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生まれ変わった全豪オープン
2008年01月13日 (日) | 編集 |
みなさま、明けましておめでとうございます。2008年最初の投稿になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

とついこの間までお正月気分に浸っていてやっと…と思ったらまあもう全豪が明日からスタートではないですか。早いよう~。心の準備が…。

とあわてている今日この頃ではありますが。嘆いていても仕方ないので頭をテニスモードに切り替えて…。
今年の全豪オープンは、大きな変革の年になりそうです。そのあたりについて、ちょっと書いてみることにします。

*************************************

テニスの4大大会である全豪、全仏、全英、全米。それぞれに課題や問題を抱えているけれども、中でも、この全豪が一番微妙な立場に立っているという気がする。
開催時期の問題、1月を3月にしようかという話。毎年40度を越す猛暑でのコンディションの問題もある。…その中でもこの数年最も物議を醸してきたこと。

サーフェス問題。

そのサーフェス議論に、今年は新たな展開をもたらしそうだ。

今年から全豪のサーフェスが20年ぶりに変更されることになったのだ。

きっかけになったのかどうかはわからないけども、自国のナンバー1選手、レイトン・ヒューイットが、数年前から、地元のグランドスラムのサーフェスであるリバウンドエースについて批判的な発言を繰り返ししてきた。ハードコートより球速が落ちるこのサーフェスでは自分の力をフルに発揮しづらい、地元の選手に有利になるようなコートを作って欲しい、と、大会側に厳しい発言を度々行うことで、協会との仲まで一時は険悪になりかねない雰囲気にさえなった。

他にも、リバウンドエースはバウンドが場所によって変化することがあるという選手の感想もあった。

一昨年の全豪オープンでは、プレー中に転倒して足を痛め、リタイアを余儀なくされる選手が相次いだ。日本の森上選手もその一人。そして準決勝でも、キム・クライシュテルスが途中で足を負傷し、やはりリタイアとなった。少し前にはアンディ・ロディックも転倒して足を痛めたことがある。

これらの選手の転倒がすべてサーフェスのせいであるとはもちろんいえない。フットワークの問題もあるだろう。実際転ばなかった選手もたくさんいたのだから。しかし、他の大会に比べて統計学的に有意差が出てもおかしくないほどの転倒者の数の多さは、「リバウンドエースは転びやすい」という烙印を押してしまうことになる。

そして、オーストラリアはついに、リバウンドエースとさよならする決心をした。





変わって新しくオーストラリアの顔?として採用されたのは、plexicushion、というサーフェス。

…カタカナで書くと、「プレキシクッション」でいいのかしらん。よくわからないので英語で書こう。ちとめんどくさいな。

このサーフェスの売りは、「衝撃を和らげるアクリル」。ゴムとアクリルを主成分とする何層ものいろいろな成分が重ねられている。

ショックを吸収する能力が高いということで、足や体にかかる負担を軽減する、というのが最大の特徴のようだ。まあ名前がcushionだけに。しかも、衝撃を和らげるというと普通柔らかいものを想像させるものだが、リバウンドエースに比べてゴムの成分が少ないことからこれは「硬い」とのこと。スポンジのようにふわふわしていると衝撃も和らげるがパワーも吸収してしまう。このようなことがなく、体は疲れずにしかもパワーは最大限に発揮できる。そしてこの時期毎年問題になる猛暑に対しても、熱の地面からの反射が少なく選手への負担が少なくなるという。そして最も重要なところが、コート全体が均一であること。ボールのバウンドがコートのどの部分でも同じにすることがこのコートでは可能になる。

「最先端の技術で、選手とチームにとってより快適なプレーを提供する」と大々的にうたっている。
…なんだかいいことずくめだが…、こんなうまい話世の中にあるのだろうか。

気になる球速だが…「中の上」くらいだとか。デコターフよりは遅いのかな。たしかにインディアンウェルズはあまり速くはなさそうだし、あれと同じような感じなのかもしれない。

これだけいいことだらけなら、さぞ大歓迎で迎え入れられただろう…と思いきや。

この聞きなれないサーフェスだが、実はすでにツアーで使われている。1996年のオリンピックでこのサーフェスが採用された。また毎年2月に行われるデルレービーチもこのサーフェス。フロリダ大学もこのコートらしい。そして、今回の全豪のよりやや構造が違う、層が少ないplexicourtという兄弟コートみたいなものが、インディアンウェルズの大会で採用されている。他の国でも採用されているけれども圧倒的にアメリカが多い。要するに「アメリカのハードコート」なのである。

これが地元の人のカンに触ったらしい。新しいものを導入するときはつきものであるが、オーストラリア地元では、批判的な声もある。
「全米と一緒」「デコターフとそっくり」「これで全豪は全米のクローンでしかなくなった」「冠だけ変えた全米だ」「馬が同じでジョッキーが違うみたいなもんだ」「オーストラリアの象徴的なアイコンをアメリカに売った」「4、5年経てば衝撃吸収能力なんてなくなってしまう」

