Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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ウィンブルドンで一番おいしい日
2009年06月30日 (火) | 編集 |
今日は男女の4回戦、16試合が全部一ぺんに行われるんですね。ああそうか、日曜日に試合ないからかあ。男女ベスト8が、1日で全部決まります。ということは、この2週目の月曜日というのは、観戦するにはもっともおいしい日、ということにもなるのかもしれませんね。

4回戦

(2)Roger Federer 6-4 7-6(5) 7-6(5) (13)Robin Soderling

これは今日の第1試合で、まだ観戦する元気があったので比較的みれました。あ、この主審の人も好きなんだあ。お気に入りの主審が多すぎる。
緊張感たっぷりのいい試合でした。そしてロジャー・フェデラーの偉大さが随所に出てた試合でしたね。

「今日はラリーが少なくて、お客さんにとってはあまりおもしろくなかったかもしれないけど」とロジェ君あとで言ってたみたいだけど、私はこういう試合好きだなあ。キープキープでお互いがしっかりサービス締めて、んでところどころラリーとかミスとかがあって30-30とかになると、いつ均衡が破れるかハラハラして、んで綱渡りするような緊迫感の中両者キープしてく、ていう感じの試合展開はやっぱ好きだ。ブレイクが続くと、どうしても、引き締まった、という印象は薄くなってしまうように個人的には感じます。

これは戦ってる選手自体もそうなんじゃないだろうか。お互いキープが続くときは、結構我慢してキープできるのに、一旦ブレイクできちゃうと、…このセットとれるかも?みたいなへんな色気が出てきちゃって次のサービスゲームかえっておかしくなってブレイクバックされて勢いまで向こうに持っていかれちゃう、という展開多いですもんね。でも今日はそういう展開はなかったです。

この試合ブレイクゲームは第1セットの1回だけでした。第9ゲーム、ソダりんのサービスゲームで、ソダりんにミスがちょっと多く出てしまいましたね。ていうか、ミスさせられてたのかもしんないけど。。。
ロジェ君のすごいなあと素人目で思うところは、打つボールのコースです。あんまり技術的なとこわかんないのですが、攻められて苦しい体勢からでも、相手のいやあぁな場所にボールが返ってくるから、攻めてるはずの相手が、「なにそれ」て感じでびっくらこいて形勢逆転、みたいなの多いですね。この日もそういうの多かったです。

今日のロジェ君はなんか表情が冴えない感じがしたんですが、日差しが強くて暑かったからしかめ面してただけなのかな。後半に入るごとにリードしていったのものあったんだろうけどやや表情が柔らかくなっていってたようです。

「今日は本当にデンジャラスな試合だったよ。」お互いサービスキープが続いて、勝負はタイブレークのほんの1、2ポイントで決まる。
「でも気を落ち着かせて、チャンスを待っていた」。

このあいだ自信を得る方法、という話をした。今年の前半、ロジェ君はナダル、マレー、ジョコになかなか勝てなくて負けが続いてました。あの頃は、やはり、自信が持てなかったとのこと。
「気持ちが不安定だった。そのときその瞬間どのプレーを選択するのが正しいのか、はっきりわからなかった」。
マイアミでジョコに負けたときは、ラケットを叩きつけて壊しちゃう、という場面もありましたね。

それがわずか数ヵ月後、今はもう自信に満ち溢れて別人のようになってます。
「その頃あったパニクったりする兆候も今はもうないよ」。

これほどの人でさえも、自信を失うときが、ある。それを回復するには、やはり勝つ、しかない。



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あんなことこんなこと
2009年06月28日 (日) | 編集 |
今日はミドルサンデーで試合がありませんでしたので、この1週間でお伝えできなかったことや、ちょっと小ネタ的なことをご紹介。

食べ物持込禁止!

