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全豪オープン 4日目
2006年01月20日 (金) | 編集 |
リベンジ!!!

Juan Ignacio Chela

@Getty Images



昨日やっとレイトンのヨネックスCMがみれた!あんなにしょっぱなにあるんだもの。危うく見逃すとこだったぞ。レイトンらしいハッスルCMでしたねー。ナイキとの契約がどういういきさつで切れたのかは知らないけど、レイトンのようなトップ選手がこうやってフルヨネックス化してくれたのは日本人としては嬉しい。ヒンギスが使い出したあたりから日本人だけじゃなくて外国のトップ選手もヨネックス使うようになったような気がする。まあ今はウィルソンとバボラが幅をきかせてる感じだけども、ウェアともどもヨネックスにも頑張って欲しいところです。

それから昨日アンディの試合のときに解説の柳さんがおもしろいこと言ってましたね。柳さんのお話はいつもためになるなあ。スタッツに表記される試合時間のうち、選手が実際に動いている(サーブのトスをあげてからポイントが決まるまで)時間、つまり実働時間というのは、どのくらいだと思います?歩いてる時間や座ってる時間は当然はぶいて。たとえば…クイズ。試合時間がちょうど1時間かかったシングルスの試合で、選手の実働時間はどれくらいでしょうか?①10分、②20分、③30分、④40分。昨日テレビを見た人は当然知ってるでしょうが、見てない人はぜひ。答えは最後に。ファイナルアンサー?

女子

男子は10代選手は早くも全員姿を消してしまいましたが、女子はまだまだいっぱい残ってます(笑)。今日はそんなかわいいぴちぴちギャル(←古い)を大特集~。

Michaella Krajicek(NED) 6-3 7-5 Sania Mirza(IND)

やったーミカエラちゃんが勝った。ホップマンカップでも決勝進出の原動力になって、そして前哨戦では優勝しました。その好調さがこの全豪でも出てます。17才と19才の対決、20代の選手とやるのとはまた違う意識もあるのかな。第2セットはお互いなかなかブレイクのチャンスを決めきれないで12ゲームまでもつれたけど、その最後のゲーム、ミルザのダブルフォルトからミカエラちゃんが2つのマッチポイントを作り、そのまま決めました。


兄のリチャードが1996年ウィンブルドンで優勝したとき、ミカエラちゃんは7才で、家でテレビでそれを見ていたそうです。そして、16才になった今、兄の七光りから脱皮してクライチェックの名をさらに大きくしようとしています。

このように親や兄弟に目立った存在の人がいるとつい比較されてしまい、本人の負担になることが多々ありますが、ミカエラちゃんは兄とのことで悩むことはないようです。「今は兄のほうが目立ってるけど気にはならないわ。だって兄がいるおかげで私も多少名前が売れているんだもの。でも将来は自分自身がそうなりたいけどね」。毎日メール交換を欠かさないという仲のよい兄譲りの攻撃的なスタイルと受け継いだ才能で、めきめき頭角を表し、ランキングは位。

もちろん、トップ選手の兄を持つということは血が同じだから同じことを期待されるわけで、プレッシャーは大変なものでしょう。14才で地元のグラスの大会でWTAデビューを飾ったミカエラちゃんは、信じられないくらいのお客さんの多さにびっくりしてしまいました。「500人くらいかと思ってたのに」。スタンドは満員、みんなからカメラを向けられ、相当ナーバスになってしまった、とのこと。

しかし、去年WTA初タイトルを獲得、今年はホップマンカップで決勝進出、そして前哨戦のでタイトル2つめ。ランキングも43位まで上昇、シードまであとちょっとですね。大舞台にもだんだん慣れてきました。兄のリチャードは17タイトルを獲得しました。それをぜひ越えたいとこだね。

その兄リチャードと昨日電話で話、今日のミルザ戦の秘策を授かったそうです。自身のサーブについての助言ももらったとか。「兄に一緒にトーナメントを回ってほしい」。頼もしい味方がついてます。そういや今年はウィンブルドンでミックスダブルスするのかな?ぜひやってほしいなあ。今年は怪我しないように気をつけてねー。

