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七転び八起き
2007年05月08日 (火) | 編集 |
最近テニス界ではスケジュール問題がクローズアップされているけど、その要因となっているのは、怪我。体を酷使する仕事なのだから、当然怪我はつきものだ。でも、怪我を治す間にも時間は刻々と過ぎていく。自分を待ってはくれない。怪我をしてプレーできない間に、成績は下がり、どんどんライバルに追い抜かれていく。そして、怪我が治って立ち上がり、這い上がっていく。その繰り返し。三歩すすんで二歩下がって、…しぃあわっせは~ある~いてこぅないっ♪(by チーター)…それはいいから(- -)。三歩すすんで二歩下がって、また三歩すすんで、二歩さがって…。絶え間なく続いていく道。今日は、そんな怪我からの復活にかける選手たちの特集です。

INTERNAZIONALI BNL D\'ITALIA

1回戦

Gilles Simon(FRA) 6-1 1-6 6-3 ⑩Andy Murray(GBR)

モンテカルロで痛めた背中の怪我もようやく癒え、コートに戻ってきたマレイ君でした、が…あ~負けてしまった。たしかにSimonは今年ツアー初優勝も挙げたし、調子もよいつわものですが。なんだかエストリル決勝のジョコ対ガスケ戦みたいな出入りの激しいスコアですね。この日はローマは雨に見舞われ、この試合も約2時間中断をはさみました。

やはり復帰戦というのは難しいもんなんでしょうね~。
「6週間休んだ後復帰しても、それまでやっていた毎週のリズムに慣れるのには多少時間がかかるものだね」。しかし、時は待ってはくれません…。

これでモンテカルロ、バルセロナを欠場そして今回初戦敗退。ギルバートさんはクレーシーズンに入って以降のマレイ君のこのブレーキにがっかりしているだろう…と思いきや。
「どうせ怪我をするんなら、クレーシーズン中のほうがいいしね」。
あらら。

ギルバートさんは、マレイ君の活躍の場を、クレーよりむしろハードコート、そしてグラスと見ているようだ、とのことです。だから、今怪我で苦しんでいてもグラスやハードコートのときに元気で活躍してくれればよい、と…。うーむ。ていうかギルバートさん自身がクレーコートあんまり好きではないのでは?まあわかりませんが。アメリカ人だし。

ブラッド・ギルバートさんが1年百万ドルという破格の金額でイギリステニス界の至宝、マレイ君のコーチに就任したのは昨年7月。もちろんマレイ君が一億だしているわけではなくLTAの支援のたまものです。それから10ヶ月で、しっかりと結果を出してきましたね。36位だったランキングは、今や10位。さすがです。もちろんプレーしてるのは選手本人ですが、それを裏であやつるコーチの影響は、計り知れなく大きい。

「もしEriksson(元イングランドサッカー代表監督)がW杯優勝していたら、彼はナイト爵になっていただろう」。
「結局のところ結果がすべてだ。みんなが結果を望んでる。LTAがそのために、(国籍にとらわれず)中身で人を選ぶことをためらわなかった。私たちはイギリスに新しい風を吹き込んでいると思っている。」

「彼と毎日一緒にやっているんだから、ちょっとプレーがよかったり悪かったりでいちいち驚いたりはしないよ」。
「コーチは、常に堂々としていなければならない。アンディはすばらしい才能の持ち主であり、常にフェデラーとナダルのいる場所を見つめていなくてはならない。アンディよりも若いジョコビッチは、もう2人に挑戦状を叩きつけている。」

「アンディがトップ10で満足しているのなら、それもいいだろう。イギリスのテニスというスポーツのとらえ方はアメリカとは違うだろうから。でも、実際プレーする選手の姿勢はどんな国であろうとそんなに変わらないはずだ。私はアガシ、ロディックと一緒に仕事をしてきた。彼らは、貪欲にNo.1を追求していった。アンディだって同じであるはずだ。周囲から言われることに対して動揺してはいけない。そんなものは頭から取り除くんだ。自分自身の中だけのことに、気をそそぐべきだなのだ。」

