2008年07月07日
●不思議な壁
〜
優勝おめでとう
〜マルカの一面
Rafael Nadal
久々にランキング更新です。
Road To Shanghai 2008
7月7日付
1位 Rafael Nadal 955p
ナダルくんウィンブルドン優勝おめでとう!!!!!
すばらしい、本当に感動した試合でした。あまりにすごすぎておなかいっぱい…何を書いたらいいのかわからない…というか極度の睡眠不足で頭が働かない…。でも本当に、勝ててよかった…しかし負けたロジェ君の気持ちを思うと胸が痛い…でもやっぱうれしい…複雑な心境です。。最初2セットとてもよい感じで先取できて、3セット目もマッチポイントがあって、これで決まりかと思いきや…そんな世の中甘くはなかった…ロジェ君が真価を発揮して、そこから逆転されて、さらに4セット目もタイブレ大逆転されてファイナルセットも7-7。いい動きとショットで王者を苦しめているのに、なかなか勝ちきれない…あぁやっぱりだめなのか…一時は見るのが本当に辛かったです。本人が一番辛かったでしょう。そこをよく耐えて、耐え抜いてくれたと思います。リードしていて追い上げられるときの特有の恐さというのが本当に感じられました。しかもその相手が芝のフェデラーだもの。。。これ以上恐い相手はいません。
2セット先にとれたのがよかったのかもしれませんね。これが1セットオール、とかだったらなかなか芝生では気持ちで優位に立てない分実績十分のロジェ君に先手をとられていたかもしれません。といってもファイナル7-7までいったのだしどっちが勝ってもちっともおかしくなかったのだけど…しょせん結果論かもしれませんが。
ローランギャロスも感動したけども、この芝で、ナダル君が優勝カップを持つ日がくるなんてなあ…もちろんそうなることを信じて応援してきたけども、こうやって現実になるとなんかまだ信じられない感じです。土以外ではなかなかうまくいかないことも多かったけど、でもこの数年年芝で努力してきたのがついに実りました。去年の決勝でのつらい敗戦の経験を糧に、今日の王者の追い上げを交わして、ついに芝で勝ちきることができた。これからのキャリアにおいて、重要な一勝になると思います。
試合中はひざに不安があるようでしたが、大丈夫なのかな。それがちと心配です。2005年のときのようなことにならないように、ここでしっかり休養して、また夏のハードコートシーズン元気な姿を見せてほしいです。本当におめでとう!おつかれ〜!
2位 Roger Federer 685p
ロジェ君もがんばりました!3、4セット奪い返したのは見事だった…マッチポイントもありながら…5連覇中の王者がストレートで負けるわけにはいかないという、気迫と根性を感じました。この決勝を歴史的試合にしたのは、間違いなくロジェ君のすばらしさがあったからだと思います。本当に接戦で、ブレイクポイントもいっぱいあって、勝つチャンスはいくらでもあった。しかし、先行逃げ切り型のロジェ君が2セットダウンというのは、いつものパターンでないだけにちょっと厳しかったのかなとも思う。それだけナダル君のストローク、球の強さがすごかったということなんだろうけども。でも後半は、追い詰められて開き直ったかのような力の抜けたすばらしい王者らしいプレーで、さすがNo.1でした。
しかし、2セットダウンから追いついた後さらに追い抜く、というのは本当に難しいことなんだと思いました。もちろん2セットダウンからの大逆転は今大会何度か見られたし、そうなる可能性もたくさんあったんだけども。最後はやや疲れでポイントを失ってしまっていたようにも思えました。
