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イタリアテニスを語ろう
2007年05月10日 (木) | 編集 |
Filippo Volandri(ITA) 6-4 6-7(5) 6-4 ⑬Richard Gasquet(FRA)
Potito Starace(ITA) 6-2 3-6 6-2 ⑯Juan Carlos Ferrero(ESP)


地元イタリア選手が2人そろって金星を挙げましたね。ボランドリは先週エストリル決勝進出と充実していたガスケ君を第2セットではうまくチャンスを生かして最後振り切りましたね。ガスケ君残念…これで王者はまた楽になったかな。

スタラーチェはフェレロに勝ちましたか。やはりバルセロナの好調が持続しているようですね。

イタリアといえば古代ローマ帝国の末裔なわけで、たくさんの偉人の血をひく由緒あるお国柄。そういや塩野七生さんのローマ人の物語、最近あまり文庫化がすすんでませんね(^^;)。五賢帝のところで止まっておる。だから私もそこまでしか読んでいない。マルクス・アウレリウスのとこだっけなー。早く続きが読みたいな。でも、五賢帝の後はローマ帝国は衰退の一方なわけだから、正直読むのが辛いような気もしないでもないのだが。

テニスでイタリアって、どういうイメージかな?ITFの会長さんがイタリア人、ていうことくらいしかわからん…イタリアの選手で有名な人って誰がいましたっけ。最近の選手でも、そこそこ実力はあるけどグランドスラムを狙うような選手は、あんまりいないような気がするのですが。

テニスコラムニストのSteve Tignorさんのブログによると、テニスというスポーツの美学のひとつは、隣近所同士の国で全くプレースタイルや磨く技術が違うこと、だそうな。うん、たしかに言われてみればそうかもしれない。ロシアは、両手バックで堅実なストロークをする。一方オランダは片手バックで豪快なスイングをする。そしてスペインは、とにかくスピン系。といった感じに。

ではイタリアのプレースタイルは?…うーん…よくわかりません。Tignorさんに教えてもらいましょう。

1950~60年代のイタリアテニススタイルは、プレースメントがうまく堅実なストローク、が特徴だったようです。ただ、パワーはあまりない。ストリングはやや緩めで、クレーコートでは一大勢力だったようです。ネットプレーやパワーテニスを駆使するアメリカやオーストラリア勢をしばしばクレーでは苦しめていたようだ。このあたりは今も変わらないかな(^^;)。

80年代、90年代とだんだんパワー優勢になってくると、イタリアのクレーでの優位性はだんだん失われていきました。代わってクレーを支配するようになったのが、スペイン勢。しかし、堅実で、スマートなイタリアテニススタイルは、現在の選手たち中にも少しずつではありますが受け継がれています。サンギネおじちゃん(サンギネッティ)と女子のサンタンジェロは、コンパクトなスウィングで両サイドからあらゆる角度に安定したボールを打つ。

ブラキアリは、古典的なイタリアスタイルを現在のパワーテニスにあわせてアップグレードさせたような感じだとか。テイクバックはほとんど控えめで、インパクトの瞬間腕をしなるようにしてボールを打つ。くいっと曲げるような感じかな?ガスケ君のバックがそんな感じだけどあれと似たようなもんなのか?こういう技術のことになると、とんとわからん。そのインパクトのときに瞬間的に振りを速くすることで、ちゃんと当たるとすごいハードヒットになるという。アンディを大いに苦しめたウィンブルドンときの試合では、あのアンディの高速サーブをめっちゃ速いリターンで返していたそうな。まだアンディがサーブの動作を終わらないうちにボールがアンディの横をすりぬけていったそうな…。


このローマ大会、昔はイタリアン・オープンと呼ばれていた。今でもそういう呼び方をしている記事があります。場所は、フォロ・イタリコ。ムッソリーニが作った複合スポーツ競技場のようなところです。もちろんTMSというのものが存在しなかった昔時分の話。そして、1970年代当時のこのイタリアンオープンは、「第5のグランドスラム」といわれるくらい大きなものだったそうです。今でいうマイアミ大会のようなものだったわけですな。

しかし、それからいろんなことがあり、一時期この大会はその「第5のグランドスラム」から降格されていた時期が十数年あるそうです。その理由は、とにかく観客の態度が悪い。野次や騒音は当たり前、特に地元イタリア選手と対戦する外国の選手への風当たりは相当なものだったという。全く悪びれることもなく、コートにものを投げこむ。自国の選手を応援し手助けしてるつもりでもいたのだろうか。