イギリスといえば、過剰なマスコミ、というイメージがどうしてもぬぐいきれない。ティム・ヘンマンはあの地元の期待というプレッシャーに押しつぶされてウィンブルドンで力を出せなかったのではないか、と考える人は少なくないだろう。アメリカとは違う意味でのテニス大国であるイギリスに身をおくアメリカ人のギルバートさんは、そんなイギリステニス界に釘をさすかのように、話す。

「彼にはやらなければならないことがある、それは絶対に妥協してはいけないのだ」。ときおりマレイ君の記者会見を早く切り上げさせることで有名だというギルバートさんですが。「たしかに選手は(要請があれば)会見をする義務がある。しかし、一番大切なのは、自分に対しての義務を全うすることだ。アンディは、一試合終わったあと回復してフィジカルを保つために、他の選手より長い調整が必要なんだ」。

選手にとって、コーチの存在は本当に大きなものでしょうね。特にそれが若い時期であればあるほど、コーチの影響は大きく選手に反映されるといえるでしょう。

Oscar Hernandez(ESP) 3-6 7-6(3) 6-1 Lleyton Hewitt(AUS)

続いては、マイアミで背中を痛めて以来の復帰戦となったレイトン。なんか久しぶりな感じだなあ…と思ったら…こっちも負けてしまった…。うーん。1セット目はいい感じでとれてたのになあ。第2セットタイブレークを惜しいところで落とすと、ファイナルセットは一方的でしたね…。

「最初の2セットは優勢だったように思うけども、チャンスを生かしきれなかった…。試合が進むごとに相手のプレーの質がよくなっていった。」クレーの試合は、なかなか一筋縄ではいかない。

さきほどはマレイ君とギルバートさんの話でしたが、レイトンにもコーチの話題がありますね。今年初めにラシードさんと喧嘩別れして一人だったレイトンについにコーチが!…ケーヒルさんですな。以前一緒にやっていたダレン・ケーヒルが、レイトンとコンビ再結成、ということになるようです。

このローマでの復帰を目標にしていたレイトンは、シドニーでケーヒルさんと一緒に練習し、ウィンブルドンまでの7週間教えを請うことになったようです。ケーヒルさんはそれまで担当していたアガシが引退した後は、地元オーストラリアを拠点に活動しているようですね。今年の年頭はフィリポと一緒にやってたからてっきりその2人が組むのかと思ってましたが。あとはデ杯でのオーストラリアチームのお世話もしていたし。そのうち、オーストラリアの若い有望選手のコーチをしたりするようになるのかな?いずれにしても、ギルバートさんに負けず劣らずの敏腕コーチだけに、以前組んでいたとはいえレイトンが今後どんなプレーをみせてくれるのか、楽しみです。



Nicolas Almagro(ESP) 7-5 6-1 Tim Henman(GBR)

…ティム…負けました…(- -)。なんだかティムが初戦敗退したのを大会の序盤で書くのがルーティンワークになっている今日この頃であります…うぅうっ。かなしいっす…負けてがっくり肩を落としてコートを去るティムの写真を見るときが一番胸が痛む。

ティムはもういっつもどこかを怪我してる。それも32歳という年齢を考えると仕方ないことかもしれないけど。いつまでこの試練は続くのだろうか…。そのたびに苦しんで這い上がろうと最後の力を振り絞っているティムを見ているのは辛くもあり、でもまだやめないでほしいという気持ちも捨てきれない。昨日キムの引退話を書いたけども、ティムが引退するときなんて、想像しただけで涙が出てきそうになる。びええええん。その前に一花咲かせてくれ!私は信じているぞう。

そのティムのコーチをしているのが、ポール・アナコーン。こちらも敏腕コーチですねー。ていうかこの2人長いですね?いつからだっけ…この数年は続いているような。あまりよく知らないですが。

Dmitry Tursunov(RUS) 7-6(10) 3-6 6-1 Jonas Bjorkman(SWE)

