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負けるが勝ち
2007年05月13日 (日) | 編集 |
INTERNAZIONALI BNL D\'ITALIA


準決勝

⑥Fernando Gonzalez(CHI) 6-1 6-2 Filippo Volandri(ITA)

ここまで快進撃を続けてきたボランドリですが、ついにゴンぞうが止めました!いやーゴンちゃん強かったですね~。序盤からボランドリのサービスをがんがん攻めて、プレッシャーをかけまくっていましたね。

しかし最初にチャンスを握ったのはボランドリでしたね。お客さんの大声援もあり、これはもしや?と思いましたが、あそこで見事にゴンちゃんがしのいできっちりキープできたのは大きかったかと思います。

そして今度は逆にゴンちゃんがブレイクチャンス、それをしっかりものにします。その後は、ボランドリもいいラリーを展開しながらも、ゲームには結びつかず、どんどん離されて行く。ゴンちゃんの回りこみのフォアが、ボランドリを次第に追い詰めていきます。

途中からはサーブ&ボレーもみせるようになって、ああいうとこはやはりステファンキさんの教えが出ているのかな。ボランドリにストロークのペースをつかませないことも忘れませんでした。

しかしやっぱゴンちゃんのフォアは強烈だね!解説の辻野さんが、「1stサーブで回り込んでフォア打つ人初めてみた…」と呆れてましたが(笑)。まあボランドリのサーブがそれほど威力がなかったというものあるけど、それでも無謀すぎる、ゴン(笑)。それだけ自信と手ごたえを感じていたんでしょう。

第2セットに入っても流れは変わらず、どんどんゴンちゃんのほうにポイントが入っていきましたねー。ボランドリは、おそらくミスをさせられてるんだと思いましたが、ガスケ、フェデラー、ベルディヒを破ったあのプレーが今日はできませんでした。

ゴンちゃんは前日の夜の試合でチェラと戦い、それから24時間もしないうちにこの日の試合を迎えたのでした。それだけに、長い試合になることなくさっくり終わったのは、フィジカルにはとてもよかったことでしょう。
「とりにいったポイントが、今日はほとんど獲ることができた」。
なにもかもうまくいっているときっていのは、こんなもんですよね。それまであんなにころころ負けていたのがうそみたい。調子なんてほんのちょっとしたきっかけで、変わるもんだ。


ボランドリは、地元としてここまでよく勝ちあがりましたよね。ランキング53位で、78年のPanatta以来のベスト4進出という快挙を成し遂げました。

解説の辻野さんが言ってましたよね、「彼は立派なチャンピオンだ」て。私もその通りだと思う。結果は負けたけども、今週の彼は本当にすばらしかった。MVPをあげてもいいくらいだよ。ガオラにも出てくれたし。次どこかでボランドリをまた見られる日がくるのを、楽しみにしています。おつかれさま。

「今日は自分のプレーをさせてもらえなかった。それが一番がっかりしたことだ。でも、世界No.1と、トップ15を2人も破ったんだ。恥ずかしく思うことなんて何もないさ。すばらしい一週間だった」。




②Rafael Nadal(ESP) 7-6(3) 6-7(8) 6-4 ④Nikolay Davydenko(RUS)

そしてこの試合ですよ、これ!んま~~すさまじい試合でした。すごい、というより、すさまじい。今回はほんっっとに疲れた。んも~~疲れたぞ!なんてテレビ見てるだけでこんなに疲れなきゃならないんだ。ていうか、なんで私が見るときに限ってこんなことになるんじゃ。それまであんなにさくさく勝ってたのに。ぢぎじょう!…でもよかったよ…。

ナダル君の名前をこうやって左側に書くことができるとは、思えませんでした。いやーこれは厳しい試合だった。厳しいとかいうより、もう負け試合でしたな。間違いなく今年クレーで一番厳しい試合となりました。もちろんセットを初めてとられたわけだけど、それ以上に内容がすごく深かった。

ジョコビッチ戦のときは、「すべてのポイントで100%の力をださなくてはならない」という気持ちで挑んでいったというナダル君。たしかにじょこじょこはノリにのっているし、その前のユーズニーにも最近負けていた。そういう危機感があったからこそこの2戦は充実した戦いができたのであろう。それでは、このニコちゃん戦、ナダル君が同じような気持ちでいたかどうか。

