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ナダル君の欠場騒ぎ
2005年10月08日 (土) | 編集 |
やっぱり予想とおり、ナダル君は来週のウィーンを欠場しましたね。んで、さらにコリアも欠場するらしい。大会の第1シードと第2シードになるべき2人(コリアは第3かな?)の欠場に、関係者はがっくりきているようです。特に、今や王者とともにATPのトップスターとなり、お客さんを呼ぶ格好の材料だったナダル君の直前での欠場は、関係者にとっては、痛い話である。

まあでも、こういうことはよくあることだしね。AIGはちょっと悲惨すぎるけど。トップ選手の直前の欠場は、そんなに珍しいことでもない。しかも、デ杯で疲れきったナダル君がウィーンを欠場するかもしれないという話は以前からあったしVamosRafael.comでもさんざん言っていたので、関係者も欠場自体は予想していたことでしょう。

しかし、話はそんな単純なものではなかったのです。


欠場するのではという噂が流れていたにもかかわらず、金曜日の午前中、ナダル君のマネージメントの人が、ウィーン側に「出場する」と返事をしてきたのです。欠場を覚悟していた関係者は大喜び。

しかしそれから数時間もたたないうちに、その日の午後にまた、ナダル君側から新たな回答が。「練習中に膝を痛めたので、欠場する」とのこと。

これには関係者の怒りは収まりません。

「こんな侮辱は大会始まって以来のことだ」。トーナメントディレクターは怒りを爆発させてしまいました。

これは無理もない。最初からそう返事されていれば諦めもつくけど、いったん喜ばせておいてやっぱり出ない、となると、いやな気分も倍増というものです。…たしかニューヘブンのときもそうだったよなあ。サフィンが出ると言ったのに翌日にやっぱり出ない、となってニューヘブンの関係者はかなりガックリきていました。まサフィンはその後全米にもデ杯にも出れなかったのだから、怪我の病状がかなり悪かったというのはニューヘブンの人もわかってくれたでしょう。しかしナダル君は次のマスターズにはふつ~に出る予定になっている。…まずい(笑)。

うーんここで2つの疑問が。1.ナダル君は本当に出場するつもりで練習していて怪我をしてしまったのだろうか?2.もしそうでないとしたら、ナダル君自身とマネージメントとの食い違いがどこで生じたのか?

確かウマグのときも、「膝の怪我」だったよねー。んで今回も…あーまたいろいろ書かれそうだ…。でも、大したことないにしても、本当に痛めてしまったのかもしれない。出るぞぅ!と意気込んで練習してて、いてっ!てことになっちゃったのかもしれないよ。それを確かめもしないで感情的に怒りまくるウィーン側は、ちょっと大人気ない。まあでも本当に怪我してしまうというのはそれはそれで心配なので、それもいやなんだけど。だから1ではあってほしくない。

膝には何も実際にはトラブルがないとするならば、ナダル君とスタッフの間にコミュニケーション不足があったことは否めませんなあ。大会に出場するかというのは、とても大切なこと。しかも、トップ選手で大会の運営にも大きくひびいてくる。そういう大事なことを、ちゃんと詰めないで安易に回答してしまったというのは、やはりナダル君側の落ち度と言われても仕方がない。

こんなことになるのなら、もっと早くからきっぱり欠場する、って言っとけばよかったのにさー。…でもナダル君は最後まで出場するかしないか悩んでいたようでした。ここからは私の勝手な想像だけど、本心はきっと出たかったでしょう。しかし周りが説得したんでしょうなあ。それに、自分でも、休んだほうがいいというのもわかっていたでしょう。自分の体のことは自分が一番よく知っているからね。心のやさしいナダル君はウィーンの人をがっかりさせたくないという気持ちでいっぱいだったでんしょう。だからぎりぎりまで返事をすることができなかった。その気持ちをもうちょっとウィーンのトーナメント・ディレクターの人には汲み取って欲しいんだけどなあ。まあ怒る気持ちはよくわかりますが。

