Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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芝を制するための鍵
2007年06月29日 (金) | 編集 |
イリュージョン

Fabrice Santoro

@AFP


芝生の戦いは、ビッグサーバーが有利、と昔から言われている。球足が速く、弾まないコート。ボールが選手の足元からすーっと逃げていく。

90年代はビッグーサーバーがウィンブルドンを席巻した。サンプラスは正確にはビッグサーバーというよりサーブとネットプレーの組み合わせで勝っていたという気もするけども、やはりサーブの力は強かった。そして、イバニセビッチ。96年にサンプラスを破ったクライチェック。そして17才でウィンブルドンを制したベッカー。ライバルのエドバーグ。芝生の世界は圧倒的にビッグサーバー、ネットプレーヤーが占めていた。

人は常に、変化を求めている。とは今年のフレンチオープンでナダル君が言っていた言葉だ。同じ人が勝ち続けていると、違う人に勝ってほしいという風潮になるのは仕方がないことだ。そして同じことが続いているとそれを変えたくなる。そして、90年代のウィンブルドンを支配していたビッグサーバーたちにもその逆風が吹き始めた。あまりにもサーブの力が強すぎて、試合が単調すぎて面白くないという批判が出るようになる。

どかーん!15-0。
どかーん!ぺきっ…(←リターンミス)30-0。
どかーん!どすっ!(←センターのサーブがうしろの壁にあたる)…40-0。
どかーん!…げ~む、○○。

これが12回繰り返されるのは、さすがに見ててつらい(笑)。もちろんときには目の覚めるリターンエースやボレーの応酬もあるけど、結構こういうサーブとリターンだけで終わる、というゲームは多かった。

そういうこともあり、いくら芝でももう少しラリーが続くように、最小限の対策がされる。芝生の下にあった苔をとりはらってボールが少し高く弾むようにした。そしてボールの質もやや変えた。オフィシャルは否定しているらしいけど、やっぱボールの硬さもやや変わったんじゃないかな。そんな話はあちこちで見たことがある。その結果球速がやや遅くなった。

2002年のウィンブルドンは、晴天続きという大きな要素が加わることでさらにコートのスロー化が加速した。水分を失った芝は簡単にはげ、クレーに近いとは言わないまでも限りなく近い状態になった。そしてその年の大会を制したのは、ビッグサーバーではなく、ストローカーでリターンを得意とする、レイトン・ヒューイットだった。

今年は雨が多いけども、やはりこの芝生の球速の低下と弾みやすさの傾向は変わっていない、いやさらに増しているようだ。昨日のティムVSロペス戦で2004年と今年のボールのバウンドしてからの高さの差が表示されていたが、同じところに同じ速度で到達してからボールの跳ね返った高さが、この3年で18cmもアップしているそうだ。その数字がどうやって計測したのかその数字自体が正しいのかわかんないけど、より跳ねているというのは間違いないだろう。これでますますストローカーが有利になる。そしてスピンをかける人にはとくに。

今年の1回戦、注目すべきカードがあった。ビッグサーバーのカルロビッチと、魔術師サントロの対戦。この2人の対戦とその試合結果が、近年のウィンブルドンを象徴しているような気がした。



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二兎を追うか、一兎を追うか
2007年06月27日 (水) | 編集 |
あと1ポイント!

Manuel Santana

@histoiredutennis.com




ウィンブルドン大会を5連覇したビヨン・ボルグ。それだけでもすごいことなのに、ボルグのさらにすごいところは、そのウィンブルドン優勝した5年のうち3年は、フレンチオープンもともに優勝しているということだ。

ローランギャロスと、ウィンブルドン。わずか2週間の間隔をおいて行われるこの2つのグランドスラムは、その日程だけでもムリがあるのに、選手の悲鳴をあざ笑うかのように、サーフェスをまるきり違えている。土と、芝。どちらも自然界にあるものでイレギュラーや天候に大きく左右されるという事以外はまるで共通点が見当たらない。

この、土と、芝のグランドスラムを同じ年に制するためには、その間の2週間ですべてを変えなければならない。プレースタイル、フットワーク、靴、ストリングの強さは変えるのかな。全仏を全英を両方優勝した人はたくさん(といってもそんなにいないけど)いるけども、同年に優勝した人となると、ごくわずかしかいない。男子は、ボルグ、レーバー、女子では、グラフ、ナブラチロワ、エバート、セレナ、…ぱっと思いついた人がこれだけ。あと誰かいたっけ…抜けてたらすいません。

その難業にいままで数多くの選手が挑んでは散ってきた。そして今年も。王者フェデラーがその偉業に挑戦したが、成功することはできなかった。今年この偉業を達成することができる可能性があるのは、エナンとナダル君に限られた。

エナンは、この全英以外のGSはすべて優勝している。ここウィンブルドンだけはどうしても今まで獲れなかった。全仏はあんなに何回も優勝してるのに、やはり土での戦いはタフであり、体力的な疲れもあるのだろう。そして女子よりもっと過酷な男子の世界では、さらに困難を極める。サーフェスで勢力図が大きく変わる男子でこの2つのサーフェスを両方とも得意とする選手は皆無だ。

クレーが得意な人は、どうしても最初に行われる土のほうを頑張ってしまうため、芝への準備が間に合わない。芝が得意な人は、たいがいクレーは苦手な人が多いから、クレーでは早く負けて芝の準備が十分できるという皮肉なことになっている。

