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明日は明日の風が吹く
2007年03月31日 (土) | 編集 |
準決勝

②Justine Henin(BEL) 6-2 6-3 ⑨Anna Chakvetadze(RUS)

エナン、決勝進出!いよいよトップ10に入ろうかという売り出し中のチェクベタゼだけに、今回はエナンも苦しむのでは…と思っていたら。エナンが圧倒したようですね。チェクベタゼは技巧派プレーヤーとしての評価が高く、今日もいろいろ仕掛けていたようですが、ことごとく裏目に出てしまったようです。

「彼女はミスが多かった」。「私は彼女が嫌がるようなプレーをしようと考えた。そして返ってきたボールへの対処もできた。スライスをたくさん使うようにしたのよ」。
若い20歳を余裕で受け止めていたようですね、エナン。やはりこのあたりは、エナンの女王としての風格を感じます。

ところで、エナンはこれが実にキャリア初めてのマイアミ決勝進出。この大会は、今まで最高でも準々決勝までしかすすんでいなかった、とか。へえ。意外です。どうやらこのキービスケーンという島特有の風の多い気候があまり好きでないらしい。それと、お母さんの命日があるので、3月はあまり充実できない、んだそうな。

しかし今年は、これで見事に決勝進出。
「私にとってこれはチャレンジなのよ」。と語るエナン。
「私は今を生きている。過去は関係ない。今この瞬間をもっと楽しまなくちゃ。そして先のことばかり考えたりせず、過去のことも忘れるようにしたい」。

口には出さずとも、その言葉の伏線にはピエールとの離婚のことがあるのは、明らかです。この4ヶ月の間にエナンの身に起こったことは、お母さんの死に次いで辛い出来事でした。

エナンは家族の愛情に恵まれない運命を背負っているのでしょうか。父や兄との対立は修復されることはなく、そしてやさしかった大好きなお母さんは12才のときに天国へ旅立ってしまった。その5年後に、エナンは家を出たのでした。それ以降父や兄とは一切連絡をとっていない、と。亀裂の理由は明らかにはしていません。

そしてピエールと出会い、4年間愛をはぐくみ、2002年に結婚。式に出席したのは、2人のおばさんだけ。父や兄、祖父、叔父、などは一切呼びませんでした。

やっと幸せをつかんだかに思えたエナンでしたが、1年も経たないうちに、ピエールが妻の影となって生きることを受け入れられなくなり始めます。不仲説はときおり流れていましたが、エナンは、1月の離婚まで、決してプライベートなことを語ろうとはしませんでした。

内向的で、人見知りする性格のエナン。同じ国の同じトップスターで、その開放的な性格と明るい笑顔で多くの人から親しまれているキムの存在が、自分の殻を強く守るエナンの姿をより影の深いものにしてしまう。

「自分のプライベートはあくまで守りたい」とエナンは決して譲りません。「いろんなことを知りたがる人はいるけど、これは私の人生、それは尊重してもらわなくては。私にだって、プライベートを守る権利はある。もちろん自分が一般の人と違う公的な人間であるということは、ちゃんと認識している」。

「テニスのことについては語るけど、いったんテニスを離れれば私の人生は個人的なもので、私の中にしまっておきたい。秘密の花園として。それを、テニスプレーヤーだからといって公開しなければいけないのかしら?テニス選手である以前に、私はひとりの人間よ」。

決して胸中を語ろうとしないエナン。しかし押さえ込んだ胸の内の悲しみは計り知れない。あふれる思いが、途切れ途切れに言葉となって出てくる瞬間がある。

家族の愛に恵まれなかったエナンはピエールとの愛を守ろうと必死で努力します。モンテカルロに新婚当時家を構えたのもそのひとつでした。
「いろんな理由があったけど、大きな理由は、普通の生活がしたかったから、あそこを選んだのよ。私には静寂が必要だった。もちろん人は私に気づくけども、誰も私を悩ませることもないし、私の生活に関心を持たない。他の人と同じようにレストランへ行ったり映画を見に行ったりすることができた」。