ウィンブルドンには、服装やテレビ中継、日程について独自のルールがありますが、選手が使うロッカールームにもあるルールがあるそうで、それがセレナの逆鱗に触れてます。

「こんな意味ないルールなんて、大キライよ!キイイイッ!」
とまあなんと文面だけみても迫力ありそうなセレナの言葉なのですが、何に怒っているのかというと。

選手のロッカールームにはフルーツバーや健康バーみたいな、いわゆるカロリーメイトみたいなやつがおいてあるそうなのですが、その代わり外から食べ物を持ち込んではいけないという決まりがあるそうです。
セレナがこれにこんなに怒ってるということは、他の大会は持ち込みOKってことなのかしらん。

「ロッカールムでもの食べちゃいけないってんなら、なんで食べ物がおいてあるのよ!?」
「こんなルールには賛成できない。」

All England Clubのスポークスマンによると、このルールは、ローカールームを清潔に保つ目的だそうで、10年近く前からすでにあるそうです…。


マイケル・ジャクソンを悼む

音楽界のスーパースターの突然の逝去は、ウィンブルドン期間中の選手たちにとっても大きな衝撃をもって迎えられました。
セレナは、「ショックで言葉もないわ。彼と彼の家族にお悔やみの言葉を述べるしか、今はいえない」。「本当に、つらい出来事よ」。

「あらゆる人が彼の音楽を聴いていた。ビートルズや、エルビス・プレスリーのような存在。彼らは人生における"icon"であり、決して忘れることはないわ」。
セレナは過去マイケルに何度か会ったことがあるそうです。とても名誉なことだったと、話してます。

ロジェ君ことフェデラーも、マイケルの死についてコメントしてました。
マイケルはロジェ君の故郷であるバーゼルに公演に来たことがあるそうで、そのとき彼は。
「姉(妹?わかんね)と一緒にスタジアムの外で、聴いてたんだ」。「彼が来るなんて、こんなエキサイティングなことなかったからね。とても若い頃だったと思うよ」。

いつもマイケルの曲を聴いているというロジェ君。
「彼の音楽が大好きだよ。音楽界にとってとても悲しいことだ。僕のように、多くの人が彼の音楽に癒されてきただろうからね」。
「これから先何年経っても彼の曲を聴き続けるさ、もちろん」。

私事ですが、洋楽に全く興味のない私の母親が、私が車の中でマイケルの「スリラー」をかけているのを聴いて、「これいい曲ねえ」と言ったのは未だに忘れられない。マイケルの曲は本当に年代世代を超えて愛されている。



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イギリスで輝くアメリカの星たち
2009年06月28日 (日) | 編集 |
昨日は一日休みだったので、のんびり過ごして、体力も十分回復し(^^)、ゆっくり試合も見ることができた。やっぱ平日はなにかと時間も余裕もなくて…。グランドスラム期間中だけ、「グランドスラム休暇」とか取れればいいのになあ~。そんな会社ねえよ。。なので、日曜日に試合がないというのは、個人的にはちょっと残念ではある。

(19)Stanislas Wawrinka 5-7 7-5 6-3 6-3 Jesse Levine
Melanie Oudin 6-7(8) 7-5 6-2 (6)Jelena Jankovic

大会もラウンドがすすんできて、だんだん人数が少なくなってきます。そんな中、男子で予選から勝ちあがった中で唯一残っていたのが、このJesse Levine。133位の選手です。
今日の3回戦では、第1セット先行しましたが、そこはさすがトップ20のスタン君が、力強さを見せて逆転勝ちしました。さあスタン君にとって鬼門の4回戦がまた、やってきます。これまでも何度もここで阻まれて、まだGSベスト8入りの経験がありません。今度こそ…と思ったら…次の相手が…orz。ああまた…いやいやわかりませんよ。スタン君の初ベスト8入りを激しく応援する。

話をLevineに戻すと、彼はカナダ生まれのオタワ育ちだそうですが、13歳のときにフロリダへ移り住んだとのこと。国籍もアメリカですね。そしてアンディやフィッシュと同じ、フロリダのBoca RatonにあるBoca Prep international schoolという学校に通っていたそうです。といってもアンディやフィッシュが卒業したあとにLevineが入学してきたとのことです。そこに1年半通っていましたが、テニスにより打ち込むため、途中から通信制に変更したそうです。
「同じ学校っていうのはなんだか特別な気分だよ」。
そしてアンディが今日左利きのメルツァーと対戦するということで、Levineと練習していたそうですね。

そんなLevineは、一時はカナダ人に戻ることも考えたそうですが、今はその考えは全くないそうで、カナダテニス界をがっかりさせています。

「僕は100%アメリカ人だ。ひゃく、ぱーせんと。」
…そんな強調しなくったって…カナダの人かわいそうに…。13才から8年間、今の自分を創ったのはアメリカであると、米国に骨をうずめる覚悟をしているようである。