勝負の世界は厳しいと本当に思います。2人ともが同じくらいがんばってて同じくらい強くて、全く5分5分の試合でも、勝者になれるのはただ一人。どんな形でも、決着をつけなければいけない。どちらかが敗者になるのは本当に残念なこと。でも敗者がいるからこそ、勝者が生まれる。その残酷さの上に成り立つ優勝という栄冠に向かって、こんなに全力を振り絞ることから、こんなにすばらしいドラマが生まれるのでしょう。こういうとき、やっぱグランドスラムのファイナルセットはタイブレじゃなくこういう2ゲーム連取、という形がいいのではなかろうかと思いますが。今回は残念ながら敗者になってしまったけども、間違いなくロジェ君はナダルくんと同じくらいすばらしかったと思うし、形の上では勝者は1人だけども、ロジェ君もみんなの心のチャンピオンであると、思います。
しかし…試合が終わったのが、5時すぎ…結局完徹(- -)…いつぞやのローマの決勝戦を思い出すなあ。あのときも超接戦で、5時間越える試合でやっとこさ紙一重でナダル君が勝ったのが朝6時すぎで完徹で月曜へろへろだったっけ…今日もへろへろでした。しかし土はともかく芝で5時間近くという試合はなかなかない。しかもGS決勝戦で…雨の中断もあったけども、4時間48分の熱戦でした。雨といえば、来年からはセンターコートに屋根がつくから、決勝戦が雨で中断、というのはこれが最後になりましたね。あのセンターコートでのスタッフのすばやいコートカバーかけはウィンブルドン名物だったんだけども、ちょっぴりさみしい気もします。
以下は続きで。
2008年06月30日
●戦う姿こそが美しい
美しきサフィンMarat Safin
ウィンブルドンは前半戦が終了。こうやってみると、やっぱり2週目入りっていうのは4回戦進出、ていう捉え方でよいのかな。今年は昨年とは大きく違って、晴れの日が多くて日程が順調にこなされているのが嬉しい。来週もいい天気でありますように。
1週目というのはトップ選手がぶなんに勝ちあがって静かにすぎることが多いもんだけども、今年はかなりの番狂わせが起きてますね。
女子
なんといっても、No.1のイバノビッチとNo.3のシャラポワの2回戦敗退、が衝撃でした。2人とも100位以下の選手にストレート負け…とくにマリアちゃんのほうは、芝は実績もあるし力を出してくるように思われたので、びっくりです。イバノビッチのほうは、全仏優勝のあとちょっといろんな意味で調子を取り戻せてないかな、というような感じもしたのでやや予想内、だったけども…。
全仏と、ウィンブルドンの間は、2週間しか空いてない。ここが、難しいところなんだと思う。全豪と全仏、あるいはウィンブルドンと全米くらい間が空いていたらもうちょっと違っていただろうけども。全仏優勝してその余韻が抜けきれないうちにウィンブルドンに入ってしまったというか。芝のシーズンは短い。その短い前哨戦で、どれだけ気持ちと体を立て直せるか。このあたりは、男子のNo.1なんかを見るとやはり格が違うという気がする。といってもまあイバノビッチはGS初優勝だったのだし、仕方ない部分もあるかも。これも経験ということなんでしょう。
マリアちゃんは、ウェアの話ばっかりで盛り上がってましたね。今回初めてパンツスタイルで臨んだのだけども、そのウェアもこれでお蔵入り?ちょっとプレー以外のことに注目されすぎたという気がする。たしかにウェアや外見もテニスの楽しい要素のひとつだけども、負けてしまってはなんにもならない。しかも相手選手が、「あの(シャラポワの)ウェアがキライだからがんばった」とかなんとか言ってるし(^^;)意味よくわからんが…美しい人はとかくいろいろ大変ですな。スポーツの本当の美しさは、衣装や容姿ではなく、戦っているその姿こそ、なのだ。
ひとむかし前、女子は前半戦、シード選手、特にトップ選手があまりにもさっくり勝ちあがりすぎてつまらない時期があった。だから1週目は男子ばっかり注目してた。でも、この1年くらい、状況が変わってきてます。1回戦からフルセットの熱戦があり、ストレートでも7-5や7-6といった競ったセットが多い。5-2でリードしていても追いついたり。そして今回のような番狂わせも度々おこるようになる。No.1もグランドスラムのたびに変わりそうな感じだし、女子はこの数年が過渡期で新たな時代が作られそうですね。
男子
