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悩めるラファ
2006年10月29日 (日) | 編集 |
今日は休みで比較的時間があるので、久しぶりに筆をとって(筆とはまた古い)みました。ここではいろんな選手の話をしてきてるけども、今回は久しぶりに(笑)ナダル君特集。そういや最近ナダル君のことあんまり書いてなかったなぁ。春先はあんなにたくさん書いていたのに。…だって…書こうとする前に負けちまうんだもの…。特に最近はね…。

2005年怒涛の快進撃でランキング2位まで上り詰め、王者のライバルとまで称されるようになったナダル君ですが。真価を問われることになったこの2006年の出来は、どうだっただろうか。まだシーズン終了してはいないけども、果たして合格点と言っていいものでしょうか、それとも…。

足の怪我での戦線離脱の時期をはさんでいたにもかかわらず、今年前半は、去年の勢いも持続しており、最強のナダル君が健在でしたね。ドバイでは王者を破って優勝、しかもハードコートでの優勝ということで、去年までのクレースペシャリストというイメージとは、ちょっとひと味違う、新しいナダル君の成長を予感させるものでした。そして、春先のクレーシーズンは、ローランギャロスを含む3回に渡る王者ロジェ君との頂上対決に完全勝利し、クレーキングの座をゆるぎないものにしました。しかし、王者ロジェ君の大記録を阻止する邪魔者(笑)という構図が作用したのかどうかはわかりませんが、注目される人の常として、妬みもまじった批判をあらゆる方面から数多く受けてしまうことにもなりました。

しかしそんな悪いイメージをやや払拭したのがウィンブルドン。まあドローにかなり恵まれたとはいえ(^^;)、まさか決勝までいくとはね…神がかっていたというか、なんというか。そしてクレーと全く違うこの芝のコートで結果を出したということで、ナダル君を好意的に見る人がやや増えていったような気がします。そして、王者とのライバル関係という構図がこのウィンブルドンによって決定的となりました。

…ここまでは、比較的順風満帆、でしたな。しかし、このウィンブルドン直後にあるアクシデントが起こりました。そう、自動車事故。自損で怪我人もなく事故としては大したことはなかったとはいえ、事故は事故。そして、私はその事故のあと何事もなかったかのように釣りに行ったというのがちょっと気になった。そして、このウィンブルドン後の休養が、ちと長すぎるんじゃないかなとも、思っていた。

そして夏のハードコートシーズン以降は、あんまりいい成果を挙げることができませんでしたね。初戦敗退こそないものの、優勝どころか決勝進出も、一度もありません。全米はがんばって去年より上のベスト8には残りましたが、やはり決勝にすすむことはできなかった。先日のマドリッドでも、地元の大声援におされながらストレート負け。タイトルは、ローランギャロス以降はひとつもありません。

彼の選手生活の中で、やはり大きなポイントになっているのが、「怪我」。

サーブなどの攻撃力が弱く、フットワークとショットの変化で徐々に相手を追い詰めていくその守備的なプレースタイルは身体的負担が大きく体を壊すリスクが高いと、以前から多くの人が指摘していました。そして人々の予感は的中しました。

選手生命を揺るがすほどではなかったにしろ、マスターズカップと全豪を欠場するほどだから大きな怪我といってよいでしょう。去年の輝かしい数々の大きな勲章とひきかえに苦しんだ膝の怪我が、今年になって治った後も、身体的に精神的に彼のプレーに大きく影響しています。

「大きな怪我をした後最初の年だから、慎重になっている。」
「今は元気だけど、去年みたいな怪我をしたら、ずっとそのことが心に残ってしまう、そして用心深くなってしまうんだ」。

スタッフも神経を尖らせています。
「彼はすぐれた才能に恵まれているけど、17才のときのようにはプレーできないよ。」(スペインのチームドクター)
「慎重にことを運んでいかなくちゃならない。そのことでずいぶん悩むんだ」。(コーチのトニおじさん)

慎重には慎重を重ね、今年は去年の二の舞をすまいと出場大会数をぐっと少なくしているものの。しかし、そのことでトニおじさんには新たな悩みも出てきてしまいました。

「プレーするのが少なくなると、同じリズムを保つことが難しくなる。」

いわゆるジレンマですね。たくさんやりすぎると体を酷使して怪我をしてしまう。でもあんまりやらなさすぎると体がなまってしまいキレがなくなってしまう。そこのところをどうバランスをとってうまくやっていくか。とても難しいところだと思う。