WOWOWで鍋島さんが言ってましたが、彼は錦織くんのルームメイトだったそうですね。ということはニックボロテリー組ということか。

一方予選勝ちあがり組で残っていた選手は、実はLevineだけではありません。女子にもいました。しかも同じアメリカ人。ジョージア州マリエッタ出身の17才のOudin。オーディン、と発音する、らしいですが。
彼女は昨年プロ入りしたばかりで、グランドスラム本戦出場はすでに3回目だそうですが、このウィンブルドン1回戦でGS初勝利を上げたばかりでした。それが今や3勝をあげ2週目入りです。これはアメリカで大騒ぎになっていることでしょうね~。ビーナスセレナ以降なかなかそれに続く若手が育っていない女子アメリカにとって明るいニュースです。これまでもグラッチとか、キングとか、有望だと言われている人は数多く出てきてはいますが、トップで戦うということになると、20才前後の同世代ではどうしてもヨーロッパに遅れをとってしまっています。
「とてもいいニュースよね。テニスに、人生に、熱中することよ。」と、先輩のビーナスもエールを送っていました。

もちろん彼女もいきなりぽっと出てきたわけではない。兆しはすでにありました。今年2月のフェドカップのアルゼンチン戦に出場、シングルスでフルセット勝利をあげ、アメリカの勝利に貢献しました。

1日3時間の練習と1時間のフィットネストレーニングを欠かさないというオーディン。その努力をずっと見つめてきたであろうお母さんは、本当にうれしいことでしょう。
「彼女が9歳のころからずっと求めてきたことなのよ。今日までのこの進歩に私もとても興奮しているわ」。
ご両親にとって娘の活躍と笑顔は何よりのものでしょうねー。

そして今日の3回戦。「テレビで見ていた」というヤンコビッチが相手です。「彼女はNo.1だった。だから私には失うものなど何もないわ、そうよね?」

でも一旦コートに立てば、ランキングなど関係ない。一人の女と、一人の女の、体ひとつの、勝負。
そしてその体が、勝負の重要な要素となってしまうことになりました。
第1セット激しい攻防で、セットポイント4回のチャンスを逃れたヤンコビッチが先取。しかしその熱戦がヤンコビッチの体を蝕むことになってしまいました。今年はいつになく晴れ続きのウィンブルドン。そして今日は気温が28度に達するほぼ夏日。そんな中体調を崩してしまいました。自分がどこにいるのかもわからず、めまいがして意識はもうろうとして、ふるえまで来始めていたとか。

「女性特有の」ものが一因であると、後にヤンコビッチは原因を語ってました。
「女であることは、簡単じゃないのよ、ときにはね」。
スポーツ選手は、とくにそうだろうなあ。
女性スポーツ選手の苦労は、男にはわかるまい。

少し休憩したらややよくはなったというものの、パワーはもう残っていなかったと、のことです。それで最後まで戦ったのだから、ヤンコビッチもえらかったと、思います。



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自信を得る方法
2009年06月27日 (土) | 編集 |
今日から3回戦。この3回戦というのは、シード選手同士が初めてぶつかる場でもあり、これに勝てば「2週目入り」できるということになる。各選手とも気合が入っているでしょう。

(2)Serena Williams 6-3 6-4 Roberta Vinci

セレナは今日は2番コート。ビンチ相手にストレート勝利。こういうスコアだと、危なげなく、と書いていいのかわからんね。スコアだけ見ると楽勝ぽいけど意外と中身は緊迫していることもあるから。でもとりあえずセットとられずに済んだ。

最近ネタぎれで今日はなにを書こうとずいぶん迷っているときに、テニス記者でおなじみのMatt Croninさんが書いてたやつがなかなかおもしろかったので紹介してみることにしよう。

テニス、いやテニスだけじゃなくスポーツすべてに言えることですが、「自信」をもつ、というのは戦う上で不可欠なもの。しかし自信なんて簡単にもてるものじゃない。ではどうやったら自信がもてるのか。

今大会1回戦で敗退し最後のウィンブルドンを終えたサフィンが、以前こんなことを言っていたそうです。
「それは愛と同じだね。求めすぎると、手に入らない。自然にまかせていると、やってくる」。

