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魂のぶつかりあい その2
2009年06月06日 (土) | 編集 |
準決勝
(23)Robin Soderling 6-3 7-5 5-7 4-6 6-4 (12)Fernando Gonzalez

ソダりんが初のグランドスラム決勝進出を決めました!ほんとうにすばらしい試合になりました。2人ともすばらしかったです。

ソダりんの試合は今回初めてじっくり見たのですが、以前に写真や映像などで見たイメージと、顔つきが明らかに変わってますね。おひげのせいか、精悍になってます。…24のジョージ・メイソンにちょっと似てるかも…。でも、精悍な顔つきになったのはもちろん、おひげのせいだけじゃない。

私はゴンちゃんが好きなはずなのに、やっぱりソダりんを応援してました。なぜならソダりんのプレーがとてもすばらしかったからです。サーブもすばらしく、ストロークも、フォアの威力とバックのキレ、力強さにあふれていました。とくにリターンがすごかった。
でもゴンちゃんも、プレー内容では決して劣ってませんでしたよね。すさまじいストローク戦は観ていてこれぞテニスの醍醐味、というものでした。ゴンちゃんがフォアで逆クロスにどかんと打てばソダりんがそれをバックで強烈なショートクロスに切り返し今度はゴンちゃんがダウンザラインに深く沈めて今度は…んもう超スペクタクルラリー戦の連続。ほんとうに見ていて楽しかった。ゴンちゃんの低くしずんだまますーーっとくるスライスは、とても美しい。そしてそれを見事に切り返すソダりんのショットも、美しい。

ゴンちゃんのほうがいろいろな球種を使っていたけれどソダりんの力強いストロークが序盤は優っていました。さすがのゴンちゃんもたじたじ、という感じでした…ソダりんはフラット系の速いショットでクレー向きではなさそうですが今回の速めのこのサーフェスではそれがどんぴしゃり、になっているようですね。とにかく打つボールが速くて、鋭くて、深い。大きなテイクバックから何気なく打ってるようでいつミスるか不安にさせられる感じなのですが、それがい~い感じで深くいいところに入ってくる。ピンチになってもサーブの力でなんなく切り抜ける。第2セットの攻防は見事でした。ゴンちゃんも徐々にリズムが戻ってきてサービスをうまくキープするようになって、流れがゴンにいきかけたけど、あそこでよくソダりんは我慢してしのいでいたと思います。

第3セットの中盤からは、ソダりんやや疲れてたんですかね。しきりに足を動かしていました。ソダりんにとってもこんな長く大会を戦うことはなかったでしょうから、精神的には充実していてもやはり体力はかなり負担がかかっているでしょう。だんだん、序盤に見られていたキレがなくなってきて、逆にスタミナ十分元気ばりばりのゴンちゃんがサービスも楽にキープし、リターンでも徐々にソダりんを追い詰めていく。気が付くとゴンちゃんがセット2-2に追いついてました。ゴンちゃんのサーブは後半にかけてどんどんよくなっていってましたね。

あぁ…さすがのソダりんにもやはり暗黒面の魔の手が…ファイナル1-4になったときは、そう思ってしまいました。だがしかし。あそこからなぜかソダリンがまた最初の勢いを取り戻してきました。ウィナーを連発、とくに、第7ゲームだったかなー。2本の連続リターンエース、あれは圧巻でしたねー。しびれた…ソダりん超かっこよかったよ…。
4-4で迎えた第9ゲームは、勝負の分かれ目となりました。デュースが続いて、どっちが先に5ゲーム目をとるのか。微妙な判定も続いてさらに緊迫した雰囲気となりました。今回は微妙な判定がことごとくソダりんに行っていてゴンちゃんやや不運でしたね。そういうこともあって精神的にちょっといらついてしまった。でもそれにしても、最後のソダりんのあのリターンも、実にすばらしいものでした。

最後のゲームはソダりんやや苦しそうでしたが、マッチポイント1回目(だったっけ)で無事に決めてくれました。勝った瞬間コートにうずくまるソダりん…苦しい試合を、よく切り抜けました。すばらしい!もうすばらしいって何回書いたかな。メンタルを最後まで崩さず、クールに戦う姿にはしびれたなあ~。一方のゴンちゃんも、劣勢からあきらめずのがんばり、追い上げは見事でした。最後はほんのちょっとの差で敗れてしまいましたが、今大会マレー君を破った力をここでも十分みせてくれたと、思います。




