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もう逃げたりしないよ
2006年06月10日 (土) | 編集 |
あれから1年経ったのね

Roger Federer and Rafael Nadal

@Getty Image


うっわ…2人とも若っかいなー…ちょうど1年前の写真を引っ張り出してみましたが。たった1年しか変わらないのに、なんだかずいぶん前のような気がしますね。

Roland Garros

13日目

①Roger Federer(SUI) 3-6 6-4 5-2 ret. ③David Nalbandian(ARG)

過去2戦、上海とローマではフルセットの激闘で1勝1敗だったこの2人、今日もいい試合になるだろうと期待していましたが。ナルが思いがけないリタイアとなってしまいました。準々決勝のジョコビッチで最後だと思っていたのに…これでリタイアは9人目だそうです。

帰宅したときにすでに第1セットも終盤で、ナルがとって、第2セットもすごくナルが押していたので、びっくりしてしまいましたが。しかしこのままで終わるってことはなかろうと思っていたらまさに。第4ゲームからは人が入れ替わったようにロジェ君が一方的にゲームをとるようになっていましたね。第1セットは強打で押していたのを力を抜いてあまり強打しなくなったのがよかったようですね。逆にナルは、ロジェ君が打たなくなったので拍子抜けしてしまったのか、ミスが重なるようになった。流れが一気にあそこで変わってしまいました。

ナルは腹筋を痛めてのリタイア、らしい。でもインタビューでは腕がどうとか言ってましたね。準々決勝のニコちゃん戦で痛めたらしい。でも第1セットあんなに調子よかったのになー。やっぱあそこで挽回されて追い抜かれて精神的にもガクっときちゃったのかな。

「3時間、4時間プレーできそうな気がしなかった。スコアは気にならなかった。OKなら戦い続けよう。だめなら、何に対して戦えばいいんだ?無理だった」。

準々決勝と準決勝でのリタイアというのはグランドスラム史上初ということらしい。しかも、ナルはキャリア通算299勝目、300勝にあと一歩というところで、自身キャリア初の途中リタイアと、なんとも最悪な一日になってしまいました。う~ん。

tennis weekに気になる記事があった。こないだの準々決勝でジョコビッチがリタイアしたとき、解説のパトリック・マッケンローが「ハートがない」とジョコビッチを、非難というほどではないにしろあまり良く言わなかったそうだ。んでブラッド・ギルバートさんも同様にハートがないというようなことを言ったそうな。そのことに疑問をもったESPNのアナウンサーの話と、tennis weekの記者が、そんな言い方はないだろう、リタイアした選手を非難するのはその選手をうそつき呼ばわりすることであり、第一ハートがなくてどうやってベスト8まで勝ち進むことができるんだ、アンディがリタイアしたときはそんな話は一切出なかったのに、そんなダブルスタンダードがあっていいのか、と非難してました。彼らは今日のナルのリタイアをどう表現したのかな。

そしたらまた別の人が、tennis weekみたいなメディアはESPNをバッシングしてばっかりだけども、フランスのあの観客の態度の悪さはなんなのさ、アンディがリタイアしたときはブーイングの嵐で、ジョコビッチのときは暖かい拍手で、地元のマチュー君と対戦したナダル君にはブーイングの嵐で、あんな子供じみた観戦を続けるようならこの国にはグランドスラムを開催する資格なんてない、どうしてそういうことについて何も指摘しないのか、とまた反論。なんだかビーフ合戦になっている(笑)。こっちのバトルもなかなか激しいね。

全豪のエナンのときも思ったけども、大舞台になればなるほどリタイアには勇気がいる。誰だってやめたくなんかないさ。だけども、体が動かないんなら仕方ないじゃん。それを「逃げる」と非難する人の神経は私には全くわからない。相手によって負かされるのではなく、自ら、敗北という苦しい選択をすることが、どうして逃げるとか、勇気がないということになるのか。それにキャリアはまだまだずっと続くのであり、そこで無理して後に影響が来たらもっと大変だしね。それにしても、ナルのグランドスラムは、近くて、遠いね…いつかナルがどこかのグランドスラムのタイトルを掲げる日が、やってくるのだろうか。でもイバニセビッチだってノボトナだって苦労して苦労して最後にはウィンブルドン優勝できたんだし。ナルにもいつか、そういう日がくると、思ってるよ。