「プレースタイルを変えるべきだ」。これもナダル君に対して多くの人が言っていることです。攻撃的なショットを増やし、早く攻撃し、サーブを強化し、ポイント間を短くすることで省エネにつなげる。

まあ理論的にはもちろんそうですがね。口で言う、手で書くのは簡単なことだ。それを実行するのは本当に難しい。特に、子供のころから慣れ親しんだスタイルを変えるなんて、容易なことではない。でも、それでもやらなくちゃいけない。これから先10年以上この世界でやっていくためならば。根気と、忍耐が、必要だ。ま、そこらへんは、ナダル君お得意の分野だから、大丈夫だよね(笑)。

今年後半の不調については、ナダル君自身は疲れが原因と語っている。

「前半にたくさん試合をしたからね。体が疲れてしまったんだ。精神的にも…すごく大変だった。でも、今はいいプレーができてると思うよ」。

私は、どちらかというと精神的な疲労のほうが大きいのではないかと思う。今年は、最初ちょっと休んでたし、出場大会も、南米のクレーとかも出てないし去年よりずっと少なかったからね。去年は一心不乱に走り続けるだけでよかった。しかし、怪我をして、自分を振り返る時間ができて、そして復帰すれば世界のNo.2として周りからは注目の的。王者ロジェ君との対決ばかり言われて、クレーシーズンでは連勝記録のプレッシャーもあっただろう。そして連勝に対する妬みとしか思えないものも含んだ様々な批判ややっかみを選手内からも言われてしまうし、ありもしない薬物使用の噂まで経つ始末。出る杭は打たれるをまさに地で行くその様は、正直見るに耐えませんでした。

今はみんながナダルナダル言ってるけど、逆に私は冷めた気分になっている。もちろん好きな気持ちは前と少しも変わりはない。でも、今年の8月以降の成績は、決してスランプなのではなく、これが妥当なものなんじゃないかな?クレーでは確かにすごいかもしんないけど、他のコートでは、こんなもんなんかなーと。もちろん勝ってほしいけども、まだまだの部分もいっぱいあるし、逆に言うと、これからもっと成長してくれる伸び幅はたくさんあるはずだ。完成されてない今あまり結果が出すぎるよりも、苦しむ時期もあっていいと思う。もちろんクレーではもう完璧だと思うけど。全米のときも、サーブなどの点で進化を強く感じたし。まだ20才なったばっかりだし、焦らず怠らず、の精神で結果を急がずじっくり精進していってほしいと思う。

来週のパリはとりあえずシーズン最終戦。最後を締めくくるにふさわしいすばらしい戦いをみせておくれ。そして、絶対に怪我しませんように。あ~トニおじさんが慎重になるのわかるわ~。もう結果とかどーでもいいもんね。そのこと考えると。

Nadal Plays Less, Alters Style to Prevent Injuries(Bloomberg.com)
Struggling Nadal blames fatigue for slide(AP)
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コメント
この記事へのコメント
TMC決定
最近家を留守にしていたので、返答が遅くなってしまってすみません

>グロージャン大好き!さん

お久しぶりですv-290。大学生か…いいですなあ~私にもそんな日々があったのう(遠い目)。

私も、ちょっとだけレイトンと経歴が似てるかな?と思ったりするときがあります。レイトンが同世代のロジェ君に追い抜かれてしまったように、ナダル君もそのうちガスケ君などに…?までもガスケ君の実力は十分なので、そうなっても驚くことではないですが。

プレースタイルって人さまざまですね。顔がひとりひとり違うように、いろんなやり方があるだろうから、これが正しい!というものはないんだろうと思います。結果がでるとそれが正しいように思われがちですが…。ナダル君の武器はなんといっても左ききの強烈なスピンとフットワークですよね。私も、ナダル君は一発の強さよりじわじわ相手を追い込む頭脳的な戦略が一番強いところなんだと思いますが、やはり怪我してしまうと元も子もないので、難しいとおもいますがなんとか活路を見出していって欲しいと思います。マスターズカップ欠場とかいう噂もたってますが…出場してくれることを祈ってます..

