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栄光、挫折、そして復活
2006年08月20日 (日) | 編集 |
Western & Southern Financial Group Masters

準決勝

Juan Carlos Ferrero(ESP) 6-3 6-4 ⑦Tommy Robredo(ESP)

強いフェレロが戻ってきました!2002年のスペイン対決ではモヤちんに敗れていたフェレロ、今日のスペイン対決は、見事にストレート勝利。そして久々、ほんっとうに久々にマスターズシリーズの決勝にすすむことになりました。

「彼をかつてNo.1に導いたプレー」との言葉どおり、今日のフェレロはまさに2003年を彷彿とさせる力強さがありました。世界7位のロブレド君相手に終始攻め続け、試合を優位に支配していました。これで、6位のジェームス君、2位のナダル君に続き、1週間で3人のトップ10選手に勝ったということになる。そして、決勝進出は去年のウィーン以来。TMSに限れば、2003年のマドリッド以来。えーそんなに前なのか。いつもは感情を出さない彼が、試合が終わった後雄たけびを上げていたその姿が、ブランクの長さを物語っていたように思う。

とはいっても、最初にサービスブレイクに成功したのはロブレド君のほうでした。第3ゲームでいきなりブレイク成功。しかしその後のゲームがまずかった。度重なるデュースの末、フェレロにすぐにブレイクバックされてしまいました。あのゲームは、今から考えればこの試合を左右する大きな鍵となりましたね。あれをロブレド君がとっていたら、流れは全く違っていたものになっていたでしょう。フェレロがあそこでずるずるとられていなかったことが、逆転につながった。

前のナダル戦でフォアハンドがよかったと話していたフェレロ、今日もそのフォアがすばらしかった。とにかく攻めが早いし、深さ、コースもバッチリ。そしてただ強く打つだけでなく、早いタイミングで攻めるときは回転を少なくしてフラットで叩き、アングルに打つときはスピンをかけてうまく沈め、その使い分けもタイミングがどんぴしゃり、ていう感じだったように思います。すごく調子が上がっているのを感じました。ロブレド君も得意のフットワークで懸命にしのいでいたけども、今日はフェレロのショットのほうが上でしたね。そしてロブレド君は無理をしたのか、足を痛めてしまったようです。それほど今日はフェレロのショットが冴えていたということでしょう。

「走り続けるのはきつくなるということが、わかっていた。だから、よりハードヒットして攻撃していったんだ。それがいつもよりミスが多くでてしまった」。

ちなみに最近ははちまきスタイルが流行ってんですかね。2人ともそうでしたね。フェレロのはちまきスタイルはすっかりおなじみになったけども…私はやっぱ何もしないほうがかっこいいと思うのだが…ティムみたいに、頭に何もつけないほうが映えるような気も…以前のイメージがあるからなのかな。でも本人は気に入ってるみたいですね。そしてロブレド君は、…ずいぶん髪が伸びましたね。ん~でも、長髪があまり似合っていないような…髪切ったほうがいいんではないかな…ん~。短髪のほうがかっこいいと思いますが。結構ロブレド君の風貌って好きなタイプなんだよねー。2人とも、スペインの中ではクール系ですよね。

「勝てるという自信はあったけど、ストレートでとは思わなかった」。ハンブルグですでに優勝し、ランキングもぐんぐん上がっているロブレド君相手に、厳しい試合も覚悟していたようです。しかし本人も予想できないほど、フェレロ自身が強かった。

「とてもアグレッシブにプレーできたし、ミスも少なかった。それがとても重要なところだ。」。今週を通じて、サーブでたくさんポイントがとれていると自らを分析しています。たしかに、フェレロは攻撃してたからミスもあったけども、決めに行ったショットでのミスだったからそれほど問題にはならなかったんじゃないかな。それに比べると、ロブレド君は、決めにいくわけじゃないなんでもないショットのミスが比較的多かったような気がする。フィジカルも大きく影響した。

