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モンテカルロ最終日
2006年04月24日 (月) | 編集 |
モンテカルロは今年で100周年らしいですね。去年は皇室の方が亡くなった直後で悲しみの中行われたこの大会でしたが、今年は様々なイベントが現地では行われたようです。その中に、今日の決勝で戦う2人、ロジェ君とナダル君が小さいコートでエキシビジョンみたいなのをやってるのもありました。そして、1週間たって、この2人が、今度はセンターコートで、真剣勝負をするときがやってきました。

Masters Series Monte Carlo

決勝

②Rafael Nadal(ESP) 6-2 6-7(2) 6-3 7-6(5) ①Roger Federer(SUI)

2人ともすばらしかったですね!勝ったナダル君はもちろんだけども、ロジェ君もすばらしかった。ほんとにいい試合でした。これ早くも今年のベストマッチ候補?あまりに内容が濃すぎてアホな私は頭が混乱している…しかし…ナダル君が勝って…正直言って…めちゃくちゃうれしい…この喜びはさすがに抑えられない(><)。連覇とかクレーの連勝とか記録とかそんなことは私は気にならない。とにかくロジェ君に勝って優勝できたことが、まだちょっと信じられない。正直今日は勝てるとは思えなかった。今までの王者の完璧な勝ち上がり、クレーにかける意気込み、一方ナダル君は勝ちあがってはいたけどなんか危なっかしくて、準決勝も厳しかった。今年はなんといっても、去年と違って、南米のクレーに出ていない。これがクレー初戦。それ以前に1月は試合さえできなかった。試合をこなしてないし、さすがに去年みたいな風にはいかないかと思っていたのに…君はなんて人なのじゃ~。

立ち上がりが課題だったナダル君ですが今日は最高の立ち上がりでした。序盤でいきなり4-0アップとか信じられん。試合前に指の治療をしていたのでちょっと心配でしたが、全然影響なかったですね。準決勝と違ってショットのキレも精度も勢いも最初からよく、自分から先に攻めきれていたし、ロジェ君の厳しいボールも持ち前のフットワークでうまくカバーしていた。特にロジェ君の調子が悪いとも思えなかったのだが…流れが完全にナダル君にいっていました。だからロジェ君はより厳しいボールを打たなくちゃいけない、そうするとミスがどうしても出る。ロジェ君はサービスゲームでもサーブの調子が悪いのか、いつものサービスで崩していく展開ができずにストローク戦に持ち込まれてポイントをとられていることが多かった。ナダル君のリターンもよかった。

しかし1セットとったくらいで安心できるほど私もおめでたくはない。相手は王者ロジャー・フェデラーだ。きっとこの劣勢を立て直して逆襲してくる、それがいつくるかくるか不安だったが…第2セットのナダル君のサービス・フォー・ザ・セットでそれがきてしまいました。あそこはナダル君には珍しくちょっと精神的に弱さがでましたね。あれをとれば2セットアップ、勝利に大きく近づきます。それを意識したかどうかはわからないけど、力が入ってしまってミスが出て、王者に5-5に並ばれて、その流れのままタイブレークもいいところなくとられてしまいました。

セットポイントもあったのに…その嫌な流れが続いてしまい第3セットはいきなりロジェ君がブレイク。このあたりでテレビを消したくなりました…あぁやっぱりだめなのか…このあたりでは負けもかなり覚悟していました…。結果的にはあそこで指の治療の時間をとったのがいい方向に作用したのかな。中断でそれまでの流れも断ち切ってとにかくすぐにブレイクバックできたのがよかったのだと思う。マドリッドのルビ戦のファイナルセット思い出した。あのときも最初ブレイクされてすぐに追いついたのがよかった。特に今回は相手が相手だけに2-0にされると流れを取り戻すのは厳しかっただろう。

1-1に戻してからはまた自信もついたのかショットの勢い、コートカバーリングもよくなって、またナダル君に流れがきた。ほんのちょっとしたことで流れがすぐに変わってしまうものだね。第3セット後半はロジェ君のほうが信じられないくらいにミスが重なり、珍しく精神的にイライラしてる場面がありました。ロジェ君がお客さんからブーイングを受けるなんて、私はあんなの初めてみました。ナダル君がそうさせていたのだろうけども。そして第2セットと同じ過ちはしません。今度こそ!ちゃんとサービスキープして、第3セットゲット!