そんながんばるティムにはある「天敵」がいます。それは…そう、この人。ツルちゃんことツルスノフ。初対戦となった2005年のウィンブルドン2回戦で、フルセット、最後は8-6で、ティムの夢を見事に打ち砕いてしまいました。そしてそれ以降、5回対戦し、H2Hは現在ツルちゃんの4勝1敗と完全にティムをカモにしてしまっている。

私も、最初にツルちゃんのことを知ったのは2005年のウィンブルドンでした。「ぬぁにぃ~、ティムを負かしちまったこやつは誰じゃ!?」と第一印象は決してよくありませんでしたが(笑)、その後ツルちゃんのこれまでの活躍を見るうちに、今ではすっかり好きな選手の一人となりました(^^)。

ツルちゃんにとって、去年はいろんな意味で飛躍の年になりましたねー。MumbaiでATPツアー初優勝を飾り、トップ20入りし、デビスカップでは、決勝戦ではプレーはしませんでしたが勝ち上がる過程ではチームの一員としてシングルスデビューし勝利も飾り、確実に優勝に貢献しました。

しかしなんといってもツルちゃん名前を挙げたのは、そう、「ブログ」。去年から始まったATP企画のひとつ、選手による期間限定ブログのエストリル編で選ばれて書いたブログがんもう大好評。たちまち人気者となり、ブロガーとしての地位を確立しました。そのブログ人気からATPではレギュラーブロガーと認定(?)されました。一年の歳月が過ぎて、今年のエストリル大会が終わったばかりの今でも、定期的にATPでブログを書いています。

ことごとくティムを打ち負かしてきたツルちゃんだけども、今年はちょっと様相がちがっているようです。「今対戦したら、彼が勝つチャンスが十分にあるよ」。そのわけは。ツルちゃんも、ティム同様、今年は去年とは一転、試練の年となっています。

去年活躍したことで体に無理が来てしまったのかはわからないけど、ツアーにデ杯で体を酷使し続けたツルちゃんの手首が年末あたりから悲鳴を上げるようになってしまいました。そういえば去年の年末もずっとエキシビとかでずっぱりでほとんど休めなかった、ていうような記事を書いたことがあったっけ。ホップマンカップで手首を痛め、それが今年になっても続いているようで、まだ今年はツアーでこの大会始まる前までは3勝しかできていませんでした。

ブログで有名になるのはすばらしいことだしツルちゃんもうれしかったでしょうが、最近そのことがやや重荷に感じることもあるそうです。特に、成績がよくないと余計そういうオフコートのことも辛く感じてしまうものだよね。
「ときどき、ブロガーとしての自分のキャラクターがテニスそのものに足かせになっているように感じるときがある。」
おもしろいコメントや、笑わせることを常に求められる。それは決して楽なものではないでしょう。プロスポーツの世界はそんなに楽しいものではないはずだ。
「でも、ロッカールームで、”なにか僕について書いてくれないかい?”という要求を受け入れていかなくちゃいけないんだと思う」。自分がどんな状況に置かれていても、それが、ブロガーとしての、この世界で見つけた自分の生きていくためのスタイルなのだと、ツルちゃんは自覚しているようです。

またツルちゃんは、ロシアとアメリカ、2つの故郷を持つ男としても知られています。
「僕が(カリフォルニアの)アカデミーにやってきたのは、9歳のときだった」。

核施設のエンジニアだという厳格な父親からテニス修業を提案されたのだという。「それが、大志を抱いてのことだったのか、家族がわずらわしかったからだったのかは、よくわからないけどね」。にっこりしてそう語るツルちゃん。また、当時お母さんに何かよくわからないけどトラブルがあったようで、精神的なサポートがあまりもらえなかったようです。「今でも家族に対して疎外感を感じることがある」。

「でも、僕がテニスで生きていくにはアメリカに移るしか仕方なかった。ロシアでテニス修業をするには経済的にきつくて、父の給料ではとても不可能だったんだ。」

常に人を楽しませ、明るくするツルちゃんは、その内面に深い悲しみと影を湛えているんだろうなあと思う。それを心の中に封じ込め、しまいこんでおく。どんな人でもそういうものを持っているのだと思う。外見や振る舞いだけでその人の本質を語ることはできない。人間とは本当に複雑な生き物だ。

