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メッス 4日目
2005年10月07日 (金) | 編集 |
Open de Moselle

あーこの記事をアップしたらナダル君のかっこいいNikeproの写真がトップページから消えちゃうなぁ…なんてつまんないことを考えながらこれ書いてますが。今日は試合の結果をお伝えする前にメッス関連の小ネタを2つほど。

裏切られた!

この大会にWCで参加しているのは、クレメン、サントーロ、フィリポ、そしてアシオーネ。ある1人の選手の名前がありません。それは、去年この大会優勝した地元フランスのハーネル(Haehnel)。現在ランキング92のハーネルは、自力では本戦出場はかないませんが、ディフェンディングチャンピオンであるため、WCで出場できると確信していたようです。6週間前に大会関係者を話をしたときも、いい感触を得ていたとのこと。しかし一応念のため、同時期に行われるチャレンジャーの大会にもエントリーはしていたようですが、地元でもあり、このメッツに出場できると信じて疑ってなかったようです。しかし、蓋をあけてみれば…。

ハーネルの怒りはおさまりません。「僕は傷ついた。理解できないよ」。サントーロやクレメンは仕方ないにしても、自分とランキングも実績もさほど変わらないアシオーネがディフェンディングチャンピオンの自分を差し置いて選ばれたことに我慢がなりません。「木曜日に、関係者から、アシオーネが僕よりリストの上にいると聞かされたんだ。友達のTheirry(アシオーネ)に対しては何も思ってないけど、この決定は僕には辛い。去年は素晴らしい活躍ができた、そして今年も戻ってこれると思ってたのに」。

ミスった!

この大会のドローを見てみると、ハーネル以外にも、あるべき人の姿が1人ありません。それは…私のお気に入りでもある、ミルミルことマックス・ミルニー。彼もこの大会にシングルス出場予定でした。しかしどこ探しても名前がないよねぇ。ミルミルは、なんと手続きをミスってしまったようです。もしエントリーの手続きに落ち度がなければ、ミルミルはシード選手になっていたでしょう。しかたなく予選を戦ったミルミルでしたが、本戦あと一歩のところで、ルツァックに負けてしまいました。あ~ぁ。今度からは気をつけてね。ミルミルの勇姿がみれないのは私もいやなので。
2回戦

②Richard Gasquet(FRA) 6-2 6-2 Paul-Henri Mathieu(FRA)
⑥Gael Monfils(FRA) 6-2 6-2 Arnaud Clement(FRA)


オールフランス対決となってしまったこの2つの2回戦、19才の2人が勝ちあがりましたね!すばらしい。なんだか今年、そして来年以降のフランステニス界を象徴しているような気がする。もちろんマシュ~くんやクレメンも素晴らしい選手だけど、こうやって後輩が先輩を追い越していくというのは見ていてなんだか嬉しい。しかも2人ともストレート勝ちです。「数ポイントをのぞけば、やったことは全部うまくいった」というモンフィス君、こんなに快勝できるとは思っていなかったようです。

ガスケ君とモンフィス君。ともにフランス人で今年それぞれATPツアー初優勝を決め、タイトルはそれぞれ1つずつ。ジュニアではモンフィス君が天下をとり、シニアではガスケ君が最初に突っ走ったけど、後半になってモンフィス君も結果を出してきました。抜きつ抜かれつ、切磋琢磨してる感じで見ていてとてもほほえましい。身近にこういうよきライバルがいるというのはお互いにとってもいいことだよね。一応今んとこはガスケ君がランキングでだいぶ上だけど、モンフィス君が追いついてくるのも時間の問題でしょう。そしてこの2人が次のQFでついにぶつかります!う~ん楽しみ~。

Andreas Seppi(ITA) 7-5 7-6(2) Andrei Pavel(ROM)
⑤Robin Soederling(SWE) 7-6(4) 6-3 Peter Luczak(AUS)


僕たちだって若いんだぞぅ~、とばかりにこちらも若手選手ががんばってます。ともに21才のセッピとソダーリングがそろって勝ちました。セッピは、デ杯で金星をあげ、パレルモでは去年のチャンピオンを破り、このメッスでもQF進出してきました。ノリノリだねぇ~。今はボランドリ、サングネおじちゃんの次の3番手に甘んじてるけれど、こないだはそのサングネおじちゃんを破りました。セッピがボランドリに近づく日もそんなに遠くないかもしれない。どの国でも確実に世代交代が侵攻しているようです。