特に、Adriano Panattaという当時トップ選手だったイタリア選手がいたころは、この選手に絡むもめごとが絶えなかったようです。Panattaと対戦したアメリカ選手は判定に怒ってプレーをやめて帰ってしまったり、Jose Higuerasさんは、熱狂的なPanettaファンにキレてこちらもプレーをやめてしまいました。

そして最もこの大会で有名なのは、ボルグにまつわる話。あの、英雄ボルグでさえも、イタリアンオープンでは地元の選手の邪魔をする悪役にしかなりえませんでした。偉業を達成した大選手に対する尊敬とかいう概念はこの地にはなかったんでしょうか。Panattaとの決勝戦で、観客の誰かがボルグのいるコートにコインを投げ込みました。

「もう一回されたら、やめる」。

すぐさまそう断言したボルグ。そしてその後再度コインが投げ込まれることはなく、ボルグもプレーを続け、Panattaを5セットのフルセットで破りました。そしてそれ以降、ボルグがこのこのイタリアンオープンの土を踏むことは一度もありませんでした。

そして月日は流れ。いろいろあったこのローマのクレートーナメントも、マスターズシリーズローマと名前を変えた今、全仏の前哨戦としてもっとも重要視される大会となっています。同じTMSクレーのモンテカルロとハンブルグが収益不振で降格の危機にさらされて訴訟騒ぎになっているのもどこ吹く風。2009年には9000人収容の新しいセンターコートが完成するそうな。

どうしてこんなにローマが支持されるのか?私なりにいろいろ原因を考えてみたが…うーむわからん。しかしやはりローマ大会が位置づけられている日程、スケジュール的なものが大きいのじゃないかなあ。それはこのブログの更新度を見てもわかる。

モンテカルロのときは、クレーシーズン始まったばかりで、私もエンジンがかかっていなかったので、「だりぃな」と放置状態で最終日近くになってようやく書いていた有様だった。それが今大会は、こうやって凝りもせず毎日毎日しこしこ更新している。んで、ローマが終わると身も心も「つかれた」となってハンブルグまた放置しそうないやな予感が…そうならないようにがんばります!

クレーシーズンも中盤に入って、着々と近づくローランギャロスに向けてモチベーションが一番高まってくる時期にこのローマ大会がやってくる。グランドスラム3週間前というこのちょうどよい時期が、プレーする選手には参加するのに心地いい日程なのではないだろうか。もしこのクレーTMSの順番が違う風になっていたら、たとえばハンブルグ→モンテカルロ→ローマ、とかなっていたら、状況は変わっていたのではないだろうか。

あとは、ローマという地の独特な雰囲気や、環境かな。ローマは湿気の多いハンブルグと違い天候もよく、土も乾いて比較的サーフェスは速いから、クレーが苦手な選手も多少は戦いやすいかもしれない。そして、このローマという、歴史的な背景。何百年も続いた古代ローマ帝国の、歴史の壮大さ、スピキオやカエサル、キケロ、アウグストゥスなどの世界に名だたる偉人たちが、あの古代ローマ帝国を作り上げ、強大化し、守り抜いていく中で遺した功績や逸話や遺跡を身近に触れることは、現代に生きる私達をもなにか駆り立てるものがある。まさに、ロマン、っていうやつですなあ~。選手にとっては、気持ちをリフレッシュさせるよいメンタルトレーニングになっているのではなかろうか。いやああの塩野さんの本はとってもおもしろいですぜい。読んだことない方は一度だまされたと思って読んでみてくださいな。て毎年こゆことこの大会のときに書いてますね(^^)。


②Rafael Nadal(ESP) 6-4 6-2 Daniele Bracciali(ITA)

イタリアテニス界を担うひとり、ブラキアリもこの日に登場。さっきの2人みたいに金星をはいきませんでした。ここで勝ってたら大変なことになっていたぞ…。

負けはしましたが、ブラキアリは大いにナダル君を苦しめたようです。今年はナダル君はイタリア選手に苦しみますのう…。

特に最初の8ゲームがとても苦しかったようです。ブラキアリは、ナダル君のバックハンドを効果的に攻めてポイントを重ねていたようですね。堅実さを速さを兼ね備えていたら、そりゃ手ごわいはずだ。

しかしこの苦しさには別の要因もありました。ナダル君が体の調子があまりよくなかったようです。めまいを感じ、試合前にお医者さんに診てもらい、大丈夫だと言われて出場したそうですが。だから序盤きつかったのかな。