でもセット2-1になったくらいで全然安心などできません。しかし第3セットの流れが続いてナダル君がまたもや先にブレイクして3-0リード。このまま決めてくれ…そんな甘いことを考えていたらやっぱし。王者の強さをみせつけられました。ロジェ君はあそこで追い詰められて逆に開き直ったような感じにもみえました。いつもの迫力あるショットがまたでだして、諦めないナダル君でも諦めざるを得ないウィナーが徐々に出てきました。そして3-0だったのに4-4になっちゃった!あちゃー。

でも私はこのあたりから勝負どうこうよりも2人がすばらしい戦いをしてくれているのがとても嬉しかった。もちろんナダル君に勝ってほしいとは思ってたけど、あそこで3-0からずるずるいかずに最後まで諦めないロジェ君はやっぱりすばらしいし彼の真の強さを見た。もし今日の試合でナダル君が負けたとしても、今まで圧倒的な内容で勝ち進んできた世界王者のロジェ君相手にこんないい内容の試合をしてくれている。それだけでもう十分だと思った。「ベストを尽くせば、それでいいんだ」。昨日書いた言葉どおりのことを2人ともがやってくれている。

そうはいってもナダル君がポイントとられるとやはり胃のあたりが…キリキリキリ。うう。第4セットの後半は2人のまさにガチンコ勝負。ロジェ君の強烈な逆クロスやバックのウィナーもがんがん決まれば、ナダル君も負けてない。お得意の足と粘りで王者の強烈なショットをしのいでしのいで、チャンスがきたら一気に攻める。流れがどっちにもいきそうでいかない緊迫したゲームが続きました。先にサービスがロジェ君のほうでしたがなんとかナダル君もついていって6-6に持ち込むことができました。

んでホッとしたのもつかの間、タイブレークはいきなり0-3とかなってるし。おいおいまたかよ…ロジェ君のすばらしさに感動しつつある私でしたがさすがにファイナル突入はいやだ…もう見るのきつい…これで終わってくれ…しかし2-4までは第2セットと同じ…あちゃ~やっぱ王者強し~。でもそこからがさっきとは違った。第2セットはうまくいったロジェ君でしたがここは大事なとこでショットが入らず、ナダル君の勢いに押されたのかついに4-4に追いついた!そこからは一進一退でしたが、ついにマッチポイント、最後は渾身のウィナーが炸裂!1回で決めた!いい終わり方でした。

マドリッドでは試合が長引きすぎて表彰式が見れなかったので、今回はみることができてよかったです。フランス語とスペイン語で何を言ってるのかはよくわかんなかったけども…いいのさ…声が聞ければそれだけでもう満足じゃ…。そして地中海をバックに高々とあがるスペイン国旗にスペイン国歌…去年もみたこの光景。今日再び見ることができた。

この大会の決勝で第1シードと第2シードがぶつかるのは何年ぶりっていうくらいの珍しいことだそうな。しかもそれが世界ランキング1位と2位となるとさらに珍しいらしい。それだけクレーコートは波乱が多いということか。それともモンテカルロに参加しない選手が多いということか。特にアメリカ人…アガシの欠場は別にして、他の若い選手がなんで誰もいないのじゃ。

そこへいくとロジェ君は去年も今年もしっかり参加してる。王者が強いのはもちろん天性のものもあるんだろうが、そんなものは1%、残りの99%は努力をしてるからに他ならない。そしてナダル君だってクレー以外の大会にもたくさん出ている。まあ苦手サーフェスを捨てて得意なサーフェスに懸けるっていうのもひとつの戦い方なのかもしれないが、私は個人的にはどのサーフェスでも努力する2人のような選手が好きだ。他のにもフェレル君もフェレロもハードでがんばってる。南米やスペインの選手は少なくともハードコートのマスターズはだいたい参加してる。アメリカ人のクレーに対する姿勢とは違うよね。

話は戻って、試合後の2人の感想。「クレーの最初の大会で決勝までこれてよかった。」「負けてしまってがっくりも腹が立ったりもしてないけど、とても疲れた。すごく競った試合だったし、2-2になったら結果はわからなかった。彼(ナダル)が僕よりクレーで優れているとは言えないと思う」。勝気な面もちらりと示したロジェ君でしたが。実際勝負はどっちに転んでも全然おかしくなかったね。正直、去年のローランギャロスよりずっと内容は競っていた。それだけロジェ君のクレーでのレベルがよりアップした、ということだと思う。

ロジェ君は決勝の前、フィジカルでチャレンジしたい、というようなことを言っていた。そのフィジカルでやっぱり今日はナダル君にやや一日の長があったのかな。

そしてチャンピオンのナダル君。「ロジャーに勝つのはいつも特別だ。どの試合も1つ1つ違う」。とかく対戦成績のことを言われますが、それはぜんぜん関係ありません。

さ。モンテカルロはこれにて終了。あー疲れた。もう月曜か…なんか書くの疲れたなあ。またさぼりたいな…しかし今週はバルセロナ。この大会を逃すわけにはいかん。あ、カサブランカもちゃんと書きます。どうしてもバルセロナのほうに注目がいってしまうけど、ここでは平等に扱うつもりである。