そして。そのウィンブルドンを含めてグランドスラムタイトルをんもうがっぽり持っているロジェ君が、決勝進出となりました。ナルは当然残念だけども当然勝者のロジェ君だって残念だろう。できたら最後までやってマッチポイントをちゃんととって勝ち進みたかったよね、もちろん。しかし試合というのは相手があることだし、仕方がない。それにしても…はぁ…結局63人誰も彼を倒すことはできなかったか…。「QF、SF、すべてうまくいった。でも日曜日にこれをやらないとね」。

ああそうそう、そういえばレオナルド・ディカプリオがこの日フィリップ・シャトリエに来ていましたね。アナウンサーの人が「デカプリオ」て言っているのがすっっっごく気になった。「ディカプリオ」て言ってほしいんですけど…あと、そのときの柳さんの発言が大ウケ!「あの両隣の人はどう見てもスターに見えないんですけど」…(爆笑)…柳さん最高!レオの家族を向こうにまわしての大胆な発言。すばらしい。たしかにレオちょっと太りましたね。こないだ見たアビエイターはおもしろかったなあ。


②Rafael Nadal(ESP) 6-4 6-2 7-6(5) ④Ivan Ljubicic(CRO)

ナダル君が勝ちました!ルビ負けた…なんかやや複雑な気分ではあるが。今度はリタイアとかはなく最後まで行われました。いい試合でした。2人のいいところが随所に出て、特に第3セットは2人の闘志がぶつかって緊迫した大変いい試合になりました。ナダル君は今日の試合は今までの6試合で一番内容的にいいんじゃないかなあ。ジョコビッチ戦を観てないのでよくわかりませんが。第1ゲームの終盤とか第2セットの序盤ちょっと押されてて流れがルビのほうに行きそうで危ない感じがあったけども、不思議とあまり心配せずに見ることができた。

ショットの調子、特にフォアの逆クロスでウィナーをよくとれていたし、ルビの強烈なウィナー級のショットにもよくついていっていたと思う。そしてサービスエースも結構あった。今日は風が強くて多少やりにくいみたいだったけども、それでも安定してプレーできていた。もう少しネットプレーが多くみたかったかなあという気もするけども。

ルビも決して悪くはなかった。でもハイリスクハイリターンのプレーで、やっぱり要所要所でミスが出て、流れを完全に自分の方に持ってこれなかった。ネットにひっかける場面がたくさんありましたね。でもルビはボレーがうまいなあ。もちろん抜かれたりもしていたども、ぎりぎりのとこでのネットでのボールの処理はすごくうまかった。最後のタイブレークはスリルありましたね!あそこをルビがとったらまた試合の行方はどうなるかわからなかったけど…あそこのサーブの判定がちょっと微妙で雰囲気が悪くなってしまったのがちょっと残念だった。

今日の審判の人がナダル君に警告したり目の敵にしてた!とトニおじさんは怒ってたけども、最後の判定とか見るとそうでもなかったような気もするけどなあ。いや判定は関係ないはずなんだけども(笑)、本当に目の敵にしてたらああいった判定もルビのほうにいっていたのではないか?しかも2回も続いたんだものね。それに4回戦のレイトン戦でも警告とられていたし、他の選手もたびたび指摘しているように、やはりナダル君のポイント間の準備はちょっと必要以上に遅いときがあるんだろう。それに警告うけても全然動揺していなかったし。ていうか反省しているのだろうか(笑)…もう1回警告になったらどうしようとそればっかり考えたよ…。自分のペースを守るのは大切だけども、やはり全体的にもう少しポイント間は短く習慣づけるほうがいいように思うけども。選手や審判から信頼を得られなくなってしまうし、ペナルティーでももらってゲームに影響するようなことがあると最悪だ。そうならないように予防というか事前に努力することも必要なのではなかろうか。

ルビは今日はストレートで負けてしまったけども、持っている力を全部出し切ったと思います。たしかにクレーではちょっと分が悪かったかな…でもあのサーブはすごかったよなあ。228km/hとかあったっけ。ハードやカーペットでは間違いなく脅威になる。もうクレーシーズンは終了、これ以降はもうルビは今年はクレーはやる必要はないんじゃないかな。デ杯もないしね。そして、グラス、ハードコート、カーペット、今度はルビの得意分野が待ってるよ。これからもがんばってね!お疲れさま~。


