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最後の現行ダブルス
2005年08月25日 (木) | 編集 |
今行われているニューヘブンの大会は全米直前の調整という色合いが非常に濃いけれども、もうひとつ、注目すべきことがある。それは、ダブルス。現行のシングルスと同じルールが適用される最後の大会となる。全米終了後以降のATPの大会で行われるダブルスは、例の新しいルールが適用されることとなるからだ。このことはニューヘブンの記事の中に折り込もうかと思ったけれど、長くなりそうなので別記事にした。

相変わらずこのダブルスのルール改正についてはいまだに賛否両論あるけれど、もう決定が覆されることはどうやらないみたいです。新しいルールが適応されるダブルスがどんなことになるのか、これも要注目ですな。

ダブルススペシャリストはだいたいそろって反対している。まあ怒り狂っているブライアン兄弟がずいぶん目立ってるけれど、そのライバルであるノウルズ&ネスターもそろって反対。しかしその反論の仕方は、感情的にただ反対しまくるブラ兄弟とはちょっと違う。なぜ反対なのか、彼ららしく冷静で説得力のある持論を展開しているのでちょっとご紹介しよう。

彼らがもっとも懸念しているのは、ウッディーズに代表されるこれまでのスペシャリストが築いてきた職人的な質の高いダブルスのプレーが消えてしまうのではないか、ということなのだ。ネスター曰く、「これからは、ゴンザレスとマスーのようなチームを多く見ることになるだろう。彼らはベースラインから10フィートも下がってプレーする。そうすると、女子のダブルスにみられるようなストロークの展開になる。それによって、ダブルスの醍醐味である、アングルショットや、狡猾なネットプレー、すばやい反応、そういったものが失われてしまうんだ。ネットにつかないダブルスプレーヤーと試合をしてもそういったものは出てこない。シングルスプレーヤーはそういうことにはおかまいなし、だろうからね」。「本当にダブルスを愛する人たちにとっては、見る価値のないものしかなくなるだろう」。

そして、そのネスターの相棒であるノウルズが、ルール改正がいいアイデアでない理由として、びっくり仰天のことを言っている記事を目にした。「シングルスプレーヤーの何人かは、ダブルスがうまくプレーできない、そしてそのほかの奴は楽しんでプレーしてない。何人かのトップ選手は僕にこう言ったんだ。パートナーがサーブをするときにネットについているときがこの世で一番怖い瞬間だ、てね」。えぇぇ~!?そんなこという奴がいるのか!…そういえば確かに、以前保険会社のCMで、サーブが自分のパートナーに当たって怪我して、「こんなときのために」とか言っているのがあったっけ(笑)。

まあ確かにそうかもしれないが、いやしくもテニスで飯を食っているプロのプレーヤーが、「怖い」だなんて…情けない!誰じゃ!そんなこと言う奴は!!…トッププレーヤーか…ロジェ君やサフィンはそんなことは言わないはず。彼らはハレでもダブルスがんばってたし。ダブルス大好きなナダル君も絶対そんなこと言わない。…じゃあ…アンディ…?う~ん、あり得る…。

そのアンディは、ダブルスのルール改正でも、自分はシングルスが第一であり、今までよりダブルスをたくさんプレーするつもりはない、と否定的なことを言っていたっけ。ん~。でも、アンディこそ、一番ダブルスをしたほうがいいプレーヤーのような気もするが。アンディのネットプレーが有効であることは、シンシナティのレイトン戦でも明らかだった。王者戦でも、ネットプレーのまずい処理で流れを変えられた部分があった。アンディが、以前ギルバートさんから再三指摘されていたようにもっと積極的にネットプレーの技術を磨いたほうがいいというのはあのシンシナティでもずいぶん明らかだったような気がするんだけど。

もちろん、ダブルスとシングルスのネットプレーは微妙に違うだろうけれども、少なくともネットでの技術向上にはずいぶん役立つのじゃないかなあ。それに、違う世界を体験することで、今まで見えなかったことが見えてくることだって、ある。といっても、まあ好きじゃなければ、やっぱしたくないか…。でも、王者に勝ちたいのなら、No.1の座を奪い返したいのなら、プラスになることはなんでもやるべき、と思うけど。

確かにアンディは今年4勝しているし全豪やウィンブルドンでもいい成績だったしトップ5内にはいるけれど、だから、って、満足してていいのかな?私はそうは思わない。ランキング100位の人と比較したってどうしようもないじゃん。比較するなら、自分より上の人と比較しなくちゃ。そして、あぁ自分はまだまだ、もっとうまくならないと、て思うところから進化が始まるのだ。向上心がないと、それ以上の進歩は、絶対にない。アンディが今のままの、「なんとなく名前は有名だけど絶対にフェデラーには勝てないそれなりのトップ選手」で満足してるんなら、今のままでもいいんだろうけどさ。でも少なくとも今のままでは、ウィンブルドンは絶対に優勝できないだろうし、No.1どころか、今の位置を維持することだって難しくなる。すでにナダル君に抜かれているのに、ガスケ君も上がってきてるし、ベルディヒも、モンフィス君もがんばってる。若い世代にすぐ追い越されちゃうよ。もうすぐ23才になる、もはや「若手」とはいえないアンディには、そんなに多くの時間は残されてはいないのだ。

…なんだか話がずいぶんそれた…。えーと、ダブルスの話でしたっけ。あ、あと評論家の人の中には、ナダル君がモントリオールでダブルスを棄権したことを取り上げて、「こういうことがあるから」とシングルスプレーヤーのダブルス参戦に否定的なことを言っている人もいるようだけれど、それは話が違うと思う。ナダル君はダブルスが嫌で棄権したのではなく、体力的にシングルスに負担がかかるから、棄権したのだ。そりゃあシングルスを優先するのは当たり前でしょう。もし、ダブルスがもっと負担にならないものであったら、きっと彼はそのまま出場していたでしょう。他の選手だって、ダブルスを棄権するのはシングルスに影響があるからなのだ。だから、ルール改正でダブルスの時間が短くなるのは、棄権やリタイアが減ることが予想されるから、そういう意味ではいいことじゃないかと思う。…といっても、このルール改正に明確に賛成の意を示しているのはナダル君とガスケ君くらいで、あとの選手は、そんなに乗り気じゃないか、無関心。…大丈夫かなぁ(笑)。

ネスターやノウルズの話はたしかに説得力あるし、ただヒステリックになってるブラ兄弟よりはよほど好感が持てるけれど、やっぱり私はミルミルの「やってみなきゃわかんないよ」という言葉のほうを支持したい。つまり、いいとか悪いとか、やってもいないのに決め付けるのはよくない、ということです。まあ確かにシングルスプレーヤーが多く参戦すると、質が落ちるのは確かかもね。でも、それを君たちの力で引き上げていけばいいじゃん。そして、ストロークばっかりするチームにネットで圧力をかけて、ダブルスはこうあるべき、というのを啓蒙してゆけばよい。結局、勝てばよいわけで。ネットプレーをしなければダブルスは通用しない、ということを実力行使でみせつければ、いいんじゃないかな。最終的に勝てないスタイルはそのうち自然淘汰されていくはず。だから、ダブルススペシャリストでも生き残っていけるようにはして欲しい。そこは私も改正してほしいところです。

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