Samantha Stosur(AUS) 6-3 7-5 Ana Ivanovic(SCG)

あらっ。イバノビッチ負けちゃった…う~む、シナリオが狂うじゃないのさ…。しかしストーサー、地元勢で女子では唯一3回戦進出を決めました。ストーサーはサングラスしてますね。サングラスする選手って、あんましいませんよね…クレメンくらいしか思いつかん。日差しも強そうだし照り返しがきつそうだもんね。しかもなかなかかっこいい。それに表情を読まれないからよいかも(?)最近はクレメンもあんましサングラスしないしなあ。数少ないサングラス使用者として存在感をみせておくれ。

ストーサーは、第1セットをとったものの、第2セットは1-5と大きくダウンしてしまいますが、なんとそこから5ゲーム連取で逆転。すごいなあ。イバノビッチは前哨戦ではモレスモに勝つなど(またか)調子よさそうだったんだけど、昨年の3回戦進出に届きませんでした。

「みんながみてくれてた。みんなが応援してくれるセンターコートでプレーするのはいつでもとてもすばらしいもの。楽しめるだけ楽しみたい」。

⑯Nicole Vaidisova(CZE) 6-2 6-1 Anna Chakvetadze(RUS)

こちらはなんかもう上位選手の貫禄がただよってきた。イバノビッチがキュートなら、この人はゴージャス系。バイディ…あっそうか、ニコちゃん6号だった。わずか66分で勝利を決めました。

ニコちゃんも去年大活躍で一気に注目の的って感じでしたねー。とりあえず「シャラポワ2世」はやめなさい。そんなこといってたら外国のプレスに笑われる。ま、美しいということで同じカテゴリー内で比較されることはあるだろうが。

背も高く、スレンダーで美人で、3カ国語を堪能する16才のニコちゃん。選手としてはもちろんだけど広告塔としてもこれ以上ない逸材。昨年から契約したリーボックの「I Am What I Am」のイメージキャラクターを努めている。…これって前アンディがやってたやつじゃなかったっけ?

まあこういう美しい人というのは、スポーツ選手に限らず芸能人でも、あえてカジュアル志向を強調したがる傾向にあるけれど、ニコちゃんは、正統派です。「ドレスアップして華やかな服装にするのが好きなの。私はサーファーガールじゃないわ。スニーカーで練習した後は、かわいいお洋服とハイヒールを履いてキレイでいたいのよ」。

⑦Patty Schnyder(SUI) 6-1 7-6(9) Shinobu Asagoe(JPN)
Aiko Nakamura(JPN) 6-1 6-1 Gisela Dulko(ARG)


今日の日本勢の結果。浅越さんはなかなかシュニーダーになかなか勝てませんね…第2セットは惜しかったです。そして…やった!藍子ちゃん勝ちました~!ほうらね言ったとおりじゃ~ん。シード選手のデュルコに圧勝です。内容もかなり圧倒していたようで、ブレイク率も8の6。エースも4つ決めて52分でしとめました。そして3回戦進出。日本人で唯一残ってます。今日ミルザや中国の選手が負けたので、アジアとしては1人だけ、地元の全豪を入れるとストーサーと2人だけどいうことになった。

そしておおトップページに藍子ちゃんの写真がでかでかと載っている。やはりアジア勢ただ一人残っているということで扱いが大きくなってます。今までGSで2回戦を突破したことのない藍子ちゃん、初めての3回戦進出に、「信じられない。目標のひとつだった」。ひとつクリアしましたね!そして次なる目標は4回戦進出。次は浅越さんを破ったシュニーダーに挑戦です。失うものはなにもない。思い切りぶつかっていっておくれ。勝つのは君じゃ。藍子ちゃんがんばれ!

