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ダブルスルール改正泥沼劇場
2005年10月06日 (木) | 編集 |
いやぁこのダブルスのルール改正をめぐっての論争、すんごいことになってます。ちょっと目を離したすきにまた新たな展開が…それも1日単位で二転三転。

えーと、今までの展開をおさらいしとくと、全米後から新しいルールでのダブルスが始まってます。なんかしょっちゅうころころ変わるから、ルールあんましよく覚えてない。どんななってるんだっけ?1セットが5ゲーム先取で、でも、4-4になったらタイブレークになって、んで…あ、デュース、アドバンテージがなくなってたしかサドンデスになるんだっけ。えー、じゃあ40-40からいきなりゲーム!?ん~さすがにちょっとそりゃ受け入れるのは難しいかもな…。とりあえず、かなり短くなっているようだ。

そして注目すべきなのは、2008年からは、チームとしてのダブルスのみのエントリーは上位6~8チームだけにしか許されず、そのほかはシングルスエントリー選手しかプレーできない、という話が持ち上がっている。

しかし、ほとんどのダブルススペシャリストはシングルスをプレーしないので、それじゃあ俺達は食いっぱぐれちまう!というわけでダブルスプレーヤーは猛反発。ダブルスの改革とは名ばかりで、実際は人気の出ないダブルスをを排除しようとしているだけだとして、9月1日に、ブライアン兄弟、ノウルズ、ビョークマン、ブパシを始めとして45人のATPプレーヤーがテキサスの法廷にATPを告訴するという事態にまで発展しています。

そしてそしてまたこのドロ沼劇場に新たな展開が!この続きはクリックしてのお楽しみ…
「あの」マスターズシリーズマドリッド大会が、な~んと、ダブルスをやらない、と言い出したのである。なんてこったい。ダブルスがないマスターズなんて!考えられん。選手が所属団体を告訴するという深刻な事態を重く見たのか、大会主催者は、その訴訟問題が大会開催の10月17日までに解決しない限り、ダブルスを行わない、と発表したのである。

「ATPの新しいルールはダブルスという種目を、闇から救い出して偉大な種目にする助けになると我々は信じている。ATPトーナメントでダブルスはほとんど注目もされず、観客もまばらだ。トップ選手がもっと参加しやすいように、新しい方式で試合時間が短縮されることによって、ダブルスがより魅力的になると思っている。これら45人による訴訟は全く意味のないものであり、我々もそのメンバーでもあるATPに対して訴訟を起こした張本人のプレーヤーたちのためにダブルスを開催する義理は我々にはない。」

告訴した選手たちの言い分はこうです。ダブルスの”質を高める(enhance)”といいながら、実際は資金を節約するためにダブルス選手がエントリーできなくなるように計らっているだけである。選手側についている弁護団は、「ATPはルールを変更してそれを選手に強要し競技するのを妨害している。選手の要望を聞くこともせずに」。そして告訴の目的は、ATPとそのディレクターに、ダブルスの技術に秀でた選手に対する不当な競技妨害をやめさせること」としています。

しかし、マドリッドが勝手にそんなこと決めていいのだろうか?ATPはこのことを承知してるんだろうか?こんな、ダブルスをやらないということは今までにあったのか?疑問はつきません。


そして、わからないことだらけのこの衝撃のニュースから24時間もたたないうちにまた新たな展開が。今度はATP側が、マドリッドはダブルスを開催すべきだ、という声明を出したのです。どうなってんじゃこりゃ。

ATPのコメント。「ATPは、マドリッドがそんなことを考えているなんて知らなかった。それが、選手から告訴されている我々の名誉を守るためのものだとしても。大会にどういう動機づけがあるかに関わらず、彼らはそのような決定を独自に行える立場にはない。だから、私たちは、マドリッド側に、ダブルスを開催するよう申し入れたのです」。

このATPのコメントからまたいろいろ疑問が浮かんでくるよねー。
1.去年話題作りのためにボールパーソンにモデルを起用するなんちゅう厚顔無恥なことを平気で行うマドリッドは、今回も単に同じような話題作りのノリでこのダブルスのことを言ったのか?
2.訴えられたATPを守るとしながら、実はカネ目当てなのか?
3.マドリッド主催者はただ単に本当にダブルスをなくしたいと思ってるのか?
4.ATPとマスターズシリーズ主催側との連携はどうなっているのか?今回のこのマドリッドの声明が寝耳に水って、そりゃちょっとコミュニケーションに問題ありなんじゃないの?


これで終わったと思ったら大間違い。まだまだ続く。

ATPから「ダブルスやりなさい」と言われたのにもかかわらず、頑固なマドリッドはやっぱり「やらない」と駄々をこねます。

「ATPと連絡をとったが、我々の方針は変わらない。」とマドリッド大会関係者は語ります。「選手側から、告訴を取り下げるというなんらかの反応があることを期待しているんだ」。

もし、17日までに訴訟が解決しないで本当にダブルスが行われないとなると、40万ドル相当のお金が節約されることになります。そうなった場合、半額の20万ドルを、「ATP Player's Retirement Plan」(←どういうものなのかよくわからない。退職金??)に当てる方針だそうです。最も、主催者はこう言ってますが。「カネは関係ない。スポーツを支えるためにやるべきことをやっているだけだ」。

