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ラウンドロビン方式とは
2007年02月04日 (日) | 編集 |
あーもう週末か。明日は月曜日…せっかくの休日なのに、こんなこと考えちまうなんて、損ですな、全く。先週は寒い日が続きましたが、今日はいい天気♪

ところで、全豪の興奮がすっかり冷めてしまった(笑)今日このごろですが、今週ももちろん!各地で大会が行われてますね。女子では東京でティア1の東レが行われている。もうすぐヒンギスとイバノビッチの決勝だ~楽しみだなあ。マリアちゃんはさすがに全豪の疲れが残っていたのか、無念のリタイアとなってしまいました。これで日本のマスコミがヒンギス寄り寄りになっちゃうかしらん。イバノビッチを知っている人がどれくらいいるんだろう…このブログを見る人なら、当然知ってるはずですが。

しかし今回は男子がメイン。このところ改革が続いているATPですが、その新たな刺客として登場したのが、「ラウンドロビン」方式。それについて今回は詳述してみます。今年から始まったこの制度、すでに1月のアデレードで採用されていましたが、忙しくてほとんど触れることなく終わってしまったので、今週チリとデルレービーチの2大会で採用されているので、いい機会なので書いてみることにします。

ラウンドロビン方式。要するに…マスターズカップ方式、というわけですね、はい。

…要約しすぎか。

まあいってみれば、リーグ戦+トーナメント、ていう感じですかね。

今年のインターナショナルシリーズの13大会に、この方式が採用されている。もちろん試験的に導入、という形で、来年以降ももちろん改善や変更があると思われますが。形は3パターンあるらしい。

①24人方式

本戦出場は24人。それを3人ずつ8つのグループに分けてグループ内で総当り戦を行い、3人の中で一番成績がよかった8人が勝ちあがり、あとはQF以降通常どおりトーナメント方式で戦っていく、というもの。8人のシード選手がそれぞれのグループに振り分けられる。今週のチリの大会がこの方式ですね。これが一番わかりやすいような気がする。

②32人方式

これが一番わかりにくい(笑)。まず16人が対戦して、勝った8人が上位の16人と一緒になって24人になってさっきの①の形で戦っていく、というやりかた。つまり、下位の16人は1回勝たなければ次へ進めないわけで、そこはトーナメントの要素がありますね。しかしそうすると上位16人が楽ですな。今週のデルレービーチがこの方式。

③48人方式

①の拡大版ですな。3人ずつ16の組にわけて総当りやってベスト16を決めて残りはトーナメント制。夏に行われるワシントンの大会のみでこれが採用されている。

各ラウンドグループの勝ちあがりは、3人の中で2勝すれば文句なく勝ち上がり、1勝で並んだ場合は2人ならば直接対決で勝ったほう、3人で並べば獲得セット率、ゲーム率の順で決まる。これもTMSと大体同じですね。ただし、勝ち残りはグループ1人だけなので、TMSみたいに2回同じカードが組まれるという可能性はない。

「入念な調査を重ねて」決定したというATP会長のEtienne de Villiersさん。「このスポーツをよりアピールし、ファンにより楽しんでもらうために導入に踏み切った。 異なる方式を試して来年の参考にしたいと思う。もちろん関係者や選手の中に反対論があるのは事実だ。しかしわれわれは結果を調査し、ファンにとってもっともよいと判断して実行した。どう評論されるかではなく、ファンがどう思うかが、大事なことだ」。

ラウンドロビン方式には大きな特徴がある。

「1回負けても優勝のチャンスがある」。

トーナメント制では絶対にありえない(笑)ことだよね。グループ内の選手は最低2回は試合がる。有力選手、地元の人気選手などが、たとえ1回負けても、まだ試合を見られるチャンスが残っている。それが、ファンや大会側にとってはより楽しめるということは、いえるだろう。実際、デルレーでは1回負けた選手が決勝進出を決めている。

しかし懸念する声もやはりある。

スコットランドのアンディ・マレイ君は、この制度をあまり快く思っていないようだ。
「悪い考えだと思う。今のままで十分うまくいっているのに、余計な物議を醸すようになるだけだ。すでにテニス賭博があるのにこれでますます八百長が増長するようになる」。