ソダーリングは、今年2月のミランで優勝した以降は、怪我に泣かされあまり思うように結果が出せていません。タイでも年下のマレイ君に不覚をとってしまいました。でもインドアは本来得意なはずだから、そろそろこのへんでまた爆発してくれるかな。昨日は、ミルミルの本戦出場を阻んだ(笑)ルツァックに競り勝ちました。

①Nikolay Davydenko(RUS) 6-4 6-4 Michael Llodra(FRA)
③Ivan Ljubicic(CRO) 4-6 6-1 7-6(3) Fabrice Santoro(FRA)


そしてその若いピチピチ軍団を迎え撃つのがこちらの2人。第1シードのニコちゃんは地元のロドラに、各セット1回ずつのブレイクと堅実な内容での勝利です。ニコちゃんらしいね。ビッグサーブや派手なプレーはないけど早くて安定感もあるストロークで試合を組み立てていくタイプ。ローランギャロスでは前後の揺さぶりにやや弱い印象があったけど、ストロークの打ち合いになると強い。そして今日のロドラみたいなサーブ&ボレー選手にはなんだか強いね。こないだのデ杯でもマリオ君はいいようにやられてしまっていました。こんなニコちゃんでも王者ロジェ君と対戦すると全く勝てないんだから、ロジェ君の強大さをいよいよ身にしみて感じるよ…。

そして第3シードのルビ。こちらはサントーロにかなり苦しみました。いや~あぶなかったね。ファイナルタイブレでなんとか競り勝ちました。やはり師匠は曲者です。全米の王者戦で、そして今までの数々のサフィン戦でみせている曲者ぶりを今日も存分に発揮してくれました。ファイナルセットはルビが5-4でサービス・フォー・ザ・マッチだったのに、そこで決めきれませんでした。

「誰もサントーロとはやりたくないさ」と、さんざん苦しめられたルビ。「彼のボールへのタッチとあの腕は信じられないよ。彼とやるときはいつもタフになるってわかってるけど、今日はいい場面で戦術的にうまくいったと思う。より完成度の高いゲームができるようになってきていると思う。ビッグサーブだけでトップ10内に入れるとは思ってない」。デビスカップでいいプレーができて、だいぶ自信をつけているようです。

…とまあ、ルビが元気になってくれるのはいいんだけど…。ニコちゃんとルビの2人には、ある共通点がある。それは、2人とも今年のローランギャロスでプエルタ君に負けた、というところである。例のプエルタ君のレキップ報道がなされてから、1回戦でそのプエルタ君に負けたルビが、負けた分の賞金をよこせと言っている。…君はアホか。ルビらしくもない!なんちゅうことを言うのだ。第一、負けたのはあんたの力がなかったからでしょ。しかも、事実かどうかもわかんない話なのに。自分の力不足で負けただけなのに、それを本当かどうかもわからない薬のせいにするとは。

そしてレキップ紙のお膝元フランスのクレメンは、こんなことを言っているよ。「もし薬物陽性の選手がその後5ヶ月もプレーができるんなら、その5ヶ月の間にその選手に負けた選手は、薬の力を得た選手に負けたと感じるだろう。それは非常に問題だ」。

たしかにクレメンの言うことは最もだし、一理ある。正しい理論である。…じゃあ言わせてもらうけど、決勝でプエルタ君に勝ったナダル君はなんなのさ。しかも第1セットとられてから勝ってんだよ。しかも、ナダル君は、アカプルコで薬物が陽性と出たカニャスを、そのアカプルコの大会で破って優勝してんだけど。そして王者ロジェ君も、アカプルコの後にあったインディアンウェルズではカニャスにストレート勝ちしてます。

そして、心情的にはもっとも悔しいはずのニコちゃん3号。RG準決勝でフルセットでプエルタ君に負けたニコちゃんは、こう言ってます。「彼が勝つために(故意に)それをやったとは思えない、むしろ、なんらかのミスで間違って服用したように思われる。でも、公式に発表があるまで、僕はこれ以上は何も言いたくはないね」。

今年プエルタ君にさんざん番狂わせをやられてきて痛い目にあっているはずのモヤちんは、こう言います。「僕は彼の無実を信じている。真実が明らかになるまでは、彼が無実だと思ってるよ」。

