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もう「ゴンゾー」とは呼ばせない
2007年01月27日 (土) | 編集 |
ブルー・ホット・チリ・ゴンザレス

Fernando Gonzalez

@Yahoo!sports


女子の決勝が終わりました。というわけで、順序が逆になってしまいましたが(笑)、前日に行われた男子の準決勝1試合。

⑩Fernando Gonzalez(CHI) 6-1 6-3 6-1 ⑫Tommy Haas(GER)

…ごごごごごんちゃん…つ強ぇ~!ハース相手にこのスコア…今回は競るだろうと思っていたのに、なんなんですかこのスコア…王者といいゴンといい…しかし相手がとれたゲームの数から言えば、こっちのほうが残酷度上?試合時間にしても、あっちが83分で、これが91分。。。しかしこれで決勝はちょっと面白くなりそう…かな…わかんね…。

まさにこの日はゴンちゃんの独壇場だったようですねー。これも試合があまりにも早く終わったので結局見れなかったんですが。ゴンちゃんはウィナーが42でエラーが3…3って、33こじゃなくて、たったの3つ??あのゴンちゃんが?うーん、シンジラレナ~イ。

一番びっくりしてるのは本人みたい。
「今まではエラーが42くらいでウィナーが3だったのにね」。…冗談まで飛び出すイケイケゴン。

ハースは決して出来が悪かったわけではありません。
「いいテニスは出来ていたと思うよ。何か違うことをしようと何度も試みたけど、そのたびに彼は答えを返してきた。ストレスがたまる一方だったよ。彼には脱帽だ。あまりにもよすぎた。僕はどうすることもできなかった。」

しかも第1セットはエラー0だったって。ひょぇ~どうしたのゴンちゃん?最初からゴンちゃんが11ゲーム連続ポイント。てことは…2-0になってさらに40-0か0-40だったわけか。スタートからどんどんいったということですな。

「ネットプレーもたくさんゲームの中でできている。そして後ろでチャンスを待つことも、今はずっと長くできるようになった」。

********************************

ゴンちゃんはよく「gonzo」といわれています。gonzoとは、もともとイタリア語で「馬鹿」を意味するもので、言ってみれば、ちょっとクレイジーで、予測できない、野生的な人物、という意味合いがあるようです。

ゴンちゃんが去年、ステファンキさんにコーチの依頼の電話をしたときの、ステファンキさんの最初の言葉はこんなものだったという。
「間違い電話じゃないよね、これ?」

それまで顔を見たことは多少あったものの、ゴンとステファンキさんはまともに話をしたことがありませんでした。もちろんステファンキさんはゴンのテニスを遠くから見ていたし知っていました。弱いバック、爆発力のあるサーブ、そして誰よりもすばらしいフォアハンド。

「だから僕は最初にこう彼に言ったんだ。”フェルナンド、僕が誰かわかるかい?”」
もちろんゴンはよく知っていました。母国の大先輩リオス、カフェルニコフ、マッケンロー、3人のNO.1プレーヤーを育て上げた人です。そしてティム・ヘンマンの指導もかつてはしていました。典型的なアメリカ人気質の、闘争心あふれたこの人は、選手としての才能はなかったものの、継父であるNHLの名選手、John Brodieからコーチ学の多くを吸収し名選手を数多く育ててきました。激しい中にも実務的で、洞察にすぐれ、技術と戦略を巧みに駆使し、形而上学的な要素を成功の多くに求める人だそうです。難しすぎてよくわからん。なんか山本勘助みたいな人だな。

ゴンザレスは、テニス界では名脇役的存在でした。キャラも濃い、顔も濃い、爆発フォアを持つ珍獣王。しかし、優勝には絡まない。ガンガン打って、ウィナーとミスがくっきりわかれ、やがて崩れていく。そんな今の自分から脱皮したかった。リオスのようになりたい。もうgonzoでいることには飽き飽きしていたのです。

「最初はあまり気乗りがしなかったんだ」。2003年にティム・ヘンマンとの師弟関係を解消し、地元のサンディエゴに戻っていたステファンキさん。3人の子供の教育に専念したかったからです。そして地元の子供たちの育成などをして静かに暮らしていました。「でも、厳しい勝負の世界にまた身を投じたいという気持ちもあった」。