じゃあ、土が得意な人が芝を制するにはどうしたらいいのか。ボルグのように両方がムリなら、その逆をとる道もある。土を捨てて芝に専念するのだ。二兎を追うもの一兎を得ず、の精神でね。しかしそれができるだろうか。

人間は欲張りな生き物だ。あるものを得るために他のものを犠牲にするということは、できそうでなかなかできないことだ。例えばナダル君がウィンブルドンをとるためにローランギャロスを欠場したりするか?ありえない。そうなったらロジェ君は嬉しいかもしれないけど(^^;)、それにそんなことは誰も望んでいないだろう。

ローランギャロスを欠場すれば必ずウィンブルドン優勝できるという確実な保証があれば、そうするかもね。でも、全仏出なかったからといって、ウィンブルドン勝てるとは限らない。これは賭けみたいなもんかな。この世は不公平なものだから、おいしいところを一人が持っていってしまうということは、大いにありうる。ボルグがかつてそうだったように。全英を獲るために勝つチャンスがある全仏を欠場するなど、できるわけがない。

しかし、それを実際にやった人がいる。そしてそのあと本当にウィンブルドン優勝したからもうびっくりだ。それは誰かというと…。スペイン人で最初に、そして去年までの時点で唯一、のウィンブルドン優勝者、Manuel Santanaさん。

来年70才を迎えるダンディーなサンタナさんは、1966年にウィンブルドンのシングルスで優勝。そして、去年、そのサンタナさん以来40年ぶりに、スペイン人男子としてナダル君がこのウィンブルドンで決勝進出をしたということで、大いに話題になった。

「芝なんて牛の食いもんだ」というのは芝生を苦手とするクレーコーターの心境を表す言葉として有名だが、その言葉を作ったのが、このサンタナさんらしい!えええっあの紳士のサンタナさんが…そんなぁ~ガラガラガラガラ(←イメージが崩れていく様子)…。それほどまで毛嫌いしていた芝をどうやって克服したのか。去年、ナダル君が戦う決勝戦に特別ゲストとして招待され、後輩の試合を見つめるサンタナさんの目の前には、40年前の出来事が蘇っていた。





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17才のウィンブルドン
2007年06月26日 (火) | 編集 |
なにかが足りない

A general view of Centre Court

@Getty Images


ウィンブルドン初日の感想。

いきなり雨スタート。屋根つけたりしようとするからお天道様の怒りを買ったに違いない。

緑の芝生が本当にきれいである。やはりいいのう~…。今年は雨が多くて芝がよく育ってくれることを願う。芝がはげてクレー状態になったウィンブルドンなど見たくない。

センターコートが…なんかへん…○○ー○のないコーヒーのような…いやコーヒーはブラック派だ。屋根の工事のために、客席を覆っていたあの重厚感のある屋根がとりはずされて、なんだか間の抜けたセンターコートになっている。こんなセンターコートいやだ。屋根の工事なんかするからこんなちんけな光景になったぢゃないか

ティムもモヤちんも、以前にはなかった年輪を顔つきに感じるようになった。

モヤちんのノースリーブと短パンとバンダナが遠目で見るとナダル君に見えて仕方がなかった。

とにかく球が速い。2人がボールを打ちあう時間の間隔がクレーの半分くらいに感じられる。ローランギャロスを見た直後だから余計にそう感じる。テレビで見てこれくらいだから実際はもっとすごい差なんだろう。

福井烈さんの解説が好きです。ワウワウでもやってくれないかなあ。あり得ん。

イギリスのお客さんの礼儀正しさに感銘した。整然とした拍手、サーブをする直前にさっと訪れる静寂。そのすばらしい緊張感に脱帽。どこかの土の大会をやる国の傲慢で気まぐれで自分勝手でわがままな人たちとは雲泥の差だ。

マレイ君の登場によりやっとプレッシャーから解放されたはずだったのに、今大会のマレイ君の欠場でまたもや英国民の一心の期待を背負うことになったティム。しかし現役があとどのくらい続くかわからない状況の今となっては、年齢とともに精神的にも成長し、むしろその期待を嬉しく感じて調子が上がるに違いないと都合のよい推測をしている自分に気が付いた。

しかしそれはあながち的外れでもないかもしれない。第1セットまで見て寝てた…目が覚めたらファイナルセットティムの2ブレイクダウンの15-40だった…あそこから5-4に持ち込んだのはお客さんの後押しそのものだ。マレイ君の出現によって忘れられかけていたティムがヒーローに復活する最後のチャンスかもしれない。ここでティムが負けてしまったら、あまりにもイギリス国民がかわいそうだ。俺らはなんのためにウィンブルドンやってんだという感じだ。マッチポイント4回…惜しかった…でも戦うモヤちんも辛かろう。2人を見てたら涙が出てきた(T T)。

日没になったのはどちらにとって吉と出るのか。神は明日、どちらを勝者に選ぶのだろうか。


特定のお客さんを何度も写していたのが気になる。あれは有名人か?そうは見えなかったが…。相手のモヤちんを非難することなく、相手が誰でも関係なく、ただティムに勝ってほしいという気持ちが一体となった清々しい声援だった。どこかの国の土の大会の自国の選手を勝たせるためなら相手選手を陥れるのも当然の人たちとは雲泥の差だ。

ティムのバックハンドのスライスは、美しい…。

ホークアイのとき音楽がなくて、ほっとした。

ウィンブルドンウェブサイトのオリジナルウェアのモデルの男性がジネプリに似ている。

「マイウィンブルドン」はデフォルトではフェデラーとモレスモになっているが、編集ボタンを押したらいきなり2人が消えてなくなってしまうので2人を選びたかった人は「すでに入っているからラッキ~」となるはずがあてが外れて選びなおさなくちゃならなくてがっくりきそうだなあと思った。(私は2人を選ばないのでなんとも思わない)


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「温故知新」のウィンブルドン
2007年06月24日 (日) | 編集 |
これももう見納め?