私たち一般人が実際にテニス選手と話をしたり交流を持つことは、まずほとんどない。選手が実際にどういう性格の持ち主なのか、どういう人間性なのか、私たちが直接確かめる術は、ない。そんな一般のファンが選手を評価する材料は、実際のプレーであったり、メディアを通して発せられるコメントや言動、それのみである。本当はとてもいい部分があっても、メディアによって悪い印象に報じられてしまうと、そのイメージが一人歩きして、「あの人は悪い人」「きらい」というように誤解されてしまうのは避けられない。逆に、本当は腹黒い人物であっても、イメージによって、ヒーローになってしまうことも、もちろんある。

だから、選手が本当はいい人か悪い人か、なんていう議論は、意味がない。と言ったら言いすぎかも知れんが、そんなことを本気で論じる人を見てるとしらけた気分になる。だってそんなのわかんないもん。話したこともない人が本当はどんな性格かなんて、わかるわけないじゃん。やっぱり意味がない。極端に言えば、腹黒くったっていいんだよ。見える部分を白くしてくれたら。までも、その黒い部分は、必ずどっかで尻尾を出すときは、あるとは思うけど。

うーんなんだか誤解を受けそうだなあ。たとえばね、人間的に優れていると言われているロジェ君やナダル君やサフィンやアンディが本当は、すっごい性格が悪い人物であったとしても(そんなことは絶対にない!!!あくまでたとえ、だからね、たとえ)、それでもいいの。メディアを通して彼らの素晴らしいプレーやコメントや行動を見て聞いて、「素晴らしい!」と感じるだけで、私は幸せなのだ。たとえだまされているとしても(そんなことはありえない!!しつこく書くけど、仮定の話だかんね)、見える部分でいい人でいてくれたら、それでいいんだ。だまされていたいのさ。だって、彼らの真の姿を知ることは、私にはできないんだから。

何が言いたいかというと、テレビに出る人は、その言動には気をつけろということだ。日本の政治家の失言はたびたび問題になるところだが、何も政治家だけじゃない。芸能人、スポーツ選手、アナウンサー…不特定多数の人々の目に触れられる人物というのは、その不特定多数ぶんだけの評価を、自分が全く知らないところで受けることになる。そしてそれがその人のキャリアに大きく影響してくるということを、認識していなければいけない。何かと悪いイメージで報道されているレイトンには特に、気をつけろといいたい。レイトンだって本当はすご~くいい男なのかもしれない。でも他の選手が言うように、やっぱりやな奴なのかもしれない。それを私が確かめることは、どうあがいてもできない。メディアによって発せられる情報でしか彼の人となりを見ることができないのだから。 

だから私は、今回のこのプエルタ報道に関する選手や関係者の発言を、一言一句見逃さないよ。いつもニコニコしている人が、ムスっとしている人が、腹の中ではどういうことを思っているのか、どういう人間性を持っているのかをかいま見るいい機会になりそうだからね。何気な~くぽろっ、と言った一言が、その人の本性を実によく表している、ということは、実生活でもよくあることなのだ。そして、そういうところほど、人はよく見ているものである。

なんでこんな長々と書いたかというと、私は選手のちょっとした言動ですぐほめたりけなしたりするからである。それを見て、「なんだこいつ、会って話したこともないくせに」とか思っている人は少なからずいるだろうからね。ちょっとした言葉だけで、「好き」「きらい」と決め付けるのはよくないというのは確かだけど、私にはそれしか評価する材料がないから。ま要するに自己弁護、というやつでして…。少なくとも、私の中では、モヤちんとニコちゃん3号のお気に入り度は確実に上がりました(←ほらこんな風に)。んで、こんな素晴らしい先輩が近くにいるナダル君は、これからもきっと大丈夫だと確信している次第である。んでルビにはちょっと失望した。でもまだちょっとは好きだけど。クレメンは…特になし(ごめん)。

あーなんか最後は話が全然違う方向へ行ってしまった…しかも長いだけで全然まとまりがない。意図するところが分かってもらえるか不安だが、まあ文章力がないのでこれで誤解されても仕方なかろう。この薬物問題に関しては、この1週間前後でいろんな情報が錯綜しているので、また後日改めて別項で特集予定。