「No.1にいた頃と同じレベルのプレーができているように思う。」
「コートでとてもリラックスできている。ポイントをとるために、あまり考えすぎないでいけている」。

ハードコートでは、攻めたほうが勝つ。今日は、明らかにフェレロのほうが攻めていた。攻撃は最大の防御なり。フェレロ、見事な攻撃でした。


⑨Andy Roddick(USA) 6-3 6-3 ⑬Fernando Gonzalez(CHI)

先に決勝進出を決めていたフェレロは、2003年の全米決勝で、アンディと対戦した。「とても大きな思い出だよ」。当時のことは、もちろん彼の心の中に今でも鮮明に刻み込まれている。「彼のサーブは、信じられないものだった」。

あの戦いが、今また再現されようとしています。

今日のアンディは、こちらもフェレロ同様、2003年の強さを彷彿とさせるあのアンディそのまんまでした。サーブが力強いアンディが戻ってきました。サーブでリズムを作って、サービスゲームを優位に進めて、リターンゲームでプレッシャーをかける。しかし今日のアンディはもっとすごかった。いきなり最初のリターンゲームでいきなりブレイクしちゃうんだもん。

それに、今日のアンディはストロークが安定している!しかもミスがあまりない。サーブも好調。どどどどうした?いつものアンディじゃない!(笑)。…いやいや、これが本来のアンディなんだよね、ほんとは。今までがあまりにも普通じゃないのが続いてたから、それが普通になっちゃっていただけで…。

アンディといえば、サーブばかりが注目されるけども、やはりアンディにとってサーブは命綱だ。それは、スピードやエースの数といった表面的なことだけではない。サーブで優位に立ち、サービスゲームを確実にキープしていくことで、試合のリズムを形作る。そしてサービスゲームの充実がリターンゲームで相手にプレッシャーをかけることができる。そうすると、相手はプレーが硬くなり、逆にアンディはストロークものびのびプレーできるから、いつもは入らないきわどいショットも入る。余裕ができると、コースやタイミングが読めるし、相手の裏をかくこともできる。サーブの出来が、すべてのプレーにつながっている。だからこそアンディにとってサーブは命綱だ。アンディのサーブは、その目に見える威力以上に、目に見えない威力を持って相手におそいかかかる。

今日も、ストロークではゴンちゃんに攻められたり抜かれたりした部分もたくさんありましたが、サービスゲームで先行されても、サーブの力で切り抜けられた。そしてそれが、リターンゲームでも目に見えない力をアンディに与えていたように思う。

「彼(アンディ)のサーブはとてもよかった。僕に何もさせてくれなかった」。

でもゴンちゃんも、決して悪いプレーじゃなかったね。ネットプレーやサーブ&ボレーも随所にみられていたし。やはりまだ恐いという気持ちはあるのかな。もしそうだとしても、徐々にでも克服していって欲しい。ストロークでも、強打強打じゃなく、ゆるいボールでアンディを振ったり、アングルのすばらしいパッシングショットもあったし、スライスでうまくかわしてしのぐ場面もみられたし。そういうのを混ぜると余計、あのガチンコフォアが生きてくるよね~。やはりあの強烈フォアは見ていて気持ちよい。

今日はステファンキさんも来ていましたね。トロントのときはもっと柔和なイメージがあったけど今日はちょっと厳しい顔つきでしたかね。あのときは、相手がロジェ君だったから、挑戦者の心積もりで、負けてもともと~♪という…んなこたぁないさあな…。でも、今日は、勝って欲しいという気持ちはずっと強かったでしょう。そうなると、結果を期待するぶん当然表情は厳しくなる。ギルバートさんとはちょっと雰囲気違いますね。ギルバートさんは明るい感じのキャラだけども、ステファンキさんはなかなか厳しい感じで、対照的な雰囲気もありますね。ギルバートさんやトニーローチと並んでコーチ編要注目キャラになりそうである。(私の中ではウィンブルドンのもぐもぐローチがもう大ヒット中)

ゴンちゃん、最後はラケット折っちゃったけども、すごくがんばっていたと思う。トロントもよかったし。アンディを応援してたけども、ゴンちゃんが勝ってもきっとうれしく思えたと思う。ルビ同様、マスターズシリーズ初優勝をする日を、心待ちにしているよ。