(2)Roger Federer 3-6 7-6(2) 2-6 6-1 6-4 (5)Juan Martin Del Potro

こちらもすごい試合になりました!今日はもうおなかいっぱい…。
ロジェ君がまたもや厳しい試合を乗り切って、ついに、ついに、生涯グランドスラム達成まであと1勝!に迫りました。あ、主審モリナさんだ。好きな主審のお一人です。

立ち上がりはロジェ君のほうが調子よさそうでしたね。サービスゲームをさくさくキープして、リターンゲームもリズムをつかんでて、これはいつものようにストレートでいくかな…と思った矢先。
こういう展開ってのはよくありますね。さくさくキープできててリターンゲームもいいとこまでいっててなかなかブレイクできないことが続くと、突然自分のサーブをやぶられちゃう。デルポトロが序盤よくしのいだ、というのもあるかと思います。第5ゲームで勝ちあるブレイクをあげ、第9ゲームもブレイクをしちゃって第1セットはそのままデルポゲット。

第2セットもお互い苦しいサービスゲームが続いていましたね。どっちが先に均衡を破るのだろうとはらはらしてみてました。ラリー戦もデルポがしっかり打つ、ロジェ君もしっかり切り返す。結局タイブレになって、あの最初のポイント…あそこがすべてだったような気します。ロジェ君のボールが、ほんとうに深かった…。デルポトロは勝負どころでミスが出てしまいましたね。いままであんないい感じで打ち合っていたのに、こういうところで、ポイントがとれない。ロジェ君の圧勝でした。

前にも書いたけどロジェ君のウェアはとっても素敵ですねー。あの配色が実によい。どぎつくない青色のウェアが、彼のスマートなイメージによく合ってます。派手すぎず、地味すぎず。そうとう高いんだろうな…。でももっと素敵なのはやはりそのプレーでした。美しいテニス、と繰り返し言われますが、実際みると本当に美しい。動きに無駄がなくて、すごくがんばってるはずだけど、いかにもがんばってます感がなく、見ていて気持ちよいです。体格も、筋肉もりもりでもなく、やせっぽちでもなく、ふつうな感じ(いや内面の筋肉は相当すごいんでしょうが)。だから怪我も少ないんでしょうね。

セットとりかえして意気揚々のはずだったロジェ君ですが、第3セットはまたもやデルポに流れが。いきなり最初にブレイクしちゃいました。パッシングショットがすごかったなああ。デルポトロのサービスゲームでもロジェ君結構苦しめてたけど結局ブレイクはできず、逆にさらにブレイクされてとられてしまいました。あのボレーの練習みたいなやりとりのところは、なんだかおもしろかった。

これでハース戦に続く2セットダウン。しかしここからが前王者の真骨頂。追い込まれたときに真価を見せる、というのはトップ選手の定石ですが。第4セットは意外な展開になりましたね。ロジェ君序盤やや苦しんで、第2ゲームでもブレイクできそうでできなくて、なんかやばい雰囲気がただよってきたところでした…が!第4ゲーム、ついについについにロジェ君がデルポをブレイクしました。デルポは決して悪くなかったんだけど、微妙な勝負のあやが、でた感じでしたね。あのドロップは神でした。そこからフェデラー号が一気に電車道。

そして勝負のファイナルセット。流れをつかんだロジェ君がまずブレイク成功して、その後もますますプレーが上がっていく。さすがでした。スーパープレーがいくつもいくつもありました。ちょっと前はあんなに押されてたのに…。んでこのままいくかなーと思ったらまた…デルポがブレイクバック!ひゃああ。さっきの第1試合のソダりんの逆転が頭をよぎる…しかしロジェ君の底力がそれを許しませんでした。さらにブレイクに成功し、苦しかった戦いに勝利で終止符を打ちました。こういうところが、多くの人の心を、ひきつけるのでしょう。いやーまいった。
「ちょっとラッキーだったかな。でもがんばったよ。」。
がんばってる感がない、とさっき書いたけど、それは打ち方とかのことであって、この試合、ロジェ君本当に、がんばってたのが伝わりました。勝利、優勝への執念を、ひしひしと、感じました。

