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男子テニス界を揺るがす3つの問題
2007年03月26日 (月) | 編集 |
マイアミ大会の真っ最中ですが、水面下で…いや下っていうこともないかな…おおっぴらに(笑)議論されていることがありますね。男子のテニス界、ATPが今大揺れに揺れてます。てまあ大げさに語ることもないんだが。でもこんなに立て続けに話題が出てくることも珍しいので、マイアミの結果をお伝えする前にここでちょっとその3つの話題について記述してみることにした。本当は日曜日に途中まで書いてたんですが最後までいかずに寝てしまって今日のエントリーになってしまいました。

AMSクレー存続の危機?

まずはこれ。グランドスラムに次ぐ大きな大会として位置づけされているAMS、マスターズシリーズは年9回行われていますが、そのうちの2つほどをAMSから降格させようかという動きがある。その2つとは、モンテカルロと、ハンブルグ。

モンテカルロはそのセンターコートが地中海に面しているというすばらしいロケーションに位置しており、試合も過去すばらしい対戦が数多くある。しかしなにぶん収益があまりよくない、というのだ。フレンチオープンの2週間前に行われるハンブルグは、気候も寒くクレーはローランギャロスよりずっと重い。

もともとAMSをひとつ減らそうという考えが最初あったようで、収益の低さからモンテカルロが一番の槍玉に上がっており、ハンブルグもその降格候補になっているらしい。

ATPはこの2大会を、マスターズシリーズから降格し、賞金も200万ドルから50万ドルに格下げしよう、と考えているらしい。一方、北米で行われる4つの大会(インディアンウェルズ、マイアミ、シンシナティ、カナダ)は全く変更なし。ATPはアジアのプロモーションを今後積極的に働きかけていこうとしているようで、おそらくアジアにAMSをひとつ持ってきたいと、考えているのかもしれない。

そのことを知ったクレーコーターは大激怒。クレーを好み、そのATPの計画に反対する60人以上の選手の署名を持って、ナダル君とロブレド君が先週の火曜日にATPのトップとの話し合いを持った。そこには王者ロジェ君の姿もあったという。しかし会議は紛糾し互いの主張は平行線をたどったまま、結局和解には至らなかった、とのこと。あんまり激論になって騒がしくなってしまってロジェ君は一度席を外してしまった、とか。

クレーコーターたちのいい分は、なぜアメリカの大会を削らずにヨーロッパの大会だけが犠牲にならなければいけないのか、ということ。アジア進出は結構だけども、だからといってヨーロッパのクレーのAMS大会を2つも一気に減らすのはいかがなものか、という彼らの気持ちはすごくよくわかります。

モンテカルロはだいたいアメリカ人がちっとも参加しないもんねー。同時期にヒューストンでUSクレーがある、ていうのも影響してるのかもしんないし、アメリカ人があまりクレーにやる気がないっていうのもある。ハンブルグに至っては、ローマの翌週だからますます参加する人は減る。ナダル君は2年連続ローマで5セットフルセットの決勝を戦い抜いて結局ハンブルグは欠場するはめになっている。

このことについて、選手会長のルビチッチは、複雑な心境を語っている。彼もまたヨーロッパの選手で、子供のころからクレーで育っているだけに、苦い思いでいるようだ。
「ATPはヨーロッパ出身の選手がとても多い。だから今回の話はとても喜ばしいことじゃない」。
「別にアメリカやアメリカの大会がいやだというわけじゃない。しかし何かを犠牲にするなら、それがヨーロッパばかりでなぜアメリカが入っていないのか。両方痛みわけが必要だと思う」。

しかしナダル君やロブレド君みたいに全面的に反対、というわけでもない。
「アメリカの大会はテレビ放送、スタジアムの規模、ファンの数が桁違いだ。ヨーロッパの大会はやっぱり小規模だからね。フランスの大会をドイツに宣伝することは、難しい」。

しかしやはり、お金のことだけでモンテカルロというすばらしい大会を削るのはどうかと、ATPに苦言を呈している。
「ATPはカネ稼ぎのことばかり考えるべきじゃないと思う」。

さすがルビチッチ!いよっ選手会長!