Wimbledon's covers team charge onto the pitch to protect the court as rain delays play

@BBC sport



いよいよ明日からウィンブルドンが始まりますね。正直私の中ではあまり気もちが盛り上がっていない…しかしそれも今日限りだろう。明日から試合が始まればなんだかんだで盛り上がっていくのだろうから。

今年のウィンブルドンは改革の年になっているようである。まずは、早くから話題になっていた男女の同額賞金。これがきっかけとなり全仏の賞金額まで同じになってしまったのだから、ウィンブルドンのもつ影響力の計り知れない大きさを感じる。イギリスが男尊女卑なのかどうかはよくわからないが、少なくとも早くから男女同額になっていた全米や全豪に比べると垣根ははるかに大きかったはずだ。それを乗り越えたことに大きな意義を感じる。

そして、ウィンブルドンといえば、雨。降雨時のスタッフによるすばらしいコートカバーの手さばきは一種の芸術のようなもので、ウィンブルドン名物のひとつとなっていたのだが、それがあと数年したら見られなくなりそうだ。センターコートに新しい開閉式の屋根を建設中とのこと。長年雨によるスケジュールの遅れに悩まされてきた大会側も、全豪での成功により屋根のとりつけを余儀なくされたというところなのか。

この屋根については、反対意見も根強いけども。私もどちらかというとあまり好ましいことではないと思っている。サンプラスは、ウィンブルドンのセンターコートに屋根をつけることに、かつて猛反対していた。今はどうなのかわからないけれど…しかし、この方向はもはや変えられそうにはない。文明の力は素晴らしいけども、それとひきかえに大切な何かが失われていくような気がする。

そして文明の力といえば。これが試合結果に直結する一番の改革、ホークアイの導入。昨年全米でグランドスラムで初めて導入され、全豪でも使われてもはや珍しくなくなった。しかもウィンブルドンではセット内2回のところが3回と回数が増えることになるそうだ。もちろんタイブレークは別。そして、ファイナルセットでは6-6になるとさらに回数が増えるとのこと。

私はこのホークアイがはっきり言って嫌いだ。最初は、これはいいことだ!とあれほど大賛成してたのに(^^;)、ドバイでの一件以来、すっかりこのシステムが信用できなくなった。どこまで正しいのか全くわからないこのシステムをなぜこんなに重宝するのか?しかもこのシステムを導入し多用することで、人間の審判の質が落ちるのは避けられない。どうせ一生懸命見てもしょせん最終的な決定権が機械にあるのだから、それは質が下がるのは当然だ。しかもショーコート以外ではこのシステムは採用されず、質の落ちた審判員が他の一般コートで裁くことになる。

こんな否定的なことばかり考えているから、正直気持ちが盛り上がらないのかもしれない。

「私たちは常に伝統を守ろうと努力している。」All England Clubの重役を務めるIan Ritchieは言う。
「でも、同時に前進していくことも必要だ」。

2003年からは、センターコートで義務化されていた選手のロイヤルボックスへのおじぎや敬礼が必要なくなった。ただしエリザベス女王かチャールズ皇太子が在籍しているときを除いて…その2人は1968年以降ウィンブルドンを一度も観戦していない。

ウィンブルドンは他のグランドスラムとは決定的に何かが違う。他の3つがどうとか言う気はないけども、ウィンブルドンだけが持っている特別なもの、それは大切にしてほしい。全米や全豪のまねをすることを改革などといって欲しくない。


昨今のウィンブルドン事情を思うにつけ、私はアラン・ミルズさんのことを考える。2005年にウィンブルドンのレフェリーを引退した名物男。雨が振ると試合の中断を決定するために彼が登場して人々失望をさせ(^^;)、マッケンローとコナーズの試合でもたびたび登場して場をとりなす姿がみられた。賞金の話は別として、彼は、センターコートの屋根の建設やホークアイの導入を、どう感じているのだろうか。


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前半戦終了・最新ランキング
2007年06月12日 (火) | 編集 |
今年もグランドスラムが2つ終了し、ちょうどテニスシーズンも折り返し地点ですね。前半戦終了時点での今年のランキングを見てみましょう。


6月11日付

1位 Rafael Nadal 735p[POINT GAINER]
2位 Roger Federer 631p
3位 Novak Djokovic 467p
4位 Nikolayy Davydenko 295p
5位 Fernando Gonzalez 267p
6位 Andy Roddick 234p
7位 Ivan Ljubicic 229p
8位 Tommy Robredo 226p
9位 Guillermo Canas 223p
10位 Mikhail Youzhny 219p