>ゴランさん

昨日のハースの敗退でジェームス君のTMC出場が決まりましたね。ハースは最後の終わり方が残念でしたが、ドミニクのガオラってちょっと意外で新鮮ですね。

ナダル君は優勝どころか、出場も怪しいという風の噂がありますね…心配です…といっても去年と違って心の準備はできてますが(笑)いやそれでもやっぱ欠場はいやですねえ。

プロだとどうしても結果が重視されるから、王者のフィジカルよりナルの初ビッグタイトル、というほうに目が向いてしまうんだと思います。それが昔からのライバルのナルバンディアンだったから余計に、王者に対抗する選手の出現を待ち望んでいたメディアの格好の話題になった、というところなんでしょうか。でも、今年になってナルは未だにGS、TMSと大きなタイトルに恵まれず、逆にロジェ君はますます進化して去年以上の成績を出した…そこらへんに、答えが出ているような気もします。本当に大切なものを見極め、伝えるというのは難しいものですね。

ロブレド君の活躍は私も正直予想してませんでした!(笑)マリオ君が次点になってしまって残念だけども、ま、欠場者が出るかもしんないし…う。
選ばれたからにはロブレド君にはがんばって上位選手を苦しめてもらいたいですね。昨日のロブレド君がナダル君みたいに走り回っていたのがなんかスペイン人らしいなあと思いました。

2006/11/05(日) 10:10:15 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
TMCに向けて
TMC出場に向けて、いい戦いが続いてますね。残りの枠をブレーク、アンチッチ、ハースの3人で争うということで、どの選手にも出て欲しい!っていうのが本音です。
ブレークはいろいろな過去があったし、ナダルとの対決は見てみたいし、アンチッチもあのビッグサーブはきっと有効でしょうし、ハースの豪快なテニスも見てみたい、ああ悩みます。

ロブレドなんで君は勝ってしまうんだ!(多分上海では活躍できないと思うので)って思ってしまいました、ゴメン!ロブレド。
ナダルは今年出れるのでしょうか?
さっちさんの書いてる通り、ウインブルドン後はぱっとした活躍はなく、フェデラーはかなり遠い先にいて、グロージャンさん指摘の通り大きな分岐点に来ている気がします。
今年のメンバーのTMCで優勝ということになると、新しいナダルが見れるような気がしますが、ちょっと難しい気がします。
(ロディック、ルビチッチには苦戦するでしょうね)

それはそうと是非、全員が健康な状態で出て欲しいと思います。
去年は本当にフェデラーを応援しました。
あんな不自然な動きのフェデラーは見たことなかったです。
そのことをあまりGAORAはなぜ話さないのでしょう。
体調が悪いのも含めてテニスなんでしょうけど、自分の体調よりも大会のことを考えて、責任感を持って出場したフェデラーと、勝つことで必死で動けないフェデラーの弱点のドロップショットを連発して勝つことだけに必死なナルとでは、格が違うんだなと寂しく思いました。

ナダルにはテニス以外の面でそんなフェデラーを追いかける存在になって欲しいですが、ベルディッヒの件を含めてまだ難しそうですね。
でも、彼は若いですしこれからに期待しています。
テニスの壁を超えた存在としての役割、フェデラーの精神を引き継げる人が出てきて欲しいですね。
(ロディックはそういう意味では本当にいい人なんだろうなって思います)

2006/11/03(金) 12:31:02 | URL | ゴラン #-[ 編集]
お久しぶりですねぇ。大学の方も落ち着いてきました。まぁそれはおいといて…
パリは今年も上位選手の欠場が相次いでいますね。去年もフェデラー、ナダル、ロディック、etc。まるで最近のAIG的な。
ナダルは怪我に泣いてるみたいですね。個人的には何となくヒューイットの経歴と似てきたかなぁって思うんですよね。若くしてGSタイトル取ってトップに登って…
ここからが正念場ですよね。プレイスタイルの変化は必要ですかねぇ?もちろん展開のスピードアップは、頂点に立つためには必要でしょうけど、彼のスタイルはそれそのものが武器だと思うんですよね。フラットに頼るようになると、他の選手に負けちゃいそうな。フラットならもっと上手い人がいくらでもいそうだし。彼の打球は追いつかれるけど、破壊力抜群のスピンと底知れぬ体力が変わっちゃうのは…
とりあえずマスターズカップ参加できるか心配。
2006/11/02(木) 22:33:30 | URL | グロージャン大好き! #-[ 編集]
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