②Kim Clijsters(BEL) 6-4 6-2 Meng Yuan(CHI)
③Amelie Mauresmo(FRA) 7-6(1) 6-2 Emilie Loit(FRA)
Iveta Benesova(CZE) 6-3 7-5 ⑤Mary Pierce(FRA)
Martina Hingis(SUI) 6-1 6-1 Emma Laine(FRA)


上位シードはそろって勝…あらっ。ピアース負けてる。うーん。ヒンギスとの対戦が楽しみだと思っていたら、先にピアースが負けちゃった。しかも勝ったのは、前哨戦でヒンギスに負けてるベネソバ。こりゃヒンギスドローにも助けられて、な~んかいっちゃいそうな気がしますねえ。もちろん今日も圧勝でしたヒンギス。これでもしキムの怪我が悪くなるようなことがあると…てまああまり先回りしすぎちゃいけませんな。

しかし、この世界、トップにのしあがっていくためには、実力だけじゃだめで、ドロー運、タイミング、いろんな自分ではどうにもできない要素ある。そういうことを考えると、ヒンギスってやっぱそういう星のもとに生まれているのだなあ、という気もするね。 
男子

⑫Dominik Hrbaty(SVK) 6-2 7-5 5-7 4-6 10-8 Dick Norman(BEL)

マラソンマンといわれたフルセット男のジネプリは昨日負けてしまったけれど、フルセット男はもう一人いた…しかも、こっちはまた別の名前がついている。その名も「アイアンマン(鉄の男)」。その正体は…ドミニク・ハーバティ。

去年はデビスカップで母国スロバキアを決勝へ導いたドミニク。最後は負けてしまったけれど、ドミニク自身はシングルス2勝。もちろんチームが破れたのは辛かったでしょうが、胸を張って2005年を終えました。

その去年2005年、27才のドミニクは73試合を戦い抜きました。19才のナダル君が89試合でトップ、それから数えても5番目に多く試合をこなしています。「体力トレーニングをたくさんやってるよ。僕の体はたくさん動かすのに慣れてるからね」。「走り込み、サイクリング、登山、バイク、スキー、スケート…自由な時間があればなんでもやるんだ。だから健康でいられるんだと思う」。

「体を動かした後何日か休んで、そのあと再開する、怪我をするのはそういうときなんだ。だから僕はいつも体を動かしとくようにしてるんだ」。

デ杯が12月まであって、今年は最初から前哨戦アデレード、オークランドとも出場と、この12ヶ月間ほぼ休みなく働いてきました。そして火曜日の初戦ではフルセットでMarachを下し、昨日はメルティナクとダブルスに出場。がんばるねえ。そして今日もまた…。いやはやすごい試合だったなあ。気温も30度を軽く超える日中の厳しい条件の中、ドミニクよくがんばりました。大会サイトも、王者もすごいがドミニクはもっとすごいと、手放しで褒め称えている。ほんと、あっぱれ3つくらいあげたい。

Peter Luczak(AUS) 6-7(4) 6-4 6-1 6-7(1) 6-1 Olivier Rochus(BEL)
Kristof Vliegen(BEL) 3-6 6-2 7-6(4) 7-5 Fernando Verdasco(ESP)


あぁ~オリビエ君負けちゃったか…残念。去年は4回戦まですすんだんだけどね。地元の応援が効いたのかな、ルツァック。このルツァックがおもしろいこといってる。ソースはどこか知らないんだけどTennis-Xに書いてあった。先週のシドニーでのこと。「アンドリエフと対戦しているとき、間違いをした。いろんなことを考えてしまったんだ。勝ったらガールフレンドに何て言おうかとか、勝ったあと相手と握手するとき何て言おうか、とか、つまんないことばっかり。…次のポイントのことだけ考えなくちゃいけないね…」。その試合はもちろんアンドリエフ君が勝ちました…。その反省が効いたかな。今日は余計なことは考えず集中できたのか、フルセットで勝てました。