ナダル君はクレーシーズン、去年のポイントを全部守って、かつハンブルグの準優勝70ポイントを加算するというとんでもないことを今年もしてくれました。いや~まだちょっと信じられない。今年はインディアンウェルズの優勝もあるから、去年の今の時期より得点が高いですね。このくらい点があれば今年もTMCは大丈夫、かな…?
ここんとこレースランキングずっと1位だけど、まあ今のこのナダル君の天下も、あと1ヶ月もすれば、…いやいやどうなるかなんてもちろんわかりませんが。

グラスは去年に続いてクイーンズに出場するようですが、初戦が…デルポトロとトーマスの勝者。またか!デルポトロって…芝ってどうなんだろう…全くわからない…でもRGのとき結構おされてたよなー。芝はもっときついのか…?う~ん。もちろんトーマスが勝つかもしれないけど、そうなったらまた大変だ。トーマスはウィンブルドンSFの実力者。どっちにしても、タフな初戦になりそうだ…でも、きっと乗り切ってくれるであろう。

うーん。さすがにクレーと同じようになんでもかんでも全部巧くはいかないかもしれないけど、去年より少しでも多く芝でプレーできますように。去年はクイーンズで怪我してリタイアしてしまったので、今年は怪我やアクシデントがないように、体に気をつけてがんばってほしい。

そして、同じくRG決勝を戦った王者はここ数年ずっと優勝しているハレの大会を欠場することになりました。特に問題があるわけではなく、新たに怪我をしないように、と大事をとってのことらしいです。やはり決勝戦すごく疲れていたのかな。

ジョコビッチはローランギャロスでも結果を出して、確実に第三の男の座を手中にした感じですね。いやージョコとナダル君の試合の第1セットって、なんか去年のマチュ~くんとの試合みたいな異様な雰囲気があったよ、ちょっと。まじ恐かった。ちなみにジョコビッチは英語が大変聞き取りやすい。
ニコちゃん3号(ダビデンコ)もSF進出で大きくポイントを伸ばし4位に浮上。エントリーではこのニコちゃんが一応「第三の男」です。ちなみにジョコが4位。アンディ抜かれた…。

ロブレド君とカニャスはRGベスト8進出で順位を上げてきました。カニャスは今シーズンの前半戦のキーマンでしたが、後半はどうでしょうか。


そのほか注目

26位(←43位) Igor Andreev 111p

今大会はなんといってもアンドリエフ君のがんばりが光りましたね!初戦で第3シードのアンディを破って、そしてグランドスラム初のベスト8入り。最後はちょっと体力的な疲れが出てしまったようだけど、4回戦のマルちゃん戦なども、すばらしい戦いでした。怪我からの復帰というのはとても大変な努力がいったことでしょう。あとは愛の力、かな♪


46位(←55位) Gael Monfils 63p
48位(←56位) Oscar Hernandez 62p


モンフィス君は去年の末から今年にかけて大スランプでしたが、ローランギャロス直前の大会で決勝まで行って、んでローランギャロスは地元としてがんばってくれましたね。しかし試合巧者のナル相手に敗れてしまいました。ジュニアの頃はフィジカル、身体能力のすばらしさを誰からも賞賛されていたモンフィス君。その才能をまだ出し切れていない感じがします。
ヘルナンデスは、ローランギャロスは3回戦まで進出しましたがビョークマンに惜しくも敗退。でも順位は結構あがっています。

50位(←74位) Jonas Bjorkman 60p[RANKING GAINER]

そして、今回一番のアップ率だったのは、そのビョークマン!35才にしてローランギャロス4回戦進出。すんばらしいことです。モヤちんに破れ惜しくもベスト8はなりませんでしたが、おじちゃん軍団のリーダーとしてがんばってくれています。次のグラスはビョークマン得意だからまた活躍してくれるかな?楽しみですね。惜しくもダブルスは負けてしまいローランギャロスの3連覇はなりませんでしたが、その分ウィンブルドンのダブルスではまた優勝狙って欲しいと思います。


というわけで。今週後半に私は用事があって数日東京へ行かなくてはいけないので、今週はこれにて打ち止め。また来週、ウィンブルドンの展望などで再開したいと思います。あぁ久々の東京だわ…丸の内ビルに行ってみたいなあ。六本木ヒルズもまだ行ったことないなあ。最近の東京の名所ってどこですかねぇ?…観光じゃないっつーの…仕事だよ…そんなヒマないだろ…。



きみはぼくのヒーローさ
2007年06月11日 (月) | 編集 |
優勝おめでとう
孤高の強さ



Rafael Nadal

@AFP




決勝

②Rafael Nadal(ESP) 6-3 4-6 6-3 6-4 ①Roger Federer(SUI)

やった~!ナダル君優勝です!3連覇です!あ~~!!…もううれしくてうれしくて興奮している。あぁ~…もう見ていてとってもきつかった。いつもナダル君の試合は見ていて疲れるけど、昨日も本当に…でも、どんな展開になっても最後まで見続けなければと自分に言い聞かせて我慢したかいがありました。

