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白雪姫の娘
2006年09月01日 (金) | 編集 |
なにかと紛争が多い東ヨーロッパの国々。特にボスニア・ヘルツエゴビナやクロアチア、セルビア・モンテネグロなどの国はいろいろと事情が複雑のようで、日本にいる私にはあまりよくわかりませんが。しかしこの地域の選手はテニス界で活躍しているのでだいぶ知るようになりました。セルビア・モンテネグロのこの3人も、去年から今年にかけて大きく成長して力を伸ばしてきていますね。今日はその3人の話題から。

⑲Jelena Jankovic(SCG) 6-2 6-3 Kirsten Flipkens(BEL)

セルビア・モンテネグロといえば、今年6月にモンテネグロが独立を宣言し、セルビアも独立しました。継承としてはセルビアが、セルビア・モンテネグロの継承国家となるそうな。なんかわかりづらいけども、モンテネグロが 分離して別の国家を作る、ということなのかな。だから、この国の人たちは、いずれは、セルビアか、モンテネグロか、どちらの国に属すことになるのか決めないといけない。

今はフロリダに住んでいるというヤンコビッチは、お父さんがモンテネグロ、お母さんがセルビアの地域出身だそうです。ありゃ。それはどちらにするか決めるのは難しそうだ。こういうときは家長である父親のほうの地域に属するのかなとも思えるけども、この地域での父親の権威がどれくらいのなかわからないし、お母さんの気持ちを考えると、複雑で難しい問題といえます。

「両親が決めるわ」。ヤンコビッチは言ってますが。でもこういうことこそ、自分で決めなくちゃいけないんじゃないかなという気もしますが。両親の意見をよく聞いて、最後は自分で、決める。そうすれば、お父さんも、お母さんも、納得してくれるんじゃないかな。

そんなヤンコビッチですが、子供時代はベオグラードで育ちました。プロの選手になることなど全く考えてなかったといいます。当時はピアノを弾くことのほうに夢中になっていたという彼女ですが、9才からテニスをはじめるようになりました。その理由は、もちろん兄がテニスをやっていたからということもあるんでしょうが、もっと直接的に彼女のテニスへの動機付けとなった人がいます。それは、モニカ・セレス。

「初めてテレビでセレスを見たときはまだテニスを始めていなかったのよ。彼女の試合を父と一緒に見て、テニスをしようと思ったの、でもプロになるつもりなんてなかったわ。両親は、私が暇を持て余してベオグラードの街を歩きまわって危ない目に遭わないでほしかったみたいね」。

その後紛争が激しくなり、ヤンコビッチはピアノをやめてテニス一本に絞りました。そして2年半後、家族とともにフロリダに移ったということです。その後は、フロリダといえば、やはりここ。ニック・ボロテリーアカデミーでめきめき力をつけて、ITFのジュニアランキングNo.1に輝きました。

しかしヤンコビッチ、今年の初めは、危うく引退しようかというくらいどん底に陥っていたようです。去年の末に韓国で原因不明のウィルスに侵され、苦しみました。

「テニスしたい気分になれなかった。全く練習しなかった。練習しないと、試合でどうプレーしたらいいかもわからなくなる。負け続けるのは本当にいやだった。でももう過ぎ去ったこと。今は健康だし、コートで楽しめてる」。

今年はウィンブルドンで、チャンピオン経験者のビーナスに金星をあげ、このUSオープンシリーズは、ロサンゼルスの大会でセレナを準決勝で破り決勝進出。だんだと結果もついてくるようになっています。今21歳の彼女、これからどこまで伸びてくるか、楽しみですね。

そんなヤンコビッチですが、お母さんの名前がSnezana。英語に訳すと、「Snow White」。つまり、白雪姫の娘、ということになるらしい(笑)。

⑯Ana Ivanovic(SCG) 7-5 6-3 中村藍子
Novak Djokovic 7-6(5) 4-6 6-3 7-6(3) Mardy Fish(USA)

中村藍子ちゃん、年は下だけどもランキングは上、16シードのイバノビッチに敗れました。あ~。やはり力の差が出たか…でも第1セットは、5-5までいったということですね。藍ちゃんお疲れさまでした!

