Fere libenter homines id quod volunt credunt.
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木を見て森も見る
2006年03月24日 (金) | 編集 |
マイアミもうすっかり始まってますね…どうも最近あまりテニスネタを書く気が起こらないなあ。…またへんないちゃもんつけられたらやだもんね。あんなのは二度とごめんだ。まあインスタントリプレイの話とか気になる話はたくさんあるのはあるのだが、…。正直言って、こわいのだ。自分の思ったことだけ、と言ったって、それにも限りがあるし、多少は事実も入れないとおもろない。かといってへんなこと書いてなんかいろいろ言われるかと思うと、ちょっと手が止まってしまう。あーいつからこんな弱虫になったんだー。人を不快にはさせたくないが、私だって不快にはなりたくない。それなら最初から書かないのが一番じゃ。「反論されるのがいやなら書くな」。結局そういう結論になる。4月からどうしようかなあー。まだ悩み中。

人間の気持ちというのは揺れ動くもんで、がんばろう!と前向きになれるときと、塩かけた青菜みたいにしなぁ~と後ろ向きになってしまうときとが、交互に訪れる。今はやや後ろ向きモード。んで数日たったらまた前向きモードになれるんだろう。そのときにがが~っと書くとするか。

とまあ最近やや勢いがなくなりつつあるこのブログですが。今日もそういうわけでテニスネタは避けてちょっと違う話をする。プロ野球やトリノ五輪、WBCなど最近のスポーツをいろいろ見ててなんとなく感じたことをつらつら書いてみる。
リーグ戦を勝ち抜いて優勝するのは、とても難しい。もちろんトーナメント制だって難しいけども、リーグ戦の戦い方は、トーナメントにはない独特の難しさがある。それは、「同じ相手と2回対戦する可能性がある」という点だ。

トリノ五輪のカーリングで、男子は決勝でカナダがスウェーデンを破って優勝した。その後で、解説の小林さんが言っていた言葉が私の心には強烈に印象に残った。詳しい言葉尻はよく覚えてないけど、だいたい次のような内容のことを言っていた。

「最初から最後まで常に最高の状態でいくなんて無理。長い大会期間中の中で、いかに終盤に調子を持っていくか、カナダはそこらへんの調整がうまくいった」。とかなんとか。要するに、準決勝、決勝に最高の状態にチームを持っていったカナダチームの調整能力の勝利、という感じのことを小林さんはおっしゃっていた。

これはリーグ戦を戦う上でとても大切なことだと思う。もちろんリーグを勝ち抜かないといけないから、トーナメントと同じ気持ちで最初から全力で勝ちに行くのは当然だ。できれば全部勝って優勝もしたい。でもそれはどのチームだって思っていることだ。それにそんなに勝負の世界は甘くはない。

10カ国総あたり戦という厳しく長いリーグ戦の戦いの中で、カナダはスウェーデンに最初のリーグ戦では負けた。もちろん強豪国としてリーグは突破したけども、調子がすごくいい、という感じではなかったそうだ。一方スウェーデンは優勝候補のカナダを破って、リーグ1位で予選を通過した。

そして決勝で再度この2チームが激突した。試合は序盤は緊迫した展開だったが、途中でカナダが、スーパーショットもあり一挙に大量得点をたたきだし、スウェーデンをリタイアに追い込んだ。決勝戦はカナダの完勝だった。一番大切な試合で、最高の力を出すことができた。

こないだの野球のWBCでも似たような状況だった。日本は、1次、2次リーグとも韓国に敗れた。3勝3敗でなんとか首の皮一枚で準決勝につながった。一方韓国は6連勝無傷で圧倒的な結果で準決勝進出。そして大一番の準決勝、一番肝心要の大切なところで、日本が最大限の力を発揮し、優勝した。