それはよいとして。はぁ…やっぱりこの2人だったか…(笑)…フェデラーVSナダルにはならない!と勢い良く書いたのがとおおおおい昔の出来事のようだ…(遠い目)…。降参だす。完全に私が間違っておりました。m(_ _)m。ロジェ君ファンにもいろいろとご迷惑をおかけしました。やはりcollision courseだったんだなあ。

しかしなあ。どうして君らはそんなに負けないのだ???モンテカルロ、ローマ、そしてこのローランギャロス、ナダル君以外の他の選手には誰にも負けないロジェ君、そして誰にも負けないナダル君。2人ともほんとに強いわ…。

そして、世界中が待ちに待った(笑)対決が。うっわーESPNのHPの一番トップにナダル君が来てるよ。いつもはMLBとかNBAとかNFLがたいていトップなのにもかかわらず。それだけ注目度が高いということか…あぁ…もうすでにくらぁい気分に…(笑)私がこの2人の対決を見たくないのはどうしてかというと。んもうモンテカルロやローマみたいな思いをまたしなくちゃならないのかと思うと、それだけでも気が重くなるからなのだ…ううううう。たしかにナダル君が勝利してるけども、試合の間はとっても見ていてきつい。自分から攻めていって勝ってるというより、攻められて攻められて最後うりゃああっ、てうっちゃってる感じなんだもの。その攻められるのを見るのは、つらいんだよなあ。でも、それから逃げてはいけないね。栄光をつかむには、やはりこれは通らなければならない道だ。だから日曜日は覚悟して見ることにします(笑)。

それに、なんか1試合ごとにだんだん内容が詰まってきて、ロジェ君に攻められ度が増してきている。ローマではマッチポイントまでとられた。あのときはんもうなんとかやっとこさどっこいしょでひっくり返せたけども。だから、王者側はもう次こそは絶対勝つ気まんまんでいる。今までの傾向がそのまま続くとすると、次こそ今度こそ王者にやられちゃいそうだ…。今まで勝ってるのだって、たまたま、ていうかラッキーな面も多かったしね。どちらが勝ってもおかしくない状況でたまたまナダル君がたくさん勝っているというだけなので、対戦成績は全く問題にならない。

せめて雨でも降ればなあ…(笑)…困ったときはなんにでもすがる…しかしどうやら雨は降らなさそうだ。あぁもう!ここの梅雨前線をちょっとつまんでパリへもって行きたいくらいだ。るてるて坊主でも飾ろうかな…。

私はこのRG期間中、ロジェ君を見ていてちょっと思うことがあった。彼は、まあもちろんニコちゃん1号戦ではセットとられたけども、それ以外はスコア以上に苦しんだ部分もあっただろうけど、それでも比較的すんなり勝ち進んできた。フルセットにもつれて、ぎりぎりのところでへとへとになりながら戦う、ていう状況はまだない。4回戦、自分の試合を待ちながら前のマリオVSロブレド戦のフルセットの白熱した試合を見ながら、彼はどんなことを考えていただろうか。

たしかに楽に勝てるに越したことはない。そのほうが体力だって温存できるし。でも、マリオVSロブレド戦や、1回戦のサントロVSアカスソや、ニコちゃんVSサビエル戦みたいな、もつれにもつれて白熱した試合を見ていると、選手は本当に幸せそうにプレーしている。いわゆる「ゾーン」に入っているというか。勝敗や賞金やそういう現実を超越して、いっぱいいっぱいの状況の中で懸命に戦うことを通してテニス人としての真の喜びを味わっている感じがする。そして彼はそういうものを求めているのではなかろうか。

もちろん今までの栄光の中には接戦もたくさんあっただろう。すべてを楽に勝ってきたわけではない。しかし、それでもやはりいつも勝ってきた。そして勝つのが当たり前のような状況になってしまった。そこへ現れたのが、ナダル君だ。2004年のマイアミで敗れたとき、まさか当時17才の若者が2年後こんなに大きな存在になって自分に立ちはだかるなんて、予想もしていなかっただろう。何度戦っても、戦っても、苦しめても、どうしても倒すことができない。今まであんなに勝っているのに、彼だけにはどうしてもうまくいかない。そんな選手はロジェ君からしたら信じられなかっただろうけど、それは王者に新たなスポーツ人としての喜びを与えたんじゃなかろうか。