…なるほど…。なんか納得。

自信=自分を信じる。簡単なようで、難しい。セレナは、自分を信じることを、ライフスタイルとしています。
「それは自分の周りに常にある空気やオーラみたいなものよ。コートの中だけじゃなくコートの外でも、歩き方、しゃべり方、行動の仕方、そして自己表現の仕方」。
生活のすべてに、自信をもって行動している、と。セレナらしい。

と、どんなときも自信満々のセレナですが、先の全仏でクジーにファイナルセット1ブレイクアップから逆転されたときは、さすがに自分に自信が持てなかったようです。

「勝ちビビリ」と自分のことをらしからぬ表現で示してたセレナ。「あの試合勝つべきだったのに、できなかった。そして彼女は優勝した。いつも以上に、がっかりしたわ、ほんと」。
勝ってたら自分が優勝できてたかも…と思ったかどうかはわからないけど、セレナの気持ちはなんとなくわからなくはない。

自信というのは、本当に、持ちたいと思ってもてるものじゃないし、自然と心の中にわいてくるものなんでしょうねえ。

つとめて自分に自信を持つようにしているセレナだけど、いつもいつも自信満々、というわけではない。特にコート外では、自分の社会的立場がどういうものなのか確信が持てないから、なかなかそんなに自信がもてないこともある、と語っているそうです。そしてCroninさんは、おそらくそれは、スーパースターは誰が本当の友達なのか、自分と接せる人の誰が本音でいてくれてるのかわかりづらいからだろう、と推測しています。

「たくさんの女性が社会的成功を収めているけど、家に帰れば少し不安になるものよ」。

ビーナスが他のグランドスラムでいまいちでもここのウィンブルドンだけは強いというのも、この自信がひときわ強く持てているからでしょう。それには、やっぱ経験と、勝利が必要なのかなあ。
セレナも2回優勝がある。自信は、ビーナスほどじゃないけど、たっぷりあるでしょう。その自信を武器にしていけるか。2週目の戦いにも注目しましょう。


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祖国の土は忘れない
2009年06月26日 (金) | 編集 |
(9)Caroline Wozniacki 6-0 6-4 Maria Kirilenko
(11)Agnieszka Radwanska 6-2 6-7(6) 9-7 Shuai Peng
Sabine Lisicki 6-2 6-4 Patricia Mayr


選手はふだん取材や記者会見ではほとんど英語を使う。その次に多いのがスペイン語かな。ローランギャロスのときはフランス語もよく聞かれます。
もともと英語圏に生まれ育った人ならいいけど、そうでない人たちは、英語を習得しないとこの世界ではコミュニケーションがなかなか難しい。そういう中で、母国語を話す人が近くにいると、ほっとするもんだろうと、思います。

女子でいうと、最近勢力のある英語圏以外の言語としては、当然ロシア語。最近は中国語もかな。スペイン語は英語ほとではないにしろ、世界共通語になりつつある。
そんな中、新たな言語が、女子の世界で勢力をのばしつつあります。

「いつも英語を話さなくてもいいっていうのは、いいよね」。
「母国語を話す機会があるというのは、いいものよ。すごくほっとするもの。」
そう話すのは、ポーランド人の、世界11位のラドバンスカ。妹さんもツアーでプレーしているけど、家族だけでなく、最近同じポーランド語を話す選手が増えているのを、とてもうれしく感じているようです。
「よくみんなでつるんでるわね。とてもいい関係よ」。

デンマークのウォズニアッキ、カナダのウォズニアック、ドイツのリシツキ(?)。彼女らも国籍は違えどポーランドに縁のある選手です。
彼女らは、ポーランドからの移民である両親のもとに、うまれたのです。

ウォズニアッキとウォズニアックはともに、父親がポーランドのサッカー選手だったそうです。そしてウォズニアッキの母親は、ポーランドのバレーボールの国代表選手だったとか。
ウォズニアックはその後モントリオールに移り住んだ両親のもとに生まれましたが、ポーランドで育ったこともあるとかで、カナダ人であるとともに、ポーランド人の血が自分に流れていることも確実に意識しているとのことです。

「移民のメンタリティーは、とても強い」。と、ウォズニアックが言います。
「彼らは、自分の夢をかなえるためならなんでもする。目標に到達したいという強い欲望がある。彼らは完璧主義者なの、だから懸命にがんばる。私の中にもその精神がある。あきらめたくない、という強い思いがあるのよ」。
今大会は1回戦でスキアボーネに敗れてしまいましたが、これから先とても楽しみな選手です。