んで、イバノビッチのお話。彼女ももちろんセルビア・モンテネグロの選手。ヤンコビッチより3つほど年下でまだ18才の彼女ですが、育ったのは同じベオグラード。

1999年NATOがベオグラードを襲撃したとき、イバノビッチは12才。当然当時のことをよく覚えています。

「99年のことはよく覚えている。とてもつらい時期だった。国際大会に出場するチャンスがあったんだけど、国の事情があって出国できなかった。でも最初の何ヶ月間はただ爆撃がとても大変だった。」そんな中でも、彼女たちは襲撃の合間を縫って練習するすべを自然と会得していくようになります。

「物騒だったから、私たちは仲間で集まって一緒に練習していたわ、だからあんな時代でもとても楽しかった。」襲撃は早朝にはないそうです。「だいたい午後から始まるのよ。正午すぎから夕方、夜中まで続くの。そして翌朝6時ごろには終わって、襲撃の終わりを告げるサイレンがなってから、7時ごろから練習を始めるのよ」。さらっと言ってるけれど、すごい過酷な話、だよね…。

そういう子供時代をすごしたことで、WTAの過酷なツアーやプレッシャーなどのストレスにも強いのかもしれません。そして、外見でかわいいとかきれいとか騒がれても、決して舞い上がったりしない。ブロンドビューティーのマリアちゃんと比較されてブルネットビューティーともよく言われますが。「共通点は、テニスをしているというところだけ。それ以外は全く違っているし、私は私自身であることに満足しているから。人と同じにされたくはないし、私はただ自分を表現していくことと、テニスをすることだけに集中したい」。

そういえば、よくイバノビッチのことをエキゾチックビューティーとか言いますが、その「エキゾチック」て何?どこから来てんのかい。普通にかわいい、でいいと思うんだがなー。

そして、そのイバノビッチのお友達のジョコビッチ。こちらも勝ちました。あーフィッシュ惜しかったなぁ…ちょっと残念な気もする。

今年のホップマンカップではセルビア・モンテネグロ代表として仲良くプレーしていた2人だけど、国が分裂したらどっちになるのかなあ。お互い違う国になっちゃったら、もう一緒にホップマンカップに出れないねー。ジョコビッチはイギリスに移住するとかしないとかそういう話も一時あって、イギリステニス界が騒然としてましたね。えぇ~まじぃウチにきてくれるのぉ!?て感じのリアクションの激しさにあわててジョコビッチは否定していました。キミがそんなことを軽々しく口にするからだよ…。


(24)Na Li(CHN) 6-0 1-6 6-4 Eleni Danilidou(GRE)
(28)杉山愛 6-7(2) 6-4 6-2 Tathiana Garbin(ITA)

Jiri Novak(CZE) 7-6(3) 3-6 6-4 6-4 Paradorn Srichaphan(THA)

セルビアの次はアジアです。杉山さん勝ちました!第1セットはとられてしまいましたがその後おちついて逆転してくれましたね。よかったよかった。そして次は3回戦、いよいよエナンとの対戦ですね。自力ではやはりエナンが強いとは思いますが、少しでもエナンを苦しめて勝機を見出していってほしいなと思います。

中国のエース、Liも、第2セットは落としましたが、順当に3回戦進出です。

このLiを含め、今回の全米には6人の女子選手が本戦エントリーを決めています。これは、全豪の7人に告ぐ多さだそうです。4年前までは、トップ100に一人もいなかったのに、今はその6人がすべて100位内に入っています。

もともと卓球やバドミントンなどのラケット競技は強かった中国ですが、驚異的な経済成長で生活水準もあがり、所得も増えて、お金のかかるテニスでも競技人口が増えてきたということなのか。

そしてこの中国の躍進の大きな原動力となっているのが、そう、もう2年後にせまった北京オリンピック。「グランドスラムに勝つのと同じくらい重要」とLiが言い切るほど、中国は地元での躍進に力を入れています。

この中国の躍進の始まりも、やはりオリンピック。アテネで中国ペアがダブルスで金メダルを獲得。そして今年はグランドスラムでも、全豪とウィンブルドンで中国ペアが優勝という快挙を成し遂げました。シングルスでもNo.1のLiがベスト8に進出、準々決勝でもキムを大いに苦しめ会場を沸かせました。Liは中国選手過去最高の22位まで上がってますね。そしてとどめは、今年の7月、ドイツを破って初のフェドカップワールドグループ入りを決めました。いやーもうまさに、うなぎのぼりですな。

ただ中国は、社会主義国。プロといっても、すべて自分が自由にできない部分もあるようだ。賞金は一部を協会に渡さないといけないし、ほとんどの選手はナショナルコーチがついていて集団で行動しているようだ。ほかのトップ選手がほとんど単独で移動するのとは、趣がだいぶ違うようですね。以前誰か中国選手が協会ともめていたけれども、あれはどうなったのかな。

でも、モレスモはこう言ってます。「彼らはフィジカルの調整という点で、とてもうまく機能している」。セラピスト、トレーナー、など、健康管理に必要なスタッフを十分にそろえていると、中国スタッフのクオリティーを高く評価しています。

同じアジアだけに中国ばっかり活躍するのはちょっと癪だけども、なにせ人口が多いからなぁ…人材は山ほどあるだろう…。しかしそんな明るい中国テニス界も、男子についてはまだまだ発展途上というか後進国のようだ。中国の男子トップは485位。当然この全米も本戦には一人も進んでいません。このあたりは日本と似たような状況のようです。