第1セットは…やはり第1セットがすべてだったような気がする。
立ち上がりはナダル君はそれほど悪くなかったような気がするんだけど。むしろ王者のほうがサーブが入らなくて苦しんでいたような。そして1stサーブが入らない王者のサービスゲームをなかなかブレイクできないナダル君、いやな流れだな…と思っていたらやっぱりきた。ロジェ君に何回ブレイクチャンスがあったんだ?15-40とか0-40とか…もう生きた心地がしなかった。いつ破られるか、もうだめだ、もう今度はだめだろう、いやきっと挽回してくれる、いやさすがに王者相手にムリだろう、いろいろ考えすぎて疲れてしまいました。でも王者もやはり緊張したのか、ブレイクチャンスでことごとく失敗。後から考えるとやはりここが一番のポイントだったか。

「チャンスをあまりにも多く逃してしまった。特に第1セット、(ブレイクを)成功できなかったことが、その後もずっと尾を引いてしまったかもしれない」。

こういうふうにブレイクチャンスがあってなかなかブレイクできないと今度は流れが逆になる。案の定ナダル君はたった1回きたチャンスをあっさり決めて先にブレイク成功。こんなもんなんですね…これで第1セットは勝負ありました。

「第7ゲームで何かが起こる」。第1セットがそうだった。そして第2セットも、そうでしたね。ただし立場が逆。相変わらずサービスゲーム苦しみながらなんとかキープしていたナダル君だけど、とうとう破られてしまいました。

王者はやはり強打できましたね。バックはスライス使っている場面がほとんどなかったような気が。ナダル君も必死で王者のバック側に返すけども王者のバックのショートクロスが効果的に決まっていた。ナダル君は、なかなか得意の逆クロスに打つチャンスがありませんでしたね。逆クロスに打つとやはりオープンコートができてしまうし相手のフォア側になる。読まれてカウンターでストレートに打たれるともうだめだし、王者のフォアにはよっぽど厳しいとこじゃないと。昨日は逆クロスがとても少なかったように思う。

セット1-1になって、どっちが先に2セット目をとるのか。やはり王者のサーブの入りがどうも悪かった。そこでナダル君がまた先手をとることに成功しました!今日はセット、ブレイクともに常に展開が先へ先へと先行できていたのがよかったように思う。

第3セット以降は王者はややネットプレーを多用してきましたが、ナダル君のカウンターのパスも決まっていたから出るタイミングを計るのは難しそうでしたね。ストロークの打ち合いは、両者ともにミスが多かったような。きれいなウィナー、というのは少なかったように思う。そんな中ナダル君がしっかり守った、という感じでしたね。やはり守備力はすばらしい。あの王者の攻撃を守りきってしまうんだもの。

第4セットも先にブレイクできた。さあこれからはサービスをキープしていけば優勝だ!…長かった…ブレイクしたのが序盤だったから、いつブレイクバックされるか気が気じゃありませんでした。しかし王者もやや疲れていたような感じもありました。ショットに威力がなくなってきていたような気もしました。それでも懸命に打ってサービスをキープし続ける。しかしナダル君のサービスを破ることも難しくなっていました。

そして最後のナダル君のサービスも40-0になって、マッチポイント、1回で決めてくれ!そして王者のフォアのストレートがバックアウト…!その瞬間コートに倒れこんだナダル君。私も床に倒れこんだ…勝った…終わった…。




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ひまわりが咲いた日
2007年06月10日 (日) | 編集 |
優勝おめでとう
やっぱり笑顔が一番ステキ!

Justine Henin

@AP Photo


決勝

①Justine Henin(BEL) 6-1 6-2 ⑦Ana Ivanovic(SRB)

エナンはやっぱり強かった!!3年連続、そして4回目の優勝を決めました。いやはや、圧倒しましたね。もちろん技術、体力的なものもあったと思いますが、やはり、大舞台をいかに経験しているか、その精神力の差が一番だったかなと思います。

立ち上がりはでもイバノビッチが先手をとったと思ったんですけどね。最初のゲーム、エナンはダブルフォルトも出ていきなりブレイクされてしまいました。そして次のイバノビッチのサービスも40-0、これでイバノビッチがリードして優位に立つ…と誰もが思ったでしょうが、そこからエナンが追いついてブレイクバックしてしまった。あれでエナンが楽になりましたね。

イバノビッチはサーブのトスにずいぶん苦しんでいましたね。特に風が強かったわけでもないのに。それは、もちろん緊張からくるものであったのでしょう。そしてストロークでも自らミスを繰り返す。攻めていってのミスではなく、つなぐボールでミスが続いてしまいました。第1セットの中盤からは、エナンが次々にポイント、そしてゲームを重ねていきました。

途中はイバノビッチもショットがよくなってきたかな?と思える時間帯があったんだけども、そこでエナンが流れを変えさせませんでしたねー。サーブもストロークもコースを丁寧についてイバノビッチに攻撃させないようにしていた。そしてポイントはすすんでついにエナンがマッチポイント!そしてボレーを決めると、感きわまってラケットほうり投げちゃった!ジュジュおめでとう~

エナンは、ところどころで封筒を開けてメモを読んでいましたね。セレナやビーナスもよくメモを読むけど、封筒を開けて読むというのはなんだかゲームみたいでおもしろい。ロドリゲスコーチから、3ゲーム以上リードしたら、サービス・フォー・ザ・マッチになったら、そして勝ったら、という感じで段階的に開けるよう持たされていたもののようです。へえ~!あれはおもしろい。あんなことやってる選手みたことない。考えましたねー。あれだとコーチングにはひっかからないものね(笑)。ひょっとしてこれから流行るかも…?

