、ロシアにはサフィンとアンドリエフ君が控えている。今日のニコちゃんやユーズニーの様子だと最終日はロシアはシングルス総入れ替え、ということになるかもしれませんね。しかしロシアはほんと層が厚いわ…。

ベルギー ドイツ

R1. Kristof Vliegen 7-6(4) 5-7 4-6 2-6 Tommy Haas

ハースが、アウェーで力を見せました!クレーだしベルギーの天候が気になっているようだし、正直どうなのだろうかと思ってましたが。

第1セットは、やはりここの天候と、クレーというサーフェスに馴染むのに時間がかかったようです。それが、タイブレーク2-0からセットを失うという事態につながってしまいました。

しかしハースはあわてませんでしたね。第2セットは、両者あわせてブレイク5回というブレイク合戦になりました。最初にリードをとったのはVliegenのほうでしたが、3-0にするチャンスを逃したことが悔やまれる。ハースはブレイクされてもすぐに追いつく、という感じで流れを相手に持っていかせませんでした。

ここまで両者緊迫した好試合が続いていただけに、悔やまれるのが、第2セット5-5の場面。ベルギーのVliegenが、オーバーヘッドのスマッシュをした際に背中を痛めてしまいました。
「背中をへんな方にひねってしまった。それから全然動かなくなって、周りの筋肉が痛み出してどんどん痙攣しだした」。
セラピストのおかげでなんとかプレーは続行できましたが、序盤のような元気のいいプレーはできませんでした。「それまではいいプレーができていたのに、(怪我以降は)ドロップショットやボレーにミスが多くでるようになってしまった」。

第4セットもハースが5-1とリード。そこからVliegenよく追い上げましたが、最後は力尽きてしまいました。怪我が惜しかったですね…。


R2. Olivie Rochus 3-6 5-7 6-7(4) Phlip Kohlschreiber

毎年デ杯デビューを飾る選手がいる。去年はアカスソやツルちゃんがデ杯デビューでチームに勝利をもたらし感動する場面を書いてきました。今年は、すでにデルポトロがデ杯デビュー戦で大きな仕事をしました。そしてこの準々決勝では、この人。コールシュライバーが、デ杯デビューでチームを勢いづかせる大きな勝利を挙げました。

ランキングでいえば22ランク下の60位のコールシュライバーは、第1セットは2回サービスブレイクに成功して第1セット先取します。第2セットは、先にオリビエ君がブレイクに成功して2-0としますが、その後コールシュライバーに3ゲーム連取され逆転されてしまいます。3-3では、オリビエ君に2ブレイクチャンスがありましたが、コールシュライバーは2回とも見事なエースでピンチを切り抜けました。

両者ベースラインから攻撃的なショットを繰り出し熱戦になりました。しかし最後は、「重要なポイントで多くポイントをとっていた」コールシュライバーが、ここでも最後12ゲーム目でセットポイントを決め、2セット連取。

私は全豪でナダル君と対戦したときのコールシュライバーの印象がとても強烈に残っている。特にバックハンドはすごかったなぁ…ショットのキレとスピード、攻撃力がすばらしい。ずいぶんあれで苦しめられた…だからコールシュライバーというと、「危険な選手」というイメージが出来上がってしまっている。この試合でもあんなバックがばしばし決まっていたんだろうか。

第3セットも最初はオリビエ君が先にブレイク成功したようですが、ここでもまたコールシュライバーが追いつく。そして第10ゲーム、コールシュライバーのマッチポイントでしたが、お客さんの声援もあって、なんとかオリビエ君逃れてタイブレーク突入します。そこでは、コールシュライバーがリードし、オリビエ君が追いつく、という展開だったようですが、最後は捉え切れませんでした。最後のポイントを決め、コールシュライバーは赤土にひざまずいて自らのデビュー戦勝利とチームの勝利を祝いました。

オリビエ君はマイアミで怪我をして棄権していましたね。この10日間はあまり十分な練習ができなかったようです。でももてる力を振り絞って最後まで戦いぬきました。
「すごくタフな試合だった。僕らは今までも競った試合をたくさんやってきた。フィリップはすばらしい選手だ。スピードがある。彼は重要な場面でほとんどポイントをとっていた。僕もベストを尽くしたけど、彼のデビュー戦はすばらしかったと思う。ガッツを見せてくれた」。

「2セット終わったときに、足に疲れを感じた。でもどうなるかわからいしね。3セット目が本当に欲しかった。そしたその後展開はどうなっていたかわからない」。


というわけで、こちらはドイツがいきなり2連勝、王手をかけました。ダブルスはどうなのかなー。Vliegenは出られるのかなー。ベルギーは苦しい戦いを強いられそうです。

とりあえずここまで!残りはまたのちほど。

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