うーん心配だ…。やっぱちょっと疲れがたまってきてるんじゃなかろうか。がんばりすぎなのか?ダブルスもやっているからね。まさかこのローマまでダブルスやるとは思わなかったから最初びっくりした。いったい何考えてんだ!?ただでさえあんな過密スケジュールなのに…ナダル君の場合は、シングルスでずーっと勝ち進んで連戦になる可能性があるだけに、あんまりダブルスにはりきりすぎるのもどうかなと…。

昨日あんなにダブルスを持ち上げといてこんなこと言うなんてひどいと自分でも思うけども。たしかに、ダブルスに出たおかげで王者・スタン組との夢の対決が実現したのではあるが…このへんは複雑な気持ちです。もちろん私はナダル君がダブルスをやる姿は大変好きです。次ブライアン兄弟と対戦なんだよねー。棄権するかなー。でもなんか対戦を見てみたいような気も。さすがにブラ兄弟には勝てんだろう。

そしてシングルスは、次の相手はきましたねー。ユーズニーか。今日みたいな感じだとやばいかもね。ブラキアリよりもっと強いだろうし。でもまあ、普段のナダル君のプレーをしてくれれば、大丈夫なのではないかと思う。普段じゃなかったら…いやいやそんなことは考えない(- -)。

③Andy Roddick(USA) 6-1 7-6(8) Gaston Gaudio(ARG)

アンディが久々登場ですねー。これが今年クレー初戦か…。休んでいる間にジョコビッチの躍進あり、フェデラーナダルの熱戦あり、なんだかすっかり蚊帳の外のアンディ。3位なのに!まあ今はクレーシーズンなので仕方ないが…。まああと1ヶ月もすれば、アンディのシーズンになりますから。てこれ去年も同じこと書いてなかったっけ。

この日は、今スランプ中とはいえ、2004年の全仏チャンピオンを破りましたねー。第2セットはかなり競りましたが。今日のアンディは充実していたようで、ボレーにも積極的にでて、32のうち20を決めました。そして、マッチポイントにつながる最後から2番目のポイントは、今日最高のショットだったそうですが。

「一番いいショットは何だったか聞かれて、こう答えるのは、今日が最初で最後かもね。あのドロップショットだった」。

④Nikolay Davydenko(RUS) 7-6(4) 7-5 Marat Safin(RUS)

2回戦でこんなカードが実現するんですね。ロシア対決、勝ったのは、またしてもニコちゃん。去年のモスクワでも対戦しましたが、結果は再び同じものとなりました。まあ今回はランキング上位のニコちゃんが順当勝ち、といってもいいのかもしれないが…サフィンの能力ならサフィンがトップ10に入っててもいいのにな。いつのまにかシードも外れてしまっている。

までも、ニコちゃんも最近ちょっと負けがこんでいましたしね。これでひとつふっきれて調子を取り戻してくれるかな。さあニコちゃん、今年ガオラ初登場をこのローマで決めてくれるでしょうか。

French tune-up frequently becoming a feat of clay(The Globe and mail)
Deep Tennis: When in Rome(Tennis.com:The Wrap)
Nadal extends clay streak to 73 games(AP)
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コメント
この記事へのコメント
今日もがんばれ
>のびたさん

昨日のユーズニー戦はスコアも結構圧勝ぽいですね。体調よくなったのかなあと思いますが。でも今回はまたいやぁ~な相手ですねぇ…じょこじょこ。モンテカルロのベルディヒ戦同様、他のコートでの借りはこのクレーでしっかり返してほしいところですね。でも心配です~。

王者の敗退は、本当にびっくりしました。まさかボランドリに負けるとは思っていなかったので。しかも内容もすごく悪かったようなので、どこか故障や体調不良があったのかと思いましたが、そういうのはなさそうですね。これでトップハーフはかなりフレッシュな顔ぶれになりましたね。誰がガオラに出るのか読めないところが新鮮…(^^)
2007/05/11(金) 21:26:48 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
なるほどなるほど
だから昨日の試合、ナダルを相手にしたBraccialiに、あんな大声援がついて回ったのですね。
ナダル君はいつものようなショットの冴えが感じられなくって、どうしたのかと思ってました。
勝利の後もヨロコビの表情が違っていて、Why?疑問でした。
体調不良だったのですか。
無事治まってくれたようで、今日ほっとしています。
今日も大波乱があったので、さっちさんがこれをどう料理してくれるか、楽しみにしていますね。
2007/05/11(金) 05:39:41 | URL | のびた #T5DPT7Jo[ 編集]
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