ポーランドは、ドイツにとって、スポーツの貴重な人材の宝庫となっているようです。例えば、サッカーのドイツ代表であるミロスラフ・クローゼやルーカス・ポドルスキー。彼らはもともとポーランド出身です。
ラドバンスカ姉妹も、クローゼやポドルスキーのようにドイツ人になる可能性があったとのこと。妹のUrszulaはドイツ生まれで、アギネスカは4才のとき、ドイツのテニスクラブで打ち始めたとのことです。
「でも私が6つか7つのとき、父が、私と妹はポーランドの学校へいくべきだと決めて、ポーランドに戻ったのよ。家族にとってよい選択だったと思う」。

ポーランドのテニス選手というと、70年代~80年代にかけて活躍したWojtek Fibakという男子選手がいます。もとトップ10選手だったFibakは、コーチとしても、レンドルを育てたことで知られています。レンドルの84年の全仏優勝に貢献しました。今はポーランドのテレビで解説者などをやっているそうですね。

「ポーランドの」ビッグ選手はなかないないけど、「もとポーランドの」「ポーランドにゆかりのある」ビッグ選手なら結構いる。この事実について、Fibakはポーランドという国の事情や、民主化運動など政治的背景により活躍の場を求めて他国へ移らなければならなかった事情をあげています。

たとえば今年クレーの大会でウォズニアッキを決勝でやぶってツアー初優勝を決めたLisickiは、父親と一緒に例のあのニックボロテリーアカデミーへ移って修練を重ねた一人。それから最近プレー中の叫び声がなにかと話題のDeBritoちゃんも、ポーランド人だけどニックボロテリーアカデミー出身、といわれていましたね。(デブリトちゃんはポルトガル人です。)
ラドバンスカは、練習環境の貧弱さも一因にあると、しています。
「たとえば私が住んでるKrakowにはハードコートがなくて、インドアのカーペットとクレーしかない。他の人たちがアメリカやスペインへ行きたくなるのもわかるわ。でも私は自分の故郷がいいのよね。たとえカーペットでしか練習できなくても」。

ついこの間までセルビアがテニス界で注目された。その前はロシア。最近ではスロバキアもいい選手を多数排出している。だんだん、アメリカやオーストラリア、スペインといった大国一辺倒でなくいろんな国から選手がでてくるようになりましたね。

今日はウォズニアッキ、ラドバンスカ、リシンスキともに勝ちました。今度のウィンブルドン、ポーランド勢力が新たな台風の目に、なるかもしれませんよ。


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Life is A Restless Wave
2009年06月25日 (木) | 編集 |
(4)Novak Djokovic 7-5 6-1 6-4 Simon Greul

初戦はベネトーにかなり苦戦を強いられた形のジョコビでしたが。今日も第1セットは苦しそうだったのかな?でも比較的スムーズに、いったようですね。

4強の一角として、男子テニス界をリードしているジョコビッチ。20才で全豪オープン制し、世界3位としての存在感を、存分に知らしめました。昨年5月、当時2位であったラファエル・ナダルに肉薄し、将来のNo.1候補として常に期待され注目の的となる日が続きました。

しかしそのことが、今度は彼にとって足かせになってしまうことになった。ウィンブルドン2回戦敗退、その後も格下選手に金星を献上し、グランドスラムでもなかなか勝負どころで勝ち残ることができなくなっています。

「ほとんどの試合では、自分が本命視される。だから対戦相手は、失うものがない。そのことが僕には居心地悪くって、余計なプレッシャーを感じてしまう。」
そこが、いま克服していくべき問題点であると、自己分析しています。

最近のジョコビッチには、攻撃性が欠けていると、多くの人が、そしてジョコ自身が感じています。
「それは最近の僕の課題だよ。少し守りに回りすぎてるかも、しれないね」。
全仏3回戦でコールシュライバーに敗れたとき、コールの攻撃力のすばらしさと同時に、自分の後手後手のプレーに嘆いていました。

