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雨を制するものが試合を制す
2009年09月13日 (日) | 編集 |
(3)Rafael Nadal 7-6(4) 7-6(2) 6-0 (11)Fernando Gonzalez

ようやく、やっと、この試合が終わりました。ナダルくんはほんと雨男だよなあ。こういうのが多いよなあ。ウィンブルドンといい去年の全米といい…。

試合が始まったのは、木曜日の夜でした。夜になってお天気が怪しくなってきて、雨が予想されたなかで開始されました。2人ともミスとウィナーが入り混じるような展開でなかなか両者ともにペースをつかみづらい感じでした。ゴンちゃんはさすがにフォアではいいショットを見せるけど、ナダルくんによる執拗なバック攻めに苦しむ。一方のナダル君は、ストロークの安定感はさすがでしたがゴンちゃんのサーブもよくなかなかブレイクできない。

第1セットのタイブレークをとったところでナダルくんがまたおなかの治療タイムをとりました。うーんやはりなかなか難しいみたいですねー。打つときには腹筋に力を入れるのは当然だし、手や足とは違うつらさがあるでしょうね…。第2セットも第1セットと同様な展開だったかな。もう3日も前だからあんまり覚えとらん。

そして第2セットのタイブレーク3-2のところで、雨がひどくなりそのまま試合中断となってしまいました。金曜日も一日雨で試合なし。これがナダルくんにとって腹筋を休めるいい休養になったみたいですね。ようやく再開された土曜日のデイセッションでは、立ち上がりからゴンちゃんのミスにも助けられその後1ポイントもおとさずにタイブレークをとれました。

去年のこの時期より(腹筋の状態をのぞいて)フレッシュな気持ちで臨めていると話すナダルくん。
「フィジカルコンディションは明日を待たないとわからないけど、精神的には、去年はずっと疲れ果ててしまっていた」。
だいたい毎年のパターンとしてクレー、芝と猛烈に働いてハードコートで消耗するという感じでしたが、今年はウィンブルドンの時期に休養がとれたことで、気持ちには余裕があるようですね。

一方のゴンちゃんは、2つのタイブレを落としてしまったことですっかり落ち込んでしまいました。
「第3セット最初にブレイクされて、もう1ブレイクされた。そのあとはとてもタフだった。彼が僕のバックサイドに高いボールをたくさん打ってきたからね」。
執拗なバック攻めは対ゴンでは誰もがやる作戦だと思います。わかっていても、やはり難しかった。第3セットの最初のブレイクでは、2つもダブルフォルトをしてしまいついにラケット壊してしまう場面もありました。雨、試合の流れ、いろんなものにフラストレーションがたまってしまいました。

しかしゴンちゃんはこれで全仏に続くベスト8、すばらしい成績だと思います。29才でおじちゃん軍団入り目前のゴンちゃん。30才になってもそのハッスルぶりをたくさんみせてくださいね。


というわけで。ようやく男子ベスト4が決まりました。はぁ~長かった。

ボトムハーフということで最初に行われるデルポVSナダル戦。過去のデータや状況の多くがデルポ有利を示しているし、実際デルポトロの勝利を予想している人もけっこう多そうだ。たしかに普通にやればデルポトロは十分勝てる力があると思う。しかしデルポトロにとっては、次の準決勝を勝ち抜くためには乗り越えなければならない大きな壁がある。それを越えられるかどうか。これは、決勝をめざすデルポに最後に与えられた大きな試練、テストなのだと思う。ナダルくんの勝負強さ、粘り強さは誰もが知っている。実際それで全豪やウィンブルドンを勝ってきた。大舞台ですばらしいことを成し遂げてきた。その偉大なラファに、ここで勝てるか。その目に見えない大きな壁を乗り越えられなければ、フェデラーやジョコビッチとは決して戦えない。消え去るのみ。鍵になるのはデルポトロのメンタル、それだけではないでしょうか。

一方のナダルくんは、ここまできたらいつも通り自分のプレーをするだけだと思うし、少なくとも去年と同じ位置にはこれたし、2位にも返り咲けたし、準決勝の大舞台の経験は申し分ない。ナダルくんのほうがプレッシャーを感じずにプレーできるのではないでしょうか。

そして、フェデラーVSジョコビッチ!大一番になりましたね!実力者2人がしっかり勝ちあがってきた。両者とも苦戦する場面もありましたが、調子はよさそうですね。
どうしてもシンシナティの印象が強いのでロジェ君が強いのかなあとつい思っちゃいそうだけど、ジョコは今までは挑戦を受ける立場だったけど今回は自分が挑むわけだから、思い切り向かっていけますよね。そういうときはいいプレーができるものだと思う。ジョコがあまり気負いすぎずにいけば、いい試合になると思う。