オリビエ君もサビエル君も負けてしまい、ベルギー男子はこの人だけになってしまいました。前哨戦のチェンナイでベスト4、ルビチッチを苦しめたVliegen。しかしベルちん…スペインで消えてほしいのはボトムハーフで、トップハーフは消えなくてもいいのに…。しかしVliegenは前哨戦もだけど、去年はバーゼルでコリアにも勝ちましたもんね。あのとき、「もう2、3年待ってくれたらトップ50をめざす」と言ったこのVliegenに、そんな時間は君を待ってはくれないよと書いたらこの活躍だ。聞こえたのかいな。

(30)Max Mirnyi(BLR) 7-5 6-3 4-6 7-6(8) Davide Sanguinetti(ITA)

やった~ミルミル勝ったぞ!最近グランドスラムでシングルスでも勝ち進むようになりました。うれしい♪今日はなかなかしぶといサングネおじちゃんとの対戦で、2セットアップから最後はフルセットの危機でしたがなんとか4つで抑えました。ミルミルはダブルスもあるから、他の選手よりさらに体力温存させたいとこだよね。

そして!ミルミル次がいよいよ王者ロジェ君と対戦です。こりゃあ力入っちゃうなあ。ロジェ君は今日も快調、メイヤーをストレートで下しましたね。いやー王者とミルミルの戦い楽しみだなあ。ミルミルは「The Beast」とか言われてる。(←私は納得いかないが)んで王者の美しいテニスと対決…つまり、「Beauty and The Beast」というわけか。ふふふ…あさっての1曲はもう決まったようなものだ…。
まあそりゃ勝ってくれるのが一番だけど、ま、…このさい勝敗のことは考えまい。もちろん私ゃ100%、いや200%ミルミルの応援じゃ!ミルミルがんばれ!失うものは何もない!できたらこの試合をWOWOWで見たいものだが…今日のロジェ君の試合が放送されるからやっぱ無理かな…ぢぐじょー。

⑤Nikolay Davydenko(RUS) 4-6 6-0 6-3 6-2 Kevin Kim(USA)
(21)Nicolas Kiefer(GER)4-6 6-1 6-4 6-1 Boris Pashanski(SCG)


ニコちゃん軍団そろって出場、ともに4セットで勝利。6号のバイディソワを含めると3人勝ち残ってますね。4号の相手の選手のファーストネームは…この人のお父さんかお母さんが絶対にベッカーのファンだったに違いない。

そしてそのベッカーの後継者、というプレッシャーとずっと戦ってきたのが、ニコちゃん4号のキーファーです。1997年、ベッカーを10年にわたるドイツNo.1の座から引きずりおろしたのが、その年ツアー初優勝を決めたニコちゃんでした。そして2000年には6つのATPタイトルを獲得、世界ランキングは4位を記録、「ポストベッカー」と称され、期待を集めます。風貌やプレースタイルがアガシっぽくてドイツ版アガシ、なんて言われてたっけ。

しかし、その後足首や手首の怪我が重なって、その後の3年間は怪我との戦いで思うような成績がなかなかだせませんでした。そして2004年の全米で手首の怪我を悪化させてしまいます。

しかし去年からなんとかそれを乗り越えつつあるニコちゃん。去年は、ウィンブルドンで対戦相手としてはただ一人、王者ロジェ君からセットを奪いました。全米でも対戦して結構苦しめましたね。そして今は、大した怪我もなく、体調は万全のようです。

「今とても楽しい、それが一番大切なことだと思う。リラックスして楽しむことだけを考えているよ」。「一歩ずつ元に戻っていくのは、いいことだね」。2000年の栄光に向かって、がんばれ4号。

ところで4号のニコちゃん、1回戦のスリ坊戦で、汚い言葉やジェスチャーをしたということで、2千ドルの罰金食らっちゃいました…あははは…せっかくほめたのにぃ。ついでに言うと、ゴンちゃんに勝ったアレックスも、同じようなことでこちらは4500ドルの罰金。んもー2人もせっかくほめたのにー。

Tommy Haas(GER) 6-0 6-1 6-2 Paul Goldstain(USA)