ステファンキさんはゴンに言いました。「私は、君がすばらしいなんて言うつもりはないよ。欠点だってたくさんある。ランキングは高いが、大きなことを何ひとつなしとげていない。まずは、私たちが何を求めていくべきか話し合おう」。

2人の話し合いはクレーシーズンの間中行われました。「フェルナンドはすべて正しいことを言った。私はツアーに戻ることにためらっていたんだけど、確信した。彼は、今やるべきことをしたいと心から思っている、とてもいい青年だ、と」。ゴンの熱意が巨匠を動かしました。そして5月から、2人のコンビが始まりました。

ステファンキさんはゴンのフォアハンドを大変評価していました。
「すばらしい武器を持っている。あれは天性のものだ」。
しかし、バックハンドは別ものでした。
「ボールを見ずにネット(注1)のほうを見てしまう。そうしながら打ってしまうんだ。」

バックを打つ際の身体のバランスとコントロールを重視し、できるだけ上半身のブレを少なくすることを強調して教えました。フォアを打つときは、スピンのかけ方、リリースの仕方、何もかもわかっているのに、バックではそれができない。
「でも彼はバックハンドの改善に本当に熱心に取り組んだよ。」

そしてサーブも、力を入れなくとも有効に打つ方法を覚え、ボレーの技術も磨きます。

しかしゴン改善に一番必要なことは、やはりゲームの組み立てでした。ディフェンスを固めることの重要性、そして、たとえフォアにボールが来たとしても、チャンスがくるまでじっと待つことを彼にたたきこんだのです。

彼の指導は徐々に身を結びます。去年はマスターズシリーズを含め3大会連続で決勝進出。優勝こそならなかったものの、安定した成績を出せるようになりました。「以前の僕は、優勝するか初戦敗退か、ていう感じだった。でも今は違う」。

オフの年末、ゴンは厳しい身体トレーニングに打ち込みます。クリスマスの時期、ステファンキさんはチリへ向かい、ゴンに秘策(注2)を授け、ゴンは約5kg体重を落としました。

そして迎えた全豪。ステファンキさんは、ゴンの新たな成長を目の当たりにします。
3回戦のデルポトロ戦、ゴンは41のエラーを出し、2-1セットダウンに追い込まれました。コートサイドで見ていたステファンキさんは、憤懣やるかたないといった心境でした。
「これじゃ5月に逆戻りじゃないか!」

しかしゴンは耐え、見事に逆転し勝ちあがり、師匠は、試合の中で最も大切なものをこの弟子が身に着けたことを悟りました。
「悪いプレーをする自分自身を叱ることをしなかった」。

「私は常々、選手が乱暴な言葉で自分自身に怒りを投じるのを見てきているが、それは好きじゃない。私はポジティブな人間だからね」。

そしてその後も、ゴンは、自分ではなく、相手を倒し続けています。3回戦のレイトン戦、地元の大声援を向こうに回して一歩も引かなかった。4回戦のジェームスブレイク戦、マッチポイントをとれずサービスブレイクされたときも、あわてなかった。

「以前は、彼はコート上でエキサイトしすぎていた。だから私は、本当に重要な場面、セットをとったとか、そういうとき以外は興奮しすぎるな、と言った。ポイントを取るたびに、フォアでウィナーを取るたびに”バモス!”という必要はない。それでは自分のプランを見失ってしまう。彼は今ずっと落ち着いてプレーするようになった」。

そして迎えたナダル戦。ゴンは完勝しました。
「たまたまの番狂わせではない」。
準決勝のハース戦で、それを証明しました。

「フェルナンドは、本当に賢い青年だ。多くの人は彼が野生的と思っているかもしれないが、全然違う。彼は熟考することのできる人間だ。それがゲームに生かされている」。

明日のロッド・レーバー・アリーナにはもう「gonzo」はいません。ゴン自身がそれを証明してくれることでしょう。

***************************

というわけで。

まあいろいろ書きましたが、こんだけ盛り上げといて、ふたを開ければ結局王者にげきち~ん、…なんてことになりそうな(^^;)…なんせアンディの例があるからねぇ…でもやっぱりついつい期待しちゃうんだよねぇ~。あぁゴン勝ってくれないかなあ。やっぱ無理かなあ。…フルセットで王者を撃破!感激してコートに倒れこむゴン…あまりにも非現実的すぎる。ありえん。