…。

肝心の選手の反応は、ちょっと詳しく見てないのでわかりませんが、賛否両論あるようだが。すごくいいという人と、う~ん、ていう人と…。まあいくら嫌がってももうここで戦うしかないのだしね。リバウンドエース大嫌いなレイトンはとりあえず嬉しいようだけど、あまりにもサーフェスのことばっかり聞かれてさすがにうんざりしているようだ。

たしかに色がちょっとねえ…いかにも全米ぽいっていうか(笑)全豪は緑、ていうイメージがあったのだけど、真っ青になってしまった。壁まで青みたいだし、ほんと全米みたいだ。


全豪は4大大会の中でも知名度や認知度、存在感はやや薄いという感は否めない。もちろんテニス好きにとっては超大事な大会ではあるが、テニスをそれほど知らない、一般の人から見ると、全豪?ナニソレ?ていう感じはある。天下のウィンブルドンや天下のアメリカのお膝元の全米と比べると、どうしてもそのへん遅れをとってしまっているのは仕方がない。全仏の場合は「土」ていう超特異的なサーフェスがあるからそれだけで十分である。全仏はロジャー・フェデラーやサンプラスはじめ多くのレジェンドがどうしても獲れなくてこれのせいで生涯グランドスラムを逃して涙を飲んだ選手は数知れず、逆にランキングの高くないクレーコートスペシャリストがんもう大活躍する十分オンリーワンな大会だ。

テニスの低迷が叫ばれているオーストラリアにとって、地元の若い世代をテニスに取り込むためにも、地元のグランドスラムをより大きく、より注目すべき独自のものにしていかなければならないというのは永遠の課題であろう。

しかし、全豪には、他の3つにはないものをすでに持っている。センターコートに屋根があるのは全豪だけだ。もうすぐウィンブルドンにもできるけども、今のところは全豪だけだ。決して全米のコピーではない。

私は、4大大会の中でこの全豪が一番好きなのだが、その理由は、サーフェスが速すぎず遅すぎずだからすべての選手が活躍するチャンスがある、と思うからだ。極端に遅いクレーでも速いグラスでもデコターフでもない。クレーコーターでもサーブ&ボレーヤーでもハードヒッターでも、いろんな選手が活躍できるのがこの大会だ。
この「中くらい」というのを維持するのは、とても大変なことなのではないだろうか。「中庸にして過甚ならず」という言葉もあるけれども。しかしその「中くらい」こそが、全豪独自のものであり他のGSにはない大きな特色であるので、そこは大事にしてもらいたいという気もする。

去年は大会史上初めてチャレンジシステムを導入した。そして今年はサーフェスの改革。毎年少しずつ形を変え模索しつづける全豪オープン。サーフェスも含めて、アメリカのコピーではないオーストラリアの個性をどうやって作り出していくのか。オンリーワンを目指す新しく生まれ変わった今年の全豪を、明日から見守っていきたいと思う次第です。



Plexicushion
Open drops Rebound Ace for new surface(THE AGE)
FIRST SERVE PRODUCTION



今日の1曲
Fairground/Simply Red


今年もやりますこのコーナー(笑)。「Fairground」の意味は、「開催地、開催場所」ということで。なんとなくこれを選んでみました。懐かしいですなあ~。昔よく聴いてたような気がする。今回これを選ぼうと思ったのは、去年年末に発売されたJazzのコンピレーション「Jazz Formula」にこれが収録されていたからなんですな。那須基作さんのおなじみのコンピの最新版です。でもこの曲ってJazz…?でも全体を聴いてみるとなんとなくこれが入っている理由がわかるような気がしないでもないけどよくわからん。他にもDeee-Kiteの懐かしい曲が入っていたりして、Jazzよく知らなくても楽しく聴けるようになってます。もちろんJon ColtraneのようなJazzの伝説的なやつも入ってるし。Jazz入門編としてもなかなかいいのではないでしょうか。

聴いてみる



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コメント
この記事へのコメント
マモノが住むメルボルン
>ゴランさん

なんかもう2008年のベストマッチ賞を早くもあげていい感じですよね(笑)。今年あといくつこういう試合がみられるのかと思うとなんかもうおなかいっぱい…今年の全豪は男子は本当に熱戦続きで、ロジェ君勝ち残ったといえども先が読みにくいですね。

やはりこの大会というかこのサーフェスはスピードボールとライジングが鍵のような気がします。同じハードコートでも全米のデコターフより遅い分対応力のある選手がより有利になってくると思います。

こんなに有名になってしまったティプのサインをもらったなんて、先見の明がありすぎです!(笑)すばらしい。

アンディのほうは同じ展開で負けてしまいましたが、特に王者と違うということもないと思います。2試合ともどっちが勝ってもおかしくない試合で、たまたまロジェ君が勝ってたまたまアンディが負けたというとこ以外。(ツアー全体では大きく違いはありますが)
いやアンディはチャンスがいっぱいありました…3セット目はタイブレ6-4でサーブですよ!?なんでそこでとれないんだおぬし!?でも4セット目とりかえしてこれでアンディいくなあと思ってましたが。コールシュライバーが本当に崩れませんでした。なんかウィンブルドンのガスケ戦みたいですね。最近アンディがこういう大接戦で敗れるのをよく見るような気がします(- -)。