それに、トップ選手に対してあんまし挑戦的なことを言わないほうがいいよ。そんなことしたらそっぽ向かれて今後大会に出てくれないかもしれないからね。この世界では、トッププレーヤーは神様よりえらいのだ。汗ひとつかかないうちに、莫大なお金を約束されるんだからね。

ウィーンはおそらく相当な額のアピアランス・フィーをナダル君に提示したでしょう。しかしナダル君はそれでも受けなかった。それは、フィーの額が少なすぎたという浅はかな理由でもなければ、お金には屈しないなどというおめでたい理由でもない。純粋に、今プレーできる状況にない、今無理にプレーすると今後の大事な大会に悪影響がでる可能性があるという、きわめてシンプルな理由なのです。やはり、次にあるマスターズが地元のマドリッドというのは大きい。他の国ならまだしも、スペインで行われる最も大きな大会なのだから、地元のトップシードとして登場するからにはしょぼい結果は出せない。

ウィーンですぐ負ければそれでも支障もないでしょうが、やっぱり出るからには勝ちたいし、がんばってしまうもの。それで万が一準決勝や決勝まで行って疲れきって連戦で休む暇なく苦手なインドアのマスターズに乗り込んでも…。背負わなくてもいいリスクをあえて背負う必要はありません。地元のマスターズのほうが大事なのだから、やはりウィーンには欠場して正解でしょう。

都合のいい、周りが喜ぶことは、抵抗なくできるけど、ときには、都合の悪い、周りをがっかりさせることでも、それが今必要なことなのならば、心を鬼にして行動する必要がある。よく決断しました。

しかし今回のことは、ナダル君側に反省すべき点が数多くある。もちろん思わぬアクシデントで急遽欠場することは当然あるでしょうが、そういう場合の対処の仕方は、王者ロジェ君などと比べると、まだまだ甘さが目立つ。活躍の場を提供してくれる大会側に、節度のある対応をするということは、プレー以上に大切なことです。

そうはいっても、ナダル君はまだ19歳。未熟なところがあって当然です。最初から処世術を身につけている社会人1年目なんて、こっちのほうが気持ち悪いもん(ときどきそういう人がいる(笑))。そういう彼を支えてあげるのが、周りの大人であったりチームであるはずです。こういうとき、すべて矢面に立たされて非難を受けるのは、選手なのだから。

モントリオール優勝した後も、トニおじさんは、疲れきって消耗しているナダル君にシンシナティをプレーさせたくなかったそうです。しかし彼自身が強く望んだため出場することになった。しかし結果は出ず、満足に準備ができないまま全米に乗り込むはめになり、結果は、…周知のとおり。今回も、マドリッドという大きな大会を控えて、その二の舞をさせたくなかったのでしょう。しかしそれなら、彼がいくら望んでも、強く説得してもっと早くウィーン側に欠場の意思をはっきり伝えておくべきだった。

ナダル君にとってもスタッフにとっても今回のことはいい薬になったでしょう。誤りは人間誰にでもある。大事なことは、二度と同じ間違いを繰り返さないことです。ひとつひとつ、勉強していけばよいと思う。トラブルがない人なんていないのだから。

MTFでも、このナダル君の欠場に対して彼を非難をする人は誰一人としていません。みんな彼が欠場する正当な理由があると、ちゃんとわかっているのです。わかってないのはエラい大人たちだけ。

だいたいATPの役員や大会関係者というのはどうしてこうも間抜けが多いのかね?ダブルスの論争を見てもしかりだけど。アンディやサフィンが過密スケジュールに不満をこぼしていたのと、王者ロジェ君がウィンブルドンのあと長く休んでいたのと、今回のこのナダル君やコリアの欠場と、総合的に考えて今のツアースケジュールの問題点に対して対策を立てることのできる人はいなのかね?ロジェ君がただ強くてこんなに勝ってるなんて思ってるんじゃないでしょうねぇ?彼が結果を出すためにどれほどの努力をしているか、どれほど慎重に体のことを気づかっているか、もう少しその役立たずの目をかっぽじってよく見て勉強したらどうなのさ。顔でも洗って出直してこい。