よくナダル君が、故郷のマヨルカ島では自分は普通の人間として扱ってくれるし特別扱いされないからうれしい、と言っていますね。エナンもそういう場所を求めたのでしょう。しかし最終的には、2人のほころびの原因は他のところにあった。

「ピエールとの別れは彼女の心に大きな穴を開けることになるでしょう」と心配するのは、ベルギーで最初にトップ10入りしたMonamiさん。個人的にもエナンと親交があるという彼女は、2人のキャリアが違いすぎたことが不幸だったと、語る。
「どんなカップルにもバランスが必要なのです。2人はあまりにもアンバランス過ぎた。ピエールは役割をもらえなかった。彼女の周りの人間が彼にそれを与えようとしたけど、うまく機能しなかった。彼は夫としての存在以外なにもなく、役目といったらエナンに水を持っていくことくらいしかなかった」。

トップ選手として活躍する女房を遠くに見つめているしかなかったピエール。しかし彼も最初は努力した。テニスの指導をしたり、飛行機の操縦を学ぼうとしたり。でも居場所を見つけることはできませんでした。「彼は自分自身の人生を、見つけられなかったのよ」。

ステパネクは言っていた。「互いの成績やキャリアが違うとうまくいかなくなるという人がいるけど、僕らは違う」。
しかし、エナンとピエールは、そうではなかった。一般人と有名人のカップル。それが女性が有名人であった場合は、男としてのプライドを守り続けるのは、難しいのかもしれない。

何も語らずツアーに戻ってきたエナンは、雑念を振り払うかのように一心不乱に戦い続けます。復帰戦のパリでは敗れたものの、ドーハ、ドバイで連続優勝し、Double Gulf達成。そして不得意だったこのマイアミでも、勝ち続けています。

よく、仕事に打ち込んで辛いことを忘れようとする、ということはある。しかし今のエナンはそれを真っ向から否定します。
「私はテニスを何かを忘れるための道具として使ったりは決してしない」。
「私はテニスが大好き、だからコートから長く離れていたくないのよ。今まで20年近くやってきたんだから。そしてこれからも、あと少し」。


時の流れは心の傷を癒してくれる。「少し立ち直ってきたように思う」と語るエナン。
「ひとつずつ乗り越えていかなくてはね。それには時間がかかるものだと思う。人生で辛い時期だったけど、たくましくカムバックしたいと思う」。

エナンが今何を考えているか、愛を失ったショックからどう立ち直っていくのか。それはエナン自身の問題であり、周りがどう言っても仕方のないことかもしれません。私はただエナンがコートで叫び、走り、勝利して涙するのを見てうれしく思うだけ。でも、人間の心と体はつながっている。エナンがこの局面を乗り越えて、人間的にまた一回り強くなって、それをコートで見せてくれる、それを楽しみに待っていたい。ローランギャロスで、きっと見せてくれるよね。


⑬Serena Williams(USA) 7-6(4) 6-1 ⑭Shahar Peer(ISR)

そしてもうひとつの準決勝は、セレナが勝ちました!今回は全豪で熱戦を演じたペールとの試合だっただけにどうなることかと思いましたが。やはり第1セットは接戦になったようですね。

序盤は精彩を欠いていたセレナ。「動きが遅かった。ちょっとナーバスになっていたみたい。でも最後はうまく締めることができた」。

ここまで連戦でさすがに疲れが出始めているセレナ。今日も左足が少し痛かったようです。リターンがうまくいかず、バックハンドに苦しんでなかなかブレイクできない。しかし得意のサーブでなんとかゲームをとってペールに食いついていきます。そしてタイブレークでは、やはりサーブの力で上回り4-1とリードしてそのまま逃げ切りました。

「すごく競ったゲームだった。第1セットはどちらにいってもおかしくないものだった。第2セットは残念ながらセレナが走ってしまった。」
苦しい第1セットをものにしたセレナにペールは第2セットついていくことができませんでした。競ったセットを落としたことで気落ちしたのかもしれません。一気にセレナが3-0として流れを決定的にすると、ペールには逆襲の余地がもう残されていませんでした。