もちろんどんな試合でもそういう気持ちでいっているだろう。しかし人間だもの、ときには気が抜けてしまうときや、油断してしまうときが、必ずある。私は、第1ゲームでナダル君がいいストロークでいきなりブレイク成功したとき、ナダル君の気持ちの中にそういう「心の隙間」ができてしまったのではないかと想像する。そして喪黒福三、いや勝負の神様はそれを見逃さなかった。

第2ゲームでやったなんでもないダブルフォルト。あれがその後の死闘の伏線だった。そのゲームあっさりブレイクバックされてしまう。しかしニコちゃんもぴりっとしない。お互いサービスゲームがだめでしたね。サービスで相手にプレッシャーをかけられない。すぐにストローク戦に持ち込まれる。そしてそのストロークで、上回っていたのは、ニコちゃんのほうだった。

それでもナダル君が2つめのブレイクを先に決めて、サービス・フォー・ザ・セット。

私は今年のナダル君の強さは、こういうところできっちり締めているのが大きな要因だと思っている。ジョコビッチ戦もそうだったし、モンテカルロの王者戦でも、最後のサービスはしっかり締めていた。しかし、この日のナダル君は、去年までの、プレッシャーに苦しむ、あぶなっかしい、防戦主体のナダル君に逆戻りしていました。

とにかくニコちゃんのストロークがすごい!うまい!はやい!やすい!いや間違えた。とにかくすばらしいの一言。しっかり守って、ミスをせず、カウンターで相手の攻撃を逆手にとって優勢に立つ。昨日のニコちゃんはほんとミスがなかったねえ~。エラーを全く期待できなかった。そしてナダル君のほうが先にミス、あるいはカウンターで逆にやられる。いつも自分がやっていることを、今日は相手にされていた。

5-3から逆転されて、一気にニコちゃんのセットポイント。あそこをしのいでタイブレークに持ち込むあたりは、さすがでしたね。それが、タイブレークのロケットスタートにつながったんだろう。

1セット目とってこれでナダル君のペースになるかと思いきや。…またブレイクされとる…どうしたんじゃ~。明らかに昨日は調子悪かったですね。でもニコちゃんも、せっかくものにしたチャンスを生かしきれない。両者とも、突き放せない。そしてナダル君はまたしてもサービス・フォー・ザ・セットで破られる。2つも破られてよう勝てたもんだ。

そして第2セットのタイブレークは圧巻でした!いやーこれは、2004年TMCのロジェ君VSサフィンを思い出しましたよ。さすがにスコアはあそこまではいきませんでしたが、あの攻防はすごかった。ニコちゃんのスマッシュをナダル君とるとる…あれをとるんかい。ポイントには結びつきませんでしたが、なんとしてもここで決めなくてはという気迫が満ち満ちてましたね。しかし焦れば焦るほど、ボールは入らない。せっかく3-6から追いつきましたが、その後リードできなかったのが悔やまれます。無常にもニコちゃんのセットポイント、ナダル君の打ったボールはラインの外側へ…。

ファイナルセットに入って、そろそろニコちゃんが疲れてくるかと思いきや。昨日のニコちゃんは全然プレーが落ちない!なんでこんなプレーできてあんな格下にころころ負けるんだ!…でもこれはやはり、格上選手とあたる選手の心理としては理解できる。ニコちゃんもトップ選手だから、普段は挑戦を受ける立場でなかなかやりづらい。しかし相手が自分より上だと、挑戦者の立場で思い切りいけるし、相手のレベルに引きずられて自分のプレーもあがるというものだ。

しかしこんなに両方ともがサービスキープできない試合も珍しいもんだ。ファイナルセットにはいっていきなりまたブレイク合戦になる。ナダル君はいつになったらちゃんとキープできるんだ!?第4ゲームくらいかなあー、ニコちゃんにゲーム先行されて、ナダル君がサービスで0-30くらいになったときは、正直負けると思った。流れ的に完全にニコちゃんがおしていた。ストロークの威力は全く落ちず、守りも堅い。ミスがない。特にバックのクロスがすごくよかったですね。あぁついにこの日がやってきてしまうのか…。覚悟はできていた。でもニコちゃんがすばらしかったからね、そう思っていた。