ハース強え!今日も全く危なげない内容。まあガスケ君にストレート勝ちしたくらいなんだから当然といえば当然なのであるが。ハースは4回戦でロジェ君と当たる可能性がかなり高い。ロジェ君にとって、一番の難関がこのハースかもしれないね。もちろんその前にミルミルが立ちはだかってくれれば言うことないんだけど。

しかしハース、1回戦をテレビで見たけど、相当調子よさそうだね。あのガスケ君の猛攻をよく交わして経験の差で勝った、そんな感じでしたよね。よっぽど調子がよいとみた。ガスケ君が落ち込むのも無理はない…ハース以外の相手だったらあの内容なら…あ、たらればの話はご法度でした。

ハースは赤いウェアがとってもよく似合っていた。やっぱ男前だよなあ。第一、名前からしてかっこいいもん。「トミー・ハース」。映画スターみたいな名前だ。しかも濁音がひとつもない。私はこの濁音が全く入っていない名前ってあこがれるんだあ。私の名前は、濁音だらけ。だからもういやになっちまう。しかもハースは、小さいゃとかゅとかょとかっが全然入ってない。そして、短くて、読みやすい。完璧だ…。こんなに完璧な人は他にいないよねえ。フェデラー、ナダル、ロディック、ヒューイット、サフィン、アガシ、…たいがい何か濁音とか小さい文字が入っている。こんなに名前が完璧なのは…ハースしかいないんじゃないか?ん~、ハースちょっと応援しちゃおっかなぁ。とりあえず「名前がかっこいいテニス選手」1位ハース、てことで。いやもちろん顔もプレーもかっこいい。完璧だな…。

Juan Ignacio Chela(ARG) 6-4 6-4 6-7(8) 6-2 ③Lleyton Hewitt(AUS)

お待たせしました(笑)。チェラが勝ったのか!いやレイトンなんか危ないなあと思っていたのだよ。前哨戦あんまりにも調子悪かったんだもん。しかも今度は因縁ありありのチェラ…。しかしまさか本当にチェラが勝ってしまうとは。一年前のくやしいくやしい思いが今日はすーーーっとひいたんじゃないかな。この勝利を一番喜んでるのは、コリアとナルかもね(笑)。


1回戦でチェラが、世界中が期待する新進気鋭のマレイ君をあっさりと降し2回戦にすすんだときから、異様な雰囲気がただよっていた。伏線にあるのは、当然、去年の全豪3回戦。チェラは、去年自分がしたことについて何が自分を駆り立てたのか、まだうまく説明できない。「外からはクールに見えるかもしれないけど、あんな大きな試合でアドレナリンが噴出して、僕は興奮してた。何が起こったか、自分でもわからない」。チェラをよく知る同僚のガストン君は、1年前のチェラの行動にがとても信じられなかった。あんなことをするような男じゃない。「試合中に相手とあんなことをやりあう彼は、初めてみた」。それくらい、あのときのチェラは自分を見失っていたのだ。

負けた上に、冷静さを失って自ら招いてしまったことで罰金も食らい、以降のチェラには、その「spit」の文字が呪いの言葉のようにつきまとうことになる。そして必ずそういうことはその後のテニス自体にも少なからず影響する。成績は伸び悩み、ランキングも落ち、特に8月以降チェラは、ひとつの大会で2回続けて勝ったことは一度もなかった。

しかし、どんな人にも神様は必ず一度はチャンスをくれる。運命とは時に不思議なものだ。一年たって、奇しくもあのときと同じ舞台が整った。場所も、相手も、同じ。去年屈辱を味わったこのコートで、んもうこれ以上ないリベンジのチャンスがやってきた。