ロジェ君は今週休みだけどナダル君はバルセロナでまた厳しい戦いが待ってる。連戦できついかなあという気もするけど、私は今の彼には休むよりとにかくたくさん試合をすることが重要だと思う。だからこの連戦はよいことだ。去年はオーストラリアからずっと出てて南米のクレーもいっぱい出ていたから、春のクレーの連戦がたたって最後ダウンしてしまった。しかし今年は去年に比べるとずっと試合数が少ない。今年は連戦になっても去年みたいなことにはならんだろう。1月と2月たっぷり休んだんだから、これからはいっぱい働かんとね!(笑)。それに、去年のクレーの強さを取り戻すには、やはりたくさん試合をするのが一番いい。そしてたくさん試合をするには勝ち残らなくちゃならない。そうして勝ち残ってどんどん強くなっていく。そういう好循環に持っていって欲しいと思う。

そしてダブルスでも!ミルミル&ビョークマン優勝~!わーい!うれしいぞ!サントロ師匠とZimonjicペアをストレートで破っての勝利です。マイアミに続く2連続マスターズシリーズ制覇ということになりました。調子よさそうですね!ミルミルはシングルスで最近ちょっと結果が出てないけど、ダブルスはさすがです。とりあえずマスターズカップ出場を目指してがんがんこの調子でポイント稼いでほしいです。いやあ今日はよい日だ…あまりにいいこと続きでこの先が不安である…。


この1週間モンテカルロの話を書き続けてきて本当によかった。正直ちょっとしんどかった。特に平日は仕事との両立がきつくて、朝早く起きるのも辛くて、1日くらい休んじゃおうかなぁ…なんてちらりと思ったりもしたけれども。でもそんな私にはナダル君ががんばって勝ち進んでいることが原動力になっていた。そして今日、こんな形でモンテカルロの今年最後の記事を書けるとは…あぁもううれぴいよぅ。これだからやめられん。もう夜が明けてきた。月曜は忙しくてきついんだけど、私も仕事がんばるぞー!

関連記事
UPDATE 1-Nadal tames Federer in classic Monte Carlo final(Reuter)




今日の1曲・特別企画

試合前に聴きたい曲
特別編 「We're Gonna Win」Bryan Adams

1週間モンテカルロ開催中お送りしてきましたこのこじんまりした特集、いかがだったでしょうか…なんかジャンルが偏ってたなー。Hip Hopばっかり。ロックが1つもなかったな。ロックぽいのはあったが…。でも試合前に聴きたい曲なんて山ほどあって、7つに絞るなんて大変だよ。途中で、あぁあれもあったなあ…あああっちにすればよかったかな…とかいろいろ思いましたが。今回はロックがありませんでしたが、ロックなやつもとってもかっこいい曲がたくさんあるので、またこの企画、忘れたころに「ロック編」とかやるかもしれません。

んで今日は祝ナダル君優勝ということでこんな曲を。ちょっとストイックな曲が多かったので最後くらいは明るい爽やかなナンバーを。ナダル君がたしかBryan Adamsを聴くとかいう記事をどこかで見たような記憶があったので…。この曲知ってるかな…知らなかったらぜひ教えてあげたいな…。今日の彼にふさわしい、とってもいい曲!今日は勝ちましたが、まだまだクレーシーズンは始まったばかり。厳しい戦いはこれからもずっと続いていく。これからもずっと応援してくからね、優勝おめでとう。

聴いてみる:リンク先の右の画面下の再生ボタンを押すと聴けます

”It’s gotta be all or nothing
Oh we’re gonna be the champions
Ya we’re goin’ all the way - we’re gonna win win
(全てを手にするか失うかだ 僕らはチャンピオンになるのさ 最後まで突き進んで きっと勝つ 勝つんだ)”


 
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コメント
この記事へのコメント
長文
>あやさん

あんまりにも嬉しくて興奮してしまって収集つかないまま長々書いてしまいました。とにかく内容が濃すぎる試合で…。こんなの全部読む人はおらんだろう…と思いつつも、推敲する暇がありませんでした(汗)

ローマにはアメリカ選手もきっと出てくるでしょうね。怪我や体調不良で出たくても出れない選手の気持ちを考えると、故障がないのに出てない人がこんなにいるのは残念です。トップ選手が出ないとその分下の選手にチャンスは広がるけど、出れる権利を放棄してるみたいでなんだか寂しいですね。

バルセロナ…あぁまた心臓に悪い日々が続きます(笑)
2006/04/25(火) 00:16:20 | URL | さっち #-[ 編集]
ナダル君おめでとう
2連覇ですね、すごいなぁ。
昨日は純粋に2人のプレーを「すごいすごい」と堪能して細かいところまで覚えていなかったし、優勝が決まってすぐF1に切り替えてしまったので(ラファごめん)さっちさんの記事で細かいところがわかりました。助かりました。

でもファイナルにふさわしいいい試合でしたね。

>アメリカ人のクレーに対する姿勢
気持ちはわからなくはないけど、やはりわたしもロジャーやクレースペシャリストがどのコートでもがんばっている姿勢に好感が持てるので、ちょっと残念な気持ちです。

今週はバルセロナですね。
寝不足の日々が当分続きそうですね(^^;

2006/04/24(月) 22:36:24 | URL | あや #bBmFigmc[ 編集]
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