そしてアンディ、です!!やったーこれで久々のTMS決勝~。シンシナティはやけに強いですね。4年連続で準決勝進出。去年決勝に行ってたから、ここで早く負けちゃうとまたランキング下がっちまう~と、か~な~り~心配でしたが。これで去年のポイントを守れました。そして今年はその上をいける可能性もある。相手は、ロジェ君、ではない。

その決勝の相手がフェレロというのが、またドラマを感じさせる。人生はまさに筋書きのないドラマ、だね。

数日前にコナーズが言っていた言葉が、今また蘇る。

「成功を収めた多くのアスリートは、その後挫折を味わい、自信を失ってしまうものだ」。

フェレロ、そしてアンディ。2003年、まさに今のロジェ君とナダル君状態で頂点でしのぎを削りあっていた2人は、その後大きな挫折を味わうこととなる。

「この6ヶ月、自分の形を作れなかった。」。去年の秋以来タイトルに見放されているアンディにとって、苦難の連続が続きました。「でも、僕がもう終わりだと多くの人が言っているのは、とてもびっくりした」。トップになればなるほど、メディアもファンも、要求が厳しくなる。「ワン・スラム・ワンダー」という言葉がいつもアンディについてまわりました。

フェレロはもっと辛かった。2003年頂点に上り詰めた後は、怪我と病気に悩まされ、ランキングは98位まで落ちた。その後も、なかなか勝てない時期が続いた。2003年以来、こちらもタイトルに見放されている。

「一生懸命やって結果が出ないのは、つらいものだ」。「もうだめかもしれないと思うようになる」。

一度栄光を味わっただけに、挫折の味は辛い。しかしその辛さが彼らをさらに大きく人間的に成長させる。明日は、アンディもフェレロも、若かりしあの頃とはまた違う強さをみせてくれるんじゃないかな。これは期待せずにはいられませぬ!私は…とりあえずやっぱアンディよりで…(^^;)…でも久々にフェレロに優勝して欲しい気もする…ううでもやっぱアンディの優勝もみたい(笑)。いずれにしても、いい戦いになりそうですね。2人とも、がんばれ!

Ferrero in First Final Since 2003(W&F official site)
Roddick powers into finals(AP)
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コメント
この記事へのコメント
フェレロ大健闘
>アイリーンさん

フェレロは決勝は残念でしたが、でも間違いなく今週のGreatest Gainer賞をあげたい(←意味不明)大活躍でしたね。しかしアンディも復活していたのが不運だったというか…(笑)。

やはりフェレロはフォアがとても強いなあという感じがしました。ロブレド君相手でも負ける感じがしませんでした。ナダル戦も見事な勝利でしたしね。しかもガオラでウィナーズサインまで見れましたし。全米はドローも気になりますが、この決勝進出できっとまたひとまわり強くなっていくのじゃないでしょうか。楽しみですね。

アンディの復活もとてもうれしかったです。あとは、王者戦…あるいはナダル戦…全米で勝ち上がって2人のどちらか(両方?)とあたるのを期待しています。
2006/08/21(月) 20:24:43 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
いよいよ
あやさん、こんばんは。
フェレロファンのみんなが待っていた強いフォアの復活です。
ファーストセット、ロブレドからブレークバックしたあのゲームを見て、今年の悪いパターンからようやく抜け出せたんだなと。
なにしろ気迫が違います!
フォアもただ強く打つだけではなく、コースとスピードの変化のバリエーションをうまく使っていますよね。
ボディに打たれたサーブにもうまく対応できていました。

決勝の相手がアンディになって、これも待ってましたって感じです。
弾丸サーブと力強さがもどりましたね。
二人とも大人になったいい表情をしていました。

>「成功を収めた多くのアスリートは、その後挫折を味わい、自信を失ってしまうものだ」
そうなんですよね。
一度高い所にいることが当たり前になってしまうと、途方もなく自信を失ってしまうのでしょう。
二人とも技術的なことよりも精神的な面が大きく左右しているのでしょう。

もちろん、私はフェレロ君ファンなので彼の優勝を強く強く願っています。
雄たけびを聞きたい~♪
2006/08/20(日) 21:54:53 | URL | アイリーン #-[ 編集]
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