「ひとついえることは、今回は、ゲームに集中するだけ。それを一度だけ失ったのが、あの試合だった」。二度は、許されない。


父親になり、髪も切り、心機一転、新たな気持ちで、地の利を生かせるこの年初めのグランドスラムを生かして2006年のスタートダッシュを切りたかったはずのレイトン。しかし、前哨戦が不調に終わり、やや不安を残しながら迎えたこの全豪、1回戦も崖っぷちからやっと勝ち上がった。去年のことは関係ない。フェデラーと戦うことだけを目標にして、今までやってきた。こんなところでもたもたしてるわけにはいかない。しかしその思いとは裏腹に、この2回戦も調子はやっぱりよくなかった。「去年と同じレベルじゃなかった」。そう相手に言わせるほど、レイトンの調子は悪く、1回戦同様、エラーの山を重ねていく。

それでもレイトンはなんとかラリーを続けようとがんばった。たとえ体調が悪くても、テニスの調子が悪くても、レイトンには、誰にも負けない精神力がある。去年もそれで厳しい試合を何度も乗り切った。今回もそれを再現しようと懸命に、ボールを追いかけた。その気持ちが、第3セットのタイブレークをもぎとった。これでいつもどおり、レイトンのシナリオがいよいよ現実となるはずだった。

しかしそのシナリオは現実にはならなかった。奇跡は2度は起こらなかった。第4セット、第7ゲームでチェラが決定的なブレイクに成功してとどめをさすと、最後はクロスにウィナーを決めて、全ては終わった。チェラが「spit」の呪縛から解き放たれた瞬間だった。

今日の負けはしばらく尾を引くだろうと語ったレイトン。76年以来地元優勝が出ていないこの全豪、去年はあと一歩だった。そして10回目の挑戦となった今年、レイトンの、そしてオーストラリアの夢は、また来年に持ち越された。

チェラは、間違いは二度は犯さなかった。去年のあのことは、今日の試合には関係ないと、チェラは断言した。「コートに入ってからは、この試合のことだけを考えた。去年のことは頭にはなかった」。しかし、この1年の間、チェラの頭の中からあの1年前の唾吐きのことが消え去ることはなかったはず。耐え難い屈辱を味わった。でも、乗り越えた。自分を見失うことは、一度もなかった。

試合後、2人は静かに握手を交わし、敗者となったレイトンは足早にコートを去り、チェラは満員の観衆に歓喜の笑顔でこたえた。1年前は、ちょうど逆だった。


う~。なんて長くなってしまったのじゃ。レイトンが勝ったらさくっと終わらせようと思ってたのに、チェラが勝っちゃうんだもの。これでまた長くなった。すいません…気になるところだけ拾い読みしてください。他にも今日はコリアとかアンドリエフ君とか応援してる人が出てるのだけど…もういっぱいいっぱいなので、やむなく省略(ひどい)。ま2人とも今日勝ったし、この次はちゃんと特集するから。今日んところは、すまん!


あーまだあった。最後に。冒頭でお伝えしたクイズの答え。なんと①10分、でした。でもこれでも長いほうなんだって。だから、アンディとかカルロビッチとか、短いポイントがぽんぽん決まるような試合だともっと短いだろう、て。へぇへぇへぇ。そうだ、今度実際にストップウォッチかなんかで測ってみようかな?録画のやつは省略されてるから、LIVEで試合を観るときに、やってみようっと。忘れてなければ。興味ある方はぜひお試しください。

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今日の1曲
Breaking The Habit/Linkin Park
今日はねぇ…あまりぴったりくる曲が思いつかなかったのだが…まあこれでいっか…。おなじみ、Linkin Parkです。これは彼らの曲の中で一番といっていいくらい私が好きな曲。篠田さんのラップはないけど。(この曲を聴く・WMPが起動

I don't know what's worth fighting for
Or why I have to scream
But now I have some clarity
To show you what I mean
I don't know how I got this way
I'll never be all right
So I'm breaking the habit
I'm breaking the habit
I'm breaking the habit... tonight

(闘うことに一体何の価値があるのか
何故叫ばなきゃならないのか 俺にはわからない
だけど今 俺の頭は少しはハッキリしてる
自分の本音をお前にちゃんと示せるくらいには
どうしてこんなことに巻き込まれたのか分からない
このままじゃいい気分になることなんてあり得ない
だから俺は この悪癖から脱け出すんだ
今夜)

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