ATPの役員っていっても、昔は選手だった人も多いはず。今の選手の気持ちを誰よりもわかってあげられるはずなのに。年とるとそういうこと忘れちゃうのかなあ。ま、人間って忘れるの得意だからね。

WTAでも一時期トップ選手に怪我人続出で大変危機的状況にあった。今は少し回復してきたけど、姉妹は相変わらずだし、マリアちゃんも胸の筋肉を傷めてる。エナンもなんか危ういし。キムやデメも今は調子いいけどいつまたどうなるかわからない。ATPもWTAも、利益を得ることばかり考える前に、選手自身のことをもう少し考えてあげたらどうなのさ。上に立つ者は、下にいる人たちの体や心の内側まで汲み取ってあげられるような存在でなければならないのだ。

まあまたいろいろへんなこと書かれるかもしれないが、ナダル君はそんなことは気にしちゃいけない。君が決めたことなのだから、それが正しいことなのだ。ファンはみんな分かってるのだから、心配することはない。私は前からもうデ杯とマスターズカップさえ万全の状態でやってくれればよいと思っていたから、この決定には満足じゃ。そしてマドリッドで力を存分に出してまたGAORAに出てくれ(笑)定期的に出てくれないと禁断症状が…。コリアもせっかくウィーン欠場したのだから、ぜひGAORAに出てくれることを願ってるよ。コリアはマスターズカップ行きがかかってるからね!2人ともしっかり休んでおくれ。

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Nadal Won't Play Vienna(Pro Tennis Fan)
Nadal withdrawal angers Vienna officials(Reuters.co.uk)


”Say just what is on my mind, Without offending your might
Cause this life is too short to live it just for you, But when you feel so powerless what are you gonna do, So say what you want
Say what you want
(心に思っていることは、あなたの力のおもむくままに言いなさい この人生は自分自身のためだけに生きるには短すぎるの でもあなたがもし自分に力がないと感じたときはどうするの だから 何を求めてるのか 言ってね)”

-♪Nelly Furtado「Powerless(say what you want)」
 (この曲を聴く)”
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは
>yoさん

はじめまして!コメントありがとうございます。yoさんのブログも見させていただきました。カリフォルニアに住んでおられるのですね。あたたかそうですねぇ。テニスに関するおもしろいことがたくさん書かれてあったので、これからもちょくちょく覗かせていただこうと思います。

デ杯のときから、すでにナダル君疲れていましたもんね。(だからセッピにあんなに苦しめられた)あのときからウィーンに出ないだろうとは誰もが思っていたし、あの時点で欠場を決めてもよかったのかな~と思います。でもきっと最後まで出たかったんでしょうね。

しかしこれでマドリッド大活躍したらまたウィーンの関係者は怒るかな(汗)まそれも仕方ないですかね。来年はウィーンにも出場してくれるといいなと思います。

ところで、ROMって何でしょう。文脈から意味はだいたいわかりますが。Read Only Message…?(←かなりてきとー)
2005/10/08(土) 21:31:56 | URL | さっち #-[ 編集]
MTFに最近ナダルがトニーと一緒にラジオ番組に出てた英訳が出ていました。
その時にも「ウィーンの出場はまだわからない」と言っていました。なにせ本人が「すごく疲れている」と自覚していたので・・・
先輩のモヤが何度も「この時期いろんなトーナメントに出て、大事な地元のでの試合(マドリッド)にはいつも疲れきっているんだ」とよく言っていたそうで、自分はそれを回避して、マドリッドでいいプレイをしたいと思ってるみたいです。
いつもROMなんですけど、今日はかきこみしてみました。
2005/10/08(土) 17:33:21 | URL | yo #-[ 編集]
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