一方のイバノビッチは、直前になってコーチがつかなくまりましたね。Sven Groenfeldさんがアディダスと関わる仕事をしているから、同じアディダスと契約しているエナンと対戦する試合でイバノビッチをコーチできない、とかなんとか…なんだか不思議な話ですが。直前になってそういう大きな環境の変化は、ちょっとイバノビッチにとっては不運なことでしたね。

やはり決勝という大舞台に飲み込まれてしまったイバノビッチ。でも、これは仕方がない。エナンは、これが10回目のグランドスラム決勝。それをすべて勝ってきたわけではない。去年は4回の決勝進出のうち3回は負けてしまったんだ。そういういろいろな経験を乗り越えて今がある。イバノビッチのこの敗戦が、未来の栄光の糧になる日は、きっとくるはずだ。

でも、イバノビッチは本当に大活躍でした。ジョコビッチと励ましあって頑張る姿はなんだかほほえましい。そしてなんつっても、可愛い!(笑)完全にパリジャンの心をつかんだイバノビッチ、こりゃ人気でそうですねえ。あんまり容姿のこと言っちゃいかんとは思うけど、やっぱつい顔に目がいってしまう。いやー同性ながら、かわいいなあとつい思う。マリアちゃんやニコちゃんとはちょっと違うよね。チャーミングというかキュートというか、キムみたいな感じかな。でも外見ではなく、もう実力十分ですね。グラス、そして夏のハードコートシーズン期待しましょう。

エナンは、家族との確執がずいぶん前から取りざたされてきました。やさしかったお母さんを早くに亡くし、コーチのロドリゲスさんが父親代わりでずっとエナンを育ててきて、そして自分の父親と家族とはずっと疎遠でした。それが、今年になってその父やと兄弟と連絡をとるようになったのです。それがどういういきさつでそうなったのかはよくはわかりませんが、ピエールさんとの別れがきっかけになったのかもしれません。

お兄さんは言いました。「今年は彼女が笑顔で、人生を楽しんでいるように思える。以前テレビで見ていた彼女は、いつも楽しめていたようには見えなかった」。過去にいつまでもこだわって、自分の殻を作って、心を閉ざしてきたエナン。ようやく、殻を破って、太陽を浴びて、笑顔いっぱいの花を咲かせるときが、きたのです。それは、夏の日差しを浴びて太陽のような大きな花を咲かせるひまわりのようですね。

この日はお父さんは会場には来ていなかったようだけど、テレビで見ていてくれている父にも感謝、と言っていましたね。あんなに仲たがいしていたのに…泣けてくる(T T)…よかったね…仲直りできて。

「過去に起こったことは起こったこと、今は前を向いて、またこうやって一緒になれた彼らと人生のひとつひとつの瞬間を楽しみたい」。


というわけで。女子は終了。いやーエナンは強かった。。。正直ドロー見たときは、あまりの厳しさにこりゃエナンちょっと優勝は無理なのでは?と思いましたが…だってQFでセレナ、SFヤンコだもの。それをことごとく全部ストレートで下すとは…そして決勝の強さも格別だった。やはり、離婚や家族との和解などいろんなことを乗り越えたことが、彼女をこんなにも強くしたのだと思います。
そして忘れちゃいけないセルビア旋風。イバノビッチが負けてついにセルビア旋風もピリオドが打たれましたが、しかし、この女子2人の活躍は今大会のひとつのハイライトでしたよね。イバノビッチとヤンコビッチ、はたしてポストエナン&キムになれるのかどうか。それには、やはりグランドスラムの優勝に常に絡むような選手になれるかというのが大きなポイントでしょう。今回は間違いなく絡みましたが、これからもこれを続けいかないと、ポストベルジアンとはいえない。2人にとって本当の正念場は、注目されるようになるこれから、でしょうね。グラス、そしてアメリカで今年どこまでこの力を持続できるか、2人の戦いにこれからも注目しましょう。

さ、次はグラスですねー。モレスモ…大丈夫なのか~い。もうフレンチ敗退の傷は癒えているかしら…ウィンブルドンのディフェンディングチャンピオンとして、前哨戦どのように戦ってくれるのか、来週からも目が離せませんね。そして巻き返しを図りたいマリアちゃんに怪我で全仏欠場のヒンギスはどうなのか。そして、エナンの勢いは芝まで持続するのか。さー今年のウィンブルドンは誰が獲ることになるのかな?今から楽しみです。


Reunited with family, Henin wins 4th French Open(AP)


今日の1曲
Walking In The Sun/Born Crain


今日はエナンが優勝したということで、ベルギーの歌手をご紹介。
2006年に本国でデビューしてなかなかのヒットを記録したということで今年は本格的に海外進出を果たすことになった27才のシンガーソングライターです。ピアノマンのようですね。ていうかメガネマンという感じも…。
「最高のピアノ・ポップス!」と謳われてますが、ピアノを基調とした爽やかなポップスはあのダニエル・ポウターを、美しいメロディーはあのジェームス・ブラントを彷彿とさせる、と…なんかこじつけのような気もしないでもないけど、つまり3匹目のどじょうを狙ってエイベックスが送り込んできた刺客というわけですな。はたして前2人のように大成功となるか?

