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不惑の人
2007年07月02日 (月) | 編集 |
ニュー・レイトン・ヒューイット

Lleyton Hewitt

@Getty Images


ウィンブルドンもいよいよ2週目に突入です。…ておいまた雨かよ(- -;)…そういえば昨日の日曜日はロンドンはすごぉくよく晴れていたそうですねえ~。…なんでミドルサンデー返上して試合やらないんだ…こんなに滞ってるのに!やはり、屋根をつけようなんて考えるからお天道様がいじわるしてるのさ、きっと。あぁあ~これじゃあ特に男子はボトムハーフはきついですねえ。何連戦になるのだ?まだ3回戦終わってないって…。んで王者はハースの棄権でひとりQF進出、水曜までのんびり…世の中って不公平。でも、あんまり試合がないのも気持ち悪いかもね。試合カンが鈍っちゃうし。それに楽にいけそうなときほど落とし穴があるもんだ。まあ今のあの人にそんなこと関係ないか。。

つくづく男子の優勝争いが自分の中で盛り下がってきた今日この頃ですが、何も優勝の行方や結果だけがスポーツのおもしろさだけではない。


今週28才を迎えるモレスモ。最近つくづく、自分が「old」だと、感じるといいます。

「ときどきロッカールームで、本当に自分が年をとったと感じるわ。若い選手が話している内容を聞いてると、ほんとに10代だなあって感じなのよね。」

そんなモレスモは、しかし身体的には充実していると、ウィンブルドン連覇に向けて自信をのぞかせています。

女子は本当に10代選手が台頭しています。19才、18才、17才…パスゼックなんて16才、モレスモとちょうど一回り違う。そりゃモレスモがそう感じるのも無理はない。

でも、コートに出れば、年なんて関係ない。同じ土俵で勝負するだけです。
「彼らはすでにとても成熟しているわ」。厳しいツアーで結果を出しているそんな10代の若い選手たちを称えるモレスモ。
「コート上での彼らは、本当にすばらしい」。
ベテランらしいエールを送っています。

輝くばかりの未来に向かって突き進んでいく若い選手を見るのは、とても楽しいものだ。明日への希望に満ち満ち、まだ挫折を知らない小憎らしいまでの自信にあふれている、そんな純粋無垢な若い人を見ると、こちらまで心が洗われるような気持ちになる。(私は若くないもので…ごほごほ)

しかし、そんな魅力的な若い選手には、絶対的に欠けているものも、ある。

経験だ。

いろんな経験をして、辛いことや苦しいことを経て人は強くも、たくましくも、やさしくもなる。若い頃にはなかった、人間としての深い味わいが出てくるようになる。それもまた、人をより魅力的にする。こないだモヤちんやティムに「年輪を感じるようになった」というようなことを書いたのだが、ベテラン選手の渋さ、よさは、やはり10代、20代前半の選手にはないすばらしい魅力がある。

「四十にして惑わず」

という言葉がある。「論語」にある孔子の有名な言葉ですね。三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。人生にはかならず節目があるものです。「不惑」とも言われる40才というのは、ちょうど人生の中間地点、少年時代に志を立ててそれに向かって一心不乱に実行してきた経験を得ていろんな意味で成長し心に余裕ができ、そして気持ちを立て直して迷いを捨てて、また人生のゴールに向かってつきすすむ、そんな節目のようにも思います。

スポーツ選手にとってこの不惑はいつ訪れるのか。ある選手が、最近不惑を迎えたようです。



レイトン・ヒューイットは、今年26才になりました。結婚し、子供も生まれ、最近ではすっかり親バカぶり(?)も発揮しているようですが。

レイトンといえば、テニス界のヒール役としてずいぶんバッシングを受けてきました。若くして頭角を表し、20才で世界No.1に上り詰めたレイトンでしたが、その若さゆえか、メディアとの関係はあまりよくありませんでした。地元のオーストラリアでもバッシングされてましたっけ。強い選手にはアンチがつくのは仕方ない面があるものの、それにしても何かと悪く書かれていたような気がする。

ひとつの要因は、レイトンのトレードマークともいえる、試合中の「カモーン!!」だったかもしれません。相手を挑発しているともとれる大声や派手なガッツポーズは、一部の選手からも反感を買い、2005年の全豪やデ杯では、アルゼンチン選手と険悪な状態になり、大変に批判されました。

そのほか、2002年のシンシナティでの罰金をめぐってATPに訴訟を起こしたり(和解ずみ)もありましたっけ。そして家族もなにかと批判の対象になったりもしていました。そういえばアメリカでいつだったか、「嫌いな選手ベスト10」みたいなのに選ばれてたっけ…。

若くしてNO.1になったもののその後はロジェ君の台頭ですっかり水をあけられてしまい、キムとの破局やベックさんとの結婚や出産などプライベートが忙しく、また怪我もあり、なかなかツアーに集中できず最近はランキングもずいぶん落としていました。

