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クレイジーな王者
2010年02月01日 (月) | 編集 |
(1)Roger Federer 6-3 6-4 7-6(11) (5)Andy Murray

ロジャーフェデラー、ロジェ君が優勝!グランドスラム16回目の、そして子供が生まれて父親になって初めてのグランドスラム優勝をこの全豪で飾りました。おめでとう!!そしてマレーくん、…超残念、よくがんばった、お疲れ様!
ロジェ君強かったですね。立ち上がりはややストロークでマレーくんがおしていたかなという感じに見えたのですが、ロジェ君が見事に試合の流れを引き寄せました。

サーブは2人ともすごい絶好調!ていう感じではなかったけど、ロジェ君のほうがここぞというときにいいサーブでエースやフリーポイントをとれていましたね。マレーくんのほうはそれがいまひとつできなかった。試合の後半は結構いいサーブでポイントとれていたけども。ストロークでは強い球で攻めたり持ち前の堅い守りを発揮して王者にミスをさせたり、攻められても見事な逆襲カウンターがあったりしてややロジェ君が攻めきれないでいるかなという感じにもみえましたが。

しかし今日のロジェ君は、バックハンドがとても好調だったように思いました。とくにストレートのきれいな、というか美しいウィナーが光りました。マレーくんはサーブがいまひとつでキープに苦しむ中でするするっとポイントを奪われてブレイクされてしまいました。セットの中盤でああいうブレイクができる王者はさすがだなあ。試合の流れやポイントをおさえているというか…序盤にはフェデラーブレイク、そしてマレーが即ブレバ、という場面もありましたが、結局王者の2つめのブレイクが決め手になりましたね。

2セット目になるとなんだかロジェ君のエンジンがさらにギアが上がって前のツォンガ戦ほどではないとはいえ見事な組み立てでしたね。マレーくんが悪かったとは思わないけど、第1セット前半のような、王者の展開を封じ込めるストローク戦ができず、逆に先手を取られて攻められてしまいました。そしてロジェ君はサーブも好調でなかなかブレイクのチャンスもなくマレーくんのサービスゲームがさらに負担が重くなる…そんなこんなでロジェ君の2セットアップ、こうなるといつもの流れで王者がこのまま…と思いきや。

第3セットは盛り上がりましたね!マレーくんが中盤で先にブレイク成功!ロジェ君はあのゲーム以外はサーブがとてもよく比較的いい形でキープしていただけに、マレーくんはワンチャンスを生かしてよくブレイクしたなと思いました。あのゲームはサーブもだけどボレーミスなども重なった。やはりああいいゲームが1回はくるものだね。これでマレーくんが優位に立ったと思いきや、サービス・フォー・ザ・セットで…ブレイクバックされた…(涙)。しかし3セット目はマレーくんもサーブが復調し、ショットでもロジェ君に打ち勝つ場面も数多くみられ、内容では五分の展開に回復していました。

そしてタイブレークはさらに盛り上がりました!またもやマレーくんが先にミニブレイク、王者が追いつく、そしてマレーくんが先に6-5になってセットポイントだったのかな。しかしそこはロジェ君がきっちりサービスで2本とって、そこからはセットポイントとマッチポイントが交互にくる展開。それが11-11まで続きました。マレーくんはしかし、セットをとれるチャンスがいくつもあったよなあ。ラリーでいい形になったのに、攻めのボールミスっちゃったり、…。そして終盤になるとやや足に違和感のあったマレーくん、しきりに足やおしりのあたりを痛そうに押さえていましたね。心も体も限界にきてしまっていたのかなあ。そしてついにタイブレーク13-11で、力尽きました。

「全米決勝のときより競った試合ができた。最初にチャンスがあったし。最後のほうにもね。」
セットポイントなど、重要なところでいいサーブやいいショットが打てなかった。やはりいつもそれに尽きるのだなあ。
「そんなに必要以上にがっかりはしないさ。いいツアー生活が送れていると思うし、これからもまだ長いツアー生活が続いていく。グランドスラムを勝つチャンスはまた来るだろうし、そうであることを願うよ」。

本人以上にイギリスのファンやメディアの落ち込みが目に浮かぶようです…。でもま、やっぱ一番辛いのは本人だよね。ボロ負けではなくチャンスがあったし内容もよかっただけに、余計にね。両者ともが一生懸命やってるのだからメンタルの差っていう単純なものではないだろうし、勝負にはいろんな要素もある。やっぱ今日は王者のショット、プレーがとてもよかった。表彰式では悔しさのあまり感極まってしまう場面もありましたね。さすがに去年のような号泣の場面はなかったけど…。なんかサフィーナやデメに被るなあ。グランドスラムに手が届きそうで届かない…でも、キムもモレスモも獲れたし、男子ではイバニセビッチもあんだけサンプラスに負け続けて最後は獲れたし、マレーくんもいつか必ずグランドスラムを獲れる日がくると、いいなと思います。