力が拮抗しているチームや人同士の場合、リーグ戦で一回対戦して負けて、決勝トーナメントで2回目の対戦を迎えるときの心理状態は、やはり負けたほうが戦いやすいんじゃなかろうか。「一度負けている」という状態が、挑戦者の立場を作り出し、再び同じ立場にたったとき、より苦しんだ分強い気持ちが持てる。「次は負けられない」という風に自分を追い込むことができる。逆にリーグ戦で勝った、あるいは優位に立ったほうは、追われる立場。「次も勝ちたい」という気持ちが、前に1回勝っていて次で負けたらいやだな…という気持ちにつながる。これはあまり気持ちのいい心理状態じゃないよね…。もちろん前に勝っているということはプラス要因にもなるけれど、勝負というのは時の運もある。一度勝ったからといって、次も勝てるという保証は、どこにもない。しかも、なまじ1度勝っているだけに、「次は負けるんじゃないか…」といういや~な弱気な感情まで沸き起こってくる。

テニスでいうリーグ戦といえば、マスターズカップと、WTA選手権。そのいずれも、優勝したナルとモレスモは、リーグ戦では決勝の相手だったロジェ君とピアースに負けていた。一回負けると、「次は絶対に負けたくない」という強い気持ちが力になるのかもしれない。かといって、じゃあリーグ戦で負けてもいいや~、なんて到底思えない。下手すればリーグを突破できなくなるかもしれないからだ。確実に勝ち星をものにしたい。リーグ戦で勝って決勝トーナメントでも勝つことだってたくさんあるんだし。でも最高の調子は最終局面で出したい。でもやっぱり最初だって勝ちたい。そういう中でリーグ戦を戦いながら最後にむけて調子をうまくあげていく、そこらへんの戦い方は実に難しいものだろうと思う。

トーナメント大会とはいえ、テニスのグランドスラムも似たようなことがいえる。優勝をめざすトップ選手たちにとって、2週間という長い戦いを勝ち抜くにあたり、リーグ戦と似たような難しさがあると思う。しかもリーグ戦と違って、負けたらそこで終わり。次はない。2週間後を見据えながら目の間の1戦1戦にも全力をだしていかなきゃいけない。つまり、「木を見て森を見ず」はだめ、「森を見て木を見ず」もだめ、「木も見て森も見」なくてはいけない。それはとっても大変なことだ。

もちろん選手は目の前の試合だけしか考えてない、と言う。それももちろん正しいことだ。でも、優勝というものを現実的に考えるならば、それだけではだめなんじゃないかと思う。目の前の試合に集中しつつも、より厳しい試合がつづいていく第2週に向けて今の体力や調子を的確に分析し、準決勝や決勝の大一番に向けて整えていく、ということも必要なんだと思う。よくことわざで「二兎を追うものは一兎を得ず」と言われるけども、グランドスラムに関しては、「二兎を追わないものは一兎を得ず」ということが言えるかもしれない。

もちろん例外もある。目の前だけを見てがむしゃらに突き進んでいって、気が付いたら決勝戦だった、ということもあるだろう。今年の全豪のマルちゃんがまさにそうだったと思う。でもああいうことは極めて例外的であり、初めから優勝を現実的な目標として掲げている優勝候補と言われる選手の戦い方はちょっと違うものであるはずだ。

ロジェ君なんかはそこらへんが実にうまいと思う。もちろん技術や実力があるからなのはもちろんだと思うけども、そういう調整のうまさというものを感じる。序盤戦ではやや苦しみながら、2週間目に調子のピークを持っていって、準決勝や決勝では最高の状態でプレーする。先週のIWもまさにそうだった。長丁場の戦いでの調整能力のすごさが彼をNo.1に君臨させているひとつの要因であるのは確かだ。こういうのは人から言われて教えられるものでもないと思う。ロジェ君だけじゃなくトップ選手はだいたい上まで勝ち残るから、経験を繰り返すうちにそのような調整の仕方を自然に会得していくんじゃなかろうか。

私はスポーツの世界に身をおいたこともないしテニス関係者でもないので、これはすべて机上の空論である。しかし、これは戦う選手だけでなく、観客として見ている立場からの心境も多大に混ざっている。特に、2年連続で圧倒的な首位でリーグ戦優勝してて優勝はおろか先に進めないチームが身近にあるとね…。今年はシーズンはとにかく3位以内でよい。プレーオフに出場する権利さえ獲得すればよいのじゃ。そして、調子をプレーオフと日本シリーズで最大限に持っていって、栄冠をぜひとも勝ち取ってほしい。がんばれソフトバンクホークス!結局最後はこれが言いたかったのじゃ。パリーグは明日開幕です。ちゃんちゃん。
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