そして、アジアでの男子テニス界をひっぱっているといえば、この人。スリ坊ことスリシャパン。1回戦ではアカスソとのフルセットマッチの大熱戦を制しましたが、今日はノバックに敗れてしまいました。1セットはとったんだけどね…。うーん残念。

Aravane Rezai(FR) 7-6(3) 2-6 6-4 Lucie Safarova(CZE)

お次はフランスです。このRezaiという人は全仏ですっかり有名になりましたね。イランからの移民で、お父さんがフランステニス協会と喧嘩している、とか。あのときちらりと読んだ記事の記憶によると、たしかフランスはコーチと選手の間に仲介人みたいな人をおかなくてはいけなくて、直接コーチと選手が契約しちゃいけないらしい。だから、父が直接娘を指導しているということで協会から父親に文句が出たとかなんとか、そんなことが書いてあった。

おかげで彼女は協会からの資金援助を受けられなくなってしまいました。レザイは資金を節約するために、ホテルではなく家族と移動用のバンに寝泊りしているとか。うううなんてかわいそうなんだ。でもこのニューヨークでは、お友達の家に泊まってるみたいですね。よかったよかった。やっぱ車で寝るのはいくらバンとはいえあまり寝心地もよくなさそうだしねえ。

しかしそんな状況にもめげず、彼女はローランギャロスで4回戦進出。そしてこの全米でも、昨日の試合、実力者のサファロバに勝って3回戦進出です。

今96位のレザイですが、ウェアにスポンサーがついてません。そういえばローランギャロスのときも、上下真っ黒な地味なウェア着てたっけ。だから彼女は自分でウェアを買って、ロゴを外して着ているそうです。ただ、シューズもスポンサーがついてなくて、それでウィンブルドンではなかなかプレーに適したシューズが見つけられなくて、滑って怪我をしてしまいました。うううなんてかわいそうなんだ。

その怪我で3週間ほどプレーできませんでしたが、この大会での活躍を見るともう足は大丈夫かな。んで、今回はそのお父さんもお母さんも一緒に来ていないそうだ。「両親はイランのパスポートを持ってて、アメリカにくるためのビザを得るのが難しいのよ。入国は不可能ではないと思うけど、ときどきとても難しくなることがある。」。うううなんてかわいそうなんだ。んで、今回はお兄さんがついてきているそうです。

「父がいなくても兄ともっとうまくやっていけるようがんばる」。うん、がんばれ!

Stanislas Wawrinka(SUI) 6-7(4) 2-6 7-6(4) 6-0 6-1 Robin Soderling(SWE)
Benjamin Becker(GER) 7-6(3) 6-1 6-2 (30)Sebastien Grosjean(FRA)
Marco Chiudinelli(SUI) 3-6 6-3 4-6 6-4 6-3 Feliciano Lopez(ESP)


やったースタン君3回戦進出!2セットダウンからよく逆転勝ちしてくれました。うれしい~。最後はソダーリングが力がなくなってしまったのでしょうか。とにかくうれしいの一言です。よくがんばったよねぇ~すりすり(頭をなでている)。
ということで、次なるスタン君の相手は…ロブレド君かぁぁ~…。強そうだけど勝てない相手じゃない。でも順当ならやっぱロブレド君が勝ちそうだなあ。しかし順当にならない可能性もある。結局何が言いたいのかというと。スタン君が好調でもロブレド君が好調だと勝てねえだ。ロブレド君が絶不調で、スタン君が絶好調なら、いいな…。どうかそうなってくれえ。ロブレド君ごみん。

ベンジャミン・ベッカー…すごい名前だな…ボリスとつけなくてよかったの?ご両親。なんちて。ていうかラストネームが同じということは、まさか親戚?よく知りませんが。ちなみにこのベッカーくん、次アガシとの対戦ですね。今日マルちゃんとの死闘を制したアガシも言ってましたね。「B.ベッカーとの試合が最後にならなければいいね」。名前ばっかり目だって、完全に名前負けしてますな…次のアガシ戦で存在感をアピールしないとね。

おーい!ロペス君…初日ルビにあんなフルセットで勝っておいて今日いきなり負けかよ…ましゃあないけどさ…やはり、大きな番狂わせをした直後というのは、もろい…。ところで、勝ったこの選手は、マルコ。…いかないでおかあさぁ~ん…でもこのマルコはスイス人のようだ。おおスイスか。初めてきく名前ですね。マルちゃん2号と名づけようかな。

あーあと今日はヒンギスが負けちゃったり、セレナがハンチュコワに逆転勝ちしたり、あとなんといってもアガシVSマルちゃん戦がすごかったみたいだけども、もう長くなって疲れちゃったので、今日はこのへんでやめときます。すいませーん。アガシは次もきっと勝つよね、また書く機会はきっとあるだろう。

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