去年のドバイのときに、私は「ロジェ君にはライバルが必要だ」と書いた記憶がある。ナダル君をロジェ君のライバルと呼ぶのはちょっと気がすすまないんだけども(笑)、クレーでの戦いでは確かにライバル、と言ってもいいかな。ライバルとは、対等な関係である。他の選手もよく王者を苦しめるけども、やっぱりあくまで相手が挑戦する、そしてロジェ君がそれを受ける、という形に変わりはない。しかしナダル君相手でしかもクレーだとちょっと話は違う。もちろんナダル君は、ロジャーがNo.1だと言っている。年だってずいぶん違う。今までの実績だって向こうがずいぶん上だ。でも土のコートに2人が立ったときは、2人の関係は対等になる。そして、そのときいいプレーをすることだけが勝者になるための条件になる。

そしてそうやって、がっぷり4つになって、もがいて、一心不乱に戦っていることこそが、スポーツ選手としての真の喜びであり、一番幸せな瞬間なのではないだろうか。アンディやレイトンが何度負けてもロジェ君に挑戦しつづけているときと、同じように。倒すことができないのはもちろん悔しいしいやだろうけど、その気持ちがまた彼のモチベーションになっているような気がする。だから、こんなにクレーに熱心になっているのじゃなかろうか。記録とか、生涯グランドスラムも大切だけども、そういうことよりも、ナダル君とクレーで戦うことでそういうスポーツ選手としての真の喜びを味わえることこそが、王者の本当に求めているもの、という気がするのだが…ん~やっぱうがちすぎかなー?そりゃ楽に勝つほうがやっぱいいよねー…やっぱ考えすぎ、かな。これはあくまで100%私の想像なので、あんま気にしないでください。長くなってるからここまで読む人はあまりいないだろうからまあいいか…。

まあいずれにしても。ナダル君が決勝にこうやってまた来てくれているということそのものがすばらしいことだ。疲れているだろうに、プレッシャーもあるだろうに。これでブログも最終日までつづけられるしね(笑)。泣いても笑っても、あと1試合、こうなったらとことんまでがんばっておくれ!自分の力を100%出して、精一杯戦って欲しいと思う。もちろん私は100%ナダル君の応援ですぜ!見るのは大変そうだけども、苦しくても我慢して(笑)、いや、楽しんで、最後まで見守りたいと思う。がんばれよラファ!Vamos!


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今日の1曲
「You and I Both」 Jason Mraz


ときどき名前が似てるからこの人とJohn Mayerと間違えそうになる…(笑)。ジェームス君とお友達なのがMayerのほうですね。Jason Mrazはデビュー作の「Remedy」がすごくヒットしたけどこの曲も結構人気ありますよねー。これPVがおもしろい。銀行員のおじちゃんやお客さんや警察官まで踊りだしちゃうところが好き。なんかビョークの映画みたいです。アコースティックで爽やかなメロディーがとても耳に心地よい。

”Cause you and I both loved
What you and I spoke of
And others just read of
Others only dream of the love
Of the love that I loved.

(君と僕は2人とも 君と僕が言ったことを愛した
ほかの人たちはそれを読むだけ
ほかの人たちは僕の愛する愛を夢見るだけ)


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コメント
この記事へのコメント
決戦間近
>アイリーンさん

ATPブログにロッカーで準備しているときのことがなにやらいろいろ書いてありましたね。いつ終わるともしれない前の試合を待ちながらあんなに飛んで跳ねて叫んでっていうのは試合前に疲れちゃいそうだからほどほどにしてほしいですけど(笑)、そこがまたナダル君らしくていいですね。

おとといのルビ戦では確かにすごい速いショットやリターンが随所にみられましたね。今日もあんな感じで積極的に攻撃していって欲しいと思います。
2006/06/11(日) 06:52:55 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
負けない二人と書きたかった
↑またパソが勝手にクリックしてコメント途中で投稿されてしまいました・・・

ロジャーもラファも取りこぼしがありませんよね。
ナルに攻め込まれても第二セットを取ってしまう王者の実力に驚きです。
あれだけ騒がれていてもしっかり決勝に残る二人って計り知れない精神力の持ち主だわ~
明日の決勝がとても楽しみです。
2006/06/10(土) 22:45:09 | URL | アイリーン #-[ 編集]
負けない
さっちさん、ラファ決勝進出おめでとうございます。
昨年よりも速いフラットドライブ気味のボールとグリグリスピンの使い分けが更に上手さを増してきたように思います。
何やらロッカー室でも気合入れまくりで叫んでいるっていうのは本当なんでしょうか?
(想像できるから真実かもしれない)
2006/06/10(土) 22:39:29 | URL | アイリーン #-[ 編集]
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