でも曲はほんと、爽やかでいい感じですよ。ジェームスブラントのあの雪の中海に飛び込む寒々としたあれとは真逆!太陽を浴びながらのびのびと弾き語りをするCrainさんも曲も爽やかです。邦題は、「いちにちのはじまり」。歌詞も前向きな感じで、今年、人生の再スタートをきって、笑顔が戻ったエナンにぴったりの曲ですね。なかなかいいですよ~。

ビデオを見る:日本国内でのみ視聴可能
(聴いてみる)




賽は投げられた
2007年06月09日 (土) | 編集 |
残念!でも準優勝おめでとう

Katarina Srebotnik and Ai Sugiyama

@AFP


女子ダブルス決勝、惜しくも杉山組は敗れてしまいましたね~あぁ~残念!モリックが優勝したのはうれしかったけれども。いやーストーサーレイモンド組に勝ったから期待してしまったんだけども、決勝はまた雰囲気違うもんね…。でも、決勝にすすんだことは本当にすばらしいことだと思います。次のウィンブルドンでも、シングルス、ダブルス、両方での活躍を期待しています。おつかれさまでした!


準決勝

①Roger Federer(SUI) 7-5 7-6 (5) 7-6(7) ④Nikolay Davydenko(RUS)

うわ~すごい試合ですな…いちおストレートではあるが、どれも12ゲームまでもつれておる。試合時間も3時間。1セット1時間、ですな。最後のセットは9-7ですか…しかしニコちゃん惜しかったね。いいプレーはできても、勝つというのはまた違う次元の話ということなんだろうか。

とにかくすごい打ち合いだったようですねー。ニコちゃんも必死で食らいついていきました。10以上続いたストローク戦ではニコちゃんのほうが多くポイントをとっていたようです。ローマのナダル戦もすごかったからな…あんな感じでどんどん攻めていったんだろうな…。一方王者のほうはミスが多く、オーバーヘッドをネットしたり、横にあるお花の中にボールを入れちゃったり、ペースをつかめませんでした。そのせいで、せっかくニコちゃんに集まっていた声援が王者に傾くようになってしまいます。まるで王者が挑戦者であるかのように。

そんなわけで第1セットはニコちゃんが4-2と最初に流れをつかみましたが、王者がそこから追い上げて逆転する光景はもう飽きるほど見てきた。昨日もそうなりましたね。

「精神的に彼にやられた」。やはりいくら技術がよくて対等でも、本当に大切な心の部分、そこで、どうしてもやられてしまうから、いつも勝てない。でもこれでニコちゃんを責めることは当然できない。

第1セット競った展開で落としたニコちゃんですが、その後も厳しい攻めは続きましたね。普通こういう状況でセットを落とすとあとずるずる~といってしまうものだけども。やはり今年のクレーしり上がりに調子をあげてきたニコちゃんだけに、簡単には勝たせません。第2セットも、5-4でサービス・フォー・ザ・セットだったニコちゃんですが、またもここで破られちゃったんですね…。

でも、ベスト4はもちろんすばらしい成績です。そしてランキングもこれでまたトップ5が定着しそうですね。いつもたくさんの大会に出ている頑張りやさんのニコちゃん、これからも応援してくよ!おつかれさまでした。

いやーしかしこれは、見てて疲れる試合だったろうな…。私は見ていませんでした。いやはや。テニス観戦は体に悪い…。



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美しき戦士たち
2007年06月08日 (金) | 編集 |
キムの開脚の継承者

Jelena Jankovic

@Getty Images



準決勝

⑦Ana Ivanovic(SRB) 6-2 6-1 ②Maria Sharapova(RUS)

イバノビッチが強かった!!!いやー、びっくりしました。私は接戦になってやはりマリアちゃんが強いのではなかろうかと思っていたのですが…結果はまるはずれ。イバノビッチが最後まで崩れることなく落ち着きを失いませんでした。

立ち上がりから終始イバノビッチのペースでしたね。いきなり最初からサービスエースだもの。あれは単なるエースではなくこの試合の内容を象徴していましたね。そしてサービスがいいからマリアちゃんなかなか攻撃できない。そしてストロークでも、しっかり攻撃できていたイバノビッチに対してチャンスボールなどで信じられないミスを繰り返すマリアちゃん…どうしたのだ?必死で声を出していたけどもボールはいつもの威力もスピードもなく、自分からミスを繰り返してしまう。

イバノビッチはリターンもよかったですね。だからマリアちゃんはとてもプレッシャーがかかっていた。それであのダブルフォルトが出てしまったのかなー。要所要所でダブルフォルトがゲームにつながってしまいました。

マリアちゃんがいろんな人から指摘されているのが、やはりクレーでのフットワークです。「氷の上の牛」…と…これは本人が言ったのか?誰から揶揄したのか?よくわからないけども。でもイバノビッチもそれを感じていたようです。

「だから、より深くボールを入れて彼女にプレッシャーをかけて動かすようにした」。

マリアちゃんは怪我の影響もあったのかなーと思う。肩には注射をして臨んでいたようだしね。もちろんそれも含めて勝負だし言い訳にはできないけど、やはり試合を分析する上ではひとつの要素として必要であると思う。だからこそ体調管理が大切なのだ。