しかしその後子供も生まれ、家族での生活にも慣れてプライベートが安定するようになった最近のレイトンの様相が、ちょっと今までと違ってきています。

大会始まる前は、オーストラリアの地元のテレビ局の単独インタビューに応じ、いろんな話を気さくに語っていたそうです。以前のレイトンは、こんな風にテレビ局の単独インタビューに応じたりすることはなかったとのこと。テレビ局ともあんまり仲良くなかったみたいですね。でも今は違う。番組内では、ジョン・ニューカムら往年の名プレーヤーとも、自分のメンタルの強さの秘訣や、ロジェ君、ナダル君についてなどいろいろ話していました。

また最近話題のあのフィリポーシスのリアリティーTV番組を司会者と一緒に熱心に見る場面もあったとか。にこにこ笑って、「どう言ったらいいかわかんないけど、ベック(奥さん)は楽しんで見るんじゃないかなあ」。と言っていたそうです。

そのベックさんについては、「最高の女房であり最高の母親だよ、彼女は僕をカッコよくしてくれるしね。」
娘のマイアちゃんとの生活は、「ファンタスティックだ」。
おのろけと親バカぶり(?)もしっかりと。

類まれなフットワークとともに、もともと精神的に強いと評判のレイトンは、選手からも厚く尊敬されています。現No.1のロジャー・フェデラーは、一番対戦したいと思うと選手は誰かという質問にヒューイットがいいと答えていました。そしてNo.2のナダル君も、レイトンのことをこよなく尊敬していると、言っています。今のこのテニス界の2大巨頭にこれほどまで好かれている選手は他にいないでしょう。

今回のウィンブルドン、王者ロジェ君の5連覇がかかっていますが、男子の本戦出場者の中でその王者を除いて優勝経験があるのは、レイトンただひとりです。また、グランドスラムを複数回獲った経験がある人は、王者とナダル君とサフィンと、レイトン、この4人だけです。そして、今年もラスベガスで優勝し、10年くらい連続最低1つのツアー優勝を飾っています。これはおそらくまだ王者ロジェ君も達成していないんではないかな。

まあ月並みな言い方をすれば、若いときはやんちゃで生意気だった一人の選手が挫折を味わってもまれて人間的に成長して丸くなった、ということなのかもしれないけど。まあ天狗になってたというとなんか悪い言い方だけども、やはり、若くして成功するとそういう部分は全くないとはいえないかも。それがメディアやいろんな人のカンに触った部分もあったのかな。

でも、2003年には前年優勝のウィンブルドン1回戦まけという奈落の底に突き落とされる大きな経験をし、バッシングにも耐え、ヒール役も受け入れ、怪我で苦労し、プライベートでも大きな失恋をしたり、苦しんで傷ついた分人は強くなり成長する。やはりレイトンはまさしくそうなっていったのではないだろうか。そして子供ができると人はさらに成長するといわれる。ツアーでも子供がいる選手はそれほど多くはない。気ままな独身生活時代にはなかった様々な喜びや苦労や楽しいことが、彼をさらに一回り精神的に大きくさせているような気もする。

そういう精神的な成長は、コートの上にも表れる。

私最近思うんですが、レイトンのあの「カモ~ン!!!」が、最近めっきり少なくなったように思うのですが?

うーむ。気のせいかなあ?レイトンの試合全部見ているわけじゃないのでわかんないけども。もちろんたまには言うときもあるけど、以前のような、相手を挑発しているようにも思えそうな派手なものではなく、試合の流れの中で自然と出てきているものだけのような気がする。気のせいかなー、でもやっぱり、だいぶ以前より少ないと思われるが…。

以前は、とにかく自分が勝つことが最優先だった。それが、今では、戦う中でも相手を思う気持ちもより強く持つようになった、ということなのではないかと勝手に解釈しているのだが…。

メディアでも、最近ではレイトンを悪く言う記事はほとんどない。むしろ、王者ロジェ君ばかり突出する最近の男子テニス界で、大きく引き離されている同年代の中で一番古豪復活として期待されている部分が大きいように思う(古豪っていうのはまだ早いか…)。実際、プレーぶりも去年、一昨年と比べてずいぶん戻ってきているような気がする。もちろん以前のようなNo.1に君臨していた頃の絶対的な強さはないけれども、明らかに、存在感が増している。

「今までいろいろと辛い状況を経験した。今年は僕に道が開けると考えたいね」。

テニス選手にとっての「不惑の年」は、25才なんじゃないかなあ、と思ったりした。25才の頃というのは、アスリートにとってひとつのピークの時期とも言われる。その数字が何を根拠にそういわれるのか定かじゃないけど、やはり、20代が中心のスポーツ選手にとって、25才という中間地点は、いろんな意味で岐路に立つ時期ではないだろうか。まだ体力もあり、そして10代から20代前半で挫折も成長もし、いろいろな経験がある。若さと経験のバランスが一番ちょうどよい時期が、この25才前後、というのはなんとなく想像はできる。もちろん人によって個人差はあろうけども。