「ロシアとアメリカ、どっちが故郷なの、とよく聞かれるよ。今言えることは、ふるさとと言える場所が2つもあることは運がいいとも悪いともいうことだ。どちらが本当の僕のふるさとなのか答えられないんだからね」。

全豪で敗れた後は、手首の治療に専念するためしばらくツアーを休みました。「左手首の腱に何か問題があるみたいなんだ。ごく少数の医者が、ぜひ手術したいっていうんだけど、僕は手術はせずに手首を休ませることにしたんだ。そして(落ち着いたと思って)プレーをし始めるとまた痛んできてしまうんだ」。
しかし、最近なぜか急に手首の状態がよくなったのか、痛まなくなってきたそうだ。この日の勝利はその兆候なのかな?これでようやくツアー4勝目だけど、ビョークマン相手にフルセットの熱戦を勝ちました。これで手が痛んでいないといいなあ。


How Gilbert is working overtime to give British game a wake-up call(The Times)
Former Champ Ferrero Makes Winning Start in Rome(ATP)
Cahill, Hewitt join forces(The Advertizer)
It's a blog's life for Tursunov, court jester(The Independent)
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コメント
この記事へのコメント
あの人は今…コリア(- -)
>ゴランさん

ケーヒルさんがレイトンと一緒にやるのは、ウィンブルドンまでの期間限定だそうです。ということは、それが終わったらまたレイトンはひとりになるのかな?もっと長いスパンで一緒にやれるといいのになあと思いますが、ケーヒルさんも人気者だけになかなか忙しいのかもしれませんね。

コリアは今何をやっているのでしょうか?全くコリアの話は聞こえてきませんね…今年はローランギャロス出場があやしい、という寂しい話はありましたが。チャレンジャーとかやってるんでしょうか?それともプレー自体を休んでいるのかな…ほんといつのまにかすーっと消えてしまったという感じです…コリアのドロップショットは忘れられませんねえ。

>復活してコリアがナダルを止める!なんてことになると感動ですけどね。

そ、それはそれでちょっと困りますが(^^;)。でもモンテカルロ、ローマと決勝で戦ってくれたあの頃がとても懐かしいです。

日本はこないだタイに勝ったので久々にWGプレーオフですね。これが相手がクロアチアとかチェコとかだともう全く望みがないですが、ルーマニアというのがまた微妙ですね…強そうだけど、日本がめっちゃがんばったらひょっとして…?と思ってしまいたくなるような。にしこり君(漢字忘れた)みたいな若い選手がどんどん伸びてきて世界で活躍して日本チームをひっぱっていってくれるようになるといいなあと思います。
2007/05/10(木) 00:02:07 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
ケーヒル復活かー
こんばんわ。

ケーヒルさん、やはりヒューの下に戻ったんですね。
アガシが急いで契約したぐらいの人気のコーチですし、ヒューの全盛期を支えた人ですからね。
ローマは残念でしたが、これからの活躍を支えてくれることを期待しています。

ブロガー君は自分も期待しています。
あの明るい性格、人懐っこさ、すごくいいなって思います。
テニスも豪快ですし好きですね。

ヘンマンがなかなか復活できないことや、カニャスが復活してきてふと思ったのが、コリアの復活です。
もうすぐ全仏というのに彼の名前が聞こえないのが本当に残念です。
あの憎らしいドロップショットが見れないのは寂しいですね。
復活してコリアがナダルを止める!なんてことになると感動ですけどね。

ところで、テニス雑誌を読んで思い出したのですが、デビスカップ日本はワールドグループの入れ替え戦出場ですね!
ルーマニアといえばパベル、ハネスクですが、ハネスクは最近出ていないようですね。
パベルもそんなに調子がよくないようですので、ひょっとしたらなんて思います!
日本のニュースターが出てきたら、もっとテニスが面白くなるかもしれませんね。
2007/05/09(水) 21:56:59 | URL | ゴラン #-[ 編集]
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