一方、今回は自分のベストのテニスができたと語る王者のロジェ君です。
「今日はとてもボールがうまく打てていたよ。最初からそれを感じてた。緊迫感のある激しい試合になると思っていたし、攻撃的であると同時に我慢強くできたことがよかった。マレー相手にはそれが必要だからね」。

マレーくんとの差は、正しいときに正しいショットを打つ。やはりそこの差だったのかなあ。
「それをするためには本当にがむしゃらに懸命にやらなければならなかった。マッチポイントでドロップショットを打つのも、クレイジーにならないとできないことさ。
でも僕は自分の手がそれを持ってるといつもわかってる。問題は、心と足がそれを持っているかということ。だから本当に一生懸命やっている。今はすばらしい新しい世代の選手たちが追い上げてきている。この5年間でテニスの内容もすごく変わってきた」。
「昔は皆サーブがよくて、でも弱点もあって攻めどころがある。でも今はそうじゃない。それはマレーのような選手のおかげだよ。彼らが僕をよりいいプレーヤーにしてくれている。今日の試合は僕の長いツアー生活の中でも、ひょっとしたらキャリア全体でも、もっともすばらしいプレーのひとつだと言えるだろうしね。」。

この試合ではたびたびドロップショットを意図的に打っていましたね。ロジェ君てこんなにドロップショットする人だったっけとちょっとびっくりしたものでした。一度マッチポイントでそれをやってマレーくんに逆襲されて勝利を逃したときは相当あわてたみたいですが(笑)、そのあとすぐに勝てて、「Oh, my God, this is it」とマイケルみたいなことを言ってました。王者でも試合中はそういうジェットコースターみたいにいろんな感情が渦巻いていて、その中であんなすばらしいプレーができる。それはある意味クレイジーな状態にならなければできないことかもしれませんね。ていうかロジェ君の存在自体がすでにクレイジーです。

ましかしとにもかくにも、これで昨年の悔しさも晴らせたし、いいスタートがきれて、ほっとしているでしょうね。今年はこれでまた年間グランドスラムへの道がつながった。まあそれは相当大変なものだし本人はあまり考えてないと会見では言っていましたが。私は基本的にはナダルファンなのでさすがにそれは応援しませんが(笑)、もし達成されれば、それはそれですばらしいことではないですか。王者のその偉大な記録への挑戦と、それを阻止すべく立ち上がる若者(同世代やおじちゃん軍団も含む)の対抗もまた、今年のツアーの見所のひとつといえると思います。

今日の1曲
I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight/U2

U2 - I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight from David OReilly on Vimeo.

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コメント
この記事へのコメント
>rymonさん

初めまして!コメントありがとうございます。こちらこそ長々と読みづらい記事になってしまいいつもすいません。これからもよろしくお願いいたします。

マレーファンにとっては辛い決勝戦になってしまいましたね。序盤はよかったと思うんですが…マレーに攻めさせないフェデラーの見事な組み立てと強さでしたね。フェデラー自身昨年全米のときに比べるとシーズン始めで体も心もフレッシュな状態だったのがマレーくんにはやや不運だったかも…。

しかし3セット目はハラハラドキドキ、すばらしい緊迫した展開になりテニスの醍醐味を見せてくれました。3セット目は本当に惜しかった…。しかし決勝までの戦い、とくにナダル戦はすばらしい内容だったし、今は辛いだろうけどポジティブにこれからもがんばっていってほしいなと思います。

ナダルくんはこれから大事なクレーシーズンも控えているし心配は尽きませんが、今はとにかく5セットマッチを戦いぬく体作りをして万全の状態になってもらって、王者包囲網のリーダー的存在になってもらいたいところです(笑)。

2010/02/01(月) 21:38:54 | URL | さっち #jQoqE9no[ 編集]
初めてコメントします。
マレーファンなのでとっても残念な内容でした…

緊張か疲労か…フェデラーのボールの良さにリスクのあるショットの選択ができなかったのか…ほとんどクロスに返球するだけになっていては、フェデラーにとってはやり易かったでしょうね…バックハンドもどんどん良くなり…

私としては、フェデラーは完勝、格の違いを見せつけたなと思いました。マレーへの大人げないコメントがフェデラーから無くなるんじゃないかなっていうくらい、フェデラーには納得いく内容だったのではないでしょうかねぇ。

ナダルは残念でしたが、重大な事態まではなってないようなので、またすぐ戻ってくるでしょうね。今年もまた、王者と挑戦者達の図式が見えた全豪でしたねぇ。

コメント、だらだら長くなってすみません。読みやすくて、楽しく読ませていただきました。
2010/02/01(月) 13:31:04 | URL | rymon #JUGsyThY[ 編集]
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