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前哨戦の意味
2007年01月13日 (土) | 編集 |
いよいよ全豪もドローが発表されて、モードに入ってきましたね~。っていうか早すぎるよやっぱ…まだお正月気分が完全に抜け切ってないうちにもうグランドスラムなんてさ。正直モチベーションがわきづらい(笑)。去年、全豪を2月か3月か、もうちょっと時期を遅くしよう、なんていう話がありましたが、私もそれに賛成です。といっても本当にそうなるかどうか今の時点では全くわかりませんが。

そんな今のテニス界でちょっとした話題になっていることがあります。今日はそのことについて触れてみましょう。

グランドスラム直前ということで、今週の大会は「前哨戦」として各地で行われていますが、その前哨戦というものの意味をあらためて考えさせられるようなことがシドニーで起こっています。

シドニーで第1シードだったナダル君は、チェンナイでダブルスの決勝を戦った後(これもサビエルくんに負けている…)大急ぎでシドニー入りしましたが、飛行機に乗るときから足に違和感があったそうです。試合前もあまり状態がよくなく、「これ以上続けると悪化する」とトレーナーに言われ、断腸の思いでグッチオーネとの1回戦、第1セット終盤でリタイアを決めました。翌週には大事な大事なグランドスラム、しかも去年は怪我で出場できなかった大会だけに、今年はどうしても出場したい。という気持ちは当然のことです。

しかし世の中どうしても意地悪なとらえ方をする人が相変わらずいるようで、「フェイクじゃないのか」「あれくらいで棄権するのか」とかいう見方をしている人がいるのも事実。試合中は、怪我をしていることを感じさせないくらい動きはよかったということで。しかし、「あのタイミングで他に棄権する理由なんてないよ。彼は勝つために来たんだろうし」と、対戦相手グッチオーネはリタイアの正当性を訴えています。

そうはいっても、関係者や地元が皮肉のひとつも言いたくなる気持ちもよくわかります。地元紙「Sydney Morning Herald」によると、シドニーの大会は100年前から開催されている歴史ある大会だそうで、毎年全豪の前哨戦として多くのトッププレーヤーが参加していますが、近年は、

「翌週の月曜からメルボルンパークで始まる今年最初のグランドスラムのため自らの身を守るために欠場する選手であふれかえってしぼんでいる」

んだとか(^^;)。。。。今年もやはり、欠場、棄権者が後を絶ちません。地元のレイトンをはじめとして、男子のナダル君のほか、ダビデンコ、スリシャパン、女子でも第1シードになるはずだったエナンをはじめ、ペトロワにクジー(クズネツォワ)、と、優勝を争う目玉選手が次々にいなくなってしまい、関係者は頭を痛めています。まあエナンは全豪も欠場するので今回の問題とはあまり関係ないけども。

そして、そんなうじうじ文句を言う記者たちに平手打ちを食らわしたのが、やはりこの大会を途中棄権したニコちゃんことダビデンコ。1回戦で敗れた後2回戦を棄権した際、こんなに多数の棄権が出ることをどう思うかと聞かれて、言っちゃいました。

「そりゃ小さな大会だからさ。誰もここなんて気にもしないだろう」。

きっつ~い(笑)。さらにニコちゃんは、サーフェスにも問題があると、往復ビンタを食らわせます。全豪の前哨戦として問題がある、と。

「サーフェスもボールも(メルボルンと)同じか似通ってなくちゃならないのに、去年と今年とプレーして、ちょっと違うと感じた」。
「メルボルンはもっと球速が遅いし、ここみたいに飛ばない」。

全豪の前哨戦としては速すぎるということか。全米みたいな感じなのかな?

ちなみにそのニコちゃんのリタイアの理由はやはり故障で、足にもしかしたら疲労骨折があるかもしれないとのこと。近くMRIを撮って、場合によっては全豪の欠場もあり得るそうですが、どうなったのかな。

しかしニコちゃん相変わらずショット同様舌のほうも切れ味鋭いねえ。ちょっとキレがよすぎちゃったらしく、このコメントに対しATPから、大会を侮辱するものだとして、1万ドルの罰金を科せられました。口は災いのもと~♪


ニコちゃんの発言は、前哨戦というものの意味、位置づけをあらためて考えさせられるものになっているのではないかなという気もする。他の選手は、ニコちゃんのように前哨戦をそういう風に、取るに足らない小さなものだと思っているのだろうか??