「今日はまったくリズムがつかめなかった」。

でも、私はマリアちゃんのがんばりを褒め称えたいよ。だって…もうシュニーダー戦で消えててちっともおかしかなかったんだもの。それが準決勝進出。あんなに大会前はけちょんけちょんに言われてたのにそれを見事に覆すこのがんばり。全豪のときのセレナみたいですね。それだけにこの日も頑張って欲しかったけど、やはりちょっと限界があったということでしょうか。この日はその全豪の決勝のような一方的な感じでしたね。やはりマリアちゃんにとっては、こういう自分を上回るようなパワーヒッターがちょっと鬼門なのかな、という気もする。

あとあまり試合には関係ないですが、マリアちゃんは今回のウェアとってもおしゃれでよかったですね。シースルーでなんだか複雑なウェアだけど(笑)。こないだの全米の黒いワンピースといい今回のウェアといい、彼女はこういう濃い色の洋服がやはり似あいますね。黒や紺などは締まってみえますしね。


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体力との戦い
2007年06月07日 (木) | 編集 |
ベスト8おめでとう!

Igor Andreev

@AFP


昨日で、男女ともベスト4が出揃いましたね。今日は、前日に行われたトップハーフも含めて男子の準々決勝を。

①Roger Federer(SUI) 7-5 1-6 6-1 6-2 ⑨Tommy Robredo(ESP)

王者はこれまでグランドスラムセット獲得の連続記録が続いていたわけだけども、ついにそれがストップしました。今まではマッケンローが36という連続セット獲得記録を持っていたわけで、それにこの試合の第1セットで並んで、さあ追い抜くか?というところだった…これがとられたのが第3セットだったら、記録更新だったのにね。

しかしマッケンローはいろんな記録を持っているんだねぇ~。なんかここ数年こうやってマッケンローが出てくることが度々ありますね。そしてことごとく記録更新されているかわいそうなマック(^^;)。今回は、抜かれずにタイで並ぶことができました。…いや、やっぱ破られたのか。マッケンローは35だったそうです。あぁマック…でもマッチ連勝記録は、たしか破られてませんね。

その第2セットは、風も強く、なかなかやりづらかったようですが。でもそれは両者とも同じ条件だしね。ロブレド君のショットがとてもよく決まっていたようです。ロブレド君は第1セットも5-5まで食らいつき、この2セット目をとって、さあこれから!と意気込んでいたんでしょうが…そこからこの第3、4セットのスコアだからね…やはり王者の壁は厚いということなのか…。

まあ、セットはとられて記録が途切れたけど、そんなことよりこの試合に勝つことのほうがよっぽど重要なことだよね。ロブレド君はボランドリ戦すごく調子よさそうだったので、王者も少しは苦しめられるかな、とは思っていましたら、そのとおりになりました。でもやはり1セットとるのが精一杯だったということか…でもこれでベスト8、トップ10としての役割はしっかり果たしましたよね。


④Nicolay Davydenko(RUS) 7-5 6-4 6-4 Guillermo Canas(ARG)

ニコちゃんがカニャスを止めた!この日のニコちゃんはしっかり締めていたようですね~。カニャスの粘りに対して一歩もひかず、むしろニコちゃんのほうが粘り勝ち、というところか。

第1セットはお互い1ブレイクずつで第10ゲームはニコちゃん4-5でカニャスにセットポイントもあったようだけど、ピンチのあとにはチャンスあり。その次のゲームで見事ブレイクに成功したニコちゃんが、次のゲームしっかりキープ成功して第1セットを先取しました。

第2セットはニコちゃんが先にブレイクアップして、その後はそのブレイクリードを守りました。第3セットは、第1セット同様お互いブレイクしあって4-4からニコちゃんがまた先にブレイクして、勝負あり。

やはりカニャスも連戦で疲れているようでした。ニコちゃんにはそれがコートの向こう側にいてもわかったようです。
「僕は彼ほどは疲れていなかったからね。彼はパワーがなくなっていたけど、僕はまだ強いボールでポイントを取ることができていた」。
カニャスは、2005年もベスト8で涙を飲みました。そして今回もまた…これでグランドスラムの準々決勝の壁を破ることがまたできませんでした。
しかし、出場停止明けてATPツアーに復帰して半月足らずでこの活躍。ひとえにアメリカハードコートシーズンでのあの活躍が大きいわけだけども、クレーでもバルセロナでは決勝進出したし、そしてこのローランギャロスでベスト8。アルゼンチンをひっぱる存在になっていますね。カニャスのこれからの活躍を期待しています。


ストレートではありましたが、その内容は決して楽なものではありませんでした。「3セットにしては3時間というのは長いよね」。ニコちゃんの言う言葉の意味は私は本当によくわかる…(- -;)

しかしニコちゃん、こないだナル戦の後言っていたように、3セットでまずは勝ちましたね。これで第1段階をクリア。さぁ…この次が大問題なのさ(- -)…。

準決勝、フェデラーVSダビデンコ、か…。う~ん。ニコちゃんを応援したいのは山々だけども、とても勝てる気がしない…。ニコちゃん自信も、あんまり大きな期待は抱いていないようです。
「カニャスに今日通じたことが、フェデラーには通用しない。でも自分にあまりプレッシャーをかけないようにするよ。ただコートの上で楽しみたいと思う。そういうときにこそ、いいプレーができるというものだしね」。

あんまり期待しちゃいけないと思いつつ、やっぱり期待してしまう(^^)。ニコちゃんがんばって!


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