ただしやっぱロジェ君のグランドスラムでの強さは格別だからなあ…5連覇ってのがどんだけすごいのか、想像してもなかなかわかりづらいけど、やっぱ総合力で一番強いのはやっぱり王者フェデラーなのではないかと思います。ジョコとしては、去年の全豪みたいに、とにかくいいサーブを入れて、ブレイクされずにしっかりついていかなきゃ、て感じのように思われます。ショットの力ではジョコは負けてなさそうけど展開力やラリーの組み立てではやはりロジェ君に分がありそうだから、ジョコはしっかりいいショットを入れて大事なポイントでミスしないように、…結局全部よくなくちゃだめってことか…。もつれる展開になって長い試合にもちこめば、ジョコにも勝機はあると思います。


続いては女子準決勝。

Kim Clijsters 6-4 7-5 (2)Serena Williams

キムとセレナの大一番、金曜日に肩透かしを食って待って待って待たされました。そしてようやく実現しました。両者の気持ちとショットがぶつかりあった、すばらしい試合になりました!…最後を除けば…。

立ち上がりからストロークでペースをつかんでいったのはキムのほうでしたね。ベースライン深くボールを返し、攻めるところは鋭角のショットもするどくきまり、セレナの厳しいボールにもスライスなどで懸命に守る。ラリー戦はことごとくキムのほうが上回っていました。セレナも得意のサーブ力でなんとかブレイクをしのいでいましたが、どうもショット、とくにフォアハンドでミスが多くでてしまう。それは、キムのショットに威力があったのと、やはり姉を破って勝ち進んできたキム・クライシュテルスという存在そのものにおされていたのだと思います。

そして第6ゲームでついにキムが先にブレイク成功!しかしセレナもそのあとすぐにブレイクバック!両者とも譲らない展開でした。こういう場合ブレイクバックしたほうが勢いに乗っちゃうことはよくあるけど、キムはそのあと冷静に立て直してキープしましたね。あそこが第1セットのポイントだったかなと思います。
そしてストロークで優位に展開するキムが、ついに第10ゲームで二度目のブレイク、そして第1セット先取!セレナはバックのミスショットでセットを落としたことで、思わずラケットをコートに叩きつけて壊してしまいました。これがあとで大きなことになっちゃうわけなんだけど。

ブレイクでセットをとれたということで、またしてもキムのサービスからスタート。このへんの展開もキムに流れがきていたように思いましたが、そこでセレナがいきなりブレイクスタート!ありゃりゃ。さすがにセレナ、劣勢になって闘争心に火がついたごとくここから巻き返せるか?しかしキムがまたしてもブレイクバック。第5ゲームでセレナがブレイクすればまたキムが次のゲームでブレイクバック。このようにすぐに追いつけたのも、キムがストロークでセレナを大きくリードしていて流れをつかんでいたからではないでしょうか。セレナは後半なかなか1stサーブが入りませんでした。

「キムはとてもいいプレーぶりだったわ。彼女は大きなプランをもって試合に臨んでいたんじゃないかしら」。あとの会見でセレナはこう感想をもらしていました。

セレナにも一時は逆転のチャンスがあった。第8ゲームで、キムが0-40とブレイクチャンスを握るも、そこからセレナのエースを含む追い上げでついにキープ成功。一気に流れを引き寄せたかと思いましたが、キムはそのあとのサーブゲーム磐石でした。今日のキムは本当に要所で締めていました。

そして第12ゲーム、後サーブのセレナが5-6だから当然プレッシャーのかかる場面。しかもラリー戦ではことごとく攻められている。そして15-30とさらに苦しくなってくる。そして次も1stサーブが入らない。そして打った2ndサーブ…これがセレナの今年のグランドスラム最後のショットになろうとは…。

そこでフットフォルトをとられてしまいまさかの15-40、マッチポイント。ふつうのフォルトでなくフットフォルトだったというのがなんともいえない。セレナがこれに激怒して線審に何か激しい口調で叫びました。そのあと主審が線審を呼びつけてなんと言ったのか確認し、続いて正装した大会関係者らしき人が出てくる…ただならぬ雰囲気に選手も会場も戸惑っていました。

セレナが暴言を吐いたということで警告をとられ、そしてさっきのラケット破壊の警告と合わせて1ポイントペナルティー、そして15-40だったからキムのゲーム、試合終了…。こんな最悪のシナリオとなってしまうとは。事実は小説より奇なりという言葉は本当だった…。

セレナ自身はラインをはみ出したことは自分でもわかってるようですね。
「間違いなくフットフォルトしてしまったと思うわ。線審の彼女がそうコールしたのなら、それを見てたはずだろうし。別に彼女の仕事ぶりを責める気はなかったのよ」。

あんな場面でとられたことでついカッとなってしまったということなのでしょうね。あのタイミングでのフットフォルトはタイミングが悪すぎた。セレナにとってもやや不運ではあったとは思います。しかし、間違いを犯してしまった事実は変えられません。

もっと不運なのは勝ったキムのほうでした。せっかく決勝進出できたのに、どう喜んでいいものやら。勝利の瞬間のあの歓喜の瞬間を味わえなかったのは、本当に不運です。
「とてもいいプレーができていたから、ああいう形で終わることになってしまったのは不運なことだわ。私はマッチポイントを勝ちとろうと集中していたから、何が起こったのか混乱していた。」