ということで、決勝はセレナVSエナン!いやあこれは超超超楽しみ~。これもいつかはガオラで放送されるだろうけど、今見たいんだよなああ。2人の対戦は、2003年のウィンブルドン準決勝以来。それを含めて8回の対戦のうち5回セレナが勝っています。でも私はこの2人の対戦というと、どうしてもフレンチオープンの準決勝を思い出してしまう。

途中からライン判定をめぐってセレナが抗議したことでお客さんが一方的にエナンについてしまったあの試合。グラフVSヒンギスの再現みたいな感じで、とてもいやな思いで見た試合でした。今回は舞台がアメリカだから逆になるかな。そんなことはないか。アメリカのお客さんはあのパリ衆よりはましだろう。それに今度はホークアイがあるから、判定でもめることもないか。…あのホークアイは本当に正しいのかな~。なんだかあまり信用できないが。ま、あまりそういうヘンなところが問題にならず、2人のいいプレーで白熱してほしいですね。セレナも疲れがたまっているようだけど、あと1試合なのでがんばってほしい。もちろんエナンも!2人ともがんばれ~。

準々決勝

Guillermo Canas(ARG) 7-6(5) 6-1 ⑥Tommy Robredo(ESP)
⑦Ivan Ljubicic(CRO) 6-3 7-5 (23)Juan Ignacio Chela(ARG)


男子はまだQFです。カニャス、王者に勝った後はロブレド君も撃破し、ついに準決勝へ。カニャスのガオラは2005年のインディアンウェルズ以来だっけ。私の記憶では。それ以降にあったっけ。よく覚えとらんが…。これもセレナVSペールと似たようなスコアですね。第1セット競った展開になって、とったほうが次突っ走る…逆の展開になって逆転することもあるのにね。

しかし、今回カニャスのプレー見るの久し振りだから楽しみだなー。特に、アンディやルビやゴンちゃんがあんなに何回やってもちっとも勝てない王者にあんなに勝っちゃうカニャス、…どうやったら勝てるのかアンディにこそっと教えてくれい。その秘訣をガオラ見ながら探ってみることにしよう。

そしてルビチッチ、チェラに勝って今年初ガオラ決定!やったあ~!これはうれしいな♪今季調子のよいチェラにブレイクポイントを握られたり苦しい場面もあったようですが、そういうところをサーブで乗り越えるあたりは、さすがルビです。そしてダウンザラインなどストロークも冴え渡っていた様子。

2セット目はリターンゲームでうまくいかずなかなかブレイクできなかったようですが、持ち前のサーブ力でしっかりサービスキープと、やるべきことをやっていたことが後半実りました。第11ゲームで、ついにブレイク成功。ストロークでも、球種やスピードに変化をつけてうまくしのいでいたようです。

というわけで、準決勝は、ルビVSカニャス、ということになりましたね。なかなか王者に勝てないルビに対して、1ヶ月の間に2回も王者に勝っているカニャス…三段論法で言えば(笑)カニャスが強いんだろうけども、相性があるから、そこはわからない。メビウスの法則になる可能性もある。てかそうなってくれ!たのむルビ!

関連記事
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今日の1曲
So Yesterday/Hilary Duff


If you wanna walk out, I'm a step ahead
If you're moving on I'm already gone
If the light is off Then it isn't on

If it's over let it go and Come tomorrow it will seem
So yesterday
So yesterday
I'm just a bird
Thats already flown away

(あなたが立ち去るというのなら、私はとっくに一歩先にいる
あなたが動くというのなら あたしはとっくにいない
明かりが消えてるのなら ついてないってことでしょう

もうおしまいなら 全部忘れて 明日になれば全部
昨日のこと 昨日のことよ
あたしが鳥なら もうとっくに飛び立ってるわ)


(聴いてみる)
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