それが…ナダル君がその危ない0-30からしっかり立て直してキープしてから、いきなり急に変わりましたね。ストロークでウィナーをとれ、攻めるようになり、それまでサービスライン近くに集まっていたボールが深く入るようになった。サービスも、あんなに苦しんでいたのが2ゲーム連続でラブゲームキープするようになる。ようやく、ここで、やっとこさ今年のナダル君が戻った。究極のスロースターターですな。スロ~すぎる!もうちょっと早く覚醒してくれ!これで流れがナダル君にきました。

そしてニコちゃんのサーブをブレイクすると、サービス・フォー・ザ・マッチ。あぁまたか!今度こそ決めてくれぇ~。…決めました。ようやく、やっと、終わりました。試合時間は3時間40分…3セットでかい。

「今日はベストのプレーじゃなかった」。それは誰の目にも明らかです。「危なかったけど、ずっと気持ちで踏ん張った。体力的にもきつかったけど、精神的なもののほうが、より大きな試練だった」。

これまでずっと順調だった。1セットもおとさず、5ゲーム以上とられたのも1回だけ。これ以上ない戦いぶりだった。死角は全くないように見えた、矢先のこの試合。相手の強さもさることながら、自分自身との戦いも強いられた。やはり、どんなに順調に見えても、何が起こるかわからない。一寸先は、闇だ。全仏前にこういう試合を経験することは、本当に、本当によかったと思う。勝ったから言えることだけど。

しかしニコちゃん…今日のニコちゃんは、すごかったよ!。誰よりもナダル君を苦しめた。ジョコビッチも、王者でさえもできなかったことを、このニコちゃんがやってのけた。ニコちゃんがトップ5選手であるということが、証明された。この試合の内容を知らないでこれからダビデンコがどうとかケチをつけるテニスファンは、紛れもなくモグリだ。

ストロークほんまに安定していたし、堅実そのものだった。あとサービスゲームきっちりとっていたら、間違いなく勝ってたよ。でも、2人の間には、越えられそうで越えられない大きな壁があるような気もした。

ニコちゃんは早いラウンドでよく負け、下位選手に金星を結構多く献上する。それも自らのスタイルと割り切って大会をこなしていく。そういうツアーの戦いかたをしている。

でもナダル君は、少なくともクレーでは、誰にも負けない。格下相手にも、どんな無名選手にも、トップ相手にも。だからこそ芝のロジェ君と並び証される存在になっているのだ。そのことの難しさを、ニコちゃんは、今日ひしひしと痛感したのではないだろうか。この勝負を分けたのは、そんなところだったのかなと思ったりした。でもそれ以外の差は全くなかった。

いやでもニコちゃんはすごかった。あー恐かった。あーもう疲れた。ナダル君、試合終わったあとしばらくベンチに座って動けませんでしたね。泣いてんのかと思った。去年のローマの決勝戦の後でもあんな光景があった。それだけ、昨日の試合がとっても苦しかったということだ。

試合終わったのが…午前2時半…私はしばらくなんもできなくてぼぅっとしてました(笑)。寝ようにも興奮して寝付けないし、ブログでも書こうにも文章なんて思い浮かばないしキーを打つ気にもならん。なんにもやる気がしなくてぼーっとしてた…そのうちにやっぱり寝ていたが…zzz。でもなんだか眠りが浅くてへんな夢見てしまったよ。テニス見てて朝寝坊して、「やべぇ!」とかなってる夢。リアルすぎる(- -;)。

ナダル君は昨夜はよく眠れたのだろうか。疲れてるときはよく眠れるものだけど、あまりに疲れすぎてるときは、逆にあまり眠れないものだ。睡眠も体力が必要だからね。この日の疲れを、どれだけとることができたのだろうか。

そして決勝戦。全豪で負けたゴンが待っている。体力温存で、虎視眈々と金星を狙って。そういや全豪のときもマレイ君にもうへとへとで、そのあとゴンに玉砕されたんだっけなー。でも、今回は決勝戦だからね。これが次4回戦、とかだったらもっとやばいけど、決勝戦は、選手を変える、特別なものだから。