しかしいずれにしても、キムが決勝進出を決めたことは事実ですし、勝利に値するすばらしいプレーをみせていたのは確かです。それがセレナの心と体のリズムを狂わせた。キムの完勝だったと、思います。

(9)Caroline Wozniacki 6-3 6-3 Yanina Wickmayer

ウォズニアッキがついに決勝進出を決めました!いやー大会中盤からこれはウォズニアッキくるなと思ってましたが。ドローのラッキーさがあったのは確かですが、しかしそこをちゃんと勝ちあがってくるというのは、すばらしい。

トップ10のウォズニアッキに対して、これまでグランドスラム2回戦を突破したことのなかった50位のウィックマイヤー、同じ19才とはいえキャリアではだいぶ差のある人の対戦でしたが、アグレッシブに攻めていったのはやはりウィックマイヤーのほうでした。プレースタイルからそれは十分予測されていたことでした。しかしウォズニアッキがよく守りましたね。試合はあまり見ていませんが、ウィックマイヤーの怒涛の攻めを必死でしのいでいたように思う。コートカバーリングの良さと粘りが実を結びました。

第1セットは9つのゲームのうちブレイクゲームが6と荒れた展開になったようでしたが、ウィックマイヤーがせめてウォズニアッキが守るという長いラリーがたくさんあったようですね。しかし長いラリーになるとやはりエラーが少なく安定感のあるウォズニアッキに一日の長がある。先にブレイクアップを決めてそのままセットもとりました。

第2セットは先にブレイクしたのはウィックマイヤーのほうでしたが、その次のゲームですぐにウォズニアッキがブレイクバック。デュースが続く長いゲームになりましたがここをウォズニアッキがとりかえしたことで、試合の流れをまた一気に引き戻しました。

ウィックマイヤーは9歳のとき病気でお母さんを亡くし、お父さんが私財をすべてつぎこんで娘をアメリカにテニス留学させ、今日に至ります。その当時は本当に辛いことがたくさんあったと思いましたが、この大会での活躍で、それが報われました。キムのウェブサイトでこのウィックマイヤーとキムとコーチなどが楽しくゲームをしてる動画がありましたね。ベルギー同士仲がよいみたいで、先輩と戦うことは今回できなかったけど、エナンキムの次の担う若手として頼もしい存在ですね。19才とは見えない大人びた風貌にびっくりしました。

そしてウォズニアッキ。勝利の瞬間は、「信じられない」という感じで感極まっていましたね~。ついにこれで初のグランドスラム決勝。女子は今年のGS決勝はぜんぶ経験者だったから、これは本当にフレッシュなファイナリスト誕生ですね~男子のソダりんに続く初GS決勝です。決勝はキム戦ということで戦況は厳しいでしょうが…キムはウィックマイヤーより数段攻めが鋭く厳しい。それを守り抜くのはかなり大変でしょうが、ウォズニアッキもぜひ守るだけじゃなく攻めてキムをぜひ苦しめていい試合をしてほしいです。ところでウォズニアッキてなんとなくとEE JUMPのソニンにちょっとだけ顔が似てるような気がする…(こんな締めでいいのか)。



今日の一曲
I made it through the rain/Barry Manilow

コパカバ~ナ♪でおなじみのマニロウおじちゃんです。この曲はそのコパカバーナの2年後くらいに出た作品のようですね。ちなみにコパカバーナって明るい曲だけど歌詞が恐ろしい。

最近すっかり雨づいてしまったニューヨーク。本来ならば金曜日に行われるはずだったこの3試合は土曜日にまるまる順延となり、女子決勝は雨で夜9時まで待たされました。ナダルくんとゴンちゃんの試合は3日かかりました。ロジェ君やジョコまる3日試合がありませんでした。天候というのはいかんともしがたい…だからこそ、この天気が勝負の重要な鍵となることがあり、そこがまた筋書きのないドラマ…て見てるほうは気楽にいろいろ書いてるけど実際選手たちは相当大変でしょうね…おつかれさまです…。





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コメント
この記事へのコメント
Re: 雨を制するものが試合を制す
>tubupさん

こんにちは!最後があんなことになるなんて、やはりセレナ…また新たな伝説作っちゃいましたね。セレナの気の強さが裏目に出てしまった感じで残念です。しかしそれ以上にキムのプレーはすばらしかったです!決勝も好調を維持して充実したいいプレーを見せて欲しいなあと思います。
2009/09/14(月) 07:59:42 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
Re: 雨を制するものが試合を制す
こんばんは。キムセレナの試合、すごい終わり方だったんですね~(twitterの方ではありがとうございました)。さっちさんの「ダークサイドを見つめて」を読んでたので、セレナにもがんばってほしいな~と思っていたのですが~。YouTubeで問題のシーンをみましたが、ヴィーナスの心配そうな顔が印象的でした。ほんとセレナの生き方はハラハラしますね…。
2009/09/14(月) 00:44:16 | URL | tubup #-[ 編集]
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