総当り戦で誰かが残りの選手に2連勝した場合、残りの選手は敗退が決定的になるから、その2人の試合が消化試合になってしまう恐れがある。

現に先月行われたアデレードの大会で、ある選手がラウンドロビン大会での敗退が決定した後の試合の勝利をお金で売ったという噂が流れているそうだ。当の選手はそんなことは絶対にないと涙ながらに反論したということですが…そういうことを懸念しているのだろう。

一方ナダル君は結構好意的に見ているようだ。

「いい考えだと思うよ。僕らのスポーツにとってまたいい方向へ一歩踏み出したんじゃないかな。好きな選手のプレーがたくさん見られるから、ファンにとっても大会、テレビ局にとっても喜ばしいことなんじゃないかと思う」。

そして全豪で見事な優勝を果たした王者ロジェ君は。彼は今年はラウンドロビン方式が採用されている大会には出場しないそうですが。

「よかったよ。来年この制度がなくなるといいね」。

ありゃりゃ~反対ですか(- -;)…まあギルバートさんの言葉を借りれば、「彼はいままでのやり方でうまくいっているからむやみに変えられたくない」のかもしれませんが。
「選手も好きじゃないと思う。ファンは僕らだけを見に来ているわけじゃないし。」
本来32ドローの大会が24人方式になると出場選手が減ってしまうものね。それは確かにちょっと寂しい気も。

しかし反対という気持ちを持ちながらも、いろいろと新たなことを考え出す会長さんに興味は示しているようだ。
「彼はいろんな疑問点を挙げ、それについて解決策を見出してきた。彼がこれからもどんなことを思いつくのか興味深いね。それは選手側としてもいろいろと気づかされることも多い。僕ら選手の意見を多く取り入れてくれるといいと思う。」

とりあえず王者はあんまラウンドロビンには興味ないみたいね…(^^;)

というわけで。私が勝手に感じたこのラウンドロビンの概要をまとめてみると。

よい点
①1回負けても優勝のチャンスがある(ただし自力優勝の可能性は限りなく低くなるが)
②目当ての選手のプレーが最低2回は見ることができる

悪い点
①消化試合が生じる恐れがある
②試合数が多くなりスケジュール管理が大変
③番狂わせが起こりにくくなりスリルに欠ける
④ノーシード選手が優勝しづらくなる

なんか悪い点のほうが多いな…。
シード選手同士がラウンドロビンで対戦することはないので、下位の選手が勝ちあがるには、シード選手を破ったあとさらにもう1回他の選手に勝たなければ決勝T進出が厳しい。シード選手が2敗する可能性は極めて低いからだ。だから、ノーシード選手がどんどん勢いにのって勝ち進むあの独特の感動とスリルがこのラウンドロビンでは削がれてしまうんじゃないかなあという気もするのだけども。まあシードつくかつかないかで実力でそんなに差があるわけでもないんだけど、ノーシードだと下手したら第1シードのグループに組まれることもあるしね。


まあでもこれもダブルスのルール同様、やってみらんとわからんところもあるよね。来年以降マスターズシリーズにラウンドロビン方式が採用されるかは、今年の大会の出来如何にかかっているということは間違いなかろう。

というわけで、流れよく、今週行われているデルレーとチリの大会を覗いてみましょう。


Movistar Open(チリ・ビーニャデルマール・クレー)

チリで唯一行われるATPの大会。24人方式のラウンドロビンが初めて採用されたのがここ。ラウンドロビンを見てみるとこちらは、順当に決勝Tに進出した8人が2勝ずつしてますね。ノーシードではアンドリエフ君とMartin Vassallo Arguelloが勝ちあがっている。アンドリエフ君は怪我で去年はかなり苦しかったと思いますが、得意のクレーで調子を取り戻してほしいですね。彼がノーシードっていうのもちとシード選手には脅威かも。