私は…う~ん、よくわかりません(- -;)。しかし、ハンブルグは確かに要らないかなあという気もしないでもない。春のアメリカシリーズ、夏のUS、秋のインドアシリーズ、それぞれ2つずつAMSがあって、クレーシーズンだけ3つっていうのもなんだかバランスが…クレーも2つでいいんじゃないかな?少なくともローマとハンブルグ2週連続AMSをやる必要はないんじゃないかな?でもモンテカルロは存続してほしい。あの海に面したコートのロケーションは、本当にすばらしい。モナコという国が持つ独特の雰囲気も好きだし。あそこがAMSじゃなくなっちゃうのは、さみしすぎます。

ATPのAは「America」のA、なんて誰かがうまいこと言ったもんだと思うけど、やはり今のテニス界はアメリカ主導であるのは否めない。大会の数も多いしカネも持ってるし、宣伝も派手だし、なにかとアメリカのやることは規模が違うしね。でも、だからといって何もかもアメリカびいきにするっていうのはどうなのかな。最近のATPは、金儲けとか、注目されるとか、そういうことばっかり考えてる気がする。確かにテニスは世界的にそれほど人気ないかもしれないけど、そんなことより大切なことがあるような気がしますがね。こんなことが続くとデ杯でアメリカ応援したくなくなっちゃうじゃないのさ。



ラウンドロビン、結局廃止

今年からTMC以外のATPの大会で初めて採用されたラウンドロビン方式ですが、開始早々問題噴出でしたね。消化試合が生じて八百長疑惑があったり、リタイア選手が出て勝ちぬけ選手がわかりにくくなったり…。ラスベガスで一気にその悪いところがクローズアップされてしまい、関係者、選手、ファンから総スカンを食らってしまいました。

そして、ATP役員の投票で、結局このラウンドロビンは廃止されることになったそうです。ありゃりゃ。廃止の理由は、第一に、32人の方式がわかりにくい、3人から1人を選ぶやり方が複雑、そしてメディアによる報道やファンにとっても試合結果の解釈が困難になってしまう、そして、これが最も叫ばれていたことであるが、欠場者やリタイアが生じることによって自力優勝、勝ち抜けの道が絶たれてしまうことがある、などが主な理由。特に最後のやつは、おおもめにもめましたから、ね。

「いい経験になったし学ぶべきことも多かった。何事も試してうまいくこともあれば、うまくいかないこともある。これからも男子のプロテニスをもっとよりアピールするためによい方法を考え続けるよ」。

この会長さんは、常に何かを変えよう、変えよう、ということを考えてる人のような気がする。その熱意はすばらしいと思うしもちろん改革することは必要なときもあるけど、変える必要のないことも、いっぱいあるんじゃないかな。テニスをより世界にアピールしたり、それで収益を上げたりすることは大切なことかもしんないけど、もっと大切にすべきところがなおざりにされているところがあるような気がする。でも、今回のラウンドロビンは、やり方次第では定着したかもしれないと思うと、ちょっと残念ですね。でも負けても優勝できる状況っていうのはやはりテニスには必要ない、ということでしょうね。


デビスカップはいつ開催するのがよいのか

最後はこれ。ここ数年スケジュールの過密化とそれに伴う怪我、リタイア、棄権の増加が問題になっているけども、最近デビスカップの日程についての話題をあちこちで見かけますね。今年の初め、ITFに、デビスカップをグランドスラムのすぐ後に開催してほしいという要望書が提出されました。それには、トップ20のうち19人の選手の賛同があったようです。残りの一人って誰なんだ…それはともかく。

以前サフィンが言ってましたよねー。ツアーの途中にデ杯が入るとすごくスケジュール的につらい、と。確かに、アジアツアーの真っ最中にデ杯でアメリカに行かなくちゃ、なんていう事態はちょっと嫌だろうしね。今年の2月も、全豪終わって1週ATPの大会をやってからその後デ杯1回戦だったもんね。ああいうことがあるとやはり選手としてはやりにくそうだ。この要望にはITFの会長さんも結構真剣に考えているらしく、今ATPと交渉中なんだって。