「でもこの大会でそれが克服できるといいなと思う。ボレーや攻撃についてたくさん訓練してきたし。でも練習でやるのと試合でそれができるかというのは、また違うけどね」。

ジョコビッチにとって幸いなことには、アンディ・マレーという同い年のライバルがいること。たしかにナダルくんやデルポトロも同年代だけど、やはり年齢も実力、実績もほとんど同じ、プレースタイルも比較的似ているマレー君の存在はジョコにとって特別なものであるはずだ。
先にリードしたのはジョコだった。一昨年のマイアミでは圧倒し、マスターズを先に制覇し、グランドスラムも先にとった。約2年経って、今はランキングで相手が上をいっている。ジョコがマレーくんと、抜きつ抜かれつのレースを続けていくことができるために必要なものは。

そして今回のウィンブルドン。1位のナダルが欠場、2位のフェデラーがサンプラス越えリーチ、3位のマレーが73年ぶりのイギリス人優勝への期待、と上位3人が大きく話題になる中、久しぶりに、静かなグランドスラムを過ごせているジョコビーです。

「今はアンディ(マレー)がスポットライトの下にいる。彼はそれに値する選手だ。この7、8ヶ月とてもすばらしいプレーをしてきたからね」。
「(僕にとっても)いいことだよ。プレッシャーが少し減ってリラックスしてやれるから。」

そして、今までフェデラーに対しやや挑発的な言動がかいま見られたことのあるジョコですが、この5年間20回連続グランドスラム準決勝入りを続けているフェデラーに、さすがのジョコも畏敬の念をいだかずにはいられないようです。

「多くの人が、彼は史上最高の選手だと言っている」。
「この4、5年この世界をリードしてきて、まだその位置にいる。モチベーションも高く、グランドスラムを獲るためのプレーの質も高いままだ」。




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いまを生きる
2009年06月24日 (水) | 編集 |
Taylor Dent 5-7 6-7(6) 6-4 日没中断 Daniel Gimeno-Traver

テイラー・デントは、テニス名門一家に生まれた超サラブレッド。その血を受け継いでアメリカ国内でも早くから頭角を表してきました。17才でプロ入りし、3年目の1998年、予選を勝ち上がりウィンブルドン本戦に初出場。当時第2シードのアンドレ・アガシと対戦し、1セットを奪う大健闘を見せました。

それからもデントのテニスキャリアはしばらくは順風満帆でした。98年には400位台だったランキングも速度を緩めることなく上昇し、2002年は57位で終了。そしてデ杯のアメリカチームの一員にも選ばれた。2005年のウィンブルドンは、最後レイトン・ヒューイットに破れるまで4回戦進出。ランキングは21位になっていました。

ところがその2005年中盤以降、長年痛めていた背中の怪我の悪化がきっかけで、彼の人生の歯車が狂いだします。徐々に試合にも出られなくなり、2006年は年間4大会しか出場できませんでした。痛みの原因となっている脊髄の神経根を電気針で探して切断するという手術をうけることになりました。

しかし翌2007年になっても事態はさらに悪くなるばかり。脊椎骨折の手術があまりうまくいかず、デントは1日24時間のうち23時間、ギプス固定を余儀なくされました。その生活が一ヶ月続きます。その後に脊椎固定術というたいへんな手術を受けたのです。
「手術前から、もう終わりだと思ってた」。
主治医と話したときに、こう言われたとか。
「テニスに復帰するための治療とは思わないでほしい。それはもう無理だと思う」。

2007年2月19日の694位を最後に、デントの名前はランキングから消えました。

手術のおかげで、背中の痛みとは縁をきることができました。そしてさらに、デントをびっくりさせるできごとが。手術数ヶ月後、「もうテニスはできない」といっていた先生が、検査結果を見て、テニスしてみたらどう、と言い出したのです。

「…へ?」
あまりの意外な言葉に、鳩が豆鉄砲食らった状態でさらに珍獣顔になってしまったデント。
「やってごらんよ。失うものなんか何もないだろ」。

俄然やる気になったデント。学生時代からスポーツの成績は超優秀だった。なんてったってプロ選手なのだから。心躍らせてコートに入ったデントでしたが、そのわずか5分後、そこには悲しみで涙にくれるデントがいました。
「すべてを失っていた。背中以外、膝、肘、足首、どこもかしこもが、痛くてたまらないんだよ」。
治療に専念することで、今まで培ってきた体力、筋力、戦うために作り上げてきた自分の体は、もうどこにもありませんでした。
こうして、デントのゼロからの再出発が、始まったのです。