ん~マドリッドも頑固だ。そんなに頑固になる理由がよくわからんが。しかし、今年のATPのルールブックによると、「いかなるATPやチャレンジャーの大会においても、当然支払われるべき賞金や大会の費用の支払いが行われなかった場合、ATPの規約にもとづいて会員の変更を行うことができる」。マドリッドがATPの意向を無視してこの方針が現実化すれば、マドリッドはマスターズシリーズ開催地としての地位も危うくなるでしょう。

だいたいさぁ~、マドリッドってなんかやることがずれてんのよね。ボール拾いにモデルのねぇちゃんを使うっていう魂胆がまず信じられん。そんなバカみたいなこと最初に考えたのはどこのどいつだ!?エロおやじめ。んでその醜態を飽き足らずまた今年もやるというだけでもバカまるだしなのに、さらに恥の上塗りで今度はダブルスをやらないときたもんだ。何考えてんだぁこの大会の奴らは。こんなところにマスターズシリーズを開催する資格はない。とっとと権限をとりあげて中国ででもやってくれたほうがずいぶんよいというものだ。スペインはバルセロナという素晴らしい大会があるし、バレンシアもあるから、別にここでもやらなくっていいんじゃないの。

話がちょっとずれたが…しかしダブルスルール問題がここまで泥沼化するとは。ATP対ダブルス選手、それに新たにマドリッド大会も絡んでのこの三角関係、ん~韓流ドラマも日活大映ドラマもまっつぁお、という感じの複雑な絡み合いである。いったいどこまで行ってしまうのだぁーーー。本当にATPからダブルスがなくなるっていうことは、まああるまいが。しかし、双方が歩み寄らないと絶対に解決することはなかろう。もちろんATP側にも問題はあるけど、100%選手側に肩入れしたくもない。

実際ダブルスが人気ないのは周知の事実。グランドスラムでも、観客はす~くないもんね。閑古鳥がカァ、カァ、て鳴いておる(それはカラスか)。選手はそれでも自分たちが楽しければ満足なのかもしれないが、そうゆう考えはいいとは思わない。スポーツとは、見ている人、ファンあってのものである。自分たちがよければよい、というものではない。

まあ試合時間が短縮したからってトップ選手がどれだけダブルスに参戦するかわからんけど、前の状態では絶対に参加しないよ。あんだけダブルスが大好きなナダル君だって、最近はあまりダブルスができないでいる。それは、シングルスでより結果を求められるようになったからだ。シングルスプレーヤーにとって、ダブルスが二の次なのはあたりまえです。特に大きな結果を期待されるトップ選手にとっては、シングルスだけで手一杯、というのが正直なところでしょう。でも、デ杯ではダブルスをプレーすることも余儀なくされるから、やっぱりどこかで実戦をつんでおきたいという気持ちもあるはず。それに、ロジェ君やナダル君やサフィンは、基本的にダブルスが好きそうだし、本当はもっとやりたいんじゃないかな。そういう選手のために、ダブルスの試合が短くなるのは、いいことだと思うけどなー。

人間というのは、自分の中で固まっている概念を根底から覆されるようなものに対しては、どうしても拒否反応を示してしまう。それがいいことか悪いことかよく吟味もせずに。だから、繰り返し書くけど、ミルミルの「やってみないとわからないよ」という言葉は本当に素晴らしいと思う。

ただし、今のその新しいルールがいいルールかどうかは、正直私はテニスをしないから、よくわからん。プレーをする人にしかわからない不条理さというものも、当然あるでしょう。だから、ATPと選手が一緒になって新しいルールを考えればよいのに。今回のように、ATPが一方的に、「こうしなさい」と選手側につきつけるのは、フェアじゃないと思う。でも、現場というのはこういうときいつも無視されるね。「テニスは会議室でやってるんじゃない!…コートでやってるんだ!!」な~んちて。

そして、ノウルズやネスターは、シングルスプレーヤーがたくさん参戦するとダブルスの質が落ちるって言うけど、それはちょっといいすぎなんじゃないのか?そりゃあ確かにボレーの応酬やすばやい動きはダブルスの醍醐味だけど、なんつーか、よそ者を受け入れない的なそういう印象がしてしまうなー。(彼らはチリのゴン&ニコペアのようなストローク主体でボレーをあまりしないチームとはやりたくないらしい)スペシャリスト同士でちまちまやって自分たちだけで満足してりゃいいなんて、そりゃプロスポーツ選手の言うことじゃない。

というわけで、スペクタクル長編愛のダブルス泥沼劇場、いかがでしたでしょうか。ソースはTennis Weekのマドリッドダブルス問題3部作を参照しました。 最後に、とても印象に残ったこの方の言葉を書いて、終了。

ATPのHorst Klosterkemperさんはこう言っています。「テニスに関わる人々は認識しなければいけない。釣りを楽しむのは釣り人じゃなくて魚でなくちゃならないんだ(←?いまいち訳したが意味がわからない)。メディアが報道するのはこの論争のことばかり。ダブルスのゲームについては何も報道しない。グランドスラムの大会で、女子のシングルス準決勝が終わった後、9割の人が、男子のダブルス決勝を見ないでセンターコートからいなくなってしまった、そして残った人のまた半数が、第1セットが終わると会場を去っていった、それを見てとても心が痛んだよ。このダブルスの(人気の)問題はこの9年間ずっと議題に上ってきた。その間、ダブルスの状況がよりよく改善されることは全くなかった。今、ダブルスをよりよいものにするために大きな決断をしなきゃいけないときがきたんだ」。

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