明日は魔物がいつ表れるのか楽しみなような恐いような…。
2008/01/20(日) 01:21:53 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
し、しびれた…
ティプサレビッチの試合です。

見ました。
疲れました。
感動しました。
そして、しびれました。

正直、ティプサレビッチを途中まで応援していたのですが、途中からフェデラーの応援になってしまい(裏切りですね)、最後はもうどっちが勝ってもいいと思えるような試合でした。

あの、ライジングでの超弩フラットのボールは本当に有効でしたよね。
あれはフェレールとの練習で鍛えたものだったんでしょうかね。

スピンではなくリスクを取る戦い方、本当にカッコよかったです。
そして、彼の戦い方に本当にまた惚れました。
もらったサインはうちの家宝になりそうです。

さっちさんのティプサレビッチの記事を楽しみに待っています(笑)

ロディックの試合も同じような展開だったんですが、フェデラーは苦しみながら勝ち、ロディックは苦しんで負けてしまう。
この違いはなんなんでしょうね。
2008/01/19(土) 19:29:04 | URL | ゴラン #-[ 編集]
全豪ざんまい
>ゴランさん

おお!そういえばメルボルンへ行くとおっしゃっていましたね。現地からわざわざ書き込んでいただいて大変うれしいです。そちらはずいぶん暑いみたいですね~でもみんな楽しそうでうらやましい限りです。

ティプサレビッチ!でしょでしょでしょ????私が去年目をつけていたティプサレビッチのレポありがとうございます。1回戦フルセットで勝ちましたね。長い試合がいつも多いのが特徴ですね。フェレル君もいたのですね。いいなあ~んもううらやましすぎですよ~。フェレル君は日本に来たときもファンサービスをしたりお茶を体験したりしていましたね。今大会も順当に1回戦突破で、これから楽しみです。

ツォンガとマレイ君の試合はWOWOWで中継が途中まであっていたので見ました(祭日だったので)。ツォンガが最初すごくおしていたにもかかわらず解説の柳さんが「そのうちマレイが盛り返しますよ」としつこく言っていて2セット目の途中から「ツォンガがなかなかくずれませんねえ~」と不思議そうに言っていたのがおかしかったです。ツォンガを甘くみるなYO!ツォンガの勝ったときの喜びようが子供みたいにあどけなくて表情がよかったです(^^)

女子では結構番狂わせがあってますね。サフィーナやサファロバ、そしてバルトリも負けました。ヤンコビッチは首の皮一枚でつながりましたね。私はちょっとパスゼックに期待していたので複雑な気分でしたが…。

ナダル君は相変わらずの危ない勝ちっぷり…(^^;)もう慣れましたが。相手のトロイツキはとても早い攻めが光っていました。やはりナダル君はどうしても後手後手にまわってしまってますね。自分から攻める去年の前半のようなプレーぶりが影をひそめているようで気になります。今回は同じグループにアンディがいるのでまずはそこまで勝ちあがれるように頑張ってほしいです。

コートの色がスカイブルーで目が覚めます(笑)。

それではお気をつけて日本に帰ってきてくださいね~(^^)/
2008/01/15(火) 21:31:46 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
メルボルンより
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

有休を使って現在メルボルンです。
目的は当然全豪オープンです。

初日、非常に楽しかったです。
今日フェデラーやシャラポアなどいろいろな選手の練習をリアルに見れてうれしかったのですが、ひねくれた自分が一番うれしかったのはティプサレビッツです。
あの「美しさは世界を救う」のタトゥーを生で見て、めっちゃカッコいいやんって思いました。
しかも、サインまでしてもらって、その後サイペンを投げ捨てられたのですが、その投げ方が渋い渋いー!あんたかっこよすぎるぜーって感じです。

そのティプサレビッツもファンに優しかったのですが、その練習相手のフェレールはもっと優しかったです。
めっちゃファンが囲んでいるのに、自分から積極的にみんなにサインをしてあげて、怖そうな顔から想像できないくらいめっちゃいい選手やんって思いました。
親日家のようですし、明日は寂しい6番コートですが頑張って勝ち上がって欲しいです。
応援しに行くぜ!

当然こちらもコートのことで盛り上がってます。
口の悪いマレー君が、個性がなくなっちゃいかんよなんて言っていたら、罰が当たったのかツォンガに負けましたね。
ヘンマンに引導を渡し、先々週はレイトンにも勝って、しかもダブルスでブライアン兄弟にも勝ってしまうなんてすごいノリノリですね。

明後日には帰国なので、それまで楽しんできます。
その後はお勧めされて入ったWOWOWデジタルで観戦予定です(ウインブルドンも見れるそうですね!)

夜中の11時だというのにまだナダル君頑張っています(笑)。
また更新楽しみにしています。
2008/01/14(月) 21:53:39 | URL | ゴラン #-[ 編集]
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