そして1年あまり経過し、2008年11月17日、897位として、ATPランキングに再登場。新たな船出の瞬間でした。


今年のシーズンのデントの目標は、○位以内、でも、△回戦進出、でもありませんでした。
「自分が生きていくために試合をやりたいのかどうかを、見極めること」。
人はみなこの世に生かされている。何かをするために生きるのではなく、生きていかなきゃならないから、何かをする。その何かこそが、仕事であり、職業となる。自分はその何かに今プロツアーテニス選手を選ぶべきなのか。それが本当に自分の人生に値するのか。

答えはほどなく出ました。3月のマイアミで、予選を勝ち抜いて本戦出場。そこでトップ20選手2人を破り3回勝ち抜き、ロジャー・フェデラーと対戦、敗れました。
「あれでいろんなことがわかったよ」。

もともと力のあるデントだけに今年に入ってからも順調にランキングは上昇しましたが、それでも、200位台後半と、ウィンブルドン予選に出場するにはWCをもらわなければなりませんでした。ローハンプトンで行われる予選には、128人が出場、16のいすをかけて戦う激戦です。雨で試合が流れたため、3日間で3試合をこなさなければなりませんでした。しかも相手はすべてトップ160以内のつわもの揃い。
「長かったよ」。修羅場を勝ち抜き、ウィンブルドンへの切符を手にしました。

アメリカトップ選手としての過去の栄光。それはもう、28才になった今の自分の中には、ない。
「大切なことはただひとつ、今自分がどこにいるのか、そしてどこに行きたいか、さ」。





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トップアスリートの特権
2009年06月23日 (火) | 編集 |
ついにウィンブルドン開幕~!!芝が、きれいだ:*:.。.:*(´∀`*)*:.。.:*あのふかふかの芝生に、寝転びたい…。:しましま模様が、いいですねー。そして審判の人の洋服がこれまたおしゃれ。ブルーのシャツに白のズボン、ネクタイ(男性)というこのフォーマルさがなんともいい感じだあ。襟が白ってのがまたいいんだよなあ。ローランギャロスもおしゃれだけどこのイギリスらしいトラディショナルな感じもいい。目の保養になる。。。寒いとき用の紺のジャケットのバージョンもありますが、やはりブルーのシャツのほうがいいなあ。

Daniela Hantuchova 3-6 6-4 6-2 Laura Robson

久々に出てきました地元イギリスの超大型新人のローラちゃんことロブソン。本戦のWCをもらって開幕初日にいきなり2番コートに登場です。試合はみられませんでしたが、フルセットになるとは予想してませんでした。すごい健闘したんですね。サービスエースも度々みられていたようだ。第2セットも4-5と競ってたみたいだけど、ダブルフォルトで最後落としてしまったみたいですね。

15才のローラちゃんへ、先輩がエールを送っています。すでに同じくらいの年齢でトップでめきめき頭角を現していたモニカ・セレスが、プレッシャーとうまく付き合っていく方法について、アドバイスしています。

「とにかく楽しまなくちゃね。神経質になってしまったときは、テニスを始めたときのきっかけを思い出すこと、その単純明快なことに従えば、いいのよ。私自身そう思うことでずいぶん助けられた」。
「世界の檜舞台に立てば神経質になるのは当たり前。ビリー・ジーン・キングは言ってたわ、”プレッシャーは特権だ”って」。
「コートでは、プレッシャーによって強く鍛えられ、ベストのプレーを生み出すことができた…」
そんなセレスも、コート外では、マスコミの過剰な取材などに、10代のころはかなり苦しんだと語っています。

「でも、いったんプロでやると決めたなら、そういうことも受け入れなくてはならないし、それが続くかぎりは、楽しめるようにならないとね」。

セレスは若くして世界の表舞台で様々なプレッシャーを乗り越え栄冠に輝き、そしてとても辛い経験もした。批判にも耐えた。そういう彼女の言葉は、重みがあります。


(2)Roger Federer 7-5 6-3 6-2 Yen-Hsun Lu

今年の開幕試合でした。…あぁああ~本来いるはずの彼が、いない…。覚悟はしてたけど、いざこうやって現実をみせつけられると、つらいね…o(_ _ )o。イバニセビッチも辛かったろうなあ。彼もなかなかサンプラスに勝てなくて、やっっと優勝できたと思ったら、翌年欠場でした…。辛いけど、これが現実だから、きちんと受け止めなくてはいかんね。