ITFとしても、世界No.1のロジャーフェデラーがデ杯にちっとも(といっても数年前まではフルに参加してましたけど、まあこの1、2年はね)参加しないのを平気でいられるはずがない。選手にもっとデ杯に参加してもらうために、どうしたらいいのか。…ていうか、参加するとかいうのって自然に沸き起こる感情で、参加させるっていうのもへんな言い方だが…。

なんと、デ杯出場したらランキングポイントがもらえるようになる!?てな話まで出てきている。これはどこまで本当なのかよくわからないけども。

私はデビスカップがとても好きだしデ杯に数多くのトップ選手が出ているのを見るのが楽しい。国のために自分の体力やスケジュールを犠牲にしてもすべてを出し切るその姿には、国という存在はの人間の生きるよりどころなんだなあということをひしひしと感じる。だからこそ、選手にとって取り組みやすい環境をぜひ作ってほしい。そのGSの直後っていうのがいいのか悪いのかはわかんないけど、トップ20の19人が賛成っていうことは、やっぱそれが正しいことなんじゃないかなあ。…残りの1人は誰だ…やっぱ気になるな(笑)。


関連記事
Tennis Blog(South-Florida Sun-Sentinel)
ATP to End Round Robin Experimentation(Bob Larson's Tennis News)
Tennis attendance is up but behind the scenes is another tale(USA Today)
Ranking points may be given in Davis Cup(The Times)
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コメント
この記事へのコメント
来週はデビスカップ
>アイリーンさん

ATPは何考えてるんでしょうかねー。今の会長さんはほんと、変えることばっかり考えてる感じですね。でも、アメリカ選手やクレーが好きじゃない選手はそれほど反対でもないんでしょうね。AMSじゃなくなっても大会としては残るでしょうが、そうするとますます参加する人は減りそうですね。どうかモンテカルロには生き残ってほしいです。

2週連続AMSはどう考えても無理があると思うのに、なぜそういうことを変えようとしないんでしょうね。トロントとシンシナティの間は空けてほしいものですね。

今度のデ杯2回戦は「第5のグランドスラム」マイアミ直後ってことでそれほど違和感はないんでしょうが、他のときはツアーの合間にあることが多くて移動などが大変そうですね。このあたりのことは全くの門外漢の私にはあまり語れませんが…。

>のびたさん

私も今朝知りました。びっくりしましたね。がっかりしましたが仕方ないですね。これで心置きなくアメリカ応援できますが、こうなってしまうとやはりナダル君が参加しないのってぽっかり穴が開いちゃったみたいで、とてもさみしいです。
2007/03/28(水) 21:05:04 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
ディビスカップ
いろんな事情があるのでしょうけど今回、ラファがスペインのメンバーに入っていないようですね。
さっちさん、心置きなくアメリカを応援してください!!

そうそう、例のもの届きました。
思っていた以上にはきやすくて、いい感じですね。
アイリーンさん、おすすめありがとう。
デビューはいつにしようかな?ドキドキ
2007/03/28(水) 07:39:02 | URL | のびた #T5DPT7Jo[ 編集]
やめて~
さっちさん、こんばんは。

なんですって、モンテカルロとハンブルグを降格ですって!?
ハングルグは寒くて2週連続ということでなんとなくわかるけど、
あの優雅なモンテカルロを削るって。。。
いつかは行きたいと思っているのに。

選手達とATPの首脳陣の考えがかけ離れていきますね。
ラウンドロビンも結局廃止だし。
最初からもっと考えて運営すべきですよね。

アメリカ中心の世の中、テニス界もかいっe-270
ハンブルグがダメなら、アメリカの2週連続もなくすべきですね。

デ杯の問題もありますね。
グランドスラムの後か、なるほどですね。
選手に負担の少ない形で、なるべくトップ選手も参加できるデ杯にしてほしいですね。
チーム戦のあの雰囲気も好きなので。
2007/03/27(火) 22:07:37 | URL | アイリーン #7NtR3EzI[ 編集]
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