関連記事
Français à Metz mais pas Jérôme Haehnel/Metz: No Second Chances(Court Coverage)
Argentina's Puerta denies taking banned drugs(Reuters.co.uk)
New drugs claim rocks Argies(The Australian)
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コメント
この記事へのコメント
>ゴランさん

ハーネルの発音は、私も自信ありません(だからアルファベットのスペルを付け加えた)フランス語読みだと特にわかりません。本当はアーネルなのかも(Hrbatyをアーバティと呼ぶ人もいますしね)。このブログでは発音はあまり当てにしないほうがいいと思います…。

しかしハーネルが飛行機嫌いということは知りませんでした。こちらこそ貴重な情報ありがとうございました。1月はこのハーネルに要注目ですね(笑)。

ATPのトップ選手たちの戦いは実力なんて紙一重だから、ちょっとした差ですべてが決まってしまうから、クレメンのいうことは正しいと思います。

>ちょっと歪んでますか(笑)?

そんなことないですよ~。私もゴランさんのような見方に近いので共感できます。機械ではなく生身の人間がするというところがスポーツの面白いところだと思います。技術的にはいいものを持っているのに、メンタルで崩れていく試合などを見るとそのへんが勝つための難しい部分でもありおもしろい部分でもありますしね。試合の中にその人の人間味があふれているし。(サフィンのラケット壊しも含めて)

ラケットを壊すサフィンは好きじゃないけど、サフィンそのものは人間味あふれててとても好きです。王者ロジェ君やナダル君は言わずもがな。彼らが悪い人間なんてありえなーい!そんなこと言う人がいたら蹴りを入れてやりたいと思います(笑)。
2005/10/08(土) 21:21:55 | URL | さっち #-[ 編集]
こんにちわ.

ハーネル(アネルと呼ぶのかと思ってました)はそんなことがあったのですか?
今年になってからは全然注目していなかったので,貴重な情報(マニアック?)を教えていただいて感謝,感謝です.

昨年のRGでいきなりアガシにストレート勝ち.しかも,この大会で優勝.
ヨーロッパ以外の大会に出ていなくてランキングが低いのですが,その理由は飛行機嫌いのため(笑)と面白ネタが多そうな選手で,ひそかに注目していました.
(ガオラでちょっとだけ見たのですが,すごいストロークの選手でした)
最近はニュースがないと思ってランキングを見たら,今年は1勝11敗と低迷していたのですね・・・
しかも,苦手なはずの飛行機に乗って(?)オーストラリアオープンには出ていたようです.
どうやって行ったのでしょうか,気になります.

選手のコメントの件,私もほぼ同意です.
でも,ドーピングで負けた選手はそりゃ悔しいだろうと思います.
テニス選手なんて技術的にはほとんど同じであとはちょっとした何かの差になってしまうと思います.
その差をつけるためにみんな必死になっている訳で,才能のあるトップ10選手(フェデラーやナダルなど)以外はそのちょっとの差に皆が苦しんでいると思います.
「自分だけずるいやん!」って思うことも自然でしょう.
だから,クレメンの今回の発言は選手の一般論なんだろうなと思います.

ただルビチッチの発言は行きすぎですよね.
今回のドーピング疑惑でルビチッチみたいに言ってしまう気持ちも分からなくはないです.
ただ,まだ確定していない段階で,非難するようなコメントを出してしまうと,何か嫌な人間性を感じてしまいます.

モヤもダビデンコはしっかりした回答ですね.
どちらもプエルタに痛い負けをくらっているのにも関わらず.
こういうコメントを聞くと,テニス選手同士の見えない繋がりが分かってうれしいですよね.

フェデラーやナダルはどう考えてもいい人間性を持っているとしか考えられないです.
両者とも誰から悪く言われたことがほとんどないということで,いい人間としか考えられないです.
サフィンもそんな話を聞かない限り,やはりいい人なんだろうなと思います(オンコートを除いて).
それ以外の選手はニュースからでしか分からない私たちには把握するのは難しいでしょうね.
さっちさんみたいに詳しい人じゃないと,マスコミから先入観を与えられてしまうんだろうなと思います.

こういうところはなかなかテニス通の人以外は分からないところですもんね.
でも,自分はそういうところを推測して,応援したりするのもテニスを観る楽しみかなと思っています.
ちょっと歪んでますか(笑)?
2005/10/08(土) 12:59:34 | URL | ゴラン #-[ 編集]
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