この大会が全豪直後だったというのが今年に限っては不運でしたかね。チリの英雄…英雄はマスーだったかな…アイドルだった。チリのアイドルという全豪ファイナリストのゴンちゃんでしたが、全豪決勝を戦った直後ということで疲れも多少、いや多大にあったことでしょう。ラウンドロビンは2勝でQF進出したものの、そのQFでモンタネスにフルセットで敗れてしまいました。たしかに2戦目も1セットとられていたしなあ…いくら珍獣とはいえさすがに疲れはたまっていることだろう…それに勝ったら次は地元対決だったから、モチベーションがわきにくいという面もあったかもしれない。うんよかよか。ゴンちゃんは少し休んだほうがよい。それに来週はデ杯があるしね。地元とはいえ昨年優勝のロシア相手だから、こりゃ大変です。来週に向けて力をためといてください。

そしてゴンがいなけりゃ俺ががんばる!とばかりに頑張っているのが地元のこの人。

準決勝
③Nicolas Massu(CHI) 6-1 6-3 Albert Montanes(ESP)
⑤Luis Horna(PER) 7-5 6-4 Martin Vassallo Arguello(ARG)


チリの英雄マスーことニコちゃん1号が決勝進出。なぜこのニコちゃんが1号なのかというと…別に深い意味はない…最初にニコちゃんと命名したのがマスーだったからです。

今までも相性のよかったモンタネスだし、地元ということでニコちゃん強かったみたいですねー。やはりゾンビ化しているからな…QFではこのニコちゃん、0-6、2-5と大変な状況だったんだけど、7つのマッチポイントをしのいで逆転勝ち。これは相手にしてみればショックでしょうな…しかしお客さんは大喜びですね。

そして英雄ニコちゃんの相手は、ホルナ。ホルナも安定して強いですねー。去年のアカプルコのチャンピオンですね。去年の全米ではナダル君と対戦していいプレーをしていたような記憶がありますが。Martin Vassallo ArguelloはこれがATP準決勝初めてということですが、第1セットは5-4でサービスだったとのこと。しかしそこでキープできず3ゲームホルナに連取されてしまいました。なんか全豪の決勝がかぶるな(笑)。

やはりサービス・フォー・ザ・セットでサーブというのは微妙に気持ちも変化するものだろうしね。普段どおりにやろう、平常心でやろうと思えば思うほどおかしくなってしまう。セットをとりたい、勝ちたいという気持ちを抑えるのは、本当に難しい。人間とは煩悩からは逃れられない…不思議なものです。

ニコちゃんはこのホルナに対して2勝負けなしということですが、明日はどうでしょうか。地元だし声援が後押しすることは間違いないでしょうが。ニコちゃんもデ杯が来週あるからそれにつながるようないい戦いをしてほしいものです。

International Tennis Championships(フロリダ・デルレービーチ/ハード)

続いては32人方式のラウンドロビンが採用されたこの大会です。さすがアメリカの大会だけあって注目度が高く、この大会関連の記事はザグレブとチリを合わせてよりさらにたくさんあるような気がします(笑)。

準決勝
①James Blake(USA) 6-3 7-6(7) ④Benjamin Becker(GER)
③Xabier Malisse(BEL) 6-2 6-2 Vincent Spadea(USA)


ベンジャミンベッカーがいつのまにかシードがついてる…。なんといってもアガシの現役最後の対戦相手になったこのベッカー、ベッカーって書くのなんか抵抗あるなあ。ベンジャミン、てファーストネームで呼ぶのもちょっとなあ…略してベンカー。ん~。

アガシのつるつる後継者、ジェームスブレイクが今日の相手でしたが、さすがに今回はかないませんでした。ジェームス君はこういう大会は強いんだよね…なのに、AMSになるとどうもうまくいかない。去年もAMS準決勝以上はIWの1回だけだったもんなあ。今年はAMSの活躍を期待してますよジェームスさん。

負けてはしまいましたがこのベンカーさん、なんと活躍が認められて、来週行われてるデビスカップに初めて召集されました!おめでとう~。これは選手にとってすごく名誉なことですよね。相手は、一昨年のチャンピオン、クロアチア。そしてホームはドイツ。