まあ体力的にはそれほど問題ないんじゃないかなーという気もするけど、怪我とかもしてなさそうだし。しかしやはりわからない。ローマは過去2年決勝戦はとんでもない接戦になっているからね…あぁまたあんな試合を見なくちゃならないのか…もうしんどいよ…しかし、一番しんどいのは選手だ。今までずっとナダル君を信じて応援してきた。今日も信じてるぜい


Nadal sets single surface wins mark in Rome semis(AP)
Nadal battles past Davydenko to reach final(Reuter)

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コメント
この記事へのコメント
ハンブルグは…
>アイリーンさん

ナダル君の優勝ほんとうにうれしいです♪準決勝で苦しみましたからねえ。ほんとに大変でした、あれは…でも間違いなくこれからの力になると思います。

ハンブルグもすでに熱戦が始まっているのですね。ガストン君は不振でもう選手を辞めるかもしれないと言っているのがちょっと心配です。でもガスケ君もハンブルグ決勝進出の経験もあるし、また厳しい戦いになりそうですね…。

ナダル君は、うーん。ハンブルグ出場するんでしょうか。私としては、疲れてるだろうし、ローマでは体調不良もあったし、休んだほうがいいのではないかと思いますが、今年は降格問題があるから欠場しにくいでしょうね。でも、やはり一番大事なのはローランギャロスなので、そこで最高の結果を出すための決断をしてほしいと思います。もちろんそれが出場することだと彼が判断するのであれば、また精一杯応援したいと思います。

2007/05/14(月) 07:32:12 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
おめでとう!
さっちさん、ご無沙汰してます~
ナダル君凄かったですね。
77連勝、おめでとうございます。
ダビデンコとの準決勝の負けそうな試合をモノにしてから
余計に強くなった気がします。
今日の決勝戦は、あんまり楽しくなかったです。

心はモナコのハングルグ予選突破に飛んでいたので。
無事突破し、一回戦はハーバティとです。
さっき、ハンブルグのオーダーを見に行って
Center Court starting at 11:00 CEST
①Stanislas WAWRINKA (SUI) vs. Juan Carlos FERRERO (ESP)
②Gaston GAUDIO (ARG) vs. Richard GASQUET (FRA)
③Lleyton HEWITT (AUS) vs. Augustin CALLERI (ARG)
④Marcos BAGHDATIS (CYP) vs. Philipp KOHLSCHREIBER (GER)
⑤Nicolas MASSU (CHI) vs. Marat SAFIN (RUS)
ガトとガスケなんて一回戦のカードなんですね。
ガトが選手を続けるためにもガスケ君に勝ってくれるといいな
なんて思ってたら、マラトもマスーなんですね。
最近調子悪いので心配です。
他のコートでこんなのも見つけました。
Juan Ignacio CHELA (ARG) vs. Guillermo CANAS (ARG)
これも潰し合うにはもったいないカードですよね。

ナダル君はハングルグ出るのかしら?
本当は休みたいところでしょうね。
2007/05/14(月) 01:31:58 | URL | keichocolat(アイリーン) #7NtR3EzI[ 編集]
信じるものは救われる
>のびたさん

第2セットのタイブレーク3-6から6-6に追いついたときはこれで決まりかと思ったんですけどねー。1セット余分に体力使うはめになってしまいました。でも最後のセットで自分自身を取り戻せたようなので、そういう意味では3セット目を戦えてよかったとも思います。あまりにも順調すぎるとどこに落とし穴があるかわかりませんからね。厳しい試合を経験したことは必ずや今後のプラスになると思います。

もうすぐ決勝ですね!ナダル君は正直体力的なところがやや不安ですが、昨日3セット目の中盤からいつものプレーを取り戻せたのが今日の試合でいい方向に作用していい結果につながってくれるといいなと思います。
2007/05/13(日) 21:15:24 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
解説、うなずきながら読みました。
本当に昨夜は疲れましたね(苦笑)
疲れちゃったけど、応援のしがいがあるゲームでした。
ナダル君の体力と精神力と最後に技、を信じて、今日も応援したいと思います。
2007/05/13(日) 15:19:22 | URL | のびた #T5DPT7Jo[ 編集]
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