だいたいトップ選手が王者に敗れるときのパターンは、
第1セットタイブレークみたいなのですんごく競って超おしい僅差で王者がとる→気落ちして抜け殻になり次はあっさりとられる→最後になって少し頑張るけど時すでに遅し。スコアで言うと7-6(6) 6-0 6-4、みたいな(- -;)具体的すぎるぜ…。

まあ、でも、明日実際にそうなっても別によい。夢を見られるのは今の間だけだからね。そりゃあ王者のほうが絶対的に強いのはわかってる。だからといって、最初から「もう負ける~」て思ってたら、つまんないじゃん。せめて、試合の前だけでも、夢を見るくらい、よいではないか。今しかできないことなんだし。

万俵鉄平も、言っていたよ。

「夢を見ることができなければ、未来を変えることなど出来ません!!!」

…by 木村拓哉@華麗なる一族。

とりあえず、6-○ 6-△ 6-□、みたいなのはお願いだからやめてね…せめて1セットでいいから5ゲームとってくれ(望み低すぎ)。ゴン頼むよ!今日はいい夢見れるといいな~。


注1)「tape」と書いてあったのでネットを見たと訳しましたが、違っているかもしれません。グリップテープのことかな?わからん…すいません。
注2)「two-on-one workouts」と書かれてあった。全く意味わからん。


Gonzalez crushes Haas in Australian Open semis; Federer next(Ticker)
He's Got the Gun (Peter Bodo's Tennis World)
オールリベンジ成功(このブログ内の記事)
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コメント
この記事へのコメント
イタリア語だったとは
>のびたさん

私も「gonzo」にそんな意味があるとは知らなくて。ゴンちゃんも知らなかったとみえて、ハース戦の後のインタビュースクリプトで記者の人に逆に質問してました(笑)。んで記者の人があんな風に言っていたというわけで。

コーチによって、選手って大きく変わるんですねー。アンディやマレイ君などもそうだし。2003年にアンディが全米優勝したときも、ギルバートさんがついてましたものね。

ナダル君はトニおじさんがいるからコーチが変わることはないんでしょうけど、こういう人の存在も必要なのかな、なんて最近思ってしまいます。。。

>ゴランさん

そうそう、ロジェ君がウィンブルドンジュニアで優勝したときゴンちゃんが全仏ジュニアで優勝したそうですね。ほとんど同世代だし。当時からロジェ君No.1ではあったそうですが、今ほどの大きな壁ではなかったと思いますが…

今日の決勝、どうなるでしょうねえ。ゴンが健闘するのも、あっさりやられちゃうのも、両方想像してしまいます。(ゴンが勝つのはさすがに想像できない)逆に言うと、ゴンちゃんの強打やスライスを王者がどう攻略するのか、というのも楽しみのひとつですね。

2007/01/28(日) 10:23:03 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
なるほど!
ゴンゾーとはそういう意味だったのですか。
勉強になりました。

ステファンキのことはあまり知らないのですが、今回の記事で勉強になりました。
ギルバートもそうですが、コーチで本当に選手は変わりますねー

確かに王者は大きな壁ですが、楽しい試合を期待しています。
彼だってジュニアの全仏でフェレーロを倒して優勝している実力者ですからね。

ただ、私もさっちさんと同じ予想です(笑)。
王者は百戦錬磨ですからねー
あのゴンのスライスもうまくコントロールすんでしょうね。
2007/01/27(土) 23:49:59 | URL | ゴラン #-[ 編集]
おぉ、明日の楽しみがこれを読んでさらに増しました!
うちの食事時間だってことがちょっと心配なのですが(汗)

>gonzoとは、もともとイタリア語で「馬鹿」を意味するもので・・・
あら、まぁ!
ぜひぜひ違うことを証明して欲しいです。

それにしても、自分改革に成功している人が目立つ大会ですね。
ラファもがんばっているんだろうけど 、ね(フェイドアウト)
2007/01/27(土) 22:37:49 | URL | のびた #T5DPT7Jo[ 編集]
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2007/09/17(月) 16:18:15 | テニスのレビュー
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