ロジェ君はまたなんだか変わった格好で登場してましたね…これは…ホテルのボーイさん風な。ポケットがやたらいっぱい。長ズボンでほっとした。たしかにこれはロジェ君でないと着れんな…ステパネクあたりに着せてみたいものだ。ウェアの白の生地にうすーく縦線が入ってるのが好き。これも相当高いんだろうな…。あとやっぱ襟元の色合いが好きだわ。わたくし襟フェチなんです。

試合のほうは、時間がなくて、少ししか見れなかったんですが、ルーさん健闘してましたね!ストロークでとくに。ロジェ君のきびちいショットにも懸命に食らいついて、そのカウンターショットが鋭かったです。ベースラインで打ち合って打ち勝つ場面もありました。さすがです。第5ゲームではなんと先にブレイク成功!ロジェ君の逆クロスに対するバックのストレートのお返しはお見事でした。しかし次のゲームですぐ戻されてしまいました。。。あのネットポロリが…あうあう。

勝つためには、いいプレーをするだけでなく優位に立たなくてはいけない。て誰かがどこかで言ってたような気がするが、はて誰だったかな。そんな感じの試合だったように思います。ルーさんはいいプレーしてたけど、試合の支配権は常にロジェ君に、あったような気がします。ていうか後半見てないので推測ですが。

これまで王者として様々なプレッシャーと付き合ってきたロジェ君ですが、開幕まえのインタビューでこういうことを言ってます。
「ブレイクピンチとかそういうプレッシャーのかかる場面を、本当に待ち遠しく感じるよ」。

うーむ…。プレッシャーとお友達になるには、こんくらい時間と経験が必要、ということなのか。。。

ローラちゃんの道は、限りなく、長そう、です。でも、他の人にだってできたのだから、彼女にだって、できる、はず、と思いたい。もちろんまだまだジュニア主体の選手だからWTAツアーで活躍するのはもうちょっと先になるだろうけど、この名前はおぼえておくべき存在、といえそうです。



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前哨戦まとめ+ウィンブルドン展望・男子編
2009年06月21日 (日) | 編集 |
男子はこの大会故障による欠場が数名います。ナダルくんのほか、全仏で怪我をおして出場して大活躍だったモンフィス君。全仏も欠場かと言われていたのに出場してどんどん勝ち進んでいったのにはびっくりしたなあ。でもやっぱあそこで無理したのが、たたってしまったかなあ。(←ではなくクイーンズで手首を痛めた。なので以下の文章はスル~で^^→)全仏欠場してれば、ウィンブルドンは出場できたでしょうね。でも、地元のグランドスラムだし、どっちをとるかといえば、もちろん全仏だったでしょう。だから後悔はしていないだろうと、推測します。もちろんファンにとってはショックな出来事です。ハードコートシーズンでまた元気な姿を、みせてほしい。
そしてマルちゃんことバグダティス。先週のイーストボーンに出場しましたが試合途中でひざを痛めてしまいました。あまりの痛みに担架で運び出されたとか…心配ですね…。マルちゃんはいつぞやの全豪でセンセーショナルな決勝進出で一気にテニス界にその名を知らしめました。ちょうどこないだの全仏のソダりんみたいな感じだったなあー。元気なマルちゃんが戻ってくるのを、待ってます。

それでは男子のドローを見てみます。
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前哨戦まとめ+ウィンブルドン展望・女子編
2009年06月21日 (日) | 編集 |
前哨戦もついに終了し、またグランドスラムの季節がやってきました。舞台は芝。…やっぱちょっと全仏と間隔短すぎるよなあ。なんで誰も日にちを変更しようとしないのだろうか。ライン判定とかはすぐ導入するのにさ。ほかにもっとやるべきことあるんじゃないのかなあ。

女子は、エナン引退以降イバノビッチが全仏優勝してから勝てなくなり、戦国時代に突入。セレナが全米と全豪2連勝してややリードしたかに見えたけどその後ややぱっとせず、コンスタントに成績を上げているサフィーナが今んとこNo.1を維持してます。しかしそのサフィーナが今年全仏でまた負けてしまい、まだまだこの流れが続きそうですね。なのでウィンブルドンも、誰がくるのか全くわからん。

今回は久々に、ドロー展望などをやってみようと思います。
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