デルポトロは今までとは見違えるようなすばらしいフェデラーへの挑戦を見せてくれました。勝っちゃうんじゃないかとさえ、思えましたよね。最後も懸命に踏ん張りました。でも、あと一歩、フェデラーを破るとこまでは、いかなかった。でも、少しずつ、近づいては、いますよね。デルポトロがグランドスラム決勝を戦う日も、そんなに遠くはない、そんな風に思えました。

ということで、決勝はソダーリングVSフェデラー。楽しみだなあ~。どんなことになるんだろ。。ソダりんが今までみたいにサイア人のままでいられるかどうか、てとこでしょうか。決勝は、今までとは全く違う。雰囲気がもう、見てるこっちにも全然違うのがわかる。未知の領域に踏み込むソダりんが、今までのようにいけるのか。それともキンチョーしちゃってふにゃふにゃ化してしまうのか。。。ロジェ君としても、最高のプレーをしないと、きびしいかも。2人とも体力的にはちょっときてる感じだから、消耗戦みたいになるかもしれませんね。

数々の難関を乗り越え、ついに大記録まであと一歩と迫ったロジェ君への盛り上がりはもう最高潮に達してます。…ソダりん孤立無援の悪寒…私は応援してるよ!と言いたいところなんですが…。ロジェ君は今まであんなにがんばってきて、負け続けてきた。決勝で何度も敗れ、去年なんかあんなぼろ負けして、もうだめぽモードだった今年、神様がくれたこのチャンス。こんなおいしいチャンスを獲れなかったら…泣くに泣けないよこんな話。
なのでここはロジェ君に生涯GSを決めてもらいたいところだけど、もちろんソダりんが勝ったらそれもうれしい。ひとついえるのは、すごく久し振りに(6年ぶりか)、楽な気持ちで全仏決勝をみられるということです(^^)。ロジャーファンの心境はすごいことになってるんでしょうね…心中お察しします。がんばってくださいね~。私も応援してます。


今日の一曲
Gymnopedies No.1/Eric Satie

クラシックの世界でもフランスはすばらしい作曲家をたくさん生んでいます。ドビュッシー、サンサーンス、ラヴェル…そして、エリック・サティ。サティは音楽界の異端児という表現がよくなされますが、たしかにサティの音楽は独特で、クラシックの枠にはまりきらないところがある。だから、ポピューな人気も高い。その中でも、このジムノペディは、もっとも有名といってもいいかもしれません。ひとつひとつの音が、深く、しみこんできて、疲れた心を癒してくれる。熱狂した今日のローランギャロスの興奮を、静かにクールダウンさせてくれる。そんな曲です。
You Tubeにいろんな動画が上がっていましたが、これが一番映像がはかなげで美しかったので、選んでみました。音はやや小さめです。

ジムノペディ、という言葉にはいろいろな意味があるようですが、そのひとつとして、古代スパルタの戦没した兵士を悼む踊り、という意味も含まれます。今日で男女準決勝も終了し、残りは決勝のみとなりました。この曲を聴きながら、赤土で戦いに敗れ、去っていった数々の選手たちに、思いを馳せる今日このごろです。



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コメント
この記事へのコメント
いよいよ決勝ー
> ゆたさん

サンプラスもマッケンローもエドバーグも、全仏だけはとれませんでしたものね。んでレンドルはウィンブルドンがどうしてもとれなかった…そういう切なさは胸を打つものがありますよねたしかに。それだけに、アガシの偉大さがより大きなものになっているんでしょう。
今回はアガシも来ていることだし、10年ぶりにその偉業が達成されるのを、そろそろ見たい、という気もします。ソダーリングはあんまり観客とか気にしなさそうだからそのへんは大丈夫かと。ただGS決勝という特殊な舞台が彼にどう働くか、というとこでしょうか。サイア人からスーパーサイア人にまたパワーアップしてがんばってくれることを期待します。
2009/06/06(土) 14:09:41 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
ソダーリンもがんばれ!
さっちさん、おはようございます!
2試合とも見応えのある試合で、フルセット。決勝に向かってどちらも互角な条件。
ソダーリン、私もちょっと応援です。別にアンチフェデラーじゃないし、彼の悲願もわかってるけど、あんまり何もかも揃っちゃうのは・・・。いつか年月がたって人生を振り返る姿を思うと、偉業の中に何かかけるものがものを思う方が、人間の風情として好み。単に好みなんですけど。
フェデラーが優勝するにしても、緊張で自滅のソダーリン相手じゃありませんように!
2009/06/06(土) 09:11:20 | URL | ゆた #-[ 編集]
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