ビンスおじちゃんに負けてベンカーさんと入れ替わった格好になってしまったハースですが、心は早くも来週のデ杯に向いているようです。

「これで少し休んで準備したい」。そしてハースの期待は怪我で戦列を離れているキーファーの代役としてこのベンカーさんにも向けられています。おそらく初日のシングルスでルビチッチとの対戦が予想されるこのベンカーさんについて、熱い期待を寄せています。

「彼はルビチッチを破るだけのいいゲームができると思うよ。ベストを尽くせば、僕らにもチャンスがある」。

初めてのデ杯というプレッシャーがこのベンカーさんにのしかかって彼を苦しめることはないだろう、とハースは言います。
「そのことでシャイになるような男じゃないさ。彼はきっと楽しみにしていると思うよ。怖気づいてトイレに45分も座っていた誰かさんとは違うからね」。

…そ、それはダレのことを言っているんでせうか…はは…ははは…。あぁもう一生言われるんだろうなあこれ。

まあでも、あのアガシ戦を切り抜けたベンカーさんだから、確かにその点は大丈夫かもね。でも個人の大会とデ杯とはまた違うからねー。去年のツルちゃんやアカスソの言葉を、私は思い出す。

まあデ杯についてはまた来週じっくり語るとして。タイブレークは惜しかったです。でも、それを勝ちきるジェームスブレイクもまたすごいね。全豪でもジネプリやモヤ戦で魅せてくれましたもんねー。…ゴン戦はまああれだったけども…まああれはゴンちゃんが良かったから仕方ないすか。

そしてこの大会にもゾンビがいた!これはもうナルやニコちゃん以上の完全なゾンビですぞ。なんせ1回負けているのだから。ラウンドロビンではシュトラーに負けてしまいましたが、なんとか勝ち上がってここまできたサビエル・マリーセ。

ラウンドロビンの勝ち上がりは、もちろん一番多く勝った選手だけども、もし2人がタイになったら、TMS同様その2人の直接対決で勝ったほうが生き残る。もし3人が1勝ずつになった場合は、獲得セット率で決まる。サビエル君とシュトラー、Fallaは1勝で並んで、セット率でサビエル君生き残りました。負けたシュトラー戦で1セットとれていたのと、Fallaがシュトラーに勝ったことで首の皮一枚でつながった形です。ちなみにそのほかの7グループは順当に2勝ずつで勝ち上がっています。

サビエル君はほんとこの大会強いねー。これで3年連続決勝進出。その去年の決勝ではハース相手にファイナルタイブレまでいってほんと惜しかったんだよねー。雪辱なりますかサビエル君。

というわけで、決勝はサビエル君VSジェームス君という楽しみなカードとなりました。2人とも今年すでにタイトルを1つ獲得していますから、これが早くも今年2つめということですね。今年なかなか好調の2人の対戦、楽しみですね。ああナダル君も早くまたタイトルとってほしいぜ…。

おっと東レの決勝始まってしまいました。見なくては。それではこのへんで(^ ^)/^^ザブレブもそのうちに。


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コメント
この記事へのコメント
混乱のラウンドロビン
>のびたさん

たしかに24人にすれば32ドローのトーナメントと試合数はあまり変わらないようになるかもしれませんね。しかし今年導入されているのは32人方式が一番多いんですよねー。アデレートは雨で試合の進行が大変だったみたいです。

私は特に賛成でも反対でもなく関係者が話し合って決めてもらえばよいと思ってはいますが、でもやっぱしなんとなく負けが絶対に許されないトーナメントのほうがやっぱスリルがあっておもしろいなあなんて思っちゃいますね。
2007/02/05(月) 22:41:23 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
下世話な話ですが・・・
すっきりまとめていただいたので、
24人方式 がイチバンわかりやすいっていうのがよくわかりました。
本戦ドロー数が少なくなるのは、各選手が最低2試合やることに対するギャランティーのせいかなぁ、とふと思いました。
RRがややこしくなればなるだけ、
そのあたりの計算もややこしくなるんじゃないかな、
ファンには見えない世界だけれどね。
2007/02/04(日) 23:44:34 | URL | のびた #Ijppgy5k[ 編集]
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