25才を過ぎてからキャリアのピークを迎える人は、かなりたくさんいる。最近ではルビチッチがよい例だ。そしてカルロビッチも28才にしてツアー初優勝、ステパネクも25才をすぎてからトップ10入りした。現トップ5のダビデンコも、遅咲きの選手といわれ、この1年大活躍しているし、こないだは負けちゃったけどゴンちゃんことゴンザレスも、26才の今年トップ5入り。ジェームスブレイクも、27才の去年、大ブレイクしましたね。女子では、冒頭のモレスモが典型例か。昨年27歳でグランドスラム2勝を挙げた。そして今年まさに不惑の25才を迎えたエナンは全く隙がない。

そういやアンディも今年25才だっけ。…不惑…う…まあ…不惑にも個人差ありますから…アンディの不惑は、もうちょっと先、かな…でもいつかアンディが不惑になる日が、くる。…たぶん。

ヒンギスは、10代で大成功を収めたけど、その後22才という若さで戦列を離れてしまった。そして25才で去年復帰。つんつんしていた昔とずいぶんイメージが違って、表情もやわらかくメディアへのサービスも怠らない、新しいヒンギスをみせてくれている。最近怪我で思うようにプレーができないのが残念ですが、もうすぐ結婚するようだから、また魅力的なヒンギスがみられそうですね。

最近はイバノビッチやチェクベタゼ、バイディソワやもちろんシャラポワなど若い世代に注目が集まっている。男子ならば、ジョコビッチにマレイ君、ナダル君にベルディヒやマルちゃんとか、デルポトロ、とか。しかし、25才を過ぎて、ツアーで長く戦ってきた25才をすぎたいわゆる「ベテラン」と呼ばれる選手たちの力を、侮ってはいけない。若さを失った代わりに彼らは「経験」という大きな武器を持っている。それは決して、若い世代が持つことのできないものだし、人からもらうことも盗むこともできない。自分で、学ぶことでしか得られない。そしてその大きな財産を力に変えるにはやはり、ある程度年月はかかる。

25才どころか、アーサーズやビョークマンは35才でウィンブルドン3回戦やるんだもの!あれにはまいりました…この2人の試合見たいなあ。どうせ無理だろうけど…。ティムの試合も、ベテランらしい技があふれていてとてもおもしろかった。34才のサントロも1回戦すごい試合でカルロビッチに勝ったし。不惑を過ぎた人たちは、やはり強いね。

そういえば王者は26才だっけ。不惑に到達して迷いがなくなってますます強くなる?それはちょっと勘弁してほしいなあ…。ナダル君やジョコビッチやマレイ君が25才くらいになったとき、どんな選手になっているのだろう。今とはまたかなり違った感じになってるんだろうなあ。そんなことを想像するのもなかなか楽しい今日この頃です。


Mauresmo sometimes feels old with teenagers all around(ap)
You never know - the 'real Lleyton' could be a smash(Sydney Morning Herald)
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コメント
この記事へのコメント
二十五にして惑わず?
>momoさん

>カモーン!も確かに減ってますね。

やはりファンの方が見てもそうでしたか。見当違いじゃなくてよかったです。
試合の中でもセットダウンから逆転勝ちすることも多いレイトンらしい今年の復活ですね。といってもまだグランドスラムでは大きな結果が最近ないので、なかなかドローにも恵まれた(?)今年のウィンブルドンあたり本人も虎視眈々と狙ってそうですね。

ボトムハーフは大変な状況ですね。火曜も水曜も雨が降るようですし、これ以上中断が続くと本当にまずいですね。大会運営方法に疑問を感じてしまいます。しかし一番いけないのは雨なので、やっぱ仕方ないんですかね~。これで王者フェデラーが優勝してもなんだかしらけた感じで終わってしまいそうなのが心配です。もっと盛り上がったいい大会になってほしいんですが。
2007/07/03(火) 06:51:37 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
不惑なパパ
こんにちは。
そうですねー レイトンのファンから見ても、今年のレイトンはちょっと雰囲気変わったような気がします。もともとコートの外では、同じオージーのモリクや元婚約者のキムの話では「シャイで優しい」性格らしいですが。(試合中の彼からは想像つかないですけどね)
カモーン!も確かに減ってますね。
ずっと怪我に泣かされてきたけど、身体の状態も良いようですし、こっそり復活を期待しています。
昨年一昨年の状況からしたら、あのままずるずるフェードアウトしても不思議はなかったと思うんですが、そこを踏みとどまって頑張ってるのが彼らしいなぁ、とファンの贔屓目です。

でもでも今日もまた試合中断で3回戦が終わってない・・・ナダルやジョコビッチもそうですし、ボトムハーフの選手は本当に気の毒。日曜日に試合しておけば、少しは楽だったのに。伝統も大切ですが、主催者はまず選手の身体を考えてほしいですよね。
2007/07/03(火) 05:35:08 | URL | momo #XbnZBJT2[ 編集]
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