男子はジョコビッチが台頭して、この1年のグランドスラムはトップ3を軸に展開されてきましたが、その一角が崩れました。サフィンがなんと2回戦でジョコにストレート勝ち!これは1週目一番の番狂わせになりました。全豪優勝して以来タイトルは遠ざかり、最近は全くといっていいほどいいところのなかったサフィンが、ここでやりました。私はこの試合見てなかったんですが、サフィンのよかったのもあるけどやはりジョコも悪かったよう。ジョン・ワーザイムさん曰く、「lazy」なプレーだったとか…これもトップ選手だけが味わう「洗礼」なんでしょうか。どんなすごい選手でも、こうやって負けてしまうときがある。大会前は強気な発言が目立っていたジョコですが、ここでまた成長してひとまわりたくましくなってハードコートシーズン戻ってきてほしいと思います。
そのサフィンと全豪で決勝を争ったレイトンも、がんばってますね!4回戦進出。しかし次の相手が…なんでこんないい感じのときに限って次VSフェデラーなんだよ…がく。もちろん結果は終わってみなければわからない。レイトンがんばれ!期待しています。一方アンディは残念でした。ローマで体を痛めてから、やや実戦不足だったのかな。クイーンズでもマレーくんが棄権してしまったのも、やや調子をつかめなかった一因だったかな。去年はガスケ君に大接戦で敗れたわけだけども、今回もティプサレビッチ相手にタイトな試合内容で競り負けてしまいました。ティプは去年もゴンちゃん相手にすばらしい金星を上げていましたね。ティプサレビッチは好きなので、応援しています。今日もがんばって!
そしてビョークマンがシングルス引退を発表しましたね。そして最後のウィンブルドンを終えました。サーブ&ボレーのスタイルを最後まで貫いて、ベテランらしいすばらしいいぶし銀の活躍を見せてくれました。おつかれさまでした。
今日からはいよいよ2週目突入!ここからの勝負が正念場です。ナダルくんもロジェ君も順調に勝ちあがっているけども、今日からはちょっと大変です。特にナダル君のほうは…んまあいや〜な相手がずらり…よくもまあここまで…という感じで…(- -)心配である…しかし、ナダルくんならきっとやりとげてくれると、信じていますよ!
そして女子は、ビッグシードが敗れて優勝争いはよくわからなくなってきましたね。セレナ&ビーナスが注目されていますが、私は新しいチャンピオンが誕生するような気がする。というかそれを望んでる。ヤンコビッチ、怪我してて心配だけども、ヤンコのGS初優勝を期待してます。
今日の1曲
Viva La Vida/Coldplayウィンブルドン期間中ということで、UKの人を。コールドプレイの新作です。がんがん流行ってますねー。ビルボードでも1位を獲りました(今週はもう下がってしまってるけど…)もうアメリカでもすっかり人気者ですね。コールドプレイは特にファンというわけでもなくアルバムも持ってないけど、やっぱりシングルとかこうやって聴くと、いいなあ〜、と思います。メロディーが心の琴線に触れるというか、染み入るというか…一度聴くととりこになってしまう。さすがです。iTunesのCMでも使われてますね。
今回の曲は、スペイン語がタイトルになってます。アルバムのジャケットもそんな感じ…というかこれってDragon Ashのやつと完全にかぶってるような…(^^)。
Viva La Vidaとは、「美しき生命」という意味らしい。優勝をきめて高々とカップを掲げる姿も、敗れて失意の中それを見上げる姿も、ひとつの栄光を目指して戦うその姿は、本当に美しい。サッカーのヨーロッパ選手権では、スペインが見事に40年ぶりくらいに優勝を決めました。全勝で栄冠にたどりついたスペインチームはすばらしく、強かった。さあ、次は君の番だよ。
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Marin Cilic(Pilot Pen Tennis, New Haven)

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