他のグランドスラムの前哨戦を思い返してみると。全仏は、その前のクレーシーズンが2ヶ月近く長く、大きな大会もたくさんありじっくり調整できる。逆にウィンブルドンは、芝のシーズン自体が1ヶ月と短く前哨戦は2週間しかない。芝というのは超特異的なコートなので、少ない前哨戦はかなり重要視されている。一方の全米前は、USオープンシリーズとして賞金まで作って大々的に派手にやっているけども多くの選手が同時期に行われているクレーに流れてしまっている。

そしてこの全豪。北半球の寒い季節から南半球の猛暑へ。身体も心も切り替えるのが難しい。そしてなんといっても、新年、シーズン序盤。こないだも書いたけど、スタートというのは一番難しいものだと思う。オフの平和ボケの日々から戦う意欲を取り戻し、技術、体力も戦闘モードに持っていく、その準備を短期間で済ませなくてはならない。

前哨戦もシーズンによっていろいろ特色があるし、いろんな見方ができるでしょう。グランドスラムを目標とする選手たちにとって単なる通過点に過ぎないという考えもありかもしれないけども、そのグランドスラムでいい結果を出すための下準備という、大きな意味合いがあると思うし、決して「取るに足りない小さなもの」ではないように思われますが。。

テニスはグランドスラムが絶対的に中心的存在。どんなに他の大会がすばらしくても、がんばっても、グランドスラムにはかなわない。かわいそうだけどもそれはまぎれもない事実。だからそれを優先するのは当たり前だし、身体に不安を抱えているなら前哨戦を棄権、という流れになるのは仕方ない部分もあると思う。

特にそのすぐ前の週にある大会というのは、微妙な存在だ。決勝までいけば前日まで戦うことになるし、その間に身体を痛めるリスクは決してゼロではない。そして怪我の回復には時間がかかる。トップ選手になればなるほど、前哨戦の参加には神経を使うのではなかろうか。トップ選手はグランドスラムでも上まで勝ち残ることが多く、長く厳しい戦いを強いられる。プレッシャーもたくさんかかる。調整は困難を極めるだろう。

だからこそ前哨戦というのは意味があるのだと思う。ニコちゃんが言うように、やはり本チャンのグランドスラムとあまりにかけ離れていては意味がない(シドニーの条件がメルボルンと違うのかは良くわかんないけども)。そしてぶっつけ本番はやや無鉄砲。できれば、いい形で仕上げるためにも前哨戦をいい戦いをしたいとはみんな思ってるはず。ニコちゃんだって、大事だと思ってるからこそ出場したのだろうし、怪我をしたり勝てなかったりうまくいかないとなんとなく何もかもネガティブに考えてしまうこともあるよね。それがついああいう形での失言になってしまった、ということではないかと、私は解釈しています。でも、これからはもうちょっと発言には気をつけましょうね…。

あーなんかまた考えがまとまらなくなってきた…いつもの悪いくせが(^^)。ひとつ言えることは、トップ選手の欠場は下位選手にはプラスに働く。勝ち進めば、自信になるしね。この「自信」が、大きな舞台でものすごい力を発揮するということは、ここでも度々お伝えしてきました。前哨戦というのはこういうメンタル的な効果もあるんだよね。今回はグッチオーネあたりが、先週のアデレード共々活躍しているから、楽しみですね。

というわけで、くらい話はこのくらいにして(笑)。肝心の試合結果はどうなったかというと。もうファイナリストが出揃っているみたいですね。全豪直前だから明日土曜だけど決勝やるのかな。明日は、そのシドニーやオークランドの結果をお伝